フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
全440件中、421~440件目を表示
また、観に行きたい。
最高の『son of a bitch』
ハラハラドキドキ
実は企業映画
グランドシネマサンシャインのBESTIAにて。
こんだけ車ぶんぶん走る映画...酔うかも...と思ったが全然だいじょうぶだった。迫力は凄いが視点がブレないので酔わない。だいじょうぶ。
「フォードvsフェラーリ」と銘打ってはいるが、実際フェラーリが存在感見せて絡んでくるのは買収を蹴ったところが最大で、どっちかといえば「旧弊vsベンチャー」というか「経営vs技術」「管理職vs現場」という感じの物語である。
社会の教科書にも載っている(今は知らないが)フォードは、自動車を大衆に普及させるという意味で多大な貢献をした巨大企業。この物語は1960年代の話なので、社長は創業者の孫、ヘンリー・フォード二世。ブランド力の強化のため、フェラーリを買収しようとしたフォードが土壇場でひっくり返されて、「打倒フェラーリ!」に乗り出す....。というわけで呼ばれたのがマット・デイモン演じるキャロル・シェルビーであり、シェルビーが呼んだのがクリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズ。
マット・デイモンとクリスチャン・ベイルがそれぞれ実在の人物を演じるわけだが、特にクリスチャン・ベイルは本当に変幻自在だね...。あなたこないだ超太って米国副大統領演じてなかった?一筋縄ではいかないレーサー、車と家族を愛して止まない男を演じるのにこれほど適任がいるでしょうか、って感じ。
マット・デイモンの破天荒だけど中間管理職的なあの感じも良いですね。すごく才能あるけど上司に潰されちゃうマネージャータイプ。こういう人には技術的な仕事だけさせといて有能なマネジメントできる人が居れば良かったのにねえ。
旧弊たるフォード側は割と散々な描かれ様ですよ。良さげに描かれているのが社長だったリー・アイアコッカかあ(でも彼、解雇されてクライスラーの社長になったんだけどね)。レオ・ビーブとか物語の為に典型的悪役化してますが...(実際は良い奴だって英語の記事があった)。まあそこは物語の妙というか、配置か....。
実話ベース故の人物の扱い方とか、終盤が重いわりに拙速というのが難点ではあるんですが、旧弊と闘うビジネス映画、そして同じ夢を見る者同士、妥協できない者同士の絆映画としては素晴らしい。
あとはこの映画のもうひとつの顔、車。音が最高なので、やはり音の良いところで観てほしい。あと大画面で感じるスピード感。手に汗握るレース展開。観終わる頃には汗だくよ。迫力は凄いのだけど、とにかく画面のブレがなくて観る人に優しいのがよかったです。感想がおかしいけど、私マリオカートで酔うんで...重要です...。
ちなみに、これ結果的にはフォード勝利!映画なので、フェラーリ側に立つとこのタイトルは微妙なのか、イタリアではタイトルが "Le Mans '66" だそうな。興味深い。
技術屋の意地
良い意味で久しぶりに嫌味キャラをハリウッド映画で観た感
企業買収失敗を機にフォードがフェラーリにレース(デイトナ&ル・マン)にて喧嘩を売るお話。
そこに主人公2人が巻き込まれる訳ですが、その2人の友情、家族ドラマ、会社役員との企業ドラマがあって映画内容に面白さを醸し出しております。
そのドラマの中で1番気になった俳優はレオ・ビーフ役を務めたジョシュ・ルーカス。フォード社の副社長で主人公2人を悩ませる意地の悪い役を演じており、この意地の悪さは最近の他映画では観れないし、逆に80〜90年代のハリウッド映画を思い出させてくれた。
(昔はこんな引き立て役の嫌味キャラが映画を楽しませてくれておりました。)
さて、次は車の話をするとしましょう。
映画に出てくるシェルビーコブラ、フェラーリ330P3、フォードGT40等名車が走る姿がカッコいい。
やはり映像的見所は時速300キロオーバーのレースシーン。7000回転ぶっ飛ばし!!
展開的に周回遅れの車が直ぐトップに追いつくのはご愛嬌だが、迫力があるカーレースを劇場の大きなスクリーンで存分に楽しませてくれました。
最後にマイルズが息子ピーターに走るコースについて語り合うシーンにはジーンと来るものがありました。
(嘘でもいいから)親父の意志を受け継ぎレーサーになるピーターの姿を続編で観てみたいものです。
王道、胸アツ
手に汗握る展開に大興奮
J-WAVE主催の試写会で鑑賞。
実話を基に作られた作品なので結末がわかっていてもデイトナとル・マン24時間耐久レースのシーンはとてもスリリングで手に汗握る展開に大興奮しました。
意見がぶつかり合っても絆が強くなる現場と命がけの彼を支える家族の大切な人を思う気持ちに胸を打ちました。
絶対王者フェラーリに勝つ為にはチーム一丸となって立ち向かわないといけないはずなのにスーツ組と現場の対立はいつの時代にもあるのだと痛感。
クリスチャンベイルとマッドデイモンとか、私得すぎる。 予告編から男...
フォードが嫌いになる傑作
IMAX試写会で、拝見。
素晴らしい作品でした!
フェラーリ買収に失敗した挙句、エンツォ・フェラーリー社長に侮辱されたフォードが、雪辱のためル・マンでフェラーリに挑むお話。
しかし、観終わった印象は「これ『シェルビーvsフォード レオ・ビーブ副社長』じゃね?」って思ったくらい、敵はフォード社でした!
ってか、観終わったら「俺は一生フォードの車は買わない」「買えるならフェラーリがいい」と思いましたよ。
自動車レース版『ボヘミアン・ラプソディ』方式。
話を盛ったり、真相の分からないもっともらしい「伝説」を採用したり、順番を入れ替えたりなど、現実と違う部分は少々ありましたが、おおむね事実に即しておりましたよ。
演技の面では、クリスチャン・ベールが素晴らしい。
いい出来で満足度が高く、たぶん一般公開したら、改めて足を運ぶ見込み。
その時は、IMAX並みにでかい画面のよい音響のスクリーンで観たいです。
臨場感が半端じゃない。浪漫溢れる映画。
試写会IMAXにて鑑賞。
スポーツカーには全く詳しくなく、ル・マンについても名前は聞いたことがあるくらいで、全くの素人でしたが、率直な感想は、最高にしびれる映画でした!私は冒頭?のマット・デイモンのレースシーンですぐに心を掴まれました。自分の中では、今年見た映画で(映画館で4.、50くらいだと思いますが)1位候補になってしまいました!最高に楽しかったです!
実話ベースの話のようですが、スポーツカー界の絶対王者フェラーリに大衆向け自動車メーカーのフォードが挑む、という構図です。ジャンルとしては男の友情物語、カーアクションになるんですかね。
レースシーンはCGではなく、実際に車を使って撮影しているので、車のエンジン音が凄く、それだけでテンション上がること間違いなしです!音がいい劇場で鑑賞した方がレースの熱量を感じることができると思います!
もう何回か映画館に観にいこうと思いますし、今から公開が待ち遠しい。
金では買えないもの
#117 MT車経験者なら2倍楽しめる
IMAX試写会にて鑑賞。
コーナーでギアチェンジするところとか、まるで自分で自分で運転してるみたいに楽しめた。
IMAXじゃなくてもなるべく大きなスクリーンでの鑑賞がオススメ。
こんなにすごいドライバーなのに有名じゃないのが不思議だったけどそうゆう理由だったのね。
全440件中、421~440件目を表示