劇場公開日 2019年10月4日

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ジョーカーのレビュー・感想・評価

全1572件中、281~300件目を表示

4.01年後のBLM問題を予知していたかのような作品

2020年7月27日
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鑑賞方法:VOD

2019年公開ではあるが、1年後のBLM問題を予知していたかのような作品。不幸な境遇に生まれ、目に見えない障害を持ち、社会に虐げられながら底辺で生きる市民が法を犯した時、人はそれを裁けるのか?社会としての正義と個人の尊厳の間の残酷な描写が続く。Do the Right thingに通じる「俺たちは虐げられてきた、だから報復をしても構わない」という理論を正当化するような内容にも通じるものがあったが、あちらがジャッジを視聴者に委ねたのに対し、こちらは弱者に寄り添い権力(と資本家)を憎む視点に徹していたと思う。それにしても映像表現とシナリオの巧みさで完全にストーリーに飲み込まれた。もう誰もジョーカーを憎むことはできないだろう。それまでは完全に悪役として描かれてきた彼にこの背景があったと知ったら、今までのバットマンの見方が完全に変わってしまう。それが良くもあり悪くもありなのだろうが。

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ゴゴゴ

3.5狂気

2020年7月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

え~(>_<)

コワイ
コワイ
コワイ

今回改めて思ったのが、
狂気な物語を見ると自分も狂気側に引き込まれてしまうのではないかという怖さ。

だから、ホラーやサイコ物は苦手💧

本当にコワイ。

無理。
レビューにならない💦

ホアキンの演技、すごい。

落ち着いたらジャック・ニコルソン版観てみます✨

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R♪

4.5ジョークを言う人

2020年7月26日
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昨年劇場で観て、改めてWOWOWにて。
この映画自体が「タチの悪いジョーク」。

時計の時間や利き手など、現実なのか妄想なのか分からず、全て信じることができない。

音楽も劇中で鑑賞されている作品も、演出として巧みで「映画」という手段を最大限に使って表現していると思う。
一方通行的なストーリーでなく、感想や意味付けは観る者に委ねる映画はやっぱり楽しい。

この映画を鑑賞後に思うことは、「悪のカリスマ誕生物語」と期待してはいけないのだなということ。悪行をしようと思っていたのではなく、積み重なりが結果として悪に走らせてしまった。そもそも「悪」も主観なので善悪の判断基準自体も曖昧ではないか。

「悪のカリスマ」ジョーカーを期待して、この作品のジョーカーがイメージと違うと言う人もいるだろうが、それも含めてこの作品はなおさら人それぞれでいいんだと思う。

明るい気持ちには決してなれないが、年に一度は観て新たな発見をしていきたい。

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うむぼんず

4.0人間の狂気とは

2020年7月26日
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非常におもしろかったです。誠実に生きてきた人間が、徐々に狂気を帯びてくる様が実にわかりやすかったのもよかったです。昨今は、悪役の内面まで深く掘り下げる作品が多いですが、実にシンプルな作りで、変なメッセージ性もないので見やすいです。怪演でした。

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こんにょ

4.0ダークサイドへと落ちる

2020年7月25日
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ジジ

5.0多様とは何か?

2020年7月24日
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弱肉強食は変わらず多様を求める社会は、結局のところ強者の我が儘を許す社会でしかない訳で。強弱のない世界がある訳でもなく。結局弱者は泣き寝入りするしかないと言うお話し。ダークヒーローでもなんでもなく、ジョーカーは毎日何人でも生まれているんだろうな。と思うのである。

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tomokuni0714

3.0金持ちへの羨望を洗うカタルシス

2020年7月23日
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鑑賞方法:映画館

主演・ホワキンの怪演はもう彼方に突き抜けたレベルでもう言葉も出ない。美男も美女も出てこないし、愛だの友情もない。無関心、暴力、虐待、。いい思いしてるのは限られた金持ちだけ、愛情、友情なんて甘いことなんてないっていう鬱憤を引き裂く。

映画への期待のひたつに閉塞した思いをスカッとさせるものだとしたら、この映画のヒットもうなずける。撮影テクニカル的には、光とフレームワークはもうピカイチ、さすが、プロ中のプロ集団。

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菜野 灯

2.0期待ハズレ

2020年7月22日
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鑑賞方法:VOD

ホアキンさんの演技含め前評判良さげで観たが、
いまいちだった。
インパクトなさ過ぎ。
ストーリーも想定内。

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れお

5.0目を背けてんじゃねぇよ

2020年7月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

空虚?
妄想?
精神障害者の夢オチ?
動機は正当でも殺人は看過できない?まぁそれはそうかもな。
でも殺人って肉体的に殺すことだけか?本当に?

良識ぶったカスどもが偉そうに物申してるが、まぁ精々そうやって現実から目を逸らしてろよ。これは正義とか悪とかではなくて虐げられた1人の男の話だ。

一つ言っておくと、ジョーカーはどこにでもいるし、もうすぐそこまで来てる。
何がきっかけで始まるか分からない。でも始まったら今まであった何もかもが全部ぶっ壊れる。アメリカの暴動なんて目じゃねーよ。

だから今のうちに裁判官としてではなく、こういう人間もいるのだという目で受け止めたらどうだ?偉そうに講釈たれてねーで身近で苦しんでる奴がいたら陰口じゃなくて声の一つくらいかけたらどうだ?

まぁ全部ジョークだけど。笑えるだろ?

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no_name

3.0怒りが正当だからと言って、人殺しまで正当化されるのか?

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

精神に重い障碍を負っている主人公が、数々の殺人の末にJOKERと呼ばれるようになるいきさつを描いた映画です。

……と、↑この1行を見ただけで、日本映画界では絶対に撮られる可能性がないテーマであることは分かると思います。
そういう主人公ですから、主人公の主観のうち、いったいどこまでが妄想で、どこからが現実で……を意図的にボヤかして描いているため、観客のゾワゾワ感を強烈に刺激する映画に仕上がっています。

すでにJOKERがバットマンと戦った鬼気迫る映画を数年前に観た人が対象なので、ようやく成立するストーリーなのだと思いますが、前作同様、危険きわまりない作品だと感じました。

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お水汲み当番

4.0緊張感の妙

2020年7月19日
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他のレビューでも見られるように、ほぼ全ての要素において完成度は高いと思います。アメコミ好きはもちろん、ノーラン版ダークナイトが好きな方、それらを見てない方や、スコセッシが好きな方、どなたも楽しめる作品でしょう。それぞれの観点から、評価できる点は違うのだろうと感じましたが、話題になったのも納得の出来でした。

私は今回、特にアメリカで規制が行われる程の熱狂を生んだ理由の一つに緊張感の妙があると思いました。アーサーの笑いにはシーンごとに様々な解釈が生まれますが、笑いで緊張感を出すという矛盾のある演出が完成されているが故に、一種の洗脳感、没入感を鑑賞者に与えているのではないでしょうか。

一見、彼の持つ憎しみや生い立ちはシンプルな悲劇です。しかし、彼はそれを喜劇だと踊る。ここにも矛盾がありますが、完成された演出や演技に、私も混乱にも似た正当性を感じました。

彼が、時折感情を露わにする描写で人間味を感じましたが、私もその瞬間に洗脳にも似た没入感から、抜ける感じがしました。

気になるのは、やはりノーラン版のダークナイトのイメージが残る上での鑑賞なので、どうしても、元々の箔がぬぐいきれない評価になっているところでしょうか。まったく別物の作品として鑑賞すると、また新しい発見があるかもしれません。

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くま。

3.0幻想は幻想でしかない

2020年7月18日
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チュートリアルの徳井さんが、復帰後はじめての地元での舞台で、「トイレ不倫しまして」というボケで笑いを誘ったそうだ。自分が犯してしまった現実に目を背け、笑いを取るという仕事。それがお笑い芸人、それがコメディアン 。自分は不祥事を笑いに変えるのはあまり乗り切れない。いわゆるブラックコメディーと呼ばれるような笑いの取り方も苦手である。その思想の本質に、ジョーカーを見た感想があるんだろうと思った。

キツい言い方をすれば、不幸なまま居続ければ、ジョーカーはジョーカー足らしめなかっただろう。母親に心底愛されているという幻想を抱いてしまったから、コメディアンとしての才能を憧れの人に気付いて貰ったという幻想を抱いてしまったから、内なる狂気に気付いてしまったんだろうなと思った。

アーサーが不幸なまま居続けてくれとは思わない。その思想はこの映画でいう上流階級の人間と同じ。ちょっと「上流/下級」の二極化が極端すぎるので、現実離れしてるように見えてしまったが、"フィクション"だとはっきりさせないと、現実にジョーカーになったと勘違いして暴徒化する人間も出てくるんだろうから、ギリギリのバランスにしたんだろうと思う。

「僕の人生は喜劇だ。」と言いながら、母親を息絶えるまで写さない演出が特に秀逸だった。

アーサーはジョーカーになれてある意味幸せだったのかもしれない。だとしたら、アーサーになれない現実社会に生きている人はどうすれば良いのか? 余韻が残る作品だった。

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わたろー

4.0心から笑える日

2020年7月18日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

生まれ、育ち、持病、社会、すべてが噛み合わなかった男が、すべてから解放されるに至るまでの道のり。
人の理解から最も離れたヴィランであるジョーカー。理解不能だからこそ恐怖の象徴なんだけど、そのジョーカーの根本に迫った作品。良い意味でも悪い意味でも根源。今後ジョーカーの姿を観るたびにこの作品の姿を思い出してしまうであろう位に衝撃が強かった。
見方が変わっちゃうよね。
誰が観たってホアキンフェニックスの怪演が恐ろしい。容疑者ホアキンフェニックスでも、全く真意が見えない姿はホント気持ち悪いくらいだったけど、今回はその上を行きますね。
とにかく、暗い、辛いをため込んで、終盤心から笑える姿は思いっきり晴れやかな気持ちになる。
やっぱり自分を偽り続けてはいけないんだな。

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neko

4.5身震いする凄さ

2020年7月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

バットマンの先入観なく見た方がよい。
すべてが想像外だった。
ストーリー、BGM音楽、映像,役者の演技すべてが綿密に計算された映画だ。
特に主人公を演じたホアキン・フェニックスは最高の役者だ。
心の変化を繊細に演じ分け、バレリーナのような繊細さで指の先からつま先まで表現しようとしている感覚があった。

何が正義で、何が悪か? 人間社会の矛盾を訴えかけている映画だ。

コロナ渦におけるアメリカの暴動にも少し影響しているような気がする。

近年一番どっきりするすばらしい映画でした。

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NOBEY11233

3.5哀しい

2020年7月17日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

アーサーの苦悩が滲み出ていて、
素晴らしい表現力だと感じた。

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take

5.0ここ数年の最高峰かもしれない

2020年7月16日
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鑑賞方法:VOD

封切り初日に観に行って、久々に凄まじい衝撃を受けた作品。
様々な人種と貧富や欲望が交差するゴッサムシティの映像が全編通して美しい。スコセッシのニューヨークを現代に蘇らせ、それを超えたような感覚。なぜか心がざわつく素晴らしい撮影だ。

そして、あの階段のシーンは語り継がれるであろう名シーンであろうし、ホアキンの怪演は様々な賞を受賞すてしかるべきだと感じだ。授賞式などで見るホアキンは実にダンディであり、俳優の凄みを感じる。

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Iwarenkon

3.5疎まれること、愛されること、映画の中と外の格差

2020年7月11日
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何も知らずに見た。何も知らずに見ると短絡にとまどう。バットマンおよびその周辺に特別な関心を持たない一般人にとって、ジョーカーとはバットマンの仇役だとの説明がなければ、おそろしく単純化された社会である。アーサーは社会からの疎外を訴えているにもかかわらず、ほぼ彼を中心に世界が回っているからだ。大都市でありながら彼の犯罪/行動が脚光をあび、テレビ出演のチャンスを得る。

もしホアキンフェニックスのいびつな痩身とくぼんだ眼窩と張り付いてしまったような哀憫がなければ、悲しげな弦楽で街並みを眺めているだけだった。見事な街の景色だけれど、彼でなければ、冗長だった──それを、まず思った。観ている中途から懐疑に囚われたのは、なぜ、この映画がアメリカで絶大に支持されたのかについて、である。

演者なかりせば、犯罪者養成コースのおさらいのようだ。それもかなり簡素化されている。
親から虐待を受け、精神病院に療病し、職場から排斥され、殺人を犯し、苛政に社会保障が打ち切られ、養母に復讐を遂げる。
アメコミだから純化されているとはいえ、ホアキンをひとまず棚上げすると、快速で転落してゆく戯画であって、これがなぜ絶賛されたのかが解らない──とは言わないが、弱い気がした。
Gotham Cityの話であることを踏まえなければ相当細部を端折って進むドラマなのである。

心配になってwikiを見た。知らなければ知らないでいいが、得意になってキングオブコメディとの相関性を指摘してしまうところだった──すなわち、この映画は、バットマンの外伝、かつジョーカーの誕生秘話、かつスコセッシ作品群を意識したオマージュ、であることを知ったうえで見なければ、けっこう唐突な話なのである。
個人的には──ごく個人的には、庶民が「そんなことも知らないの」と揶揄されてしまう可能性をともなう映画には多少の権威があると思う。
だがそれを知るとホアキンの演技とバットマン人気とスコセッシへの畏敬が相乗して高評価へつながったと理解できる。ただ、それでもまだ──アメリカ本国のものすさまじい絶賛──を納得するには足りなかった。

そこで思ったのはヒースレジャーのジョーカーだった。
この映画はヒースレジャーのジョーカーから一直線につながっている──と思った。
バットマンも、バットマンの物語も、なにもかもすっ飛ばしてホアキンのジョーカーにつながっている──そう見るとき、前任者の亡霊なくして彼を見ることはできない。
上乗せして肥満だったYou Were Never Really Hereから急降下でガリガリに落とした肉の代わりにヒースの魂が入りこんでいた。

彼の減量はまるで沈黙のアダムドライバーのようだった。マシニストのクリスチャンベイルのようだった。キャストアウェイのトムハンクスのようだった。
加えて、その痩躯に虐待の痕跡を生成していた。走るとき踊るとき、あらゆる動きの端々に、せむしのような、いざりのような、ちんばのような被虐の爪あとをも演じてみせていた。と、言うより、演じる以前に哀しみの身体──としか言いようのない身体をつくっていた。それで納得した。

ただしフェニックスの演技力は解りきった名実だった。誤解をおそれずに言ってしまうならいつもの──いつもながら最高の彼だったのであって、過分な評点にはやはりジョーカー役という人気アイコン加算がある──と個人的には思った。

かえりみて、もっとも感心したことはTodd Phillipsの演出もさることながら彼に依頼したプロデューサーかPlanning Departmentか解らないが、その人である。
わたしにはPhillipsの過去作から、この方向性の演出ができるとは1ミリも解らなかった。恐ろしい慧眼だと思う。

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津次郎

4.5やりきれない

2020年7月11日
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鑑賞方法:VOD

ジョーカーの生い立ち・誕生秘話に胸が締めつけられる。

監督は違えども、クリストファー・ノーラン監督作品のダークナイト・トリロジーに全て繋がるような印象を受けた。
まさにダークナイトの前日譚。

全編通しての暗さがDCらしく感じられてよかった。
DCはMARVELの真似なんかせずにこの路線でいってほしい。

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nico00

3.0娯楽にならん、、、

2020年7月11日
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鑑賞方法:VOD

話題作は観なきゃね
でも
得意じゃないのは観なくていいね

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mamagamasako

2.5見入った。

2020年7月10日
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鑑賞方法:VOD

面白かったけど、この作品だけだとモヤモヤする終わり方!

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nata
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