フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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フェラーリはフェラーリ
また痩せて戻ってきたクリスチャンベール。存在感も色気もある。専門世界を手際よく説明する。レース自体よりも、ドライバーが車体との会話で改善をしていくプロセスはかっこいい。ロード感も迫力十分。成功談として完成度が高く、男ドラマとして充実の内容である。
現在の時代に提示する内容としては、観るこちらの方が捻くれて、古き良きアメリカを受け容れるのに抵抗もある。現場での苦労はあったにせよ、金にものを言わせた感は否めぬ。
アイアコッカがあまり目立たなかったな。悪役を一手に引き受けたジョシュルーカスが好演。
情熱
「フォードvsフェラーリ/ Ford v Ferrari(原題)」
2020年1月15日
(グランドシネマサンシャインIMAX)
命懸けで速さに挑む男たち
7000rpmが見せるマシンの真骨頂
友情を超えた絆そして家族
フロントガラスの向こうに広がる別次元
ル・マンのフィニッシュライン目指し費やす情熱
社内の圧力を乗り越え最高のマシンを...
緊迫感に包まれ社運を賭けたアツイ戦いが繰り広げられる
究極の擬似体験
IMAXで観てこそ真価を発揮する音の感じ方
GT-40の車内から覗く景色
劇場の空気を震わせウナリをあげるエンジン音
手に汗握る興奮と共に味わう爽快感
重厚な人間ドラマと重なる耐久レース
最高!!!
#2020年初映画館
#fordvferrari
#フォードvsフェラーリ
F1好きでした
F1しか見てなかった自分には、V8とV12エンジンの対決?と勝手に見立てて、全然違うじゃん!、そりゃそーよルマンだもん。
でもルマンでもF1でも、フェラーリは美しい。
ブルースウェイン、じゃなくてクリスチャンベールが猫背でやさぐれてるのもとても味わい深く、フォード幹部のむかつく感じもグッジョブ。
その中でフォード本体とルマンチームの板挟み的立場だったアイアコッカのジョンバールサルが、会社での立場を守りながらチームも守る役回りを熟す所が萌え所。
シェルビーとマイルズの喧嘩も萌え所。
タイトルと内容は、ちょっと違うよね。
創作して良いなら、エンツォとマイルズの一瞬の邂逅から、翌年フェラーリでマイルズが参戦、フォードとバトルというのも見てみたい。
奇跡が現実になる瞬間を活写。
絶対王者に実績がない者が勝つには、ある種の奇跡が必要だ。この映画は、奇跡が現実になっていく様をドラマティックに描いている。きっかけは、企業買収においてフォードがフェラーリにコケにされたことから起こる「企業復讐劇」みたいなものだ。その一方で、「ル・マン」に勝って企業イメージを高めて勢力拡大につなげたいフォードの「大組織の論理」と、実際にレースに勝つために知恵と情熱を捧げるキャロルとケンの「現場の論理」の戦いでもある。金は出すがすべてこちらの指示に従ってもらうという会社側の傲慢な態度が勝利への障害になる。このままでは空中分解してしまう所を、キャロルが体を張って軌道修正していく場面が見所になっている。勝利に向けて組織と現場が一体になった所から奇跡は始まる。最後まで対立は解消されなかったけれども、キャロルとケンはやりとげたと実感する。
男たちの熱い戦いはすべてレースに集約されている。実際にレースカーに乗っているような臨場感を味わえるだけでも、この作品を見た甲斐はあるというものだ。
2020-2
リーマンならば共感の嵐。
ああわかる、わかるよ、この上司にゴマすっとこうかな、とか、
この人には背中任せられんな、とか、
結局自分が一番可愛いしな、家族養わなきゃだしな、とか、
リーマンホイホイやん。私も釣られましたけど。
就活の時、やたら夢とかやりがいとか語りましたが、いつの間にか同期との昇進争いとか、お偉いさんのお伺いとか、はたまた転職して成功していく友人とか見たりして、挑戦より安定になってしまい、、、はーー、働くって大変。
なんでこんなヤツがって人ほど上にいたりするし。
この映画でジョシュ・ルーカスが演じた副社長はいい役どころでしたね。
爽やかでヤなやつ、いるいる(笑)
車は乗れればいーや、そもそも運転しないので、興味なくても、リーマンあるあるな部分で楽しめました。
レースの場面は、やはり映画館で見たから臨場感があって良かった。
もうちょいフェラーリ側も見たかったかも。
スピード感と音楽、絶品だった!
大好きな監督作品である事に気がついた為に、瞬く間に観たい作品のトップに躍り出たフォードvsフェラーリ。
2時間越えの長編であるのに、時間も忘れてすっかりのめり込み、肩には力が入りっぱなしだった。
そもそも車に興味がない私にとっては、ハーレーダビッドソン&マルボロマンのタイトルが浮かんじゃう程、B級な印象しかなかったこの作品。
レースのスピード感を生々しく感じる迫力の映像と音楽、目の当たりにしてしまうと、車が興味あるもないも関係ない域に達してしまい、心の中でもっと!もっと!とスピード感を求めてしまってる自分がいた。
7000rpmの世界とか、痛みとか恐怖をコントロールするとか、知らなかった車内の世界が手に取る様に伝わる。
突出した才能の人々は何と戦うのか。そんな人間模様も火種となり、ますます盛り上がった。
これを観て今のフォード社はどう思うのか?
ミッションをかき回す快感。
車を走らせると云うことは、ギアを一段上げてアクセルを吹かし、エンジンの回転数を上げて次のギアに繋げる…オートマでは得られない、運転する快感があると思うのです。
この映画、オートマ限定運転免許以降の世代には、理解出来ない部分があるのではないか?と危惧しております。
反対にミッションを運転出来る人は、もう自分がドライバーになったような、ギア・チェンジするコン・コンという音が滅茶苦茶気持ちいいでしょう。古い名車もたくさん出てくるし、車好きには堪りません‼
マイルズの嫁さん・モリー役のカトリーナ・バルフが兎に角可愛いし、なんと鬼嫁でもある。マイルズの浮気を疑って車をぶっ飛ばすシーンが最高‼ピーター役のノア・ジュプも巧い。どんな将来になるのか楽しみです。
夜に赤く光るブレーキホイール
もう一つのVs物語
タイトルはフォードVSフェラーリだが、対立【VS】はもう一つの軸があり、経済力に物言わせる巨大企業フォードVsそのフォードに技術を買われたワースク+ドライバーの確執。夢を追いつつ結局、大企業の広報戦略に従わざるを得なかった男の友情物語。常にウィットの富んだ会話はアメリカ的だが、いわゆるアメリカンドリーとは一味違う風合いをまとっている。レースの爆音や、緊張感は車好きにはたまらないだろう。ただ、ベイル演じる優秀だが偏屈なドライバーが、家庭ではあまりにも良い夫、良い父であるのに矛盾を感じつつ、最後は事故で死なせないと映画が終わらせられないのかとも思った。楽しめた映画だが、こころに深い印象を刻むという部分は薄かったので3.5。
プラス600円でIMAXレーザー選択して満足
音の迫力(小石が跳ねる音まで鮮明に聞こえる)もさることながら、女優やメイクさんが悲鳴を上げそうなくらい肌の質感毛穴まではっきり見える。かといって硬質な感じもないし最高。画面がでか過ぎて真ん中らへんでのピントが合わせにくい、最後尾の席を確保すれば良かった。
シェルビーやフェラーリの高感度は上がっても、フォードやマクラーレンのイメージが上がる事は絶対無い。フォードの凋落が映画化を実現させたってことか。
ル・マン24時間
デイトナ・コンチネンタル2000km
SCCA
ケンマイルズ
完璧なラップ
7000rpmの世界
ブレーキは大事
GT40
劇中ではようわからんかったが1966年のレースみたい。
モリー役の女優のスタイル抜群、顔は小さいし首も足も長いし目を惹く。
息子役の子はみたことある。
サントラが良かった!
いい奴ほど早く逝く。
クリスチャン・ベイル演じるマイルズのキャラが個人的にすごく良かった。
優秀なドライバーだが、"扱いづらい"ことで有名。又の名を "ブルドッグ"
フェラーリは全機リタイアし、フォードの勝利がほぼ確定してもなお、エンジンとブレーキの磨耗を顧みずスピードに飢え、自己ベストを更新し続けてみせた。
ー7000回転の世界
速さのあまり重力が消失
残った感覚は自分の体だけー
極度の興奮状態で本能むき出しの状態にある彼が最後に下したのは、"チームプレイ"という理性的な選択だった。
さらに3台同時ゴールで同率一位を飾ることで、マイルズは同年に三冠を達成し伝説になるという約束だったが、それが口車に乗せられただけだとわかった時、彼は怒りに身を任せることはなかった。
また来年がある、さあ忙しくなる、改善の余地はたっぷりある、と。
期待はずれ、というか期待が高すぎたか
グランプリも栄光のル・マンもラッシュも大好き。F1は小学生のころからリアルタイムでジェームス・ハントやニキ・ラウダ観てたし、マックイーンの映画も大好き。
でも、今回はダメダメでした。カーレースのシーンは、おそらく、現代の方が技術的に優れている今作がベストだと思うけど、盛り上がらんかった、俺の中では。うーん、何故だ?やっぱりストーリーの運び方の問題かなあ。
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