AI崩壊のレビュー・感想・評価
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AIが暴走して人の生命の選別を始める、ありがちな内容だがおもしろか...
演出崩壊
AIとは若干違うけど、ジョニーデップのトランセンデンスくらい荒唐無稽にやってくれればよかったのに、何もかもが中途半端。唯一ド派手に散ったのは賀来賢人くらいなもんで、実はほとんどの人物が無傷で生き残る。
サーバールームの変なオブジェクトなに?広いサーバールームを合成で描きたかっただけじゃないの?
道路閉鎖したかったのかな?
船の中逃げまわりたかったのかな?
全部ハリウッドの「あの」アクション映画に出てくる様な演出の数々、それも全部劣化版。
監視社会を描いたウイルスミス主演のエネミーオブアメリカは20年も前に国家から追われる主人公を上手く描いていたが、今作は追われている感じが薄い。
というより、一番この作品が失敗したと思われる点は、主人公の目的がフワッとしているからではないだろうか。
娘を助けたいのか、AIの暴走を止めたいのか、逃げたいのか。
全部のプロットがそれぞれバラバラで、稚拙。
AIが邪魔するのかと思いきや、間抜けな国家権力が主人公の行動を阻み、アナログ刑事(デカ)が本質を見抜き手助けするって何年前の脚本よ。
娘だってあんな簡単に閉じ込められてバカなのかな?
この映画ってアクション?サスペンス?SF?
素材や味付けは悪くなく、ハリウッドに引けを取らない良い映画だと思いますよ、映像も綺麗だし、安っぽくない。でも調理方法が悪い。全部強火で焼いちゃったみたいな。
でも焦げてないの、全体的に薄味でパサパサ、見た目は美味しそうなんだけど、旨味全部出ちゃってる感じの映画。
近未来のワクワク!玉城ティナかわいい!芦名星のインパクト!
期待以上に楽しい映画でした!
ってか、さすがは入江悠監督の作品。これだけ説明過多な作品なのに、説明は手際よく、そしてアクション多めの見せる(魅せる)映画になっている。
まず、近未来描写が素晴らしい。AIによって制御された抑制された幸せな社会というのが、とてもリアリティがある。小型ドローン『フライ』や監視カメラ、ドライブレコーダーの普及、無人走行車など、10年後にはなっていそうな社会が描かれており、設定だけでもワクワクする。
のぞみが置かれている部屋がとてもアートで素晴らしい!のぞみの曲線、白い部屋、広い空間が、天国を連想させる部屋になっており、神秘的。神の存在感を強めている。
大沢たかおは、逃げ回ったり、泳いだりとすごく大変な役をしているが、オープニングや回想シーンでジョギングやサーフィンをしているシーンを入れており、逃げ回るだけの体力がある事を暗示している。こういった抜かりなさは、入江悠監督の巧さかな。
本作、1番印象的だったのが、玉城ティナの可愛さ。大沢たかおと一緒に出てきた時にドキッとした。久しぶりにみたけど、いるだけで華がある。イイね。
三浦友和と広瀬アリスのバディも良かったなぁ〜。三浦友和のセクハラ発言が緊張感をほぐすクスリになっており、2人の距離を縮める手助けをしている。セクハラ発言も一概に悪だとは言えず、要は使いようなんだろうなぁ〜、なんて思ったり。でも、地上波テレビではこういうのはあまり受け入れられないんだろうけど。
芦名星は、本作が映画では遺作になるのかな?出番は多くないけど、要所要所で存在感をだしており、インパクトがありました。名脇役だなぁ〜、なんて思っていましたが、残念です。
最後に、とはいえ、ラストの犯人の告白の展開はお粗末な気がします。あんな場所で?こころちゃんを助けに急がなくてもいいの? と、不安な気持ちになりました。
ひたすら苦痛の2時間。開始数分で生じる違和感。
なかなかスリリングで面白かった
雑だなぁ。とキャストの一部が・・・
入江監督の作品は「22年目の告白」「ビジランテ」「太陽」とレンタルで見た。(同じ人の作品とは意識せず。キャストは良いかなと言う理由)
共通しているのは、雑と言うか、「分かるでしょ」と説明不足で丸投げされる事が多いのと、それ故の展開が「へっ?」ってなる事が多すぎる事かな。
本作で言えば、医療AIが他の社会インフラと結び合うまでが雑過ぎだし、早急過ぎる。職を奪われた人たちの存在を出したかったのだろうけども、一民間企業ならAIを推進するのは自由だが、インフラ系までは政府の思惑も有るだろうに、それが失業者を出す事が予想されるのに、そんなにハイテンポで進めるだろうか、しかも、この日本で(皮肉を込めて)。
「のぞみ」によって職を奪われたのもどんな仕事をしていたのかが分からない。
帰国した桐生を迎えに来た車は近代的な車なのに、その横を二代目プリウスが走っているのが・・・2030年設定だよねぇ。走ってないとは言えないけど、他の車も普通に今の時代を走っている車ばかりで、近未来感0。警察はバンバンと銃を撃つし、総理が急死(真犯人による暗殺)して、総理代行になった黒幕の副総理がいつの間にかに首班指名をしたのか総理になって、パニック状態なのに組閣までしている。インフラは麻痺してるけど、マスコミは影響無いって言うのもご都合的かなぁ。
最初から、「あっ、こいつ怪しい」と思ったのが犯人で、何の引っ掛けも無いし(演技的にも・・・一人だけ学芸会)、桐生を犯人と断定するのが早すぎると言うか、最初から犯人に仕立てるのが分かってしまう展開の早さ。また「のぞみ」を暴走させた時、桐生が近くに居たら障害になるであろうに、桐生が帰国してからの即日決行。これで桐生を捕まえられれば障害を除けると思ったんだろうが、それならば共犯の証拠偽装して、ホープ社のメンバーも拘束しないかなぁ普通。
ホープ社のメンバーも桐生とは面識無いのに、何故か信用してサポートをする。まぁ、「のぞみ」の基礎を作った人だからと尊敬はしているんだろうけども。
犯人を捕まえてからの展開もグダグダ。
正直、社会インフラと化したコンピューターネットワークが暴走と言うのは古くから有る設定なのに、何も真新しい要素が無かった上に、上記の様な雑な作り。10年前の「サマーウォーズ」の方が余程新鮮だった。
なかなかよき
主人公がジャック・○ウアー並み
それよりぼくとおどりませんか
愛に関して、、、
いえいえ、
AIに関してのおもしろ過ぎる情報を、
掘り下げるのはほどほどに、
言いたい事も、色々とあっただろう。
でも、これはエンターテインしないといけない映画と割り切ってるであろう潔さがよかった。
約2時間、観客を楽しませる事に軸足を置いて、AIの暴走はストップ可能なのか?
をメインプロットに据える。
カーチェイスも車の台数の多さに頼らないアイデア勝負、台数が3倍、5倍になっても、更なるおもしろい事ができるであろう魅せる技術も素晴らしい。
メッセージは念押しが過ぎるかもしれないが、脚本も兼ねる監督の思いのかっこ付きのメインプロットはそこにあるんだろうか。
さがしものはなんですか
のぞみよりひかりですか
ってAIに聞かれてる気分がしばらく抜けなかった。
AI崩壊は愛崩壊?
それよりぼくとおどりませんか
10年前なら。。。
そもそもコンピュータのこと知っているの?
観る人選ぶかな??
近年まれに見るバカ映画
リアリティがある世界観だが…
非常に未来を予感させられる良い作品だと思うが、警察の行動が今ひとつ現実味を失わせてしまう。
ストーリー展開やAIの暴走など申し分の無いハラハラ感がたまらない。
子供の監禁などは一部の話だから、全体の人々の生産性を推して、いくつかの犠牲が出た方が盛り上がった。
色々な映画でギリギリで止める美学的なものが当たり前になってるので、カウントダウンはもう時代にそぐわないのかも。ギリギリ感を出したいなら、目の前の死にフォーカスを当てるべき。
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