ジョーカーのレビュー・感想・評価
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何がいいのかさっぱり分かりません❗️
前評判が凄く良かったのでかなり期待して見ましたが、期待外れ!全く感情移入できず、はっきり言って退屈でした。どこがいいのか誰か教えて下さい。見終わっても何も残りません。時間の無駄でした。レビュー評価の異常な高さに何か作為を感じてしまうのは僕だけでしょうか❓
必要な社会風刺
決してこの人だけがJOKERになったわけではない。
共通意識が薄れ、共有意識が増えた昨今、共有されないものは淘汰されてしまう現代のLocal Societyが生み出した産物と言わざるを得ないJOKER。
彼も愛情があり、決してなりたくてなったわけではない。
病気のことをわかっていたのだから。
しかし、結果としてアーサーをJOKERに成り上がらせたのは他でもない幸せに暮らせていると思っている人類だ。ホモ・サピエンスという概念を自分の辞書から消し去ったかのように、また彼は不幸だったのだ、というかのように積み重なる負のスパイラル。
結果としてJOKERになった。だが、どうだろう。
彼を賞賛し、仲間意識をあげるものが続々と出てくるではないだろうか。
そんな世の中、JOKERもバットマンも紙一重だと、そう感じた作品である。
見て後悔した。
とても楽しみにしてました。
始まるまでは…全然感情移入できない。
高評価な理由がわからない。
なんだこれは。
精神的におかしなやつの話を延々とされるのはツライ。しかも、無理矢理なご都合主義でたまたま銃を貰って、たまたま駅のホームに人がいなくて、たまたま殺人が貧困層に英雄行為と称えられて、たまたまそのタイミングで市の予算が削減されて、たまたま披露した芸がテレビに取り上げられて、たまたまそれでテレビ出演を依頼されて、たまたまその時に母親が倒れて、たまたま逮捕後に救出されて。
前評判なんてクソだと思った。
この男があのjoker?彼女すら架空だし、架空の妄想がやばすぎて犯行計画立てられないだろ。
高評価の方本当にそう思ってますか?
バッドマンの敵役だからってフィルターかかってるでしょ。
評価2でも高過ぎると思うわ。
見て損した。いや、クソつまらないという話題を得られたからその分だけましかな。
アメリカではピエロは独特の市民権を得てるけど、日本ではただの仮装。
観て損はない作品
気になって気になって、やっと観に行けました。
笑顔の中に潜んでいる悪。
人間なら強度の違いはあるけど、存在していると思う。
仮面を被っていれば、強くなった気がして何でもできると錯覚することって現実世界でも起こりえることだなって感じました。
今の世の中、ネットで繋がりを持てる。匿名で記入で相手を貶したり、時には言葉の暴力で死に至るケースもあるので、匿名がジョーカーでいう仮面なのかなとも感じた。
思わず見入ってしまって、2時間があっという間に感じる作品でした。深いです。
人間味があるジョーカーを良しとするかどうか。
現代の貧富の大きな差がある社会を写していると思います。いつジョーカーが生まれてもおかしくない現代ですね。
また、ダークナイトの超絶悪のジョーカーが大好き(?)なので、今回のかわいそうなジョーカーは非常に複雑ですね。
別物と考える事にして、最高の映画でした!
理性を保つ事の難しさ
この映画を通して、人間という動物が
高度に文明化された世界観の中で
自分の理性を保ち続ける事への気付かない難しさを
感じました。
性善説、性悪説、色々ない考え方があると思うけど
本当のところはどうなんだろう。
信じていたものに裏切られた時、人間の心には
何が芽生えるのだろう。私はそのような裏切りを
やってしまっていないか?
バットマンシリーズに知見なくこの映画を観ましたが
前知識なく鑑賞できる作品です。想像ほど残酷な
シーンはありませんでしたが、考えさせられる映画
でした。
アーサーが思いついたジョーク
解釈は様々ですが、私は本作を以下の様に解釈しました。
─物語最後の精神病院でのシーン
アーサー「ジョークを思いついたよ」
医者「教えてちょうだい」
アーサー「あなたには理解できない」
ここでアーサーと医者との会話は終わり、ジョークの内容を知ることが出来ないまま物語は終わります。
しかしそのジョークの内容とは、物語冒頭から最後の精神病院のシーンに移り変わる直前までの全てなのではないでしょうか。
つまり、アーサーという精神を病んだ男が「自分がもしジョーカーだったら」というジョークを思いついた話、それが本作。
だから本作のジョーカーがこれまでのジョーカーと比較して、誕生の経緯も含めて違和感を抱かせる様な存在であったとしても、それは問題ないと考えました。
共感されることを拒んでこそ真の悪役
バットマンシリーズでお馴染みの悪役が誕生するまでの話。
幼い頃に親から虐待され、仕事にも恵まれない男が自分の存在証明をしようと足掻くも認められず、反対に巡り合わせ悪く起こしてしまった犯罪によって暴徒達から祭り上げられる。
そこは流石、ゴッサムシティ。
自分の境遇は主観では悲劇でもゴッサムを舞台にすれば、喜劇のコメディアンになれると思ってしまったのかな。
没頭できるシュールレアリズム
まず、バットマンのジョーカーもの。
という位置付けの作品ではあるが、ファンタジーもヒーロー感もない。
ダークヒーローのヒーロー抜き。
超現実主義。
じゃあそんなドキュメンタリーみたいな映画をみて楽しいのか?というと、楽しくはないかも。でもダンサーインザダークをみたときのようなインパクトがある。
ホアキンフェニックスを知っているけど、ホアキンが主演だと知らずにみたら気づくかな?
いや、わかって観ていたとて、途中からわからなくなる、気にならなくなる。
あれはホアキンフェニックスじゃない。アーサーだから。
みすぼらしい妄想男のアーサー。喜劇にして悲劇。
こうしてジョーカーが誕生した、という、シュールなまでに現実的に解釈した作品と言えよう。
アーサーが精神疾患をもっているため、ファンタジーじゃないけど夢想シーンはあり、それがサスペンス風味も醸し出す。
調合が難しい作品であったが、観終わってみると、制作に関わっている人々がすきな方ばかり。
ホアキンの1人舞台としても成り立っちゃうんじゃかいかと思いつつも脇がこんなに固められていたのか。
個人的には、バットマンのジョーカーはおふざけひょうひょうとした、ルパンみたいな敵役のイメージだけど、あのキャラに到達する前日譚とみたら深い。深すぎるよ。正直、ハリウッドにもこんな渋みのある作品を大作としてつくれるんだなって感心した。
もう一回観たいかときかれるとうーんなので、星はマイナス0.5
惹き込まれる正当化
凄いバランスで構築された世界観でした。
魅せられていくうちに、
主人公へ同情し復讐心が芽生えていく。
見終わってふと我に返ってから
危機感を覚えたほどでした笑
これは感化させられたらアウト。
自分で答えを探し、考える事の
大切さを思い出させてくれた
素晴らしい作品でした。
俳優を怪演させるジョーカーという怪物
底無しの孤独と貧困に打ちのめされた精神病者が、殺人によって自らのアイデンティティを見出す。ただ、彼の生の目的はあくまで自らの高貴な死であり、その昇華のために殺人を繰り返していく。
ホアキンフェニックスの怪演と音楽・光の演出がすごい。とにかくもう恐ろしく美しかった。
前述しましたが本当にジョーカーが精神病者だったのかは分からない、曖昧にしており、母親の妄想病も実は事実もあった、、?そのあたり錯乱させられ、世界観に引き込まれていったのが良かったです。
ダークナイト3部作を観てから臨み、その上でうーん?と、気になったのは2点。
1.ジョーカーの賢さ
ダークナイトのジョーカーはとにかく賢くてあらゆる手段を使ってもスルリと逃げ出していく。この部分どうやってあのジョーカーになったのだろう?ただ、ラストシーンも何気に逃げ出してるから罪を重ねる中で勝ち得たものなのかしら。
2.王としてのジョーカー
時代が異なるから辻褄は合うんですが、、民衆から崇められるジョーカーはダークナイトのジョーカーとどうしてもイメージが合わない。。
アーサーがジョーカーになったのは何故なのか。ストーリーはそこに尽きます。番組でジョーカーに想いを語らせるのもそこまで明確にしなくても良かったかなぁと思います。曖昧さが良いなと思っていた自分としては。。
最後に、題名にもしましたが、ジョーカーって本当にすごい存在ですね。その日の夜はなかなか眠れませんでした。またダークナイトも観ようかな。
THE 映画
いわゆるアクションやCGが凄いのだけが映画の凄さではないと改めて本作が証明した。
悪役ながら、感情移入して味方目線でも見ることができ、後から考察する余地もある懐の広いストーリー。
音楽では、弦で狂気や不気味さを高いレベルで表現している。
アクションやCGの規模がそれほどでかくなくてもこれだけの表現が出来るのだから、邦画も頑張って欲しい。
ホアキンフェニックスの怪演
彼の作品はこれで3作目だけど、すべて全くの別人。体つきから顔まで違う。今回のアーサーは一見ではわからない障害者。社会は寛容ではない。高潔なはずのウェインも一般的な人。ジョーカーは自分勝手な殺人者なのか、社会が作り出したモンスターなのか?
暴動が今の香港を思い起こさせ、映画のような暴動まで発展してないのは、教育があるからなんだろうと思った。ちょっと悲しく考えさせられたストーリーだった。
最も素晴らしい悪役の条件とは、謎に包まれていることだ
hahaha!!という大声が聞こえて、この映画は始まった。
笑い声なのか、泣き声なのか、理解しようとすればするほど分からなくなる。
その声の主こそJOKERである。
彼のアップから視点が変わり、冷めた目で彼を見る女性が出てくる。
彼の感情が読めない。観客の視点は、カウンセラーの女性とリンクする。
映画の冒頭から彼は狂っていた。
だがしかし、その後の展開は不気味なほどに、起承転結が順序よく描かれている。
コメディアンを目指す男のどん底人生。
溜まっていく社会への恨み。
悪へ落ちる転機。
次々と人を殺し始め、ついに悪として覚醒する。
彼がダークヒーローであることを象徴するかのように、市民が彼を崇拝するクライマックスには圧倒される。
だが、何か間違っていないだろうか?
復讐のために次々と人を殺すことに納得してしまっていないだろうか。
ある男が社会で爪弾きにされ、虐げられ、惨めな思いをしている様をじっくりと観たからこそ、「この悪は生まれるべくして生まれたんだ」と感動してはいないだろうか。
「如何にしてJOKERという悪役が誕生したのか?」
そんなことをこの映画を見て、欠片でも理解した気でいないだろうか。
hahaha!!
と、大きな笑い声がする。
精神病棟の真っ白な部屋の中、カウンセラーの女性を前にして、その男はこう言い放つ。
「一つジョークを思いついたんだ」
そう、これまで語られてきた全ての出来事は単なる彼の妄想話であったのだ。
これで、結局JOKERという男のことは謎のままである。
もし、ここまでの映画の展開が本当であると信じ、JOKERという男を理解した気でいるなら、最後のジョークの意味は彼の言葉の通り。
「あんたには、わからないさ」
なのである。
悪役はなぜ魅力的なのだろうか?
その答えの一つが、人の想像に及ばない存在であるから、ではないだろうか。
何をしでかすか分からない、だからこそ、その一挙手一投足に注目してしまうのだ。
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