「陰のあるアマンダ・セイフライドの表情が好き」魂のゆくえ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
陰のあるアマンダ・セイフライドの表情が好き
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利害関係が一致するものは互いを利用する。メガ教会が、政治と無縁を装うことすらしない現代アメリカ(個人の解釈です)。First Reformed Churchって何???と調べてみたら「清貧な改革派」なんですね。まぁ、清貧は比較論でしか無いけれど。
田舎牧師の孤独な闘い。理解者はメアリーだけ、だよねおそらく。誕生時の精神を忘れた教会に対する不満から、牧師は自爆テロを実行しようとしますが、愛するメアリーの姿を見た瞬間に、自爆を中止。自らを戒める自縛に転換。最後はメアリーと互いを求めあいます、式典そっちのけで。
First Reformed と言う原題の意図に社会性は無いと思う。環境保護テロリストは物語を進める上での単なる材料でしかないでしょう。
宗教で魂は救われない、愛こそが魂を救う。
って言うあたりの「ベタな主題」が、一番しっくり来るんです。First Reformed Churchの精神を取り戻すと言う理念から己を解放して、メアリーとの愛に生きることに転じた、彼自身の改革がFirst Reformed。なんか、そんな感じなんでしょうか。
ちっとも響かなかったです。
面白くなかった映画の感想文を書くときに恒例の寒いダジャレを、地味に仕込んでみた。
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