フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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友情や情熱が良いです。
題名が悪いかなって思います。
ケンマイルズの伝記映画にすれば良かったのに、ありもしない企業対立を描いているので苦しさが出ています。しかし、映画自体もちょっと面白くなかったです。走行シーンは音響も含めて確かに素晴らしいと思います。しかしレースファンだけが鑑賞する訳でもないので、そもそものストーリーの弱さを感じました。
全体的に普通過ぎるというか、何かあるかなって思ってたら終わった感覚です。あの死がきっかけで何かが起こるのかと思いきやそれ自体が主題という肩透かしを食らいました。
2人のキャラクターや関係性はとても魅力的でした。演技も素晴らしかったです。
夢の競演
1960年代半ばのモータースポーツ界に君臨するフェラーリを打倒すべく、ル・マン24時間耐久レースに果敢に挑んだ男たちの挑戦と友情の実話。モーターレースの迫力やピットの舞台裏など映像がとてもリアルで臨場感が物凄い。フォードとフェラーリの理不尽な大企業の圧力に翻弄されながらも、レースへの純粋な情熱を滾らせ、遂にはル・マンでフェラーリを打ち負かすという偉業を成し遂げたシェルビーとマイルズに喝采を送りたい。歯に衣を着せない言動のせいでフォード首脳陣からの評価が著しく低いマイルズを徹底して庇い、ドライバーとして最後まで信頼し続けたシェルビーの信念には頭が下がる。マイルズは1966年当時既に47歳ながら、GT40を駆ってその年のデイトナ、セブリングに連勝し、世界三大クラシック耐久レース三連覇にル・マンを残すだけとなっていた。ル・マンでフェラーリが全台リタイアし、マイルズの優勝は確実だったにも関わらず、フォード首脳陣の企業論理のエゴ(PRのためフォード3台並んでのゴール・シーンの実現)の犠牲となり、2位と裁定され、三大クラシック耐久レース三連覇の夢は潰えてしまった。そのわずか2ヶ月後、マイルズはGT40の後継車のテスト走行中にコースアウトし、事故死する。2001年、死後35年経ってマイルズはモータースポーツ殿堂入りしたという。天才ドライバーマイルズがこの映画で再びスポットが当てられて本当に良かった。命の危険を顧みず、夢を追い求めて、深い所で理解し合った男同士を演じたマット・デイモンとクリスチャン・ベール無くしてこの映画はあり得ないほど、二人の熱量に圧倒される。優しくて気丈なマイルズの妻を演じたカトリーヌ・バルフも印象深かった。
「良かった」
ラスト に間に合って「良かった」
映画館で観れて「良かった」
「家族の愛」
「仕事への情熱」
「友情」が描かれていて
「純粋」に「良かった」
やりたいことを目標設定し
達成に向けて それぞれの持ち場で
仕事を やりきった
仕事ができるのは
家族の理解と支えが
あってのこと
ボクは
ケンと奥さんの生きざまは
かっこいいと 思った
こんな映画に巡りあえて
「良かった」
観た後に車乗ったらアカン!
最初はフェラーリにコケにされたフォードの大逆転により溜飲を下げるアメリカ讃歌かと思ったがそうは問屋が下さず。フォード2世をこんなにゲスに描いて良いのかこっちが心配になる。しかも全部実話とは。いずれにせよレースシーンは圧巻。コーナーをギアダウンして抜けるシーンでは身体に思いきり力が入る。一度7千回転の世界とやらを体験してみたいもんだ。
高揚感おさまらない
とにかくめちゃかっこよかった。自分も一緒に走ってる感覚になってアドレナリンが。汗でるわバクバクだわ。
クリスチャンベールほんと良い俳優。あの人間臭い狂犬感がリアルで、本物でしかなかった。
マットデイモン大好きだけど今回はクリスチャンベールがすごい刺さったなー。でも次観るとマット視点も見えてまた良いんだろーなー。ってことでDVD買い決定。2人に絆がないと出来ない掛け合いが、演技なのか本当なのか分からないけどとにかくリアルだった。さすがとしかいえん。
映像と音も良いからやはり劇場向きだなー。あの観客もドライブしてる感覚になる作りすごい。あんまりカーレース関心なかったけど、めちゃ観たくなったもんね。
何よりやっぱりプロが誇り持って戦い抜く、そしてそこから生まれる絆と、高揚感からの静かな冴える感覚、あの俳優陣だから表現されてることが素晴らしかった。
あと、あんなお父さんかっこよすぎでしょー。そこも胸を打つ。そして久々に運転したくなったー。
ハラハラドキドキ、胸が温まり苦しくなる映画
ル・マンというフランスで行われる24時間レースでの絶対王者フェラーリに、唯一、欧米人が作った車が勝利した話。
◎元ル・マン優勝、心臓病のため車販売会社経営にシフトしたシェルビー(マット・デイモン)
商売に関してズルいところがあるが口が上手い。
◎自らレースに出る整備士のケン(クリスチャン・ベール)
整備もレースの腕も抜群だが、思った事をそのまま言ってしまい社交的ではない。
2人の車にかける情熱(?)、いかに車を速くする事が出来るのか常に思考し続けることと、その行動力が見ていてとても気持ちがいい。
車が好きで好きで好きで、走ることも好きで、というのがハッキリと伝わる。
企業という組織に属して車を改造していくことの不自由さの中で見える絶対的な信頼関係の2人が良くもあり、でも企業に負かされてしまう悔しさ、それでもすぐに切り替えて挑戦する前向きさが堪らない。
干渉されやすいので負の気持ちを引きずってしまうけど、この映画はあまりの切替の速さにビックリしていい意味で拍子抜けしてしまった。
走行シーンはBGMも相まって良い緊張感がある。
エンジントラブルが起きるのでは、ブレーキが効かなくなるのでは、スリップしてしまうのではないか、と思いながらドキドキするし、ギアチェンジ後の加速のシーンやコーナーを綺麗に攻め続けていくシーンがとても爽快で良かった。
IMAX等で見直したい。
ケンの妻は子供もとても良かったです。
ケンの全てである車や生き甲斐を理解し、応援し続け、ユーモアもある。
あんな奥さん欲しい。
子供は、レースに対する楽しさだけじゃなくて不安も表現されてて良かった。
とっても良い子。
何よりケンの家族との接し方が好き。
何かを追求してる人って結構周りを顧みない描かれ方をしているものが多かったり、家族の事を気にはしてるけど結果的に自分を優先してる事が多いのに、ケンは家族の為に仕事を変えようと考えたり、寝る間を削ってまで楽しそうに連絡してきたり、本当に良かった。
なのに…
実話が元だから結末は変えれないのだろうけど、終わりがどうしても悲しすぎて辛い…
レーサーとか消防士とか自衛隊とか、いつ居なくなってしまうか分からない職業怖過ぎてむり…
観る前は上映時間長いなと思ってたけど、終わってみたらあっという間で楽しかったけど悲しい気持ちが残りました。
車ど素人でもレーサー気分
コメントするほど車に詳しくないですが、ドライバー目線のスピード感が新鮮!カーチェイスだけで言えば、アクション映画たくさんあるけど、全然違うアングルで楽しめた。
まぁもっと車の知識があれば10倍楽しめたんだろうけど、満足!
これがフィクションだったら満点だった
とても良かった!
予告を見て、これは絶対に鑑賞せねばと思っていたのですが、期待を裏切らない良作でした。
レースシーンをここまで面白くしてくるとは!迫力満点で飽きさせない演出が凄かったです。
ただ、皆さん言っていらっしゃいますがフォードvsフェラーリではなかったですね。フォードvsフォードでした。内部の軋轢が面倒くさいですが、マイルズ達が試行錯誤しているところは楽しかったです。
後半のシェイビーとマイルズの相棒感が最高でした。
最後のレースも臨場感がすごくて、手に汗を握る展開で大興奮していたのですが。最後に冷水をぶっ掛けられたような心地になりました。急にこれが実話という事を突きつけられて、気持ちが萎えてしまって…「なんでこれ実話なの?」と思わずにはいられませんでした。
これがフィクションで、レースの疾走感そのままに終わっていたら☆5でした。
フォードvsフォード
「ローガン」のジェームズ・マンゴールド監督だし
マット&クリスチャンなので
本当に素晴らしい作品なんですが、
フォードの敵はフォードという
あまり、フェラーリ関係ない作品ですね(^_^;)
無理難題に挑む、最強の男たち
当初見る予定では無かったが、
評価が高くアカデミー賞で作品賞を受賞し、
これは期待できるなと思い鑑賞。
超面白い!!!!!
興奮するぜ!!!
飽きないし、最高!
こりゃ、アカデミー賞作品賞取るわけだ。
車の知識がもっとあったら、もっと面白かっただろう。
質より量のフォード。量より質のフェラーリ。
企業同士の戦いがメインのようでそうではない。
車の改良やレースがメイン。だから飽きない
レースの時は臨場感が半端なく、
まるで助っ席に乗ってるかのような気分に。
テンション上がりまくる。
流石、アメリカの映画って感じで置いてかれる。
ちゃんと掴んでいかないとついてけなくなる。
車だいすきの父と一緒に見に行ったので、
鑑賞後説明してもらって理解出来た。
ちょいと難しい。
GTかっけぇぇ!!とにかくカッコ良い。
フェラーリの車もいいやん。
ガチで車試乗したくなったな〜。
マニュアル車は今中々試乗できないけど。
158分って長く感じるけど、短い。
もっともっと見たかったな。
見応えがすげぇ。語彙力失うくらい。
時系列がよく分かんなかった。
子どもはおる状態で、車好きの女性がやってきて、その人が妻になる?どんくらい年月は経ったの?
ちょっと適当にしすぎたかな。
だが後味いい。
噛み締めるような面白さ。
食べ物で例えたら、焼き魚みたいな。
噛んで甘みが広がり、飲み込んだあとも味が残る感じ。
オモロ過ぎた。
今年ナンバーワン作品。まだ始まったばかりだけど。
というか見たい映画多すぎ!早く見ないと終わる...
走行シーンは極上!!
車ゲーが好きなので観ましたが、走行シーンは昼夜共に本当に素晴らしく惚れ惚れしますし、エンジン音も良かったです。しかし、ストーリー部分はひたすら長くてテンポが悪い上にスッキリせず、台詞量も多く字幕もすぐ切り替わる為、入り込めませんでした。予告編だと「一丸となってフェラーリを倒すぞ!!」と分かりやすいスポ根ものという編集だったので期待しましたが、実際はそう単純でストレートに熱い内容ではなく、かなりしんどかったです。
どこをみて生きていくか
夜のサーキットで、マイルズが息子と語らう場面が好きだ。
「ずっと遠くを見て走るんだ。視野は広く持て。そうすれば、全てに焦点が合う。」
たしかそんな呟きだったと思うが、このセリフが、
ふとル・マンのレース後の場面に蘇った。
副社長の奸計にはまり、ぶっちぎりで優勝だったはずが2位で終わる。
それを知った直後に、マイルズはそんなことが全く無かったかのように、
シェルビーと既に次のマシンについて語り合う。
マイルズにとって、大切なことは順位でも名誉でもない。
彼はひたすら究極の走りを実現するマシンを突き詰めることに関心がある。
だから、シェルビーにとっては到底受け容れることができない副社長の提案を聞いても、
当のマイルズは「I’m H A P P Y」と歌いながら、後続のチームメートを待つことができる。
会社のブランドを守るために個人(個性)を犠牲にして働く者と、
走ることが生きることそのものである者との交わることのない境界線を、
この場面が雄弁に物語っているような気がした。
自分がすべきことをよく分かっているのはどちらなのかは、
映画の中で徹頭徹尾貫かれているマイルズの立ち居振る舞いから、
観た方なら誰でも分かるだろうと思う。
粗野で大胆な側面が全面に溢れ出る中に、時折繊細さを織り混ぜるマイルズを、
バットマンとは全く違った振れ幅で演じるクリスチャン・ベールが素晴らしい。
ずっと先を走っているであろう自分に追いつきたくて行き急いだマイルズの人生に、きっと悔いは無かっただろうと信じたい。
その狭間で揺れるシェルビーの気持ちも分からないではない。
ただ、今回のマット・デイモンは、とても損な役割だったなと思う。
観終わってから数日経って、ふとした場面に思い出される映画との出会いであった。
「フォードvsフェラーリ」熱くなって一喜一憂してしまった
大衆車では圧倒的なフォードだが、若者には受けていなかった。一言で言うとダサい。経営不振だったフェラーリを買収してルマン24時間レースで参戦しようとしたら、「醜い車を作ってろ!」とコケにされてブチギレ。フェラーリをぶち倒すべく、レースに勝利をもたらすパートナー(実質は下請け)を選んだのが主人公のシェルビー(マット・デイモン)とマイルズ(クリスチャン・ベール)。
フォードのあくまで「セールスありき」の発想(勝つ気があるのか?)、大企業病まるだしの意思疎通や意思決定の鈍さに邪魔され、思うような車づくりやレース運びができずに苦労しながらも、ようやくル・マン24時間レースが始まる。
ビジネスドラマとして、ヒューマンドラマとして、感じるところ学ぶべき場面が多いことと、単純にレース(カーレースに興味はない自分だったが)に熱くなってしまい、153分という長い上映時間があっという間だった。
「ビジネス視点で学んだ点」
リーダーはチームを信頼して、任せて、全力でやるべきことに打ち込めるようにしてやらなくてはならない。
(フォードの圧力によりリーダーのシェルビーが何度かブレてしまい、マイルスを失望させてしまう。シェルビーの葛藤はわかるなー。でも、ここの判断軸、決断力が大事)
トップは現場を見て感じなければならない。
邪魔ばっかりするフォードだったが、トップのフォード2世が一度だけシェルビー&マイルズの作ったマシンに試乗する。その走りに衝撃をうけ、彼らに任せることを決断。これが歴史に残る「フォード1、2、3フィニッシュ」をもたらすことに。
「ヒューマンドラマとして感じた点」
男たるもの、家族に見せる姿は「生活のためにしょんぼり働く姿」ではなく、「誇りを持てる仕事に打ち込む姿」でなければならない。
奥さんはそういう旦那に惚れるし、息子は憧れるもんだ。といっても、女性目線から見たら、異論あるかもしれない。「夢でご飯は食べられないのよ!マイホームは絶対守ってよね!」って。マイルズは奥さんのモリーから背中を押してもらうものの、報酬の話を聞くと目の色変わってたもん・・・。
「俳優陣もとっても良かった」
マット・デイモンとクリスチャン・ベールは相変わらずのうまさだが、嫌な役のフォード2世会長(トレイシー・レッツ)やビーブ副社長(ジョシュ・ルーカス)の鬱陶しさも感情移入できる。ほんまにシバきたかった。
一番前のめりになってしまったのはマイルズの奥さんモリー役のカトリーナ・バルフ。美人顔じゃないと思うが、スタイル抜群でスレンダー・セクシー。マイルズやシェルビーを信頼して見守る姿がとってもよかった。
大企業vs下請け企業という構図は、「下町ロケット」のようで、タイトルは「シェルビーvフォード」とか「下町モーターズ」とかのほうが当たっているのでは♪( ´θ`)ノ
やはり「栄光のル・マン」なんだ…
ハリウッドらしいよくできた映画だった。
個人対大企業。フォードの幹部の呆れ果てた振る舞いは車を売る為にはなんだってする。そしてレーサーの自己満足を得る為には死ぬことなどお構いなしの振る舞い。
そんな事は映画を観なくてもみんな、わかってること。
僕が見たかったのは、マックイーンが作ったあの映画を超えられているかどうかだった。
残ながらそれは無理な話だったようだ。
女子供向けに作られたレース映画には興味がわかなかったよ。
実話に基づいたレーシングヒューマンドラマ!
カーレイジングを愛する男達と企業の宣伝とプライドが激突するヒューマンドラマ。
キャロル シェルビーを演じるマット デイモン、ケン マイルズを演じるクリスチャン ベールの友情も良かったが、フォードとの主従関係に葛藤しながら決断するラストにやるせなさが残るが秀作なのは間違いない。
後半は、手に汗握る興奮!
面白かった!
フォードの宣伝にはならない
楽しいの。男の子が熱くレースやってんの。ベクデル・テストは余裕でパスしない。いまどき、こんな映画作るんだっていう。
最初の小さなレースシーンでケン・マイルズの性格を描くんだよね。優秀だが扱いずらいっていう。自分にこだわりがあって、それを貫いて、勝つ。かっこいい。
フォードがレース参入決める理由もフォード会長が「あいつはフォード2世だ」って言われて、プライドを傷つけられたからなんだよね。実際はもう少し複雑だったろうけど、企業の戦略云々よりプライドが優先してくの。
そういうプライドの塊みたいな男たちを邪魔する役にフォード副社長のレオ・ビーブをあてるんだよね。マーケット優先で、ケン・マイルズを外そうとしてくんの。
しかし、キャロル・シェルビーがフォード2世を落として危機回避。ここの「親父に味あわせてやりたかった」も結構いいんだよ。
で、ル・マン。ケン・マイルズが圧倒的な強さで勝ってるのに「二位と同時ゴールインさせろ」ってレオ・ビーブが言い出すのね。それでフォード2世も間抜けだから「うん」って言っちゃうの。
どうすんだ、言うこと聞くのか? ってところで、ケン・マイルズが全速でぶっ飛ばしてコース・レコード更新! スカッとするね。
しかし、スカッとするのは、ここまで。結局、ケン・マイルズは減速して二位と同時ゴールを選ぶの。「引き分けで優勝か?」ってところで、「二位の車の方が、後方からスタートした」って理由で、ケン・マイルズが優勝逃すのね。レオ・ビーブがケン・マイルズに優勝させたくなかったみたいな描写になってたけど。
キャロル・シェルビーが最悪なんだよ。なんだかんだ言ってんだけど、結局、保身を優先してケン・マイルズを守れてないの。
ビジネスの判断とか、トータルの判断では、キャロル・シェルビーは間違ってないんだよね。自分の会社と人生を賭けてフォード2世を説得して、ケン・マイルズをル・マンに出してるところも偉い。でも、最後の最後で、負けちゃった。
自らのプライドのためにも「フェラーリに勝つ!」としてフォード2世もいいんだけどね。でも、最後は現場が見えなくて、どうでもいいレオ・ビーブに任せちゃうのね。トップと現場は解り合えないの。
ラストはそういう辛さが出てて「結局、これ、フォードがダメダメなんじゃねえか」という気分になるから、フォードの宣伝にはなってないね。
日本の車企業もF1に参入したりやめたりしてるけど、こういうロマン、プライドの部分と、ビジネスの部分で色んな葛藤あるんだろうな。
映画館ならではの迫力
もう今はガソリン車には興味はないですが
映画館内で聴くエンジン音は
興奮するものがありました。
映画館だから味わえるものでした
個人の純粋に勝ちたい気持ちと
組織に入った時のブランドイメージを優先する企業との食い違いが、
現代の社会でも起きているものでもあり、
歩み寄る難しさと悔しさが最後まで出る気持ちでした。
これは映画館じゃないと迫力は伝わらないです
年にそう何本も映画を観たりしない人に、「何かオススメの1本」というときの決定打
年にそう何本も映画を観たりしない人に、「何かオススメの1本」というときの決定打が来た!という感のある1作。
ひとりでドップリ観るも良し、デイトで楽しく観るも良し、友達同士で観た後アツく語り合うも良し。
物語も、役者の演技や演出も、レース映像の迫力や映画全体のエンタメ性も、どこをどう切ってもイイ成分で出来てる映画だと思う。
笑いがあり、悪役に向ける怒りあり、勝負や決断への興奮あり、夫婦愛、親子愛、友情もあり・・・面白い映画の要素、全部乗せだ。
ただ1つだけ注意しなきゃいけないのは、この映画観た後に、車の運転でレース気分になっちゃダメだということだ。
男の生き様vsフォード&フェラーリ
主人公たちが闘ったのは、フェラーリだけでなくフォードからの「意に沿わない命令に従え」という圧力でもあった。それは「お前らのくだらないプライドや意地なんて捨てて、長いものに巻かれろ」という悪魔のささやきだ。
それでも闘い続けた男たちがレースの最後に下す決断に心底胸が熱くなった。
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