キングスマン ファースト・エージェントのレビュー・感想・評価
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相変わらず過激で抜けているのがいい
シリーズのシーズン3はどの映画にもあるビギニングを題材にした作品だった。
2作目から特質して表現されているのが「最悪の状況」の効果的演出だ。
主人公は戦争を止めるために必死になっていた。
その矢先、目の前で妻が殺された。戦争が世界に広がる中、なんとかしようともがきながら、成長した息子との考えの相違が明るみになってくる。
部分的に見つかる戦争の因子。その根源に潜入して息子とともに根源を摘み取るものの、
自分への自信がついた息子が家を飛び出して軍隊へ入隊、最前線で戦死する。
ここまで主人公が息子だと思い込まされる視聴者はまんまと罠にかかるのだ。
主人公は父だった(人物を見ればわかるのだが)。
1作目は要人の拉致と脅迫、そして首筋に埋め込まれたチップ爆弾によって世界征服を企む組織の話。2作目は麻薬王になるために昨今の流行病の構図を利用した正解制服の話。そして今回はビギニングなので、当時の世界情勢であった第一次大戦をモチーフに、戦争屋による世界征服に対抗する主人公たちの奮闘を描いている。
主人公が妻を殺され、息子を殺され… やけ酒に溺れ、やがてもう一度心に火が灯る。
悲劇のどん底からの奮起こそキングスマン誕生の大きな要因になるのだ。
この作品は一見ウイットに富んでいるように思えるが、これこそ真実なのではないかと思わせるのが、アメリカ大統領がなぜ参戦しないのかという点だ。
これがハニートラップによるビデオテープだったとは、その昔から政治家なる者の資質は、世の誰よりも底辺だと言うことを風刺しているのかもしれない。
この下らない大統領に喝を入れるために大勢の勇者が命を落としていることを考えれば、あの壮大なアクションがしたことに加えキングスマン誕生の要因とを、一体どうやって天秤にかけろというのだろうか。
実際の現実は、どれほど我々の認識とかけ離れているのだろう?
映画の面白さに加え、些細な疑問に空恐ろしさを覚えた。
正統派な・・
1・2作目のぶっ飛んだ世界とは全く別物の正統派(とさえ思える)作りでびっくりした。コリンファースの美しい紳士っぷりを堪能したいのに、ちょっと台無しにされてるようでやりすぎじゃない?と思った前作だったので、この上レイフファインズまでどうしようというのかと恐る恐る観たが、シリアスな戦争ものにうまく諜報活動をからませて、悪の手先はクセ強めだったけど、キングスマン誕生の経緯を感動しながら楽しめた。レイフの父親としての愛情や苦悩に胸打たれた。ジェマも役にぴったりでかっこいい!
印象に残ったのは白ヤギさんかな
キングスマン3作目は諜報機関キングスマン発祥の物語、一作目はまさに若者世代の007としてユニークなスパイアクション・エンタテインメントでした、劇中で「007は悪者が主役、悪いほど面白い」と悪役本人が言っていましたがマシュー・ボーン監督のポリーシーでしょう。
本作でも凄い悪役、しかも歴史上も有名な人物を集めています。スペクターのような闇の教団が第一次大戦を裏で操る設定、ロシアの怪僧、ラスプーチン、女スパイ、マタ・ハリ、セルビアのテロリスト、ガヴリロ・プリンツィプ、ロシアの革命家、レーニン、ドイツのニセ預言者、エリック・ヤン・ハヌッセンなど最後にはヒットラーも登場とは恐れ入りました。
2作目のゴールデンサークルはアメリカニズムを虚仮にしたおふざけが過ぎるブラックコメディ調でしたが、本作でもウィルソン大統領が参戦しないのはマタハリのハニートラップに嵌められたからと、きつい設定を入れましたね。
前半はキングスマン創始者のオックスフォード伯爵父子の平和主義を巡る葛藤がメインでちょっと退屈、てっきり息子のコンラッドがキングスマンの統領になる話と思っていたら味方に撃たれて戦死とは、予想を覆すのがマシュー・ボーン監督の手法なのでしょうがひどいですね。
アクション・シーンは中世騎士物語のようなチャンチャンバラバラがメイン、まあ、剣の舞と言ったところでしょうか。
面白かったのは闇の教団のアジトの高山に棲むシロイワヤギ、スペクターのペットは猫でしたが本作はヤギ、ヤギは神話の時代から邪神、悪魔の象徴のように描かれてきたから使ったのでしょう。アジトを突き止める証拠にもなったマタハリのカシミヤマフラーの原料だったのでしょうが、角を切られた仕返しのごとく悪役のボスを一撃してピンチの伯爵を救っていました、動物の混ぜ方も秀逸です。2時間を超える長尺、戦場シーンは「1917」のようでもあり、終盤の飛行機シーンはミッションインポッシブルもどきでハラハラ・ドキドキ、実に様々な映画の要素を詰め込みましたね、マシュー・ボーン監督の作家性なのでしょうが恐れ入りました。
学びの映画
正月三が日にみた映画の【キングスマン ファースト・エージェント】(2020 原題:The King's Man)は前二作の前日譚だが、とてもよくできた映画で「初学び」となった。
#キングスマン #ファーストエージェント
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この映画シリーズはアーサー王の伝説も知っているとさらに楽しめるが、後にアーサーと名乗る組織のボスの若い頃が描かれている。
映画は、第一次世界大戦 [WWI / the Great War / the War to End All Wars]の開戦前、第二次ボーア戦争から始まる。
(第一次世界大戦、ボーア戦争なんかをWikipediaで読み直してしまった)
ラスプーチン、アルフレッド・デュポン(火薬で財を成したデュポン財閥の一人)、マタ・ハリ、エリック・ヤン・ハヌッセン(ドイツの手品師/占い師)、ガヴリロ・プリンツィプ(サラエボ事件のテロリスト)、ロシア革命のレーニンらが集う結社「The Flock」は世界転覆を企むボス「The Shepherd」の下に集まる。
そのアジトはカマリロ・ゴートがいる天上の平地なのだが、ボスはアンガスが好みだとも言っていたのでスコットランドなのだろう。
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怪優リス・エバンスが演じるラスプーチンはカリンカみたいな舞で戦うし、志願して前線に行った息子のコンラッドは戦場で救助のためにフォレスト・ガンプみたいに担いで走ったりする。
余談だが、会話でジェントルマン(gemtleman)のマナー(manner)が出てきたが、一瞬、マナーハウス(manor house)かと思ってしまったのは映画「ザ・ハント」をまたやってたからかな。
また、前作の「キングスマン:ゴールデン・サークル」に出てくるキングスマンと同様の組織 「Staitsman」はバーボンの銘柄だが、本作ではアメリカ大統領がロックで飲んでいたりする。
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後半では、カシミヤの質を見分けるのに指輪を通すシーンや、例の仕立て屋で調べたカマリロ・ゴートの唯一の産地がアジトであることを突き止める。
(アジトに侵入するのに当時のパラシュートも出てくる)
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また、前線に向かったコンラッドは、父親への手紙で詩を送る。
その詩は、WWIで亡くなったイギリスの詩人ウィルフレッド・オーウェン[Wilfred Owen]の詩「DUICE ET DECORUM EST」(タイトルはローマ時代の詩人Horaceの言葉)という詩で、効果的に使われている。
最後の一節>>>>>
My friend, you would not tell with such high zest
To children ardent for some desperate glory,
The old Lie: Dulce et decorum est
Pro patria mori.
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ヒトは「共感」し仲間を作ることでこの星の上に蔓延[はびこ]っているようだが、未だに戦は耐えない。
仲間を思い集うことで、集団から村、国となってきたがまさに今、古えの嘘りがまかり通っているようだ。
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【参考】
▼第一作 キングズマン (2015)
原題: Kingsman: The Secret Service
▼第二作 キングスマン:ゴールデン・サークル (2018)
原題: Kingsman: The Golden Circle
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【おまけ】
・サヴィル・ロー 11番地(11 Savile Row):アジトの場所を Google map で探してみた😅
爆発力は控えめ
フィクションではありつつも、予想外にきちんと
第一次大戦の流れを描いたためか
これまでの二作に比べて、
ばかばかしい爆発力は抑えめだった。
とはいえ音楽と動きの見事な合致は今回も衆目で、
一目見てラスプーチンとわかる
寄せ方してくれた者が、
バレエの白鳥の湖の黒鳥33回転よろしく
くるくると回るのは一番の見せ場だったのではなかろうか。
あそこだけ繰り返し見たいくらい。
黒幕は早々に想像がつくので驚きはないのだけれど
強引に史実をそこにつなげた手腕は見事かと。
妙にまじめになりすぎず、
往年の007のようにツッコミどころ満載だけど
楽しいスパイ映画の路線をキープし続けてほしい。
「キングスマン」誕生秘話
オックスフォード公爵(レイフ・ファインズ)アクションとシリアスと二刀流で頑張るの巻。
私的には5点満点。
近年これ程胸躍る作品に出会ったことはない。
心から堪能した。
キングスマン誕生秘話。
アーサー(マイケル・ケイン)の若い時。
それを演じるのがレイフ・ファインズ
前半は暗くシリアス。
しかし第一次世界大戦の勃発から終結までを、虚実綯い交ぜての語り口は、
時に皮肉にジョークを交えて実に奥深い。
(その開戦から終結までの逸話や史実は結構真実が多く含まれてるそうですが、
(歴史に強くなくても全然楽しめる)
息子コンラッド(ハリス・ディキンソン)の戦死の哀しみ。
戦時に暗躍するスパイ組織「闇の教団」
メンバーには伝説の女スパイ・マタ・ハリまでいるのだ。
(もちろん名前しか聞いたことなかったが、凄い女スパイだったのね)
彼女がアメリカ大統領にハニートラップを仕掛けて、そのため
秘密のフィルムで脅されてるアメリカ大統領は開戦に踏み切れない・・・
このエピソードは捏造と思われるが、本当に上手く歴史を料理している。
第一次世界大戦。
遂に息子のコンラッドは19歳になり軍に志願する。
そして好んで前線へ送られる。
父親の計らいで英国帰国を告げられると、替え玉と交換までするコンラッド。
策略家の血は息子に受け継がれている。
前線の塹壕の描写・・・これが本物の戦争映画のようにリアルなのにも驚かされる。
まるでコンセプトは「1917命をかけた伝令」ではないか。
コンラッドは志願して、スパイが届けた電報を真夜中に
敵地に取りに行く。
降り注ぐ銃弾を走り抜けるコンラッド。
奇跡的に生還するものの、ここで思わぬ出来事が・・・
アドキンス軍曹と取り替えた名前がとんでもない結末に。
ここでも運命の悪戯?パズルのかけ違い?
しかしこの電報は終戦への大事な役割を果たす。
《息子が戦死した》
片翼をもがれ悲しみに沈むオーランドを叱りつける
召使いのポリー(ジェマ・アータートン)。
ポリーの役割も重要。いい仕事をしてますアータートン。
各国のメイドの情報網はまるでスパイ並み。
盗み聞きも隠し撮りもお手のもの。
ポリーに喝を入れられて、
ハッと覚醒したオックスフォード公爵オーランドは果敢にラスプーチンに挑む。
ラスプーチンの青酸カリ耐性の話や、ラスプーチン役のリス・エヴァンスの怪演。
オーランドとラスプーチン2人のバトルは見応えあり!!
すごかった!!
後半は殆どスパイ・コミックス。
(漫画です)
オーランドは「闇の教団」のアジトへ。
アジトの場所はなんか絶壁の上に僅かな足場しかない。
カシミヤを採択する羊を育ててるセルビアかなんかの山の頂上。
オーランドはライト兄弟が発明したような飛行機で赴き、
パラシュートで着地する計画。
ここからのスリルとサスペンスとパロディそしてドタバタコメディはまるで、
CGを使用したチャップリン映画です。
そしてここでやっと黒幕が分かります。
レイフ・ファインズ、本当に頑張りました。
「イングリッシュ・ペイシェント」は私の最も好きなラブストーリー。
あの映画でも大火傷の包帯ぐるぐる巻きでしたね。
容姿もあまり芳しくないのにも関わらず、イギリス映画では重要に役が
次々と付くのもその存在感と演技力からなのでしょう。
そして遂に戦争は終結。
ロンドン・サヴイル・ロウの高級テーラー「キングスマン」に集まったのは、
独立スパイ機関「キングスマン」のファーストエージェントの4名と
執事ショーラ(ジャイモン・フンスー)。
そしてなんと次回作にはアドルフ・ヒトラー(ダフィット・クロス)の登場。
舞台は第二次世界大戦になるのだ。
なんとも楽しみは次作。
マシュー・ヴォーン監督は私の中では天才。
「キングスマン」は3作とも大好きだけど、この作品は特別で最高。
地味めのキャスティングも良かった。
ハンサム青年も妖艶な美女も殆どいない。
オジサンばかりだ。
(オール・イギリス俳優で固めるとこんなにナイスになるのか?)
(イギリス俳優・・・悪くない!!)
キングスマンとは違うキングスマン
確かにキングスマンっぽくはない。
WWIを舞台に戦争を扇動しようとする謎の組織とその計画を阻止するべく立ち上がった正しき心を持つ者の戦いを描いた戦争物といった内容。
なので観ていて、『キングスマン』というより、『イングロリアス・バスターズ』や『ハクソーリッジ』『1917』を思い出した。
今回ガジェットは出て来ず、華麗な戦闘もないのでそれを期待すると肩透かしだが、オックスフォード公たちが泥臭く勇敢に戦う姿は戦争物としては重みがある。
ただ、ラスプーチン戦の踊るようなアクションシーンだけは、これぞキングスマンという感じでラスプーチンがメインの敵でも良かったんじゃないかと思う。
キングスマンっぽくないといってもお馴染みのテーラーは出るし、エグジーたちが訓練をした屋敷も出てくるので、1と2を観ていると歴史を感じる事が出来る。
特にアーサーやエージェントが集まる部屋は、元はテーラーの作業部屋だったというのも面白い。
本作を観て1作目を観ると新しい発見があると思う。
前半は第1次大戦の知識がないとよくわからないけど、後半のアクションシーンは面白かった。
マシュー・ボーン監督が好きなので見に行った。
なんか前2作と作風が変わった。
同じファーストだからかもしれないけど、X-MENシリーズで1作だけ監督した『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』みたいになった。
全2作と同じのつもりでいたので、アクションも中々出てこないし、時代が古いからしょうがないけれど、ふざけた秘密兵器も出てこないし、なんだかつまらないと思って見ていた。
正直少し眠くなって、途中意識が飛びそうになった。
でも見ているうちになんとなくこれは昔世界史の授業で習った第一次世界大戦のことなのか?と気づいた。
どこで気づいたかというとロシアの怪僧ラスプーチンと、オーストリアの皇位継承がセルビアで暗殺されたサラエボ事件のあたりかな?
映画の前半部分は、第一次世界大戦の影でキングスマンの最初の頃の人がいろいろやっていたんだよ、ということを言いたかったみたいな感じだった。
映画見る前にそれがわかっていればもっと面白かったかもしれないと思うと少し残念だった。
ネタバレ厳禁の映画があるけど、この映画は前2作の知識はいらないけど、第一次世界大戦の知識がないとよくわからない映画なので、見た人のレビューとか読んでから見に行った方がいいような気がした。
後半は第一次世界大戦の裏で暗躍する悪の秘密結社との闘いになって、ようやくキングスマンらしくなった。
時代的に秘密兵器は出てこないけど、マシュー・ボーン監督の独特のアクションは健在で、後半から面白くなった。
マシュー・ボーン監督のアクションは他のハリウッド映画のアクションとは一味違う。
うまく説明できないけど、だいたいのハリウッド映画のアクションはすごく直線的でそのままという
感じなんだけど、マシュー・ボーン監督のアクションはすごく捻ってある感じ。
英国人特有のものなのかもしれないけど、リアルさと残酷さの中に、どことなく皮肉とユーモアがある。
例えるなら『Mr.ビーン』のアクションみたいな感じ。
アクション映画はあまり撮ってないから比べられないけど、どことなくスタンリー・キューブリック監督の感じもしていいと思う。
アクションはいいんだけど、なんとなく惜しいなと思うのはキャラが立ってないこと。
『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』は当然のことながらキャラが立ちまくっていて名作だったけど、この映画は同じような感じでも、キャラが立ってないからその分面白くない。
全2作と比べてもそんな感じがする。
この映画登場する人物はほとんど皆同じに見えるし、主人公は普通の英国の紳士で、他の2人も使用人の女性と黒人の人では芸がなさすぎるような気がする。
初作は、笑えて楽しめたけど、次作、本作になるにつれ、笑えるポイント...
初作は、笑えて楽しめたけど、次作、本作になるにつれ、笑えるポイントが少なくなっていった感じ。そこそこブラックで、楽しめるのですけどね😬
こういう感じで楽しんじゃう陰謀論なら大歓迎です🤗が、トランプが光の戦士で、ユダヤ資本からの世界の解放とかは、勘弁してほすい。
2022 130本目
ようやく観れました。面白かったです。
ただ、キングスマンだと思って観ると
期待はずれかな。ラスプーチンがもっと活躍すると思ったけど意外とあっさり。
レイフ ファインズが頑張ってました笑
これはこれで続編期待します。
シリーズ最高傑作!
前2作は、ド派手なアクションはあるものの、ジョークもあり、悪役のクレージーさもあり、英国スパイ映画にしては、軽いなぁと思っていたが、今作は、第一次世界大戦を背景としたストーリーで、深みが一層増している!
また、不幸な出来事を乗り越えて、キングスマンの誕生に至った経緯も、惹きつけられた故であろう!
レイフ・ファインズの完璧な英国紳士の振る舞いと、剣捌きも見どころです!
2回見た
1回目、迫力サウンドが自慢の映画館で見た(字幕版)ときは、音が大きすぎて内容に集中できなかったせいなのか、世界史の知識が皆無だったせいなのか、つまらないと感じた。
それから時が経ち、国際線飛行機に搭乗した際、本映画を見れるみたいだったので暇つぶしがてら2回目。今度は吹き替え版で見たところ、気づいたら何故か一人機内で泣いてました、、、。続編も期待しました。
吹き替え版のお陰だったのか?帰国時に見たので、日本語の安心感によって涙腺緩んだ?
しかし、1回目見た時も抱いた「え??」ポイントは払拭されなかったです。「え??」ポイントは以下の通り。
①敵アジトへ潜入する際、飛行機から降り立って(?)崖から這い上がる時、あの登り方キツくない??
②タイミング良すぎるヤギ(?)の逆襲。ヤギの逆襲もなんとなくピンとこなくて違和感。確かに角を折られて主人である敵に、恨み心を持つのは分かる。折られた時にすぐ威嚇、攻撃行動に出るなら分かる。折られてから時間が経って、主人を見つけたからって、自分から見て背を向けてる主人に対して攻撃するの、、、か、、?
③敵の恨み心、動機がちょっと物足りない気がする。
→実は、親が母国のために仮想敵国のスパイをしていて、母国に多大なる貢献をしていたのに、母国に裏切られたのでもういっそ母国を滅ぼそうと思った的な理由はどうでしょうか?(とんちんかん過ぎ?スマソ)
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