フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
全439件中、241~260件目を表示
期待し過ぎた・・・・・
『ラッシュ/プライドと友情』以来の車に関する映画で、男の映画と言う事で、私自身、去年から凄く期待して見に行きましたが、正直な感想が、「期待し過ぎたかな」と言う感じです。
レースシーンは凄い迫力で思った通りですが、テンポが悪いのかな・・・・俺が頭が悪いのかな・・・・一度で本作品を理解するのが難しいと言うか・・・
見終わった後、1年後、WOWOWでもう一度見直してから正当な評価が出るかなと思いました・・・・
しかし、内容の方はいたってシンプルなんですがね・・・・・
人間関係の部分と言うか、業界のしがらみと言うか、主人公本人達の考えや立場と言うのかな・・・・何とも一回で理解できなかったな・・・・
勿論、つまらないと言う作品では無かったけど、私が本作品の期待度大変に大きかったために、何とも現実で本作品を見て期待外れに終わっちゃった・・・・・
夢を追い続ける人への応援歌
アカデミー賞作品賞ノミネートのフォードvsフェラーリ。すでに巨大企業となっていたフォードがフェラーリにレースで勝つべくならず者を集めル・マンに参戦。タイトルはフォードvsフェラーリだが内容は巨大企業と闘う夢を持つ人達の物語。
マット・デイモンとクリスチャン・ベールが熱すぎて、フォードの社長をレーシングカーに載せたあたりから泣いてしまう。
予想外の結末にまた泣かずにはいられない。
ひさしぶりに恋愛映画以外の映画で泣きましたよ。
今年のアカデミー賞はレベルが高いかもしれないぞ。
男の世界。
文字通りスピードに命をかけた男達の生き様、
と、ありがちだけど陳腐な企業の論理との軋轢、葛藤。
シンプルなシナリオで、比較的淡々とした描写も良かったと思います。
フォードにもこんな時代があったとは。
7000回転の先にある、男たちの世界
2020年に入って早々、いきなり今年ベスト級の映画に出会ってしまった。
この映画は実在の出来事を題材にした、所謂ノンフィクションなのだが、「現実は小説より奇なり」とはよく言ったもので、これが実話なのか!という怒濤の展開の連続。正に血と汗と涙で出来た映画なのである。
この映画の主人公は二人。
かつてル・マン24時間耐久レースで優勝した唯一の米国人、キャロル・シェルビー。
性格に難ありだがドライバーとしての腕は天下一品の、ケン・マイルズ。
この二人の友情と執念が生み出した挫折と栄光と誇りの物語である。
仮にアカデミー賞選考委員が男だけだったら、まんまと作品賞をとりそうである。そんな例えがしっくりくるぐらい男臭い作風である。
夢見る少女も可愛らしくて魅力的だが、夢見る男も凄いのだ。夢、目標を目指してひたむきに車を作るシェルビー。ゴールを目掛けて一心不乱に車を走らせるマイルズ。
そんな彼らに立ちはだかる数々の障害。
それをなんとか乗り越えてからの、息をつかせぬレースシーン。そして最後の結末…等々、魅力的な要素しか無いのである。
上記した通り、完全に男映画なのだが、是非女性にも観てほしい。顔が良くて線の細いイケメンもカッコいいけど、たまには汗と油の匂いがプンプンな男前もいかが?
できれば映画館で、更に言うとIMAX上映している内にIMAXで観てほしい。圧倒的な臨場感で男たちのドラマを体感してほしい。
フェラーリはフェラーリ
また痩せて戻ってきたクリスチャンベール。存在感も色気もある。専門世界を手際よく説明する。レース自体よりも、ドライバーが車体との会話で改善をしていくプロセスはかっこいい。ロード感も迫力十分。成功談として完成度が高く、男ドラマとして充実の内容である。
現在の時代に提示する内容としては、観るこちらの方が捻くれて、古き良きアメリカを受け容れるのに抵抗もある。現場での苦労はあったにせよ、金にものを言わせた感は否めぬ。
アイアコッカがあまり目立たなかったな。悪役を一手に引き受けたジョシュルーカスが好演。
情熱
「フォードvsフェラーリ/ Ford v Ferrari(原題)」
2020年1月15日
(グランドシネマサンシャインIMAX)
命懸けで速さに挑む男たち
7000rpmが見せるマシンの真骨頂
友情を超えた絆そして家族
フロントガラスの向こうに広がる別次元
ル・マンのフィニッシュライン目指し費やす情熱
社内の圧力を乗り越え最高のマシンを...
緊迫感に包まれ社運を賭けたアツイ戦いが繰り広げられる
究極の擬似体験
IMAXで観てこそ真価を発揮する音の感じ方
GT-40の車内から覗く景色
劇場の空気を震わせウナリをあげるエンジン音
手に汗握る興奮と共に味わう爽快感
重厚な人間ドラマと重なる耐久レース
最高!!!
#2020年初映画館
#fordvferrari
#フォードvsフェラーリ
F1好きでした
F1しか見てなかった自分には、V8とV12エンジンの対決?と勝手に見立てて、全然違うじゃん!、そりゃそーよルマンだもん。
でもルマンでもF1でも、フェラーリは美しい。
ブルースウェイン、じゃなくてクリスチャンベールが猫背でやさぐれてるのもとても味わい深く、フォード幹部のむかつく感じもグッジョブ。
その中でフォード本体とルマンチームの板挟み的立場だったアイアコッカのジョンバールサルが、会社での立場を守りながらチームも守る役回りを熟す所が萌え所。
シェルビーとマイルズの喧嘩も萌え所。
タイトルと内容は、ちょっと違うよね。
創作して良いなら、エンツォとマイルズの一瞬の邂逅から、翌年フェラーリでマイルズが参戦、フォードとバトルというのも見てみたい。
奇跡が現実になる瞬間を活写。
絶対王者に実績がない者が勝つには、ある種の奇跡が必要だ。この映画は、奇跡が現実になっていく様をドラマティックに描いている。きっかけは、企業買収においてフォードがフェラーリにコケにされたことから起こる「企業復讐劇」みたいなものだ。その一方で、「ル・マン」に勝って企業イメージを高めて勢力拡大につなげたいフォードの「大組織の論理」と、実際にレースに勝つために知恵と情熱を捧げるキャロルとケンの「現場の論理」の戦いでもある。金は出すがすべてこちらの指示に従ってもらうという会社側の傲慢な態度が勝利への障害になる。このままでは空中分解してしまう所を、キャロルが体を張って軌道修正していく場面が見所になっている。勝利に向けて組織と現場が一体になった所から奇跡は始まる。最後まで対立は解消されなかったけれども、キャロルとケンはやりとげたと実感する。
男たちの熱い戦いはすべてレースに集約されている。実際にレースカーに乗っているような臨場感を味わえるだけでも、この作品を見た甲斐はあるというものだ。
2020-2
リーマンならば共感の嵐。
ああわかる、わかるよ、この上司にゴマすっとこうかな、とか、
この人には背中任せられんな、とか、
結局自分が一番可愛いしな、家族養わなきゃだしな、とか、
リーマンホイホイやん。私も釣られましたけど。
就活の時、やたら夢とかやりがいとか語りましたが、いつの間にか同期との昇進争いとか、お偉いさんのお伺いとか、はたまた転職して成功していく友人とか見たりして、挑戦より安定になってしまい、、、はーー、働くって大変。
なんでこんなヤツがって人ほど上にいたりするし。
この映画でジョシュ・ルーカスが演じた副社長はいい役どころでしたね。
爽やかでヤなやつ、いるいる(笑)
車は乗れればいーや、そもそも運転しないので、興味なくても、リーマンあるあるな部分で楽しめました。
レースの場面は、やはり映画館で見たから臨場感があって良かった。
もうちょいフェラーリ側も見たかったかも。
素晴らしい男と男の映画
とても良かったが、町山さんの解説で期待値が上がりすぎてちょっと物足りなさを感じてしまった。スケールも演技も本当に素晴らしかったのだが。尺ももう少し短くできたのではないか。んー、残念。
スピード感と音楽、絶品だった!
大好きな監督作品である事に気がついた為に、瞬く間に観たい作品のトップに躍り出たフォードvsフェラーリ。
2時間越えの長編であるのに、時間も忘れてすっかりのめり込み、肩には力が入りっぱなしだった。
そもそも車に興味がない私にとっては、ハーレーダビッドソン&マルボロマンのタイトルが浮かんじゃう程、B級な印象しかなかったこの作品。
レースのスピード感を生々しく感じる迫力の映像と音楽、目の当たりにしてしまうと、車が興味あるもないも関係ない域に達してしまい、心の中でもっと!もっと!とスピード感を求めてしまってる自分がいた。
7000rpmの世界とか、痛みとか恐怖をコントロールするとか、知らなかった車内の世界が手に取る様に伝わる。
突出した才能の人々は何と戦うのか。そんな人間模様も火種となり、ますます盛り上がった。
これを観て今のフォード社はどう思うのか?
レースの音と映像は最高。内容は史実なので、完全にスカッとはいかない。ドライビング中のクリスチャンベールのかっこいいこと!しかし、フォード上層部の嫌な奴らぶりが強い印象を残す。副社長は極悪、アイアコッカも味方とは言えない。フォード社長もレースをちゃんと観てない。敵役であるフェラーリ社長の方がレースにかける情熱がある。リアルストーリだから悲しい気持ち、悔しい気持ちが強い。それだけケンマイルズとシェルビーに感情移入できた映画でした。
全439件中、241~260件目を表示