「設定に対する観れない障害」ボーダー 二つの世界 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
設定に対する観れない障害
生まれつき醜い容姿でコンプレックスを抱える税関職員ティーナが似た容姿のヴォーレと出会い、自分の秘密が明らかになる話。
少しでも詳しく語るとネタバレボタン発動で困ったチャン作品である。
最初は「醜い容姿話で差別的内容かな?」と思い少し敬遠しましたがテーマは違い、ネタバレせずにざっくり一つテーマを言えば「この社会に適合した自分であること。また、女であること。」になるのかなと。
社会的テーマありつつ、二つの世界の境界線を変な形でまたいでいるティーナの姿を上手く引き出していると思う。
伝承的、神隠し的要素あり。
飽きさせない工夫はさすが。
他の方もおっしゃっている通り、インパクト強い内容。
しか〜し‼️
私的には詳しく観たい所をボカされたりするから、不満なのだよ‼️‼️‼️
エロだからなのか?それは?
20世紀の様なデカイボカシは‼️なんだ💢
別に興奮もせんよ!HRギーガーみたいな芸術作品として捉えればいいじゃん。と思っちゃったり。
(逆に容姿が原因であのボカシの大きさであるならば差別だろう)
仕組みを知りたがり私には残念賞😞
ここの映像語りは別映画「スピーシーズ 種の起源」の方が断然好きだ。
映像演出的に物足りなかったので、この評価。
企画設定勝ちだと思います。
(赤ちゃんは面白かったですよ✨)
映画館で観るとビックリすることありますよね!
TVでも『シンドラーのリスト』はモザイクなかったことに驚きましたが、今世紀になってからの映画館での驚きは『28日後』のキリアン・マーフィだったでしょうか。
女優でいえば『スイミング・プール』のシャーロット・ランプリングなんて、毛だけじゃなくて・・・という驚き。
慣れっこになってくると、『ミッドサマー』くらいじゃ驚かなくなってきますよね・・・