フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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興奮で笑いが止まらない!
クリスチャン・ベールがはまり役
久しぶりに良い映画を見た
クリスチャン・ベールの演技が素晴らしい。
好みはあるのでしょうが、是非字幕で楽しんで頂きたい。
また、出来る限りレーサーとその周囲に視点を絞っていたのも良い。ダブル主演とは言われていますが、マット・デイモンも役柄上最低限の出番で抑えていたのも良い。
結果が解っていても、クライマックスにはしっかりと高揚感が得られるし、爽快感もある。
何度も見返す映画ではなく、一度見ればそれで満足できる映画だからこそ、見終わった直後の今は☆5
"マン"映画!?
スピードの向こう側?を、そんな走り屋たちの腐れ文句で7000回転の世界へ誘う、ル・"マン"をマイケル・"マン"では無くてジェームズ・"マン"ゴールドで、正統派な伝記モノを娯楽性タップリに描いた王道?アメリカ映画!?
唯一の主要女性キャストである奥さんも"男"勝りな性格で、"男"だらけな息子も含めた熱い"男"たちの荒いアメリカ文化が炸裂する"マン"映画だぁ!??
伊と米の象徴的?エンブレムである?荒馬同士の競争をイタリア側は滑稽に描き、ずる賢い手法もお構いなしに正当化した自国に甘いようなアメリカらしい、古き良き時代を映した、古き良きハリウッドらしい?アメリカ映画の復活にも思われ!?
C・ベイルは実在の人物にしっかりと寄せた役柄を演じていて、渋さと格好良さが際立つ存在感で素晴らしい。
久々に気分爽快で楽しめる、娯楽性も高いアメリカ映画を観たような気がする。
企業ドラマとしてはバランスが悪い
レースシーンが迫力があるとかそういう部分は置いといてレビューします。プロパガンダかと思うぐらい同じようなレビューが多く、何故ここを指摘しないという部分をあえて言います。
ケン・マイルズとキャロル・シェルビーが主人公だから仕方ないとしても、焦点が集中しすぎていて、フォード自体の企業内の動きというのが、前半ではなんとなく描かれているが、後半ではほとんど孤立してしまっていて、フォードの会社側の主人公的立場であるリーの印象も薄れがちになってしまっている。そのため企業映画としては、上と中間と下の立場での人間ドラマのバランスが悪い。
せめてもっと描いてほしかったのは、レーサー間での関係性だ。
ル・マン24時間耐久レースは2人で交代で挑むわけで、ケン・マイルズのほかにもう1人いるわけだが、その人はチラリと映るだけでほとんど触れられない。ちょっと待ってくれ!いくらケン・マイルズが知識もテクニックも優れたレーサーで一匹狼かもしれないが、ル・マンは一瞬気を抜けば死が待っているという極限の状態、ケンが走っていない間はもう1人が無事に繋いでくれなければ、この挑戦自体が終わってしまうし、勝つこともできない。もう1人の存在も絶対に重要。つまりそのもう1人も戦友なのだ。
この人を雑に扱うのはいかがなものだろうか。
圧倒的臨場感!!映画館で観るべき映画。
勝利に掛ける男たちのドラマであったり、二人の男の友情と信頼の物語であったり、大企業体質とはみ出し者たちの戦いであったり、家族のありかたを問い直す場面であったり。
この映画には、語っても語り足りないほどの多くの魅力が詰まっている。多分観た人によって、心に刺さったシーンは違うんじゃないかと思えるくらいに随所に感動や興奮のポイントが詰め込まれていた。観る人の立場や考え方によって印象が変わる、鑑賞後に語り合いたくなるストーリー。
その中でも私がこの映画の上映期間中だからこそ伝えたい、この映画の魅力がある。それは、「圧倒的な臨場感」だ。
この映画のレースシーンはCG無しで作成されていて疾走感と迫力が凄まじく、また音響にもこだわりが感じられ、自分がまさに時速200kmオーバーのレーシングカーの運転席にいるかのような臨場感たっぷりの音が感じられた。
この臨場感はおそらく映画館の大画面大音量でしか体感することはできない。DVDやブルーレイが発売されたとしても、自宅のテレビではこの感覚を味わうことはできないだろう。
是非とも、この映画は上映期間中に映画館へと足を運んで鑑賞して貰いたい。
身も竦むような7000rpmの世界を体感してください。
ヤバイかっこいい!!!
なかなかおもろい。
VSって。対決?試合?ダサい題名。
題名がパッとしませんよね。しかも
クルマが好きならともかく。私はそんなに
クルマにくわしくないし。
しかーし。なかなかオトコらしい
仕事でがんばる!衝突しながらも成功に
向かって激走するという、ベタな展開。
なかなか面白かったです。
前半でフェラーリのイタイタイタ●●に
フォード陣営は、豚よばわり。
ボロボロに言われます。
なかなか笑けます。指摘が厳しい!しかたないです。イタリアのクルマはかっこいい。いや
美しいです。人間もお洒落な感じ。
まさに手作り高級芸術品の車。
見た目がかなり違います。
後半は、ドライバーのマイルズと
チームの監督?プロデューサー?の
シェルビーが頑張ります。
クリスチャンベールのマイルズが
かっこいい!妻も美人で手厳しいし優しい。
子供がまた可愛い。この家族のシーンが
いいですよね。子供にレースコースの
説明するとことか、なかなか映像的にいいです。
後半に向けて横槍がフォード社内からバスバス入りフォードという大会社のいやーなところ。
まあ、日本でまた皆さんよくご存知のよくある
日和見忖度上見て下を見捨てる局面の連続です。しかし、マッド監督とクリスチャンドライバーは、ケンカしたり仲直りしたりしながら
最後のルマン24時間レースにチャレンジ!
さあ、イタリアの高級美術品クルマとがっぷり四つ対決します。さあどうなるどうなる。
大忖度フォードかはたまたイタリアの芸術品か?なかなか見せ場満載。マッド監督がチョイチョイイタズラするとことか、可愛らしい子供がドギマギするとことか、ドライバーマイルズがガツガツ責め倒すとこ、とかがもりあがり
クルマに詳しくなくとも楽しかったです。
なかなか良かったです。
最初から最後までとばしてたなー
レディースデーの夜に鑑賞。題材的に空いてるかなと思ったら、満席だった。
実話だし、構成よし、テンポよしで楽しめました。一番ドキドキしたのは、
社長のフォードを説得するシーンで、シェルビーがフォードをレーシングカーに
乗せてレースさながらぶっ飛ばすのが超爽快でした。レーサーってすごい世界で
勝負してるのね。人間じゃないです。
7000rpmの世界
プロフェッショナルの友情‼︎
気持ちいい映画を観た! 前評判通り!
序盤で語られる「フェラーリ社の奴等に吠え面をかかせろ!」という、フォード社の参戦の動機から、レースをする人たちと、レースに金を出す人たちの、絶対的な違いが際立って、映画の最後まで盛り上げてくれる。
観終わった人は、みな、「え、フェラーリ社が敵役だったっけ? フォード社じゃなかった?」と思うこと必須。この映画は、レースをする人たちの側の視点で作ったものだし、多少は脚色も入っているのだろうが、悪役が上手く描けている映画は、やっぱり痛快だ!
そんなよくできた脚本を上回るのが、映像、音オンパレードでのレースシーンの迫力。
最初は、「わ、うるさいなあ」と思えたほどの音が、あっというまに、当たり前に感じられるようになる。モータースポーツ素人の俺には、当時のレースカーは、古く頼りなげにすら感じるのだが、それが恐ろしい速度で直進し、さらにカーブを切っていく。映画を通して、けっこう肝を冷やした。俺、チキンだな。(とても失礼な言い方になるのを承知で言えば、"浅草花やしき" のジェットコースターに乗ってる感覚の10倍怖いやつ、かな?)
そしてなんといっても、ドライバーであるマイルズと、チームオーナーであるシェルビーの二人の友情!
プロ同士の魂の結び付きみたいなものを、友情っていう比較的簡単な言葉で表していいのだろうか、って時々思うのだが、その状況を自分が実際に体験したことがないのだからしょうがない。
とにかく、二人の姿は気持ちいい!仲良くしていようが、言い争っていようが、深い所で信頼している様子が伝わってくる。
妻モリーと息子ピーターの存在も欠かせなくて、なんかほんとにムダがない映画だなぁって感心する。
以前に、「オーバードライヴ」を、意外によかった、とレビューしたが、本作は、さらにその三倍よかった。おすすめします。
最後の最後まで見応えあり!
観かたによると思います
臨場感のあるレースシーン
ル・マン24時間レースの裏側が観れた(^-^)
迫力の映像でした! 24時間て大変ですよねえ、交代で運転して、みんなで協力して、本当にチームプレーなんですね! ドライバーやスタッフの人が合間に飲食してるの初めて観ました(^-^) 夜はオーナーは帰っちゃうとか、実際はそうですよね(笑) フェラーリだってカッコいいはずなのに本当に悪役に見えました、でも本当に憎たらしかったのは味方にいましたね(笑) 最後のゴールに関しての提案の時、「もしかして・・・」と思ったら本当にやりやがった! クリスチャン・ベールよかったなあ・・・
面白かった!
車もレースも特に興味はなく、ただの堂本光一さんのファンです。この人がアンバサダーでなければ、絶対見なかった映画ですが、面白かった‼️ 久しぶりに映画館で観て良かったーと思える映画でした。たぶん、車マニアの方はもの足りないかもしれないストーリーですが、レースのシーンは手に汗握り、家族愛あり、男の友情ありで2時間半、あっという間でした。最後は泣きました(。>д<)
シブいおっさんたちの野心に満ちた闘い
これは音がちゃんとした劇場で観たいです。全編通してエンジン音がカッコいい!
マット・デイモンとクリスチャン・ベールってもう、なにやってもシブいですね。年々哀愁が漂ってきて、目が離せません。
ただ、ストーリーは華麗なる逆転があるわけでもないし、大どんでん返しがあるでもないので(そもそもそんなものなくてもいいけど)、全編爆音のエンジン音の割にロービートで進んでいきました。
言いたい放題のクリスチャンベールが、一番文句言いたいだろうなあってところで、黙って肩を組むとか、直接口では伝えないけど、ずっとドライバーを守っているマットデイモンとか、そういう態度で示す芝居がシビれます。そういう役者の芝居を観る映画な気がします。
レーサーって、本当の意味でいつも死が隣にいますよね。そういう危険な匂いを、クリスチャンベイルの目での芝居、ビンビン感じました。
時間が経ってジワジワと来そうな作品です。
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