「映画の見方」ハウス・ジャック・ビルト 堂々庵さんの映画レビュー(感想・評価)
映画の見方
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その昔、
映画は見世物小屋の見世物だった。
いまでは、居心地のよいシートがあてがわれ、ポップコーンが売られ、コンプレッション興行が当たり前になった。
ともすると、自分の直ぐ隣にあるのが
映画であったりしないだろうか。
あらためて自分自身に、
この映画も正統な見世物の後継であることを言い聞かせたい。
自分の身の上に起こることも
家族にしてしまうことも
地獄に落ちるのも。
しかし、
この世に起きたこと、起こること
すべてが見世物に絡め取られてしまう。
そんな、危険な芸術要素を散りばめている。
ヤンキー・
ジャンピング・
ジャンキー・
ジャック
グレン・グールドな映画と評しておく。
アンチビルドであると。
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