宮本から君へのレビュー・感想・評価
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間違いなく池松くんの代表作。蒼井もすごく良かった。池松のダメさを母...
間違いなく池松くんの代表作。蒼井もすごく良かった。池松のダメさを母として断ち切ってぶった切って何度もたんかをきるところ。でも、それは意地でもあり、彼女は女の強さと弱さの二面性を描ける人。 松山や井浦、ピエール瀧ら、脇もいい。 むちゃくちゃな話なんだけど、ラストでその男の馬鹿さに居直ったところが面白い。 あとは、外階段での戦闘シーン。
覚悟と愛
ほんとに嫌な話だけど、終わったあとの爽快感はなんだろ それまでの緊張感からの開放か? 境遇に向かう真っ直ぐなところか? 人生はいろんなことにぶつかって、答えを出すことだと感じた。宮本は最強だわ
疲れた、、
2人の熱量が通常から逸脱しており、とにかく疲れました…
こんなに激しく大きな声で言葉を発して、疲れませんか?と。
わたし自身がなるべく体力を使わないようにゆったりと過ごしている性格っていうのもあるかもしれませんが、
省エネ人間からしますと、
エネルギーの量が想像を絶しており
鑑賞しながら、少々休憩を挟まないと見れませんでした。
とはいうものの、こんな真っ直ぐで全力で力の限り生きている2人が眩しくて羨ましかったりもする。
(そう生きたいと思うかは別として)
かっこいい宮本。喧嘩で大負けして歯が無くなったとしても、靖子に罵られても、それでもまっすぐ突き進む宮本が気持ちいいくらいアホだ!!(褒めてる)
かっこいい靖子。男を見る目は、無いのでは?とは思うけれども、発言がぴしーっ!っとこちらを正してくれるし、自立していて男に頼らず、だけど頼るべきところで女を使い、本当に頭がいいなと感じた。
宮本と靖子はきっと前世でも繋がって、来世でも繋がるような、運命の2人だ!
褒めたのに星2です。
単純に好みの問題です。
鑑賞料金は129分間の寿命
文具メーカーのマルキタで営業マンを務める不器用な青年宮本と姉御肌の女性中野靖子の2人の元に降りかかる悲劇と絶望、そしてそれらに決して逃げずに立ち向かった2人を描いた、2019年最熱量を持った作品。 新卒の若手営業マンの宮本がその不器用で頑固過ぎる性格ながら、恋に仕事にひたむきに頑張る姿やその仕事内容が自分に重なる部分があったり、ロケ地が会社の近くだったりと勝手な親近感を覚えていた2018年のドラマ版から一転、血だらけの宮本が飛鳥山公園を異様な雰囲気で歩く姿から幕開けた今作は全編通して生々しい表現や演出の連続で全く目を背けることのできない作品であった。 風間という靖子の過去、拓馬による無慈悲で暴力的なレイプ、守ると誓った宮本の失態、圧倒的な力の差で勝ち目の見えない拓馬とのケンカなどまるで自分が当事者かのような感覚に襲われ、恥辱や後悔、怒りなどの負の感情が津波のように押し寄せ、非常に息苦しく座りながらもその感情に合わせ手足が思わず動いてしまうような衝動に駆られた。 それに拍車をかける池松壮亮と蒼井優を始めとした役者陣の迫真の演技が素晴らしく、特に問題のシーンのあと1人取り残された靖子が呑気に眠っている宮本を目の前にして包丁を持ち出すシーンにおいて、靖子の顔を映さずに宮本の呑気な寝顔と激しく震える包丁を持つ手だけで靖子の感情を表現していて、カメラワーク、演技の両面から見て2019年の邦画作品のベストショットなのではないかと感じた。 また一切の同情の余地を持たせない見事なヒール役を演じた一ノ瀬ワタルの存在感が凄まじく、他のメディアで彼を見かけると若干の苦手意識を感じさせる程で本作以降の役者人生にも影響を与えそうな嫌われ役を見事に演じていた。 一貫してシリアスな展開だったが、井浦新演じる風間が靖子の妊娠をネタに宮本をゆすりにマルキタに訪れたシーンで、激昂した宮本が風間の股間を豪快に蹴り上げ、「止められるもんなら止めてみろ!!」と叫ぶ件が気持ちが入り過ぎて何言ってるのかわからないところが笑えて唯一胸がスッとしたシーンだった。 ラストの非常階段のケンカシーンは10年代の邦画作品でもトップランクの熱い喧嘩だったと思う。 間違いなく鑑賞中観賞後に精神的に体力的に大きなダメージを負うが、避けて通るべきではない製作陣の熱量がこもった作品。 あと今作ではチョイ役だったけど松山ケンイチ演じる神保が本当に頼りになるカッコいい先輩。 是非ドラマ版も観て頂いて、神保のカッコよさを感じてもらいたい笑。
こんな熱い映画を久々に見た
もう、すご過ぎるよ… 池松壮亮に蒼井優、 最強の俳優でしたな… もうさ、ここまで魂込められると、 生きる希望とか、そういうのすら 馬鹿馬鹿しくなって、 真っ直ぐに生きるのみだな、 と思い知るんだね エンディングの宮本浩次の歌含め 最高にかっこいい作品だった 生きるしかねぇですよ
赤羽で昼から終電までひたすら梯子酒をした次の日に、二日酔いで重〜い...
赤羽で昼から終電までひたすら梯子酒をした次の日に、二日酔いで重〜い体を引きずって映画館に入ったのに、見終わった時にはすっかりばっちり酒が抜けてる自分に笑った記憶(笑) とにかくエネルギーがすごくて、映画館で見るべき映画だなぁと!
いま最も憎むべき気持ち悪い悪
今最も憎むべき気持ち悪い悪側の現実味を新味と評す。 愛とは?と理屈捏ねる前に脚本と役者から情念が溢れて空回る。 これが映画だ。 クール達観キャラが食傷気味の池松壮亮は可愛い気ある新境地を得た。 滑稽でリアルなアクションも良し。 真利子哲也、好調。同年私的ベストワン。
宮本がウザくて無理
なんというか、うるさい映画だったので疲れてしまった。バトルシーンは迫力あって引き込まれたものの、全体的に受け入れがたく、気持ち悪さを感じました。端的に言うと、生理的に合わないガーエー。
主人公・宮本を受け入れられるか否かで本作の評価は決まるように感じます。宮本は不器用で直情的だが独りよがりで頭が悪い。その熱さと気合いに惹かれる人もいるでしょうが、俺は彼の押し付けがましさに反応し、まったくダメでした。俺に任せろ、みたいなのって相手との関係性を無視していると思います。しかも解決方法が目には目をだもんなぁ。それが無理だった。
ヒロインの靖子がまた無理だったため余計キツさが強まってしまった。ゴム無しで中出しを促す辺り、露骨なズルさを感じて無理だった(ゴムつけようとした宮本は誠実だと思いましたよ)。その前に「アタシにはアンタみたいな男しかいない」みたいなこと言ってたし。焦りがあって既成事実を作りたかったんでしょうね。ほんと、ウ〜ムって感じです。
逆に言えば、宮本と靖子は実にお似合いのカップルと言えるので、やはり人間は収まるべきところに収まるのか、などと妙に感心してしまいました。宮本の気合と覚悟も相手が靖子だからうまく回ったんだろうなぁ、なんてしみじみ思った次第です。なのでこの2人に好意を持てる人ならば、本作はめちゃくちゃグッとくるでしょう。
あと、ラグビー部のくだりはほんと胸糞でした。佐藤二朗の靖子へのセクハラや、タクマを呼び出す感じ悪さとか、マジで絶滅してほしい。そんな親父やコミュニティで育てばタクマもクズになるわ。
宮本も基本体育会系だからか、バカみたいに日本酒とかあおって豪傑を気取りたかったんでしょうね。それでつぶれてあの事件につながって行く。あ〜ヤダヤダ。
一方で、タクマのキャラクターは結構惹かれました。あの俳優の雰囲気とかも、無機質で空っぽな感じとかすごくリアルでした。本作の登場人物の中で唯一琴線に触れたんですよ。なんか救い難い悲しみを感じてしまって。やってる事も行き当たりばったりで救いがない。まだ裕也の方が計画性ありますからね!
色々恵まれているが、唯一ないのが魂みたいな切なさがキました。彼の人生惨めですよねぇ…愛される雰囲気もないし。勝者の悦楽に酔うべきガーエーだと思いますが、俺は敗者の方に気持ちが向いてしまった(といっても彼に好感を持っているわけではない)。
今回、結局俺はダルデンヌ兄弟みたいなガーエーが好きなんだなってことが良くわかりましたよ!今後は話題作でも観る前の時点で繊細さを感じなければスルーだね。でも主題歌はカッコ良かった!
オレがついてるから
ムチャクチャな奴で、 絶対に肯定しちゃいけないけど、 心の中では"負けんな、宮本!!!"って応援してしまう。 僕はここまで命がけの決意を持って父親になれてはいない。 ムチャクチャだけど尊敬する。
2人が凄すぎる!
ストーリーは熱すぎてちょっと引いてしまう所もある💦宮本の会社にユウジが来て大声で怒鳴りあったり、靖子の会社に乗り込んで「結婚しよう」の挙句大喧嘩。ドラマだなぁ、というか漫画だなぁの展開で、実際そんなことはいい大人はしないだろうなぁ🤔 靖子が布団を部屋から投げ捨てるところは理解不能だし、初対面の異性をたとえ送ってくれたからとはいえ、彼氏が一緒とはいえ、部屋に入れてはいけない、あんな結果になったのは気の毒だし、男が悪いんだが、靖子にもスキがある。自分の彼女が襲われてるのに酔っ払って寝ている男もどうしようもないが😫 と、性格激しすぎ人物達の話には少しついていけないところはあるが、池松壮亮と蒼井優の2人はホントに凄いっ❗️蒼井優はこういう喜怒哀楽の激しい役がとても上手い。池松壮亮はボソボソ話す役が多い気もするけど、今回みたいな感情を露わにする役までなんでも出来る、凄い役者だ‼️ 非常階段のケンカのシーンも、弱い者が必死に立ち向かうリアル感が生々しく、痛々しい。ラグビー🏉のユニフォーム姿で全力疾走で殴られて倒れる場面も、池松壮亮が演ったんだろうけど、まさに体当たりの演技だ、痛そ〜😖 池松壮亮と蒼井優の熱演に星4つ⭐️⭐️⭐️⭐️
言葉で表現するのが難しい、愛情激励!
漢の愛情表現力の塊。 今時の恋愛映画を期待する人には向かない、昭和な任侠劇でした。 演出がとにかくリアル! 熱い情熱とはこう言う事とかと関心させられ、久々に感動した邦画!
若い男子向けかな。
評判を聞いて見たのですが。 アラフィフおばちゃんの私には、熱量に圧倒されっぱなしで。 暴力シーンや大出血状態が、苦痛でした(ごめんなさい)。 時間軸が入り組むところは、歯があるか・髪が短いかで判断できたのがわかりやすく。 「こんな小柄な主人公が、どうやって立ち向かっていくのか」 っていうところは、ハラハラしました。 「宮本といえば、エレカシ宮本さんでしょ」と勝手に思ってたら、あら!って。 退屈ではなかったです。あっという間。 「池松くんが出てるから」っていう気持ちで見ようと思う女子。 覚悟してから見てください。
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