「榊原ユミを銀幕で久々に観れたことが何より感激!」台風家族 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
榊原ユミを銀幕で久々に観れたことが何より感激!
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①やはり映画は脚本が大事ということを再認識。すこしくらい演出が悪くても(この映画の演出が悪いと言っているのではありません)脚本が良ければそこそこの映画が出来るのだ。②如何にも好い人キャラの草彅君に最低のゲス野郎を振るキャスティングが上手い。しかもそこにもう一捻りあるのが更に上手い。いつもは不良やチンピラ役の多い新井浩文にエリートビジネスマン役を振るのも面白い。③先が読めない展開で鼻面を引き回されつつ延々と兄弟喧嘩が続くかと思いきや、後半にある人物の登場で話の内容ががらっと変わってしまう展開。ただこの人物は映画の最初から描かれていたが、やや付け足しのようで水増し感かり。④MEGUMIの若いツバメが何故かいつしか家族の一員のようになるところが可笑しく、尾野真千子が、最初の能動的な芝居をしないのが、なんとのうコメディセンスを感じさせ、でも後で芝居のしどころはちゃんと用意されています。全員カッコつけて雨の中に踏み出したは言いが、すぐ「軽自動車しかないやんけ。みんなのれへんわ」どズッコねるところも脱力する。⑤しかし、最後感動シーンたあとに再度金の亡者に戻ってしまうところはやっぱり最低(ただ「最低」の意味がそれまでとは違っている)。
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