最高の人生の見つけ方のレビュー・感想・評価
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それぞれの言動は少なからず世界に影響を及ぼす。きっと、みんなでやれば大きく変わる
吉永小百合さんの存在で上品で素敵な作品に仕上がっていたように感じます。満島ひかりさんの迫真の演技も大変良かったです。天海祐希さんとムロツヨシさんも好きな俳優なので出演していて嬉しいです。
12歳の女の子が作成したリストというところが新鮮です。また、それを実行するのが女性なのでオリジナル版とは違った楽しさがあります。リストの中で感動したエピソードは、ももいろクローバーZのコンサートとウェディングドレスを着ての結婚式でした。
終盤、北原幸枝(吉永小百合)の夫も料理をするようになり、娘(満島ひかり)とも息子とも仲良くなれたようなのでスッキリしました。剛田マ子(天海祐希)のほうも色々スッキリしたようで良かったです。
煙草と癌の関係とか、癌で死んだほうが老後の心配しなくて済むと発言する等、癌利権を敵に回すような台詞があります。甘い物をお腹いっぱい食べるシーンの後、痴呆症の父親が登場するのは意味深(ネット情報によると、糖質のとり過ぎはアルツハイマー型認知症になりやすいらしいです)。ピラミッドの闇のこと(お墓だとか違うとか)にも触れたり、宇宙開発が茶番であるように感じるラストの映像など、風刺的なような、そうでもないようなところも面白かったです。
同名映画の日本版って事でオリジナルと違って主役が女性二人だからって...
同名映画の日本版って事でオリジナルと違って主役が女性二人だからって部分が物語にまた違った変化を与えてたと思う
正直、吉永さんは苦労した主婦ってよりは、お嬢様で品が高いイメージが強いので、もうちょっと砕けた感じの話し方するお母さんなら良かったと思うんだけどマコがあぁだから幸枝は丁寧に喋るキャラになってるのかな?
長く引き篭もってた息子が、意外とあっさり出てきた所はちょっと、どうなのかと思ったけど、あのシーンの吉永さんの小指の震えはリアルで良かった
マコはお父さんと会ったシーンかな、子供に戻って泣いてるシーンが印象的だったのと坊主頭が衝撃的だった、ここはやっぱり女性だからより効いてきますよね
そしてマコを支える高田
コメディも真面目な部分もピタッとはまってムロさん適役だったと思う
大筋は想像通りだったし、幾つか出来過ぎな所もあったけどオリジナルを観た時の新鮮さはなかったけど吉永さんも天海さんも好きなので観てよかったかな
これだけで最高の人生が見つかったと言えるのか?
原作とはだいぶ異なって。
何より違うのは、カーターに相当する幸枝が、平凡でその世代の象徴的な家政婦扱いされている妻な点。
せめて、マコの有り余る資金で様々な地域に赴く際に、実はテレビでふしぎ発見を毎週見ていて知識があるとか、そんな描写があれば良かった。
そして、カーターは家庭愛に恵まれているが、こちらはマコも幸枝も家族はいるのに孤独同士。
途中から幸枝は専業主婦そのものなまま、なーんにもしない夫にかしづいたまま死ぬのは嫌だと思い、旅に出てどんどん自分を取り戻していき、ついにしょうもない夫と、引きこもりの息子を更生させてから旅立つのだが。
その間に、ひとり先に旅立ってしまうマコ。
ホテル経営で財を成すも、父親の借金に苦しめられいじめられてきた過去を持ち、気丈だが実は自信がないから、いかにも嘘つきで横領までする夫を副社長にまでしていた。最後に夫に離婚届を突きつけるが、好きだから嫌と言う答えは聞けず、夫を解任し刑事告訴する結末の人生。ボケてから父親にいいこいいこをされただけで、マコの孤独は救われてない!
原作に終活を絡めたかった意図は伝わるが、うーん。
マコと幸枝の対比がはっきりするよう真逆設定なのだと思うが、吉永小百合が演じる日本の妻像は、戦後すぐくらいではないか?この映画を見る50-70代は今は割と、定年後の夫への教育が進んでいる気がする。
とても良妻賢母なようで、我慢強すぎて、文句もなくやりすぎて、家族全員を自己中にしてしまい結果、家庭内で孤独に苛まれる専業主婦。
結局、マコと似たもの同士の設定になってしまっているではないか。
周りに遠慮せず一度きりの人生、
言いたいこと言ってやりたいことやって、
思いきり謳歌しようと思っても、
そんな事はやっぱり、仕事も家庭もあるとなかなかできない。末期で有限だからできることに思える。
仕事に注力しセレブになり、色々見てきたマコも、家庭に専念して小さな子供達の成長を楽しみに一生懸命過ごしてきた幸枝も、共働きを頑張る中堅世代からすると、2人ともワーママよりは時間にゆとりがあったように見受けられるので、末期になるまでの時間の使い方はちょっと残念に見えてしまう。
親を許せはしたものの、マコの最高の人生は見つかったのかな?忠実な部下高田と、末期でお友達になった幸枝と、育てた会社だけで最高とするのはなんか違う。
天海祐希も吉永小百合も好きだけれど、
原作の方が好きだなぁと思った。
吉永小百合、一度も吸ったことないような表情だったけれど、実は天海祐希同様に結構な喫煙者だと思う。
演技ってすごいなぁと感じた。
マコの資金で色々旅をさせて貰い、結婚式までさせて貰って、更には最期にマコの遺産でロケットに投資をして、マコ&サチの名をロケットに掲げた幸枝。
なかなか厚かましい。マコへのありがとうは出てこなかったし、意外とえんま行きかもしれない。
エジプトで、ピラミッドに見惚れ、砂漠で足の裏を火傷するシーンが好き。
人権を考える良い内容だとは思う
リメイクだからかクサイタイトルだが、内容や訴えたい事はしっかり伝わった。主役の二人の芝居も素晴らしい。
最後の女の子が生きている設定は観ていて興醒めしたのでこの点数にしました。
最高の友人
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ガンで余命宣告されたフツーの主婦の小百合と天才実業家の祐希。
病院が同じで接点ができ、そんな折に余命宣告された少女と出会う。
そして3人でいる時に少女が倒れ、その弟から死んだことを伝え聞く。
少女が落とした「死ぬまでにやりたいこと」のノートがあった。
それを代わりに自分がやろうと決める小百合。
供養の意味というより、死を前にして自由に生きてみたかったのだった。
祐希は成功者ではあったが、夫の不倫と金銭的裏切りを知っていた。
なのに強く言えない自分もいて、強気を演じてるだけで本当は弱かった。
そして小百合のその思い付きに便乗し、資産にモノ言わせて次々実行。
ただ最後の1つは自分達の時代じゃまず無理な宇宙旅行だった。
そして祐希が先に死亡、その側近より自分に充てた手紙を受け取る小百合。
この2人は小百合が敬語、祐希がタメ口と最後まで変な関係だったが、
死を目前にした祐希の言葉は素直で、あなたに会えて良かったとのこと。
唯一の友達だったのだろう、何と200億もの遺産を受け取ることに。
そしてある日、冒頭の少女と出会う。
実は死んだのは弟の嘘で、ガンを克服して生きてるのだった(場)
やがて小百合も死ぬが、その数年後、JAXAのロケットが打ち上げ成功。
将来の宇宙旅行に希望を託し、小百合が寄付したのだった。
ロケットの名前は2人の名前をモジったものだった。
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劇場で見たかったのやが、行けずに終わった作品。
もととなった海外版も見たはずやが、いつものように完全に内容忘れてたw
このコンビ、2人とも好きやし、何かと感情移入できるいい映画だった。
まあかなりベタなストーリーではあるが、何か好きやな。
しかしあの少女が生きてる、ってのはちょっと違和感があったな。
アメリカンジョークなんだろうか、向こうじゃウケるんかも知れんけど、
純日本人のおれとしては、そのまま死んでた方が良かったと思ったけどなw
最高の人生の見つけ方 日本版
【ピロシの映画レビュー①⑦】
タイトル 最高の人生の見つけ方
(日本版リメイク)
⚫︎監督
犬童一心
⚫︎脚本
浅野妙子
小岩井宏悦
犬童一心
⚫︎原案
ジャスティン・ザッカム著
「最高の人生の見つけ方」
⚫︎出演者
吉永小百合
天海祐希
ムロツヨシ
満島ひかり
⚫︎公開
2019年
⚫︎上映時間
115分
⚫︎製作国
日本
⚫︎ジャンル
ヒューマンドラマ
今回は、名作のリメイクをセレクトしてみました☺️
余命幾ばくもない女性二人が主人公です。
大御所、吉永小百合が出た作品って初めて観たかも。CMでは良く見かけるのですがね(笑)
ワーナー・ブラザースはトップ俳優でないとリメイクは許可しなかったらしく、まずは吉永さんにオファー、その後吉永さんが天海さんの起用を提案したとのことですね~。興味深いエピソード。
ちょこちょこ設定が異なっているもののストーリーは元がしっかりしているので『ふつー』に面白い笑。
ただ大女優なのは間違いないがもう少しお互いのキャラが濃かったら良かったか。演技がキレイすぎるというか、おとなしすぎると言うか、、、惜しいなーーー😂
オリジナルが良すぎるだけにガチンコで比較してはイケませんね😅設定が仮に同じだったらどんな映画になっていたでしょう?気になります。
☝🏻暇につき、独自キャスティングしてみた笑
社長役候補は室井滋、和田アキ子、上沼恵美子、主婦役は倍賞美津子、原田美枝子、宮本信子。
オリジナル版に合わせて男性バージョンなら
社長役は、伊東四郎、西田敏行、梅沢富美男。
工場の職人役は、寺尾聰、小林薫、イッセー尾形。
あなたの
やりたいことリストはなんですか?
是非是非ご覧下さいませ🎵
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私ならミサイル開発に何故?と考えてしまう。
『最高の人生の見つけ方』何でしょう?
『最高!』と思える人生はどうやって見つけるか?って言う事だから、生きる以外に見つけ方の答えは無い。実存哲学で解釈すれば、結局は自分の考えで決まるのだ。
具体的には、『抗がん剤をうつとか、手術や放射線治療をして、延命を図り死ぬまで頑張る』しか方法が無い。死んでしまったら、何も見つからない。この映画の中でやっている事は、死ぬことが『その気配すら無い時』に『やるべき事』だと思うし、12歳のガキであっても、こんな幼稚で稚拙な願望があるのだろうか。物欲、性欲、食欲、行動欲なんて、幼い子供の願望と思えないし、ましてや、子供が死ぬ前に考える内容ではない。
まぁ、原作があると言うが、それを見る気にもならない。そんな話だ。
こんなバカ旦那早々と見捨てるべきだ。離婚して旅行に出たのか?と思っていたが。
しかし、主演の女優さんのシロウトぽさは世界一だね。
家族なんて助けてもらう為にあるのではない。親にとっては家族は足かせの様なものだと思う。家族のキズナって、木綱と書くらしい。つまり、木にくくり付ける綱の事。くくりつけられた動物はそこから逃げる事が出来ない。束縛だ。
この映画は『PLAN75』と同じ。世の中に寄付したいのなら、公的機関を通して、世の中に還元すべきだ。民間のえたいのしれない団体への献金は海千山千だし、その利益供与は世の中に対して、公平でなければ駄目だ。
自分用
原作は好きだし、この作品も面白かったです。キャストも好き。
でも幸枝と家族、マコと父親との和解シーンは感動できなかった。そんな簡単に?って感じ。残された時間が少ないからなのかなあ。
幸枝の引きこもりの息子のことを、先に考えるのが母親的な感想がいくつかあって、そういう考えもあるんだなと。死ぬ前でも自分を犠牲にして家族のこと考えるのが普通なのかな?私は親にそんな風に生きてほしくないし、好きなことやってほしいって思うけど…(映画とは関係ないとこでモヤモヤしちゃって)
女性版リメイク
ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの同作は昔観て感動、全く境遇の違う二人が繰り広げる人生最後の冒険というシチュエーションはそのままに日本の女性版に置き換えて作られたのが本作。ただし当人たちの「終活リスト」ではなく12歳の少女が遺したものだから内容は乙女チックに寄せられている。
そもそも重いテーマなのでムロさんを道化役にして和らげようとしたのは良かったが小百合ちゃんの家族の残念さは何だろう、後段で改心させる常套手段とはいえ酷過ぎよう。総じてヒロインを輝かせるためには脇役は凡庸な方が良いというセンスが頂けない。
小百合さんは演技が上手な役者さんではないのだが薄幸のヒロイン役は理屈抜きにやられるから不思議だ、昔の「愛と死を見つめて」を思い出す。
そもそも女性版なのでおじさん向きではありませんし、リアリティの欠如とでも言いましょうか、無理やり感動ものにしているような稚拙さを感じてしまい今一つでした。
涙
一般市民の方と、有名会社の社長が
同じ病室になったのがきっかけで
2人とも末期で、庭で話さしているときに
14歳の同じ病院にいた女の子が
タバコを吸おうとします。
それを全力で止めてました。
その女の子がタバコを止めた直後に
倒れて1亡くなってしまいました。
その女の子が持っていた
生きてるうちにやりたいことを書いたリストのノート。
それを2人で叶えていきます。
泣きました。
なんだろうか、色々重ねて見てしまいます。
もし自分だったら、とか、もし自分の親がこうなったらとか。
引きこもりだった息子が、お姉ちゃんのお腹に子供がいるって聞いて、味方になってあげてと、、母親ももうすぐいなくなると伝え、ドア越しに今まであんなにドアを叩いて伝える母親じゃなかったのに、最後だからこその大声で、伝える母親の言葉が息子に伝わってました。
命についてすごく考える作品でした。
やりたいことはやる。
伝えたいことは伝える。
あとで、あとで、ってしてたら
いつ死ぬかわからない。
時間を大切にしたいです。
やっぱり
米版は大好きです。
今作はちょっとストーリーに無理してる感が💦
ももクロのライブって毎回観客をステージに上げたり、都度MCで年齢聞くのかな?
この設定はどうかと💦
普通にスタンドでライブ観戦で盛り上がるで十分なのでは?
他人のやりたい事リストだと感動が半減です💦
米版がとても良かっただけにちょっと💧
全く期待せず、別のお話と考えたらいいのかも✨
相変わらず自分のリストを考えさせられます。
観たかった映画、やっと観れました。よかったです!
昨年秋の劇場公開当時『ジョーカー』『イエスタデイ』『空の青さを知る人よ』『蜜蜂と遠雷』『マチネの終わりに』等々、見たい映画が目白押しでタイミングが合わず、また当時ここでの評価も2007年版『本家』との比較だったりと今一つだったようで、つい見逃してしまいやっと観ることができました。
少女が残した『死ぬまでにやりたいことリスト』に従って性格も境遇も違う二人の女性がそれぞれ大切なことに気づき、さらに成長するお話。よかったです。泣かせてもらいました。
ももクロのコンサート、さかあがりができて偉いな~、チャペルで満島さん、前川さん登場、マ子から幸枝への手紙、などの各シーンで思わずウルウル!また生意気な鈴木梨央ちゃんの2回目の登場も泣かせますね~
※余談ですが先日ももクロのラジオ番組で「実際のコンサート内での撮影のため吉永小百合さんと天海祐希さんが途中入ってきますが驚かずに何もなかったようにふるまってください」と観客への注意がされたらしいですが難しかったでしょうね、ファンの皆さん。
主役のお二人は安定感の演技でもちろん素晴らしかったですが、どなたかも書かれてましたが特筆はムロツヨシさんではないでしょうか?!社長秘書としてのそつのない動きとオタ芸っぽい本来の姿とのギャップが笑わせて、そして泣かせてくれました。
正直若干(結構?)ウザさのある彼のキャラクターに今一つついていけてなかったのですが、今回は違って見直しました!(ってちょっと偉そう?)
幸枝さんに託すマ子さんもすごいですが、幸枝さんの選択の拍手を送りたいですね。
エンディングの竹内まりやさんの主題歌も、主人公二人がいない状態で決してハッピーエンドではないのですが暗くならずに心に響くものがあり素敵でした!!
本家版も機会を見て観賞しようと思います。
最期に最高のジャーニーへ!
Amazon Prime Videoで鑑賞(レンタル)。
オリジナル版の方が好きだなぁ、とは思いましたけれど、これはこれで楽しく切なく観ることが出来ました。
吉永小百合と天海祐希の魅力が横溢!
これまでに無かったふたりの意外な姿を見られたりして、とてもお得な気分になりました。スカイダイビングしたり、ももクロのライブではしゃいだり…。かわいい!
かと思えば、最期を前に己の人生を振り返ったり、家族と向き合ったりして、泣いたり笑ったり…。精一杯、生きることを楽しんだふたりの姿が、静かに胸に沁みて来ました。
[余談]
「宇宙旅行に行きたい」と云う項目を実現させる方法として、人工衛星を打ち上げることに行き着いた理由が、いまいちよく分からなかったです…
良いと思う。命が題材だけど、重くない、くどくない。
優しいお母さん、吉永小百合さん。かっこいい女性、天海祐希さん。どちらも役がぴったりで良かった。
私はどちらかというと天海祐希さんのほうに感情移入しました。
「末期?」「わたしも〜」がすごく印象的です。
そんな一言で終わることじゃないんだけど。そこにいろんな気持ちが全部入ってる気がした。役柄ではあるんだけど、物怖じしない、すごく前向きでかっこいい。天海祐希さんのファンになりそう…私もいじめられた経験があるから、逆上がり、お父さんとのやりとりにはこらえきれず泣いてしまった。「お父ちゃん」ていう一言に天海祐希さんの気持ち全部はいってた気がした。
下手にかざらず現実的で良かった。
母の病気を聞いた時、ぱっと本音を言える娘も、潔くて良かった。
少女が生きていたのも、自分(吉永小百合さん)が死んでも、周りはいつも通り、続く。という現実の世界を感じて良かった。
二人の最後をあえてくどくど見せないのも良いと思った。お涙ちょうだい的な雰囲気にならなくて良かった。
とってつけたみたいな妊娠のくだりはそんなにいらなかったような気がしたけど、孫の顔が見れるかもしれない、という生きる希望に繋がったのかな。とか、今考えると想像をかき立てるという意味でありなのかなと思う。
引きこもりは、そんな簡単に出て来ないです。
あのシーンなら、「そんなの知るか、うるさい」などと怒鳴って終わりです。そんな、ものわかりのいい引きこもりはいないです。結婚式もでなかったくらいなのに。ゲームの量的に、引きこもってた年月が長い気がします。あんなにすぐ改心はしないんじゃないかなあ。そこだけ非現実的だったかも。
結婚式とっても良かった。何でも言わなきゃ伝わらないこともあるんだなとか、気持ちを伝え合うことの大切さを感じた。
私の人生をバカにしないでください
映画「最高の人生の見つけ方」(犬童一心監督)から。
解説には「ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが
共演した同名映画を原案に・・とあるが、完全に別作品だった。
意識的して別作品にした、と言うならば我慢するが、
これを比較すること自体が間違っているような気がする。
人物の設定から、棺桶リストの扱い方まで、違うのでは?と感じる。
その辺りが「原作」ではなく「原案」とした理由だろう。
今回の邦画は「自分の人生に喜びを見つけたか」に主を置いているが、
洋画は「他人に喜びを与えたか?」に書を置いていたと思う。
だから敢えて、別作品では?と皮肉を言いたくなる。
人生のほとんどを家庭のために捧げてきた主婦・幸枝さんを演じる
吉永小百合さんの心の葛藤が妙である。
「主婦って自分のことになるとなかなか思いつかなくって」
「私の人生をバカにしないでください」
「思い切ったことしたかったの」・・
特に、自慢できるほどの人生ではないかもしれないけれど、
他人にバカにされるほどの生き方はしていない・・
そんな主婦の考える「最高の人生の見つけ方」なんだなと理解した。
そもそも、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」を
実行することが最高の人生なのだろうか、と疑問を持ちながら、
「原案の作品をバカにしないでください」って言いたくなるなぁ。
どんな人生にも生きる意味がある。それが伝わってくるハートフルなお話です。
テーマが重苦しそうな気がして、観るのを躊躇っていたのですが
何かこう、引き寄せられる感じで結局鑑賞しました。
余命わずかな二人の女性が病院で出会い、
これまた病院で出会った少女の残した「やりたいこと」を
自分たちがやってみることに。
そんな感じで話は進みます。
スカイダイビング。
本当にスタント無しでやったのかな。すごい。
ムロツヨシ。 …。 かっこわる。 けど好き☆
その後も
エジプト行ったり
京都や長崎に行ったり
ももクロのコンサートに行ったりと忙しい。
どこかに出かけるだけでなく
軋んでいる家族との関係とか
小さいころに借金作って逃げた父の話とか
浮気している若いダンナの話とか
また重苦しい作品を見てしまったかと
身構えた程にはそれほど重苦しい感じがしませんでした。
主演二人(吉永小百合さんと天海祐希さん)のキャラクターゆえでしょうか。
以下、心に残った場面です。
父に再会する天海祐希。
ムリヤリ父に会わされ、その場を掛け出す。その先に鉄棒。
昔、一度も出来なかった逆上がり。
苛められた過去が脳裏に。
怒りをぶつけるように鉄棒を握り、そして…
「あんた逆上がり出来るんか。えらいなぁ」
振り返ると父。
「あんた逆上がり出来るんか。えらいなぁ」
頭を撫でられ、何度も繰り返す父。
ひたすら憎んできたはずなのに。
認知症のため自分のことを覚えていない父なのに。
そうか。
私は父に褒めてもらいたかったのか。
☆
最後に
この作品のスパイスはやっぱりムロツヨシ。
大活躍でした。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
多分原作映画のファンには合わない
原作映画である、モーガン・フリーマンとジャック・ニコルソンの「最高の人生の見つけ方」を観ていたので、軸となるストーリーは知っている状態で鑑賞しました。
面白い映画でした。しかし、モーガンとジャックの原作映画のファンの人は違和感感じるかもしれないです。
原作映画は非常にシンプルなストーリーだったのに対し、日本版では病院で出会う糖尿病の少女や引きこもりの息子との関わり、ももクロの出演など、追加された要素がかなり多かったです。
原作映画のファンであった私は、この追加要素が全て鼻につきました。一本のまっすぐ綺麗なストーリーに不自然に付け足された追加要素がどれも消化不良で中途半端に見えました。
まず引きこもりの息子。
あのキャラクターは必要でしたか?私は要らないと思いました。
物語終盤までほとんど登場しないし、どうやって引きこもりを解消するかと思ったら、ドアをドンドンと叩いて「お姉ちゃんが妊娠したから守ってあげて」と呟く。それで解決。意味分かりません。一念発起して家族を守るために家事を勉強し始めた夫の前でそれ言うか?って思いました。
吉永小百合演じる幸枝は、家事もまともにできない夫を残して死ぬ事への不安を抱えていました。これは物語に大きく関わるので絶対必要な要素だと思いますが、娘の妊娠や息子の引きこもりに関しては不自然な後付けにしか見えず、完全に蛇足でした。
次に病院で出会う糖尿病の少女に関して。
「少女の残した死ぬまでにやりたいことのリストをマ子と幸枝の二人で実行する」というのが物語の根幹となる要素なのですが、物語終盤の「少女は実は生きてました」という展開で私はひっくり返りました。これによってストーリーの根幹が覆ってしまいました。制作陣の思惑としては、「亡くなったと思ってた少女が元気に生きている感動的シーン」なのかもしれませんが、私は一ミリも感動できませんでしたし、素直に死んだままにしておくべきだったと思います。
また、原作において棺桶リストを達成する旅行は「モーガン演じる寡黙な男が今まで家族に遠慮してできなかったことを叶えるための最後のワガママ旅行」であり、「自分の長年の夢」だからこそ良かったのです。憧れの車に乗ってサーキットを爆走して少年のように笑うモーガン・フリーマンの演技はそれだけで涙が出るくらい良かった。
しかし今回は「他人の夢」です。50歳以上歳の離れた少女の棺桶リストを叶える作業を淡々とやっているようにも感じられます。「逆上がりができるようになる」というリストを見て「これ無理だわー」ってなってるシーンとか、正直酷かったです。
あと、ももクロのライブシーン。
私もアイドル好きなのであのようなライブは何度か行ったことありますが、ライブであんなことになったら場の空気凍ります。せっかく盛り上がっていたライブが台無しです。
アイドルライブが好きな私からすると正直酷すぎて見てられません。見るのが辛い。
最後に、例のエンディング、宇宙飛行オチ。観客を笑わせにきてるんでしょうか?映画館で吹き出してしまいそうでしたよ。感動的な終わり方に水を差すような酷いエンディングです。映画や脚本における用語で「ピーク・エンドの法則」というのがありまして、物語の一番の盛り上がりどころとラストのシーンの印象が作品の印象を決定するという法則なのですが、肝心のラストにあんなふざけた茶番を挟み込むのはせっかくの感動が台無しと言わざるを得ません。監督さんはこの作品をどうしたかったのか。全く理解できません。
色々と不満は多いですが、決してつまらなかったわけではなく、それなりに面白かったです。ただ、原作映画ファンの方にはオススメできません。全くの別物映画として鑑賞してください。
良い映画でした
レビューが良かったのと、何かしら背中を押してもらえるのではないかとの期待で観ました。
専業主婦の人生もホテル王の人生も、それぞれに素晴らしい人生だと感じました。
突然自分が末期の癌で、この映画のように苦しみを理解できる友達と楽しめて、好きな人に好きだと言えたなら、思い残すことはないだろうと思いました。旅の場面は現実にはなかなか叶えられそうにないですが夢を感じることができ、家族と向き合う場面には自分への反省を感じることができました。人生のエンディングをテーマにしているのに重苦しくはなく、むしろコミカルで、終わった後も爽やかさが残る良い映画だと思います。キャストも豪華で満足しました。
観てないけどたぶんこっちの方が面白い
元になったハリウッド映画を観ていない
主演はジャック・ニコルソンだし近々観てみよう
先天性の糖尿病を患う少女のおくすり手帳に書いてあった死ぬまでにやりたいことを癌で余命わずかな主婦と実業家の女性が意気投合して実行する話
大御所中の大御所大女優の吉永小百合がいろいろな姿に挑戦するコスプレが楽しめるハートフルコメディー
かなり前に観た『玄海つれづれ節』では貧乳なのにソープ嬢の姿にもなったがそれ以来吉永小百合が弾けている
天海祐希くらいの世代は吉永小百合との共演に緊張するんだろうけどももクロの人たちは緊張しないんだろうな
失礼な大胆なことをしてむしろももクロのマネージャーが真っ青になったりしたかもしれない
自称スターダストのダストの方らしいから吉永さんに怒られることはないだろうけど
天海祐希がスキンヘッドだがあれは本当にやったのか特殊メイクなのか資料を見ていないのでわからないがインパクトがある
数種類のカツラを持っていれば瞬時に色々な髪型を楽しめる点では良いんじゃないかな
なぜかしょぼくれた夫役に前川清
ドリフのコントを思い出した
二度目の結婚式は偶然にも長崎
でも歌うのはてんとう虫のサンバでしかも本当は歌がうまいのに下手くそ
主婦の娘はしっかり者で出版社で働くキャリアウーマンだが8歳下の部下の子供を身篭る役を演じる満島ひかり
引きこもりの息子で弟役は名前は忘れたが脇役としてあちこちの映画で見かける中田亮二似のデブ
同じ家庭で育ったのにきょうだいでここまで体格が違うことはよくある
自分の近所にもいるしアストロ球団にも小柄な兄を投げ飛ばす巨漢の弟がいた
主婦の幻かと思ったら生きてたんかーい!
姉が病気でかまってもらわないと弟ってグレることはよくあること
エンドクレジットも楽しめます
最後まで観よう
3つの小っ恥ずかしい演出さえなければ
ももクロLiveでステージに呼ばれるというあり得ない展開、巨大パフェに最初に食いついた女子高生が「みんなもはよおいでよー」と周りの人を誘う学芸会みたいな三文芝居、痴呆症の父にいい子いい子されてなぜか泣きだす感情移入できない謎展開。
一流役者が揃っているというのに、安っぽい大衆映画演出がとても残念だった。
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