アド・アストラのレビュー・感想・評価
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ブラピを堪能する映画
ブラピのファンにとっては最高の2時間!ブラピの演技を存分に楽しむ事が出来ます!宇宙映画というより、息子の父親に対する愛を描いた映画という印象。宇宙のテーマはあまり強くなく、ほとんど宇宙服を着たままスペースシップ(?)っていうのか分かりませんが、そこで話しをしているシーンが多く、静かで美しい宇宙空間をずーっと見つづけていると、お腹いっぱい状態で観賞した私はすぐに睡魔におそわれてしまいました。必死に頑張って目を開けていましたが、ブラピや宇宙に興味がない人はヤバイかも。ただ、終わりに近づくとテンポもよくなり、ビシッと感動させる流れを作っていて、涙もろい人は泣いてしまうでしょう。劇場内でも鼻をすすっている程度のすすり泣きが多く聞こえていました。
SFであり、心の旅
映画を観ることを決めたのはポスターのデザインに心引かれたからだが、なんとなく『ゼロ・グラビティ』の様なサバイバル物かと思っていた。確かに、劇中で主人公は何度も破滅的な局面に直面するが、恐ろしい程の冷静さで全て対処してしまうので、サバイバル物とは少し異なる。
この映画の本質は、父を巡る旅に出る主人公の思索の物語なのだと思う。劇中、何度も現れる心理検査の場面は、最初平静を保っていた主人公が、地球から離れていく(=父との距離が縮まる)につれて、隠していた想いを吐露する様を写し出している。映像が主人公のみを写すカットが多いため、観る人も主人公の想いに考えを巡らせるようになっていく。
父を巡る旅がどうなったかは是非ご自分で確かめて頂きたいが、表情や仕草で魅せる描写が美しく、時間を忘れて観入った、傑作。
難しかった
最初の30分ほどは とても楽しく、ただ 後半にいくにつれて ストーリーに置いてけぼりにされた感がありました。
父が 本当に望んだこととは、父の思いや、父とロイの対話シーンなど、もっと 知りたいこと、観たいことがあったのだが、気づいたら 終わってしまっていた。
映像はとても綺麗だが、私には この映画がいわんとすることが 受け取れなかった。残念。
ファザコン?!
上質な脚本
地球外生命体は?
一体なにが起きていたのか
ブラピの高い演技力には納得するが、作品に対して批評家が高評価している理由は全く理解出来ず。
宇宙では一体何が起きていたのか?残念ながら最後まで分からなかった。それでもSFならではの神秘的かつ壮大な宇宙映像は美しかった。
2019-200
メッセージ性が
長く感じる、、、
既視感の嵐
なんだかなあ…
けっこう好き
映像は壮大。結局は、父と子の小さなお話し。
もし、ブラピが行かなくても、リマ基地は爆破されて、お父さんは死んじゃう、という事でいいんでしょうか? じゃあ、クルーの死の意味は?とか、奥さんとより戻せて良かったね、でいいのか!?とか、いろいろモヤモヤ。
心理検査
やたらと出てくる心理計測シーンは、常にロボットのような無機質さを宇宙飛行士に課しているのと同時に、ストーリーとして主人公のその瞬間の心理描写を表わしているのだろうと思うのだが、逆にそれがしつこい位に差し込まれるので何かこのテストそのものが伏線なのかと思いきや、管理社会、又は他者評価的なものをフワッとした暗喩めいたものとして表現しただけだと感じたのだが違っているのだろうか・・・。それ位物語の遠心力とは成り得ないカットが続くのが疑問な作品である。
展開としては、主人公心の闇のトラウマである父親が実は生きていて、海王星からのサージ電流に因り地球への被害が酷くなっている原因をもたらしていると分ったアメリカ宇宙軍が、実の息子を火星基地から説得させて攻撃を止めさせる計画を立てるところからスタートである。途中、遭難船を救助しようとして実験動物のヒヒに襲われたり、火星降下中にサージ攻撃に会い、制御不能なロケットを主人公が見事な操縦手腕で無事到着させたり、月での資源採掘権を巡って各国の無秩序な争いに巻き込まれたり、結局呼びかけない応じない父親を片付ける為に向かうロケットに主人公が忍び込み、攻撃してくる搭乗員を全員殺してしまうし、等々、イベントをこなしながら、文字通りラスボスの父親の船へ辿り着く。で、もうすっかり自分の世界に閉じ籠もってしまった父親は帰るよりも、取憑かれた様に未知の生物への遭遇を負うことを望むが、結局主人公は、父親を捨てて地球へ帰還するという粗筋だ。ほぼほぼ全部話してしまったので、話として複雑さはない。テーマは人と人との結びつき、信頼みたいなものが当てはまるであろう。ラストに主人公が別れた奥さんとのよりを戻そうとするシーン等も含めて、『人に心を委ねる』という協調性みたいなものを重要とするメッセージを幾つかモノローグで説いていた。
さて、感想なのだが、近年の哲学的、難解なSF作品に比べた大変分かり易いシンプルな構造である。ただ、果たしてそれをブラッド・ピットやトミー・リー・ジョーンズが出演してまで映画化する価値のある作品なのかといったら、正直なところ答えに迷う。難解で意味深な作品が高尚だという評価自体は諸手を挙げて賛成は出来ない。しかし、もう少し味付けに深みが欲しいと思う自分も否定できない。しかもあれだけの有名俳優が演じるのだから、そこに物語を鑑賞する意味を求めてしまうのは勝手な客の我儘なのだろうか・・・。テーマが教育的な、もっと辛辣に言えば“説教”、又は宗教上の“説法”みたいな内容故に、奇を衒わずストレートに伝えたかった意図は感じられるが、もう少し外連味溢れるイベントや登場人物との絡みも欲しかった。
映像的にはVFXの本場らしくリアリティを以ての作りと何故かしら匂うレトロフューチャー感が漂う作りで、尖ったモノは無く、安心して観られるといってもこれもまた物足りなさが…。
SFホラーとしてはヒヒ襲来のシーンだけで、月面のカーチェイスは西部劇、そして、月や火星、又はオープニングシーンのステーションのシーンが“落下”というアクションで対になる編集が多用していて、意図が狡賢く映ってしまうのは鼻白む気持になってしまうのは残念である。化学調味料が入っていないから安心なのだが、しかしパンチに乏しいボヤけたラーメンといっては言い過ぎか…。“インターステラー”を対比させるのは酷なのだろうけど。
セットや小道具が精巧だが、話が単調。イマイチ
16年前、地球外生命体探索に向かって行方を断った父の謎を追う息子の姿を描いた作品。
うーん、細かいセットや作り物は非常に精巧なんですが、肝心かなめの脚本が“雑じゃね?”と思わざるを得ない。残念ですが。
いやぁ、出だしは「え?なんだそれは?」と興味を引く感じで良いんですよ。でもね、物語が進んでも、話にリズムh生れなくて単調なままだし、肝心の“父の謎”を追求する姿はあまりなく、なんか、流れに任せて任務を遂行したら謎が解けたという感じ。
言ちゃぁ悪いけど、イマイチ。
鼠の嫁入り
鼠の嫁入りの様な映画でした。
この世の全てに絶望したロイ/ブラピが父親/トミジョンを探しに海王星を目指す物語。
疲れているときに見たら中盤で寝ていたんじゃないかと思うほど何も起きません。
何も起きないのが見せどころだったのかも知れませんが。
伏線っぽいものを沢山散りばめて一つも回収しないので、これを大胆さと捉えられれば良いですがそうでなければただ話がブレブレなだけの様にも感じました。
という作品の大部分が間延びした感もありますが、一つ一つをゆったりと自分を見つめ返す作品だと思えば面白く見れると思います。
どんな時も平常心を保てるロイが隠していたトラウマの様な父親との関係や、そのことが原因でうまくいかなった元嫁?や嫌いだったこの世の全ても長い間宇宙で一人になったことで大切さを感じる様になります。
この作品では、先ばかりを見ずに大切な物は近くにある当たり前なことだというのが言いたかったのですかね。
評価は星2にしましたし見る人をかなり選ぶ作品だと思いますが、個人的には楽しめました。
予告もさほど観る機会が無く 前情報も見ていなかったので どんな展開...
予告もさほど観る機会が無く
前情報も見ていなかったので
どんな展開が繰り広げられるのかが
楽しみで集中して鑑賞しました
様々なシーンに溢れていて
このシーンがどう繋がって行くのかと
感じその度に記憶させていったのですが
断片的なシーンのままになり
最後までこの作品は何を
伝えたいのか分からず仕舞い
なんとか監督の意図を感じたいと思い
エンドロール中に真剣に考えました
抽象的なシーンは『2001年宇宙の旅』を
意識してる?
だとしたら、今は理解出来なくても
後から理解が追い付く?
なんて考えていたらエンドロールも終わり…
でも久しぶりにエンドロールに出てきた
単語を目にしてやっぱり
『2001年宇宙の旅』なのか
と自分を納得させスクリーンを後に
随所に映し出される宇宙空間や
『ゼロ・グラビティ』を彷彿とさせる映像は
IMAXで観て良かったですし
宇宙空間の静けさ、
閉塞感から来る雰囲気で
劇場内が静まり返っていたおかげで
集中して作品を鑑賞できたのは
良かったですし
ワンハリのブラッドピットも
カッコいいけど
ショートカットのブラピ最強じゃん!
って分かったし
好きか嫌いかの選択なら
好きな映像だし
1度に咀嚼できないならおかわり鑑賞で
噛み砕くか🤔
そんな感じの作品でした。
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