キングスマン ファースト・エージェントのレビュー・感想・評価
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出演者は地味だけど中身で勝負
2021年12月29日
映画 #キングスマン:
#ファースト・エージェント (2020年)鑑賞
キングスマンの誕生秘話
そこまで世界観が浸透してるとは思えないけど、第3作ですべての出演者を変えるとはなかなか勇気ある
これからは、設立時の第一次世界大戦時と現代のあいだを行き来しながら話が書けることになる
ラスプーチンに首ったけ!になる映画。
レイフ・ファインズが老体に鞭打ち身体を張ったアクション満載の映画。
父親が死に、息子が意志を継いでキングズマンを立ち上げる話かと勝手に思っていたのだが、予想とは違った展開。(そっちが主役かい!)
舞台設定が第一次世界大戦直前の欧州という事もあり、これまでのシリーズで一つの売りだった近代的なハイテク武器などは一切出て来ないが、ラスプーチン、マタハリ、レーニンなど実在の怪物?達とのバトルを面白く楽しく観せてくれた。
特にラスプーチンの描写には力が入っており、ベリョースカで登場しコサックダンスでバトルするというぶっ飛んだ演出。
最も衝撃だったのはオックスフォード卿の太腿を舐めるシーン。(あれ演者のアドリブか?)
あまりのやり過ぎ感から声を押し殺して笑うのに必死になったw。
あれだけでも観に行く甲斐のある映画だと思う。
※あくまでも個人の見解です。
おもしろいがキングスマンっぽくない映画
本作はキングスマンの3作目で
スパイ組織のキングスマンができるまでのストーリーである
第一次世界大戦の時期に戦争を泥沼化させようと計画する組織に対して
オックスフォード公が過去に妻を失ったことをきっかけに
キングスマンの前身となる組織で使用人のネットワークをつかって
戦争を終結させようとする内容がストーリーの軸となる
オックスフォード公の息子であるコンラッドは
愛国心のために戦争で戦うために兵士として志願しようとする
オックスフォード公は息子を戦争に行かせたくはなかったが
コンラッドは反対を押し切って戦場に行ってしまう
そのことによって悲劇がおきてしまう
本作品ではラスプーチンがかなりキャラが強い敵として描かれているが
ただ、ラスプーチンは中盤あたりでやられてしまって
意外と早くやられてしまった印象が強いの
キングスマンと言えば、スーツ姿で特殊な武器をつかって戦うということを
イメージしてしまうが、今作では時代が第一次世界大戦の時代なので
あまりキングスマンっぽく感じない
また、キングスマンでは過激なユーモアが特徴的だが
戦争がストーリーに関わっているせいか
しんみりしてしまうイメージのほうが強い
もちろん、アクションシーンはよかったと思うのだが
キングスマンのノリを期待すると
ちょっと違和感があるかもしれません
KINGSMAN AWAKEN
キングスマン・シリーズ
2014年に脚本から関わるマシュー・ヴォーンが
メガホンを取り始まったコミック原作シリーズ
ロンドンはサヴィル・ロウの11番地にある
表向きはテーラーの「キングスマン」は
世界平和の為に人知れず活動する秘密組織の
スパイアクション
1作目はタロン・エジャトンの出世作となり
アカデミー俳優コリン・ファースも活躍
どこか陰鬱な方向性になりつつあった007
シリーズに代わる娯楽性が受け
(ちょっと下品と言われつつ)大ヒットを記録
今作はそんな「キングスマン」誕生の
1900年代初頭を舞台にした誕生秘話
内容は第一次世界大戦前後の時代背景を盛り込み
そもそも何故秘密裏に行動する必要があるか
という大前提から入って家族との絆と
すべきことへの使命感を両立させながら
上質のアクション映画に仕上がっていました
特有のお下品さも今回はほぼなく
驚くほどストイックだったと思います
大英帝国繁栄を信じて侵攻・侵略・植民地化の
ブリカス一直線だったころのイギリス
それは各地に憎悪をかき立てるに十分なものでした
祖国の発展を信じて最前線で血みどろの戦いを
やってきたオックスフォード卿は
ある日自分のしてきた過ちに気が付き
すっかり争いごとはやめて人種差別を憎み
戦地へ救援物資を送る仕事に家族ぐるみで
勤しむようになりましたが
ある日の物資輸送中襲撃に
妻が自分と息子コンラッドの
目の前で銃弾の犠牲になります
その際「息子を戦争からあなたが守って」
と卿は妻から託されます
その12年後成長したコンラッドと
スーツを受け取るためサヴィル・ロウの
仕立て屋「キングスマン」を訪れます
スーツに身を包んだコンラッドの立派な姿を
妻に見せたかったと目を細めていると
店で盟友キッチナー元帥に「偶然」出会い
キッチナーは二人で話がしたいと
店に断って二階の一室を借ります
そこで新たな戦禍の予感を伝えられ
それを引き起こそうとする組織の存在も
打ち明けられます
戦争が始まるという事は息子も
戦地に赴くという事ですが
その息子コンラッドはその時が来たら
戦場へ向かう事をためらわぬ意思を示し
卿を悩ませます
そんな折その組織のセルビア人の構成員による
オーストリア皇太子の暗殺事件が発生
第一次世界大戦のきっかけとなった
サラエボ事件です
ここで抑えておかなければいけないのは
史実上の支配者
大英帝国のジョージ5世
ドイツ帝国のヴィルヘルム2世
帝政ロシアのニコライ2世
この3人は本当に親戚同士で
本当によく似ていたそうで
(作中も皆トム・ホランダーが3役を担当)
第一次世界大戦は簡単に言うと
セルビアを実効支配していたオーストリアの皇帝が
セルビア人に暗殺されたことで起こった
報復合戦をきっかけに起こった代理戦争が
どんどん膨らんでいき
ルールも協定も何もない戦争をやった結果
毒ガス攻撃などなんでもあり
全軍で1000万人以上の犠牲者を出しました
「親戚同士で行った戦争」でです
戦場で戦いたがるコンラッドは
消極的なオックスフォード卿に
いつまでも子ども扱いしないでほしい
と意見しますが
卿は何もやっていないわけではなく
諜報にすぐれた才能を持つメイド(?)
のポリーやショーラを駆使し調べ
ロシア皇帝に近づいてほぼ操っているかの
ようにする「怪僧」ラスプーチンの存在を
突き止め元凶であるとし暗殺を決意します
ですがなし崩し的にコンラッドも参加する事に
なってしまいます
このラスプーチンがまあインパクト十分
インチキなのか本物なのかわからない奇術
男色なのかそうじゃないのかわからない趣向
バレエのピルエットのように戦う様
これは余談ですが昔歴史上の偉人たちを
モデルにしたキャラクターが戦う
「ワールドヒーローズ」という格闘ゲームで
色物キャラとして知られたラスプーチンを
実写化したらこんな感じなのかなと感動しました
苦労の末ラスプーチンはなんとか倒しますが
あれっこの映画ラスボスこの人じゃないの
という外しも色々ありました
オックスフォード卿は妻を亡くした時に
負傷した足を治してもらってたりします(笑)
こうして戦争は回避されたかと
思いきやその謎の組織も人材が豊富で
あのロシア革命の立役者レーニンや
ハニートラップの元祖マタ・ハリなどを
つぎ込み結局戦争は避けられず
ロシアへ動いたキッチナーも海上で謀殺
コンラッドも引き留めもむなしく戦地へ赴き
悲劇的な最期を遂げてしまいます
オックスフォード卿は心痛から
酒浸りになりもう英国は終わりだと
落ち込みますがコンラッドの戦場での努力が
まだ戦争終結に繋がっているとわかると
奮い立ちその諸悪の根源である
「羊飼い」を倒しにアジトへ乗り込みます
このあたりから政治でもってしても戦争を
回避することが出来ない事態になっても
独自に目的を達成するというキングスマンの
大元が出来上がったことになります
まあ結局黒幕を倒しキングスマンは
オックスフォード卿が店を買い取り
円卓の騎士のコードネームで呼び合う
組織が始まるところで話は終わります
前の2作ももう一度見返したくなるような
出来だったと思います
エピローグで更なる黒幕の存在まで
引っ張るのですが
あれは蛇足かなと思いました
あまりに似てなかったしw
よくできた娯楽作品
第一次世界大戦開戦頃のイギリスの色々な敵が全部謎の組織の一味だという、ぶっ飛んだ歴史の単純化改造をしたストーリーで、荒唐無稽、要は難しいことを考えずに楽しむ娯楽作品。イギリスを舞台にしているが、アメリカの制作、ディズニー配給というのも、うなづける。
父親と子供そして戦争
「キングスマン」誕生の物語。
親は子を守るため何を思うのか?
そして子は親のために何を思うのか?
物語としてのテンポは素晴らしい。
某スパイ映画に対抗しているので基本は裏舞台の話なのだが、一貴族がここまでやれるのか?と言うツッコミは横に置いておこう。
ボスは前半部分でシリーズを観たことのある人なら薄々気付くのではないだろうか?
年末の公開と言う事で休みを使い劇場鑑賞するのにオススメする。
ただし父親の脚に関わるシーンなど若干、小さな子供(中学生以下)とは少しだけ気まずくなる可能性もあるのでご注意を。
三作目でこんなに面白いとは!
キングスマンは好きだけど前作の続きだと少しはダレるかもな〜と思いつつ鑑賞したら良い意味で裏切られた!
三作目も最高でした。
1、2 あってこその3で、シリーズの要素はうまく散りばめつつも、お馴染みの登場人物は出てこない。スパイ道具もかなりのローテク。にも関わらず、まさかの3に一番感動させられてるかもしれない。。
キングスマンの前日譚ということで主人公も時代も、ノリも少し違うので新鮮だった。
とはいえ愛すべき悪ノリ感も健在だったし、シリーズを通してのテーマである「継承」やキングスマンの根幹とも言える真の正義や、守るべきものは何なのか、という問いかけはしっかり伝わってくる。
コンラッドがキングスマンを訪れてからの後半からの展開が胸熱すぎて。
展開もなかなか読めなくて、ハラハラしながら見守っていたのだが、思いもよらないパターンでの継承だった。。
粋で切ない、そして説得力のあるストーリーにホロリ。
戦争を描くことはマイナスではなく、この物語をより骨太にしているように感じた。
やっぱりキングスマンのアクションシーンは良い程度にふざけてて、迫力もあって、ピカイチに好きだわ。
ラスプーチンとのバトルシーンはアクションシーンに残るであろう。音楽よしテンポよしキャラクターよしアクションよしオチも最高ときている。何回でも見たいな。
世界を動かした悪人オールスターが揃ってるのも笑った。笑
本作ではコミカルに描かれてるけど、きっと世界情勢的には暗くて緊張感漂う激動の時代だったんだろう。そんな中でも平和を願うがために勇敢に戦って消えていった名もなき人々へのリスペクトも多分に感じ、キングスマンの成り立ちにも首がもげるほど納得させられた。
キングスマンらしさがどっかいった
前作からめちゃくちゃ期待していた分、大きく至らなかった。
普通のわかりやすいスパイ映画に、人間ドラマを足し、そこに少しユーモアを混ぜただけの中途半端な映画。
スパイアクション好きなら007でもトムクルーズでいいし、人間ドラマならいくらでも他の映画でいい。
キングスマンらしい、トンデモ展開とグロさをユーモアたっぷりかつ、スタイリッシュに描くそんな映画をを求めていました。
どこにも振り切れず、期待はずれでした。
まだ終わってないよ~
今回は第一次世界大戦まで時をさかのぼり、キングスマン誕生までのいわゆる「前日譚」が語られます。前2作よりもサスペンス要素が強く、また軽さや下品さはお休み。戦争という背景もあり結構シリアスな面も多いです。
私は割と序盤で引っ掛かった点が終盤「やっぱりな」となりましたが、でも話の展開は意外性や多層的だったりで十分楽しめる、よいエンターテインメントになっていて全く飽きずに観られました。
特に、危機一髪の場面で、まさかの「彼」が復讐を果たすところは笑えます。
(レビューから離れますが)
冬休みも始まり、コロナによる劇場控えしていたお客さんが戻りつつあるようで、少々「遅れてくる方」「エンドクレジットですぐ帰られる方」目立ちましたが、今回は少し立ち上がるのを待ちましょう。勿論、遅れてくるのも出来るだけ気を付けてほしいな。。
何を期待して観るか
自分的にはフツーだった!
映画的に見れば🙆♀️🙆♀️🙆♀️だけど!自分的にはね
泣いたしわーキングスマンぽいって思ったけど
何も考えずに見ても面白い今までのキングスマンとは違うシリアスな場面が多いから
ちゃんと予告編みてからお!いいねって気持ち固めていったほうがいいかも?
相変わらずキレているが…
マシュー・ボーン流のスタイリッシュなアクションは相変わらずキレていて、特にラスプーチンとのロシア舞踊風の殺陣は印象的。ただ『レイジング・ファイア』のドニー・イェンや『ただ悪より救い給え』といったアジアの最高峰アクションと同時期に公開だと若干見劣りするのは否めない…
ストーリーは、前日譚と言うことで荒唐無稽なスパイ道具が登場せず、その分第一次世界大戦を背景としたシリアスなものに。一方、前日譚の性として盛り上がるまでに時間が掛かるのはやむを得ないか…
アーロン・テイラー・ジョンソンは、最小限の登場で美味しいな…
これはキングスマンなのか?
キングスマン誕生秘話なんだけど、キングスマンらしさがほとんと有りませんでした。戦争映画って感じだし…
ラスプーチンに至っては、見た目があれだし、不思議な能力が有るし、踊りながら闘うし、この世のものとは思えません。
秘書?の能力が高過ぎるのもどうなのかなぁ〜?
派手だ
過去作を知らないで見ましたが、派手なアクションですねーこんなんありえない!と思いつつも、ドキドキハラハラで後半は特に目が釘付けでした。歴史上の重い部分を扱ってるのに、いい意味で大味というか雑というかシンプルに進むのでわかりやすくて見てて気持ちのいい作品ですね。カッコよかった👏
バトルシーン最高、、でも、、
バトルシーンシーンの演出、カメラワーク、最高にかっこよかったです!!ただ、前作とは全く別物で戦争映画って感じがしてキングスマンって感じはしませんでした。正直、私は前作派です、
キングスマン誕生まで
キングスマンは前2作が非常に好きで、この作品も楽しみに待っていました。
総合して良い作品だったと思います。
少し残念に思ったのは、半ばの戦争シーンが長く、中弛みをした感がありました。
キングスマンファンからすると、もっと潜入やアクションを観たかったところ。まぁキングスマンが出来るまでの話なので、仕方ないのかもしれませんが・・・。
しかし、そういった潜入やアクションがないわけではなく、キングスマンらしさも所々出ていました。
特にラスプーチンとのダンス・音楽・殺陣を融合したようなアクションは最高の一言。
ストーリーも史実に上手く絡めせて、最後まで楽しめる内容だったと思います。
エピソード0にあたるので、予習なしでも楽しめると思います。この作品を観た後で、今の時代のキングスマンを観る順番でも面白いかもしれません。
やっぱり映画は観てみないとね。
自分の持っているキングスマンの印象は、くだらなーい軽いアクションコミック。なので今作も観る気は全く無かった。しかし、いろんな人のレビューを読んでみると、もしかしたら自分の想像と違うかも。と思って着席。
わぉ!本当に想像と全く違うじゃん。第一次世界大戦が始まる辺りからの、とっても真面目な展開。戦争で妻を失った父親と息子の物語。
てっきり息子がキングスマンに入ると思ってたのに、まさかの展開。泣けた〜。
時代考証もあってなのか、奇抜な武器や作戦は一切ない、純度の高いアクションとセンスのいい音楽。チャンバラのBGMがクラシックやロシア民謡だなんて、楽しくって笑っちゃった。
前のシリーズは復習してないんだけど、キングスマンの扱う事案って、戦争に関わる的なこんな大きいのだったっけ?
中盤までの戦争映画、後半はスパイアクション映画と1度に2本観た感覚。ずっと緊張感がありながらも、チョコチョコ笑うとこもあった。キングスマンの誕生秘話として、とても素晴らしかった。予想がハズレて大満足でした。
ラスプーチンとのバトルが見事でしたね😂
コロナ禍前からずっと宣伝しており、漸く見れた本作。キングスマン設立の経緯が語られるわけですが、私は正直、衝撃を受けてしまいました。話の都合上仕方ないにしても○なすかと…ッン゛後はご自分で見てください🤭
ラスプーチンとのバトルで、史実と若干リンクさせながらそれでいてロシア的な要素、コサックダンスとバレリーナのモーションをも散りばめたバトルは圧巻でした😳
そしてラスト🧐次回作が楽しみです☺️
歴史的事件を上手く取り入れたストーリーとキングスマン設立の経緯を簡...
歴史的事件を上手く取り入れたストーリーとキングスマン設立の経緯を簡潔に表現し、喜怒哀楽ある展開とカッコいいアクションでシリーズ過去最高の仕立てです。
全446件中、281~300件目を表示