リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様のレビュー・感想・評価
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テニプリのことを何も知らなかった自分を恥じる。
テニプリはもはや宗教という友人に強く薦められ(海外在住なので本人は観ていないのだが)、何を知らずに観に行ってみた「テニスの王子様」の3DCGアニメ。映画館で予告編は観ていたので、正直、このショボいCGをなんで今?と訝しく思うだけでスルーつもりでした。ごめんなさい。
テニプリのファンの方々には今更すぎることは100も承知の上でおずおずと申し上げると、まったくテニス映画じゃなかった。原作はスポ根マンガだと思っていたが、それすらも今では怪しい。とりあえず冒頭からテニスの試合はしています。全国大会の決勝か何かだと思います。しかし、そこで繰り広げられるのは、テニスの名を借りた歌と踊りのパフォーマンスショー。とりあえず初心者としては、これがミュージカル映画であることに驚くしかない。
そして主人公がアメリカに武者修行に行くと、ストリートのチンピラに絡まれて始まるラップバトル! 主人公リョーマが難なく本場の黒人をJラップで倒すと、今度は唐突にタイムスリップ! ここまでが序盤中の序盤で、一体何を観ているのかと唖然としつつ、どのシーンもエンタメ心にあふれていて、とにかく楽しい時間でした。
聞けばマンガも、テニスボールが分裂したり敵プレイヤーが巨大化したりするらしい。これを機に、このトンチキでハイテンションな世界に身を投じてみたいと思います。
テニプリというコンテンツの集大成
20周年を迎えたテニスの王子様という大作のあらゆる意味での集大成というべき作品だと思いました。
漫画やアニメ、そしてミュージカルという様々なメディアによって、長きにわたり多くの人々を掴んできたテニプリでしか作ることのできない映画だと思いました。
私は、家族愛、恋愛、友愛、様々な形の「愛情」を力に成長していく人の強さを描いていたと思います。特に、この映画で驚いたのは、主人公リョーマの心の成長です。
リョーマは、有名な「俺は上に行くよ」という台詞が象徴的なように、小さな身体だけれど並外れたテニスの才能によって、我が道を突き進んでいく孤高の天才肌タイプのキャラクターです。ダブルスは苦手。ライバル校の人から「唯我独尊」なんて揶揄されていたこともありました。
しかし、この映画では、巻き込んでしまった桜乃を気遣ったり、父南次郎のために奔走したりと精神面で一段成長したリョーマの姿を見ることができます。
テニスの王子様の原点である、全国大会優勝を目指して切磋琢磨しあった青学メンバーたち、しのぎを削ったライバルたちとの日々が、リョーマを心身共にここまで成長させたんだと思うと、胸が熱くなりました。
やっぱり、「テニプリっていいな」と心から思わせてもらえました。
テニプリをよく知らない人にももちろん楽しめる作品だと思いますが、今までテニプリを応援して愛してきた人にこそ見て欲しい映画です。
許斐先生からの今まで応援してきてくれてありがとう、これからもテニプリをよろしくねという声が聞こえてくるような、テニプリとファンへの愛がたくさん詰まった映画だと思いました。
鑑賞しながら、テニプリと共に生まれ育ち、これまで応援してきたこの20年間を振り返らずにはいられず、涙なしには見られない作品でした。
完成されたエンターテイメント…!
まずめちゃくちゃ楽しかった…!!
テニスは置いといても、何よりエンターテイメントとしてこの映画は完成されていると思う…。
そう、宝塚のショーに近いものを感じる。
ミュージカルなんだけど、ミュージカルとくくってしまうのは違う、そんな感じ。
テニプリっていうコンテンツのすさまじさと、抑えきれない圧倒的パワーを見た。
序盤から歌って踊るたくさんのテニス部員たち。
アメリカに渡った主人公・リョーマくんと、ヒロイン・桜乃ちゃんの出会い。
突如始まるラップバトル。
そして2人でリョーマくんの父・南次郎さんが現役時代のアメリカへタイムスリップ(なぜか早々にその状況を受け入れる2人が適応能力高すぎる)。
南次郎さん宅へ行ったところ、彼の子どもと勘違いされてマフィアに連れ去られる桜乃ちゃん。
そして登場する女ボス・朴ろ美(中の人)さん。
逃亡中の教会でのデュエット(猫の演出!!)。
なぜか時空を超えて真田幸村さんや手塚部長に繋がる公衆電話。
リョーマくんとの対戦、足でテニスする朴ろ美さん。
リョーマくんの計略により、八百長テニスは阻止されリョーマくんの念願、現役の父・南次郎さんとの対戦。
そしてなぜかまた時空を超えて召喚される青学メンバーや他校のテニス部員たち。
もうとうに追いつかない細部へのツッコミなど忘れて、ただただ楽しんで観ている自分に気づく。
振り切ったエンタメってこんなにすごい。強い。
劇場出る時はもうなんだか楽しすぎてすごすぎて頭がボーッとしていた。
どんな映画?と聞かれたら「とにかくすごいから1回観て」と語彙力喪失するやつだこれは…。
無発声応援上映で劇場で観たんだけど、周りの皆さんの統一されたペンライトさばきも見ていて楽しかった…。
最高すぎてまとまらない!
ディズニー×テニミュ
CG版テニミュだったww
そんな予感はしていたが、やっぱりCG版テニミュ映画でしたw
歌って踊っていつものテニプリだなあwと思いながら観てきました。
連載初期のテニプリのノリもあり、桜乃ちゃん久々にヒロインやってるなあと思いました。
(桜乃ちゃんはWJの連載中はどんどん影が薄くなっていったある意味悲劇のヒロイン)
映画が終わってからもスペシャルメドレーがあり、映画館で公式MADを堪能できるという異色の映画でしたw
上映終了後に他の女性客が咳き込んでいたので、笑いを堪えてたんだなと察しましたw
自分も何度、上映中に咳き込みそうになったか分かりませんwww
あと個人的にこのCG技術でPS4かPS5で最強チームのリメイク版を作って欲しいなと思いました。(彼らを操作したくなりましたw)
ファン向けではない
特典商法でないと売れない映画
テニプリを好きになって10年以上経った。人生の半分以上テニプリを好きでいた。
5年前イベントで発表された時からずっとずっと楽しにしてた。
蓋を開けてみれば今までお金を出して支えてきた層を振り落とすような内容と酷いCGの王子様たち。
許斐先生は「テニプリを初めて観る人でも楽しめる映画を」って新規層を狙ってて、それで大衆ウケしそうな男女の物語にしたんだと思う。でもテニプリを支えてきたファンの何割がそれを望んでるのかな?それでも、作者がそういう物が創りたかったならそれでいいと思う。でもいざ売上がヤバいとなったら「ファンの人は今後のテニプリの為にも何回も足を運んでね」って結局ファン頼み。映画に1ミリも出てこない推しのために何回も行けってバカにしてませんか?
ムビチケは30枚以上買ったし特典は欲しいから通うけど特典が無かったらどれだけの興行収入だったんでしょうね?
多くは語らないけど、テニスを好きで色々な事情に詳しい人ほど思うところがあると思う。作者と仲のいい声優キャラの出し方とかね。逆にテニプリ=ぶっ飛んだ作品!くらいに思ってる人は、その期待を裏切られずに楽しめるかと思います。
テニプリの魅力
テニプリファン歴2年の新規です。テニプリの魅力は個性豊かすぎるキャラたちと、それを長い間温かく見守り、熱烈に愛し続けたファンの皆さんとの絆だと感じています。今作は制作者の方々がそんなファンを信じてくれているからこそ挑戦できた作品だと思いました。
本編の展開には振り回されっぱなしで、これはついていけない人がいてもいてもおかしくないというかそちらが一般的なのかもしれません。しかしテニプリファンとしては、ぶっとび具合が派手であればあるほどテニプリに対する愛しさは溢れるし、めちゃくちゃ元気をもらえます。
また、終盤になると家族の絆に純粋に感動したり、迫力あるミュージカルシーンに圧倒されたり、1つの映画としてたくさんの見所が詰まっていました。
テニプリを好きになって良かったなと心の底から思いました。素敵な映画に出会えたことに感謝です!
リョーマと桜乃に拍手!
最初はあまり期待感がありませんでした。しかし、途中からシンプルに面白く感じました。一言で言えば、ミュージュカル、テニス、イケメンアニメのあたらしい世界を知ることができたので、嬉しくなりました。特にリョーマと桜乃の爽やかな心の交流に心が洗われました。桜乃はいつも「ごめんなさい」と言いますが、控えめなところがとても可愛いです。単純な言葉ですが「ゾクゾクする」とか「まだまだだね」を聞いていると、向上していこうという前向きな姿勢に、こちらがファイトをもらえます。設定は中学校なのですが、テニスの仲間たちはイケメン揃いで、惚れ惚れします。そのイケメンたちがリョーマを歌で応援するところが、なぜかテンションが上がって涙が出ました。リョーマの父に対するリスペクト、父を乗り越えようと努力する姿は、精悍で逞しかったです。あと、リョーマが助けた猫が恩返しをしますが、とても愛おしく感じました。いずれにしても、タイムスリップして、父を助けるリョーマは、やっぱり王子様中の王子様です!
めちゃくちゃ良かった
テニスの王子様を知らない友人と、少しかじった友人と見に行きました。
めちゃくちゃ良かった…笑笑
「中身が無い、つまらない、叫ぶだけのヒロイン」というレビューは目瞑って耳栓しながら見た??_(┐「ε:)_
「こんなに本筋ちゃんとした内容だと思ってなかった」が友人の感想でした。
親父に憧れて始めたテニス、いつでも目標で変えたい壁は親父。一貫したテーマと、父親からみた息子の可能性。
めちゃくちゃ一本筋通ったストーリーになっています。
ただ、一回見ただけだと、繰り広げられる歌とダンス、どーしてそーなる!?展開が強烈すぎて、全部ぶっ飛びそうではあります苦笑
また、エンドクレジット後のテニフェスプチは、20年間少しでもテニプリを好きで読んでいた読者へ向けた御礼MVだと思いました。
本編二部作という表現が正しいかな、という映画でした。
異様に元気が湧いてくる
テニプリっていいな
荒唐無稽
ボスの娘が魅力的
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