アド・アストラのレビュー・感想・評価
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たまにはこういう映画も良いかも
普段は、派手なザハリウッド映画を鑑賞し楽しんでますが、アド・アストラの世界観は壮大であるものの控えめな内容で、たまにはこういう映画の鑑賞も良いなと思いました‼️
世界観としては、少し未来の話で、この時代では、月は開発されていて子供たちが普通にいるし、月から火星まではロケットで比較的安全に航行可能のようだ。
ストーリーはシンプル?
主人公(ブラッド・ピット)が死んだと思ってた父親(トミーリージョーンズ)に会いに行くだけ。ただし、会うと言っても居場所は海王星。
主人公も父親も優秀な宇宙飛行士。特に主人公は海王星に行って父親に会うまでに、いくつかのトラブルに巻き込まれるが、優秀過ぎるので解決してしまう。例えば、計器が壊れた?ため、宇宙船が傾いてしまい着陸が危なくなるが、手動操作で乗り越えたり、宇宙船を乗っ取ったり、海王星から無事に帰ってきたり。
折角、父親に会ったのに、父親が戻りたくないのか宇宙に消えたのは何故なのか、よくわからない。
内容は、ちょっと難しく感じました。
人生の孤独と内省。そして希望へ
何事もそうだけれど、物事を見る視点によって物事は変化する。
何かを表現しても、期待や願望が其々の頭の中で描かれて、その期待を超えているかどうか。
見る側の問題である時もあれば、その逆もある。
表現したり伝える事はとても難しい。
人間関係は特に。
私見だが、宇宙が人間と人間の心が隔絶された、埋めようの無い、分かり合えない現実を表現しているように感じた。
どんなに技術が進化し、コミュニケーションをする方法があったとしても、結局真意は伝わりにくい。
時には、真逆に受け止められる時もある。
何かしらの意図が働くと、さらに難しくなる。
そんなどうしようもない現実があったとしても、救いはある。
分かろうとする努力。
相手を思いやる事。
家族を大切にする。
取り留めなく書き出してみたので、分かりづらいかもしれないけれど、何かしらの一助になればと思います。
最後にブラッドピットは、老練の役者になったなぁと感動しました。
話はつまらないが、ブラッド・ピットと共に太陽系旅行をしている気分にさせる。それも一つの映画体験でしょう。
この映画を観ている間中、ユーミンの『青い船で』の一節“♪木星を金星へ~と導いていくように~♪”がリフレインしておりました。メインのストーリーは予定調和的で、もしかしたら最後に一ひねりしてくれるか?と期待しておりましたが、結局予想した通りに終わってしまいました。途中のエピソードも実験用猿が発狂する件以外はどうでもよい話ばかりだし…ただ地球⇒月⇒火星⇒木星⇒土星⇒海王星と太陽系旅行を映像体験させてくれたので、採点はそんなに悪くしていません。
ブラピを堪能する映画
ブラピのファンにとっては最高の2時間!ブラピの演技を存分に楽しむ事が出来ます!宇宙映画というより、息子の父親に対する愛を描いた映画という印象。宇宙のテーマはあまり強くなく、ほとんど宇宙服を着たままスペースシップ(?)っていうのか分かりませんが、そこで話しをしているシーンが多く、静かで美しい宇宙空間をずーっと見つづけていると、お腹いっぱい状態で観賞した私はすぐに睡魔におそわれてしまいました。必死に頑張って目を開けていましたが、ブラピや宇宙に興味がない人はヤバイかも。ただ、終わりに近づくとテンポもよくなり、ビシッと感動させる流れを作っていて、涙もろい人は泣いてしまうでしょう。劇場内でも鼻をすすっている程度のすすり泣きが多く聞こえていました。
SFであり、心の旅
映画を観ることを決めたのはポスターのデザインに心引かれたからだが、なんとなく『ゼロ・グラビティ』の様なサバイバル物かと思っていた。確かに、劇中で主人公は何度も破滅的な局面に直面するが、恐ろしい程の冷静さで全て対処してしまうので、サバイバル物とは少し異なる。
この映画の本質は、父を巡る旅に出る主人公の思索の物語なのだと思う。劇中、何度も現れる心理検査の場面は、最初平静を保っていた主人公が、地球から離れていく(=父との距離が縮まる)につれて、隠していた想いを吐露する様を写し出している。映像が主人公のみを写すカットが多いため、観る人も主人公の想いに考えを巡らせるようになっていく。
父を巡る旅がどうなったかは是非ご自分で確かめて頂きたいが、表情や仕草で魅せる描写が美しく、時間を忘れて観入った、傑作。
難しかった
最初の30分ほどは とても楽しく、ただ 後半にいくにつれて ストーリーに置いてけぼりにされた感がありました。
父が 本当に望んだこととは、父の思いや、父とロイの対話シーンなど、もっと 知りたいこと、観たいことがあったのだが、気づいたら 終わってしまっていた。
映像はとても綺麗だが、私には この映画がいわんとすることが 受け取れなかった。残念。
ファザコン?!
上質な脚本
地球外生命体は?
一体なにが起きていたのか
ブラピの高い演技力には納得するが、作品に対して批評家が高評価している理由は全く理解出来ず。
宇宙では一体何が起きていたのか?残念ながら最後まで分からなかった。それでもSFならではの神秘的かつ壮大な宇宙映像は美しかった。
2019-200
メッセージ性が
長く感じる、、、
既視感の嵐
なんだかなあ…
けっこう好き
映像は壮大。結局は、父と子の小さなお話し。
もし、ブラピが行かなくても、リマ基地は爆破されて、お父さんは死んじゃう、という事でいいんでしょうか? じゃあ、クルーの死の意味は?とか、奥さんとより戻せて良かったね、でいいのか!?とか、いろいろモヤモヤ。
心理検査
やたらと出てくる心理計測シーンは、常にロボットのような無機質さを宇宙飛行士に課しているのと同時に、ストーリーとして主人公のその瞬間の心理描写を表わしているのだろうと思うのだが、逆にそれがしつこい位に差し込まれるので何かこのテストそのものが伏線なのかと思いきや、管理社会、又は他者評価的なものをフワッとした暗喩めいたものとして表現しただけだと感じたのだが違っているのだろうか・・・。それ位物語の遠心力とは成り得ないカットが続くのが疑問な作品である。
展開としては、主人公心の闇のトラウマである父親が実は生きていて、海王星からのサージ電流に因り地球への被害が酷くなっている原因をもたらしていると分ったアメリカ宇宙軍が、実の息子を火星基地から説得させて攻撃を止めさせる計画を立てるところからスタートである。途中、遭難船を救助しようとして実験動物のヒヒに襲われたり、火星降下中にサージ攻撃に会い、制御不能なロケットを主人公が見事な操縦手腕で無事到着させたり、月での資源採掘権を巡って各国の無秩序な争いに巻き込まれたり、結局呼びかけない応じない父親を片付ける為に向かうロケットに主人公が忍び込み、攻撃してくる搭乗員を全員殺してしまうし、等々、イベントをこなしながら、文字通りラスボスの父親の船へ辿り着く。で、もうすっかり自分の世界に閉じ籠もってしまった父親は帰るよりも、取憑かれた様に未知の生物への遭遇を負うことを望むが、結局主人公は、父親を捨てて地球へ帰還するという粗筋だ。ほぼほぼ全部話してしまったので、話として複雑さはない。テーマは人と人との結びつき、信頼みたいなものが当てはまるであろう。ラストに主人公が別れた奥さんとのよりを戻そうとするシーン等も含めて、『人に心を委ねる』という協調性みたいなものを重要とするメッセージを幾つかモノローグで説いていた。
さて、感想なのだが、近年の哲学的、難解なSF作品に比べた大変分かり易いシンプルな構造である。ただ、果たしてそれをブラッド・ピットやトミー・リー・ジョーンズが出演してまで映画化する価値のある作品なのかといったら、正直なところ答えに迷う。難解で意味深な作品が高尚だという評価自体は諸手を挙げて賛成は出来ない。しかし、もう少し味付けに深みが欲しいと思う自分も否定できない。しかもあれだけの有名俳優が演じるのだから、そこに物語を鑑賞する意味を求めてしまうのは勝手な客の我儘なのだろうか・・・。テーマが教育的な、もっと辛辣に言えば“説教”、又は宗教上の“説法”みたいな内容故に、奇を衒わずストレートに伝えたかった意図は感じられるが、もう少し外連味溢れるイベントや登場人物との絡みも欲しかった。
映像的にはVFXの本場らしくリアリティを以ての作りと何故かしら匂うレトロフューチャー感が漂う作りで、尖ったモノは無く、安心して観られるといってもこれもまた物足りなさが…。
SFホラーとしてはヒヒ襲来のシーンだけで、月面のカーチェイスは西部劇、そして、月や火星、又はオープニングシーンのステーションのシーンが“落下”というアクションで対になる編集が多用していて、意図が狡賢く映ってしまうのは鼻白む気持になってしまうのは残念である。化学調味料が入っていないから安心なのだが、しかしパンチに乏しいボヤけたラーメンといっては言い過ぎか…。“インターステラー”を対比させるのは酷なのだろうけど。
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