キングスマン ファースト・エージェントのレビュー・感想・評価
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キングスマン誕生の秘話は凄まじいエネルギーの映画
今年1本目はこれに決めてました。
ほとんどのシリーズ作はどんどんと尻すぼみになっていくものですが、今作は、過去作をぶっ飛ばしての堂々の1位。1作目を軽々超えて、やってくれましたね!
ありがとう!
主人公変わっちゃうからどうなの?
なんて言う疑い持っちゃってごめんなさいね。
久しぶりにもう一度映画館で観たい映画です。
カメラワークや編集も最高に痺れましたよ🎶
笑えて泣けて、痺れれまくるキングスマンファーストエージェント。
テレビサイズで見るのはもったいないです。
ぜひ劇場の大画面でお楽しみください。
エンドロール見ろよ!!
昨日不採用通知が来てつらいので映画を見ました。
これ選んで良かった……
キングスマンは第一作を見て二作目を飛ばしている気がするのですが気にしない。
冒頭から今作も素敵なおじちゃんたちが量産されていて最高だよなあ。素敵なお髭。
→強い黒人紳士のおじちゃん(お兄ちゃんじゃないよおじちゃんだよ)好き……
→ロシアあたりであああああやっぱこの映画しゅきいいいいいい(゚∀゚*)
→ww1の戦場がつらすぎて真顔
→奥様お許しください!!!!
→誰も死なないでくれ頼む!!!!
という感じでした。
つらい時に見る映画として最高の選択でした。
観客の都合上皆さん英語喋ってくれてるんですが、皆さん国ごとにちょいちょい違う感じなので、その辺意識しているのでしょうか。黒幕はスコットランド訛りなんやろなあ知らんけど。
エンドロールに入って周りの人がぞろぞろ立ってしまいましたが、あの人らチョビじゃない髭兄ちゃん(おじちゃんじゃない)見とらんのやなあ勿体ないなあ!
不採用通知がどうでも良くなりました!!!!
映画は良いなあ!!!!(゚∀゚)
なんか面白い。実際は4点でなく3.8点です。
第一次世界大戦の頃の欧米人の考え方が垣間見えた
うまく歴史を絡めて、外れなしの面白さ
今回は秘密結社結成への説得力を持たせるためか、歴史上の人物をふんだんに採用。ラスプーチン、マタ・ハリ、レーニンなど実在の人物を絡めてうまく料理した。
米大統領の小物感も楽しく。彼が幾度となくスコッチを持ってきてくれ、というのはステイツマンを示唆しているのは言わずもがな。
しかし世界を混乱に陥れ「うまみ」をかすめとる秘密結社の存在はあながち完全な虚構とはいえない。陰謀論を唱えると陰謀論者と揶揄されることが多いが、原爆投下の決定にチャーチルが関わっていたことや、ペンタゴン・ペーパーズが明るみにしたベトナム戦争の米軍の自作自演など、のちのち明るみになる陰(かげ)の謀(はかりごと)は枚挙にいとまがない。
「政治では戦争は解決しない」、それも真理。
また、英国による植民地政策などに対して過去の贖罪のような台詞が度々あるのが印象的。それで旧植民地に生きる映画ファンのガス抜きをしたいというわけではないだろうが、キングスマン設立への動機付けとしてはよい。
第一次世界大戦を「いとこの戦争」とはよくいったもので、当時のイギリス国王、ドイツ皇帝、ロシア皇帝はいとこ同士。
歴史を遡れば、ローマ時代にハリアドヌス帝がイギリスに壁ハドリアヌスウォールを築き、その後ゲルマン人が神聖ローマ帝国を率いるようになり、壁の南に入植したときから、イギリスとドイツに対しては、似たようなルーツを持つ同士で覇権争いを何世紀続けてるんだ?と半ば呆れにも似た気持ちが湧く。それで世界を巻き込んでるんだから、ねぇ。
紳士の気品と愛国心と博愛精神を体現する初代キングスマン、オーランドにレイフ・ファインズ。ラスプーチンもぴちぴちの息子コンラッドより大人の魅力がいいらしい。レイフも足なめなめされながらも、老体にむち打って奮闘。「魔力は本当だった」じゃないよ(笑)。
007ではMI6の高官と大忙しの彼。英国の存亡は彼にかかっているね。
アクション面では漫画的な未来形アイテムは登場せず、地に足の着いた無骨さ。しかし音楽にのせたノリノリの格闘シーンは健在。世界に張り巡らされた情報網は召使いという、地味ながらもワクワクする情報戦を展開。この設定が意外と萌え要素。マーリンとのバディぶりもよい。
前回のランスロットのように、重要なキャラがあっさり途中退場するもったいなさも。キャラを出し惜しみしなさすぎる感も。
コンラッドが戦地に赴く場面は「1917」のセットを彷彿とさせる。ゲリラ戦の緊迫感は見事で、戦場の無慈悲さや悲哀がしっかり描かれるが…、彼のキングスマンも見たかった。
イングランドとは何かと因縁と確執のあるスコットランド人が黒幕。
「マナーが紳士を作る」。まさかこの台詞が敵から語られるとはね。
それにしても最期の山羊の意趣返しは、山羊頭の悪魔「バフォメット」をモチーフとして使われる悪魔崇拝や秘密結社への皮肉のようにも受け取れるが、それは考えすぎかな?
最後に過去編2が作られてもおかしくない大物が登場。それはそれで、オーランドの活躍を見たい気持ちもする。
おとなしめと思いきやしっかりキングスマン
ふマジメ?マジメ?
キングスマン創立に至るまでにフォーカスを当てた作品。
残念ながらタロンくんも、コリン・ファースも出てこない!しかも今までのフィクションな題材・敵ではなく戦争というリアルをベースに話が進んで行くという、今までのキングスマンとは毛色の異なる印象を受けた。
1・2のめちゃくちゃ具合を期待していた自分としては少し今回のは物足りない。
真面目なキングスマンを作りたかったのか、キングスマン風不真面目戦争映画を作りたかったのか。
英国・ドイツ?・ロシアの関係とか、キッチナー伯爵のポスターとか、第一次大戦あたりの情報を先に知ってた方が楽しめたかもしれない。そーいうの知らなくても大丈夫なようにって工夫してくれてる優しさは伝わった。
続編出るような終わり方だったので、次ので更にめちゃくちゃが増えてることに期待したいが、歴史的な史実に実はキングスマンが関わってるんだよって話なのが見えちゃったからそれをどう面白く作るかハードル上がりそうな気がした。あと史実に主人公が関わるって点で、何かフォレストガンプっぽさを彷彿とさせた。ストーリー全然関係ないんだけどね。
しかしながら、ちょっとゾワゾワするギャグや見た目も派手派手でキャラも濃い敵集団、壮大な音楽と共に繰り広げられる破茶滅茶戦闘シーンに「あ〜やっぱキングスマンだわ」と感じる要素が満々詰まっていてとても楽しい。コサックしながら戦うシーンに如何にもな曲を流すのは絶対笑わせに来てるでしょ。
舞台が英国なんだからイギリス英語なのが当たり前なんだけど、序盤から俳優方がこのイントネーションで話してるのを聴いてるだけでキングスマンの映画観てるんだって実感した。
あとは細かいところ
・途中まで息子が主人公だと思ってた。
・ラスボスのあいつ不自然な途中退場だったから意外性がなくキャラが地味。
・崖から落ちそう!危ない!ってシーンは、アジト上陸作戦から予想できるあるある展開。そしてそんな引っ張らなくてもいいんじゃないの?ってくらいに長い。
誉れとか誇りとか
キングスマンがいかにして出来上がったか、
ルーツを知るという事の大切さを
思い知る素晴らしい作品に仕上がっています!
なんやかんやで創設時に成し得なかった
師弟愛を初期作品で大成しているところが
個人的にグッときました!
似て非なるもの。
どうやって撮影?
感動した!
キングスマン【世界史編】
ぶっちゃけ私は世界史(と言うか歴史)が苦手でして(^_^;)
この時点で一般教養の方々の半分も楽しめなかったのかなーって思うくらい“キングスマン【世界史編】”でした。
もちろんマシュー・ヴォーン監督なので
「やり過ぎじゃ!でも好き♪」なアクションは健在。
だが、過去のシリーズみたいに
「傘からもアタッシュケースからも弾が出んのかよ!」
みたいなバカバカしさを期待すると…うーむ。
なんか、添加物を変な薬で0にしました的な仕上がり。
戦争のシーンも凄い分
「これはキングスマン?キングスソルジャー?」みたいな違和感も付いてきます。
世界史は知ってて当たり前感も強く
ポップコーンムービーでは無くなったエピソード0でした。
まーでも充分に楽しいんだけどね!
イギリスの諜報活動は誇り高いのょ。
メイキング・オブ・スパイ組織!不慣れ感がリアル!!
『キック・アス』『ウォンテッド』やNetflixで製作された『ジュピターズ・レガシー』『スーパー・クルックス』に加え、今後『ハック』『アメリカン・ジーザス』なども展開される予定のマーク・ミラー原作コミック「キングスマン」の映画化作品第3弾!
キレッキレでスタイリッシュなアクション・シーンが斬新な「キングスマン」前2作とは、少し異なったテイストであって、今回はアクション映画というより、政治的駆引きがメインの作品となっているだけに、前2作の娯楽アクション要素強めに魅力を感じていたファンは意見が分かれるかもしれない。
世界的なスパイ組織「キングスマン」誕生に隠された秘密を描いているメイキング・オブ・キングスマンでもある。
極力血を流さずに、平和的に解決できると信じていたオックスフォード公の葛藤。戦争に対しての息子との意見の相違が父として、当時のイギリスという国のあり方などを考えさせる、しっかり社会派な物語としても構築されている。
いくらキングスマンだからといって、はじめから上手くいかないことも多く、チームのメンバーが、それぞれ戦闘スキルや知識がそれなりにはあるものの、それだけではカバーできない相手にどう立ち向かうのか、想像を超えてくる相手の戦闘スキルにどう対処するのか。
例えば今回登場するラスプーチンの予測不能な行動は、決して常識が通用するような、マニュアル通りの案件ではなく、どうしたらいいのかと戸惑う様子も、またリアルだ。
『キングスマン』では、ハイテクなガジェットも、今回は手作り感満載のガジェッドが頼りなく、故障や失敗も多い。ところがその手際の悪い演出が初めてのミッションであり、スパイ活動そのものが不慣れという点において、全体を通して、ファンタジー要素も強い作品にも関わらず、妙なリアリティを醸し出している。
前2作とは全く違う 3本目(再込5)
ラスプーチンが良かった
いわゆるはじまりの物語。
悪くなかった。
このシリーズは細かいことはあまり考えず、画面のインパクトと漫画的なノリを楽しんで鑑賞するのが良いのだろう。
味方側のキングスマン発祥の動機はよく描けていたと思う。
敵では「怪僧ラスプーチン」の怪僧っぷりが良い。
ただ、敵組織はあれだけのそうそうたるメンバーを集めていることや、それなりの組織力を持っている割には、ボスがあまりに小物でカリスマ性がなく、説得力がない。
敵組織が何を目的としていて、なぜ構成員がボスに従っているのかよく分からない。
個人的には、レーニンやヒトラーをこの映画で出すのは評価できない。
「悪ノリがキングスマンの特徴なんだからいいじゃん」という意見もありそうだけど、ここまで娯楽にふりきってる映画だからこそ、「さすがに不謹慎じゃないの」と思ってしまったんだよな…。
何か深い考えがあって、彼らを出したのだったらまだ評価できるけど、たぶんそーゆーのじゃないと思う。
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