アナベル 死霊博物館のレビュー・感想・評価
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コスパ
ジャンプスケアにはタイミングがある。
ホラーを何本も見れば、だれでもそのタイミングを、だいたい予測できるものだ。
たとえば主人公が鏡に向かって歯を磨いている。とする。
口をゆすいで吐き出すとき、前屈みに伏せるが、そのときは鏡には、なにも映らない。
よける、ふせる、振り向く、などの動きで「それ」が見えるのが常套手段だが、それらはフェイントでもある。
鏡は戸棚になっていて開閉できる。
鏡を開け常備薬を取り出し、閉める。
そのとき「ドン」と映る。
あるいは、その前にもう一度フェイントが挟まれる──かもしれない。
近年のホラーはこのジャンプスケアのタイミングを予測できないように回りくどくしてある。フェイントも多く、フェイントだけ──ってときもある。
ただし、さいきんの賢いホラー──アスターやピールやミッチェルなどはジャンプスケアを必要とするホラーではない。
ジャンプスケアをつかうのは、むかしながらのホラー映画だ。
アナベルは、いまもっとも稼いでいる、昔ながらのホラーシリーズだと思う。
どこでjumpscare=「ドン」や「ワッ」が来るのか、ぜんぜんわからない。
とてもうまい。
かえりみると、じっさいjumpscareはほとんど使われてはいない。その予兆だけで稼いでいる。つまり来そうな感じが映画の緊張を維持している。
アナベルが、なぜすごいのか、なにがすごいのかというと、カメラワークだけ──ってところ。すべてがそれでまかなわれ、ほかには種も仕掛けもない。
FXすらほとんどない。動き回るチャッキー(チャイルドプレイ)とは方法論が違い、アナベルは微動だにしない。少女たちを追尾するカメラと音、しかもすべて屋内、それが200~300億円を稼ぐわけである。これはブレアウィッチなみのコスパであろうかと思う。
それゆえ、主役となる少女たちはしっかり選っている。
端正でじょうずな子たちをしっかりみせる。
マッケナグレイスは「あどけない」から「きれい」に変容しつつあった。
すなわちカメラワークだけ──とはいえども、マッケナグレイスの、すでに顕在する女優オーラは、映画の種であり仕掛けにもなっている。と思った。
ビビり箇所をずらして来る、独特のホラー
ジェームス・ワン特有の、ビビらせ箇所をずらして来る「間」が今回もたくさん散りばめられており、見所満載でした!
シリーズ化が続くと起こり得る「敵の多数化」が今回用いられたことに、他の映画のようなパターンが心配されたが、その心配もなく多の悪霊が恐怖の増殖がなされており、その波状攻撃は映像を直視できないほどでした。
ただ、いつものアナベル人形のおどろおどろしさより、ウェディングドレス幽霊の方が活躍してたように思えました。が、暗がりのウェディングドレスってなんであんなに恐怖心を掻き立てられるんでしょうね。
あと、目のコインの設定もいいですね!
亡者が葬られるために添えられたコインは、死者を労った証。それが襲ってくるのでは、救いようがない感が恐怖を増す。
んーーーーーっ
さまよえる霊の姿
アナベルシリーズには入れないで
海外のホラーは基本的には、あまり怖くないというのがあったが
死霊館シリーズは怖さがあり、特に実話シリーズは怖く面白かった。
ただ、今回のはひどい。
ストーリー、恐怖に入るまでが長過ぎてダラダラしている。
まず、ストーリーだが
今回はウォーレン夫妻は冒頭のみで
後は全く関与しない。
ラストは娘と素人の女二人で悪魔退治。
悪魔退治はそんな簡単なものなの?
今まで命を懸けてやっていたことは?
と言わんばかりのストーリー。
後、アナベルのみに恐怖を特化していたら
まだ内容はわかったが今回は、化け物のスーパーマーケット。
狼男やらサムライやら、意味の分からん箱やら。。。
何を伝えたいのか全く不明。
狼男が出て来た時には、観るのを止めようとまで思いました。
そして、本編というか恐怖に入るまでが遅すぎる。
本当の恐怖はラスト20分前くらいからで
それまでは本当に何も怖くなく、展開がない。
ホラーでは初めて残り10分残して
電源をオトしました。
今までがおもしろかったのに
ちょっとがっかりです。
みどころ一切なし
ホラーではない
メアリーエレン役の子(Madison Iseman)がものすごく可愛らしい。声も。ホラーかと思ったがオカルト映画だった。オカルト研究家のLorraine Wallenという人は実在したらしい。1人も登場人物が死なない驚くべきオカルト映画。
ゴミ
死霊のナイトミュージアム
こりゃ!ダニエラっ!
怖くはない。家の中だけで話が小さめ。
狼は偽物感が強かった。人形はチャッキーみたいにたたき壊さないんだな〜と思った。のろわれちゃうのかな。確かに怖がらせるシーンはあるんだけど、もっと凄いことになると思ったから、もうちょっと何かあっても良かったかな。
武器を持って女の子と一緒にいるとか、変な音がしても行かないとか、停電したらまずブレーカーを上げるとか、あちこちに懐中電灯を置くとか、全ての扉にストッパーを挟めて閉まらないようにするとか、警察に電話するとかすれば(そもそも近所の人は騒ぎに気づかないのかな)、全然回避できる気がした。ホラーはみんなそうなのかもしれないけど、全体的に自分から危険に足突っ込んでる気がした。
もともとの人形をネットで見てたから、(実物はもっと手づくり感あってかわいい)めちゃめちゃ怖い雰囲気の人形に作り替えたことで、ほら怖いでしょ〜?という怖がらせに来てる感を感じてしまってう〜ん、だった。実物そのままのデザインだと良くないのかな。これものろわれちゃうのかな。
お友達の黒髪の女の子の気持ちはわからんでも無いと思った。そこはちょっと切なかった。
不完全燃焼
怖くないし、つまらない!
面白い!
主人公の友人が呪われた部屋に入りたかった悲しい理由、それが物語に深みを与えてます、解き放たれたのはアナベルだけじゃないんです!呪われた品々に纏わる怖過ぎる輩達笑が主人公達を襲います、両親が心霊研究家故に虐められてる健気な娘が気丈に困難に立ち向かう所も見所、このシリーズでははっきり言って"エンフィールド事件"以降期待外ればっかりでしたが(特に前作のシスターなんちゃらはがっかりな出来)これは観て損はありません!
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