AI崩壊のレビュー・感想・評価
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近未来の日本がこうなりそう
近い未来、桐生浩介が開発した医療用AIが普及して"AIのぞみ"が第五のライフラインになった日本を題材にした映画
過去にAI使用の認可が国からおりず、妻がガンで亡くなった浩介は娘の心と海外に住んでいた
"AIのぞみ"は弟の悟の会社HOPEで管理されている
その悟から浩介へ「浩介が総理大臣賞を授与する。AIのぞみのサーバー増設用の新施設開設の式をするから日本に帰ってきてくれ。」と連絡がある
妻が亡くなった葛藤で日本を離れた浩介にとって帰国は悩ましいことだった
娘の心は父の功績であるAIのぞみが普及した日本へ行きたいと言い出し、意を決して二人で日本に向かう
AIのぞみのサーバールームを見学した後、開設式を迎えたがアンチAI派の連中に邪魔されて途中で中止された
総理大臣賞を授与するために移動しようとした浩介達だったが、娘の心が「写真がない」と言い出し悟と一部社員と心でサーバールームへ
浩介は秘書(?)と車で移動していたが急遽AIのぞみが暴走を始める
銀行口座は凍結、車と医療機械は停止、ペースメーカーの誤作動による心臓麻痺の発生
社員は異常事態の復旧へ向かい、サーバールームで一人に取り残された心は閉じ込められる
"AIのぞみ"の暴走はハッキングによるプログラムの改竄だった
発信元は、浩介のカバンの中にある一つの端末からだった
「桐生浩介はテロリストだ」
浩介は容疑者として追われることとなった
AI開発の進んできてる現代を先んじる題材でとても面白かった
AI関連の映画はいろいろあったけれど、洋画と邦画は中身が違ってくる
洋画はAIの暴走
邦画は人間によるAIの操作で起きる暴走
今回の映画も【AI暴走】も「(人間による)AI(の操作で起きた)暴走」
リアリティある題材なのだけれど、いくつかいまいちなことがあった
①サーバールームに閉じ込められた娘の心
心は写真を探してサーバールームに閉じ込められたが、なぜ写真がAIのぞみのコアの下に滑り込んでいたのか?
最初は犯人がサーバールームでマルウェアをAIのぞみにうつす為に侵入目的で写真を隠していたのかと思っていたが、単に無くしていただけっぽい
写真は鏡になった写真立てに入れられていたが、落としていた割に鏡は割れていなかった
不自然な無くし方がどうにも違和感が凄かった
あと、サーバールームが設備を冷やす関係で氷点下になるのだけれど
娘の心が全く寒そうにしていない
普通人は寒くなったら肌を晒そうとしないし、震えが止まらないはず
AIのぞみのコアが発熱しているのならば、もっとコアに寄り添うだろう
自然な形としては、コアに寄り添って震えながら手を服の内側の脇に入れて震えている
顔に霜が降りていたが、床に伏せっていただけで「暇そうに待っている」ように見えた
最後にドアが開いて浩介や社員が心に向かっていくのだが、
衣類を羽織らせるだけで誰も寒いサーバールームから連れ出そうとしないのか
氷点下で冷え切っているのだから一刻も早く外に出すべきじゃなかろうか
あそこがリアルだったらもっと臨場感あったと思う
②なぜ浩介のカバンへプログラム改竄の発信元の端末が入っていたのか
最初は悟が犯人で、荷物チェック後に入れていたのかと思ったが、犯人は別の人物で入れるタイミングは無かったんじゃなかろうか
③警察のAI「ヒャクメ」
警察が浩介を確保する為に使っていた警察独自のAI
始動して間もないので逃走パターン等、まだ確立していない
そんなAIだが割と簡単にハッキング&改竄されている
AIのぞみは犯人によるマルウェアのバックドアがあった為、起こった出来事だが
浩介は普通にハッキングして自身のデータを別の人間のデータに書き換える様に改竄した
脆弱すぎる
④警察の機動隊
浩介を確保する為に警察から送られた機動隊
装備ガチガチで対テロリスト部隊なのは分かるのだけれど、
丸腰で逃走中に何回も服を交換している浩介へ「丸腰が分からない!」と銃ぶっ放しまくる
国民の命が係わる自体なのに何で実弾で殺そうとするのか
逃走先の元浩介の大学院で協力者の悟に至っては「何をするかわからない!」と急所を複数撃っている
確かにテロリストが爆弾を持っている可能性もあるのだけれど、そこは近未来 ゴムスタン弾や高圧スタン弾で制圧しようという考えはなかったのか
アレだけ殺傷能力を持つ銃や警察官の協力もあったのに、下水道で確保できなかったのはなぜだ
後方と脇道から挟み撃ちに出来たのだから、下水道の出口を張ることも出来たのではないか
下水道の逃走経路を考えるとAI「ヒャクメ」とコンボで確実に捕まえられたはず
以上の点を踏まえても普通に面白かったです
SFともドラマ系とも違った邦画で新鮮でした
細かいこととか気にせず楽しめる!!
「そんな展開ありえない、うまくいかねぇだろ」とかそんな冷めた姿勢でみるものではない。
話自体は難しくないし、シンプルだがただ楽しい。
大沢たかお、がくけんと、がんちゃんキャスト最高!
AI 崩壊の時代はもうすぐそこまできてる?
AIは人を幸せにするのか?
→子供を幸せにできるかと同義
このくだりは深かった。
一度娘を失いかけ、多感な子供を幸せにできるか考えさせられることになった桐生こうすけ本人から素直にでた言葉であるし、また子育てしたことのない自分からすると必ずしも幸せにすることができないこともあるということを考えさせられた。
ただ、いずれにとっても幸せにすることができるものであると信じたい。
見たあと家族に優しくなれる映画です
「AI崩壊」見てきました!凄い迫力感と、家族愛、仲間愛、見応えありました!ストーリーも面白い!話の展開、テンポスピード感、ベテランさん達のキャスト!、演技力、迫力ある映像、音響!どれをとっても世界で天下とれる作品です!これは世界に行くと思います。まだドキドキしてます! 何より大沢たかおさんの深みある甘い声、鍛え抜かれた肉体美、存在感ある動き表現、目が離せません、日本だけに留まらず、海外の基準でも、人々を魅了できる魅力の数々をお持ちです。さすがどりょくをかさねられてきたかたです。誰もをファンにさせてくださいます。こんなに走る姿が美しい人がいらしゃるんですね。本当心掴まれました。見たあと、迫力からの刺激と同時に、心に愛が広がります。この映画を見たあと、家族に優しく出来ます。
世界の枠で考えますと、これは、Los Angelesの映画館で放映してもHollywood映画に並んで見劣りしない、刺激好きなHollywood人々さへも虜にできる、誇れる大作です!
今日も又見に行きます!
これはSFなのか?
これSFなのか、SF映画ファンとしては中途半端で残念な内容。今から10年後で風景は変らず、車が自動運転になっている程度。ストーリ展開も無理無理。フェリーから冬の夜の海に飛び込んで、すぐに漁船の網にかかって助かるか?海に飛び込んだダウンジャケットで体を温めるか?その他、突っ込みどころ満載。三浦友和の熱演もかえって浮いてしまって違和感。最後のどんでん返しはあってもいいが、陳腐なシメでがっくり。大沢たかおの配役だけではリカバーできない。テレビドラマなら即チャンネルを変えるところ。
酷いの一言
昨日観てきました。
最近はパラサイト、ラストレターと、良作続きだったのでこの勢いで、と思ってましたが蓋を開けたらとんでもなくレベルの低い作品でした。
AI医療については個人的にもかなり取材しているので、多少知っていますが、SFとしてこんな未来があるかもね、というのを描くのは良いとして、リアリティがまるでない。監修として錚々たる学者たちが名を連ねていましたが、恥ずかしくないのかなというレベル。
観賞後、脚本監督が「22年目の告白」の入江さんと知って納得しました。彼はあの作品でオリジナルの「殺人の告白」の良さをぶち壊してましたし、ホントに考え方が浅はか。
そもそも、AIを扱った作品って必ずAIが反乱するけど、そういうものをテーマとして扱った上で、観客に何を伝えようとしてるのかがわからない。結局はその技術に人は迎合していくのに、技術に頼りすぎるなー!とか、あれだけCG使っといて、と思うし。
まぁ中身については語る程の中身がなかったので割愛。久しぶりに劇場に座っているのが苦痛な映画でした。
考えさせられる作品。みんなに観て欲しい。
舞台は『働ける人間は国民の50%、未来を担う子供は10%未満、残りの40%は年金老人と生活保護者』という10年後の日本。
この映画の恐ろしかった点は2つある。
ひとつは今現在の国や政治の在り方をみていれば実際の10年後もあんな感じなのではないかと疑ってしまうこと。
もうひとつは…AIを暴走させた犯人の主張を否定しきれない、そんな自分を知ってしまうこと。方法が殺戮である事がわかっているのに100%の力量で犯人の主張を否定できないでいる自分自身が怖い。これが一番怖かった。
海外ではこれまでも人工知能の暴走を題材にした映画が多々ありましたが『AI崩壊』はハリウッドの二番煎じなどではなく、どちらかといえば『こんな10年後がイヤなら、今、選挙に行こう』という社会風刺映画なのではないかと思う。
監督の取材記事に『犯人はもうひとつの正義』としているとのこと。ならばもっと桐生の正義vs犯人の正義。天才vs天才の攻防戦を見たかったので満点評価にはしませんでした。
☆☆☆★★★ オ〜〜〜!なかなか良いじゃないですか入江監督。 この...
☆☆☆★★★
オ〜〜〜!なかなか良いじゃないですか入江監督。
この原作(ノベライズ版?以降は原作と記します)から考えて、これだけの作品に仕上げたのだから評価されて然るべきと思いますね。
(但し、原作はとても読みやすい。でも内容がちょっと薄いのが💦)
…って事で原作読了済み。
生涯評価されずに急逝してしまった、ハリウッドエンターテイメントを代表する映像作家だったのがトニー・スコット。
彼が1998年に発表したのが『エネミー・オブ・アメリカ』
進化した社会の中で、近い将来には個人のプライバシーがなくなってしまう可能性を示唆していた。
公開当時は、「こんな事が実際に起こるのはまだ先の話だろう…」と。怖さは感じたものの、映画にはまだまだ〝作り物〟感は拭えなかった。
何しろ当時は、ネットも整備されてはいなかった時代。携帯の写真をメールに添付出来たかどうか?と言った時期。(私はまだ携帯を持ってはいなかった)少し《早すぎた》と言える不遇の作品だったのかも?…と、今にして考えると思えて来る。
その後、2006年にトニー・スコットは『デジャブ』を発表する。
当時はどうだっただろう?もう一般的にはネット社会がかなりの発達を遂げていたとは思うのだが…。
『デジャヴ』はそんな進化を反映し、世界中で生活する全人類の人を対象として。4日間遡っての行動を把握出来るシステムが確立されていた(←多分!記憶力が曖昧💦)
エンターテイメントに特化した良質なアクション映画を撮りながら、その才能を認められずにトニー・スコットはその生涯を終えた。
本作品を観た時に、真っ先に彼の事を思い出したのは。『エネミー…』から20年以上経った現在の日本で、やっとそこそこエンターテイメントに特化した近未来の日本映画が生まれつつあるのを実感したからです。
実際問題として、映画本来の出来としてはもう1つと言える箇所が多いのが現実。特に出演者の中で、原作とのイメージのギャップの違いが多いのは(登場人物達の性格・行動等から見ても)もう少しキャスティングに気を遣って欲しかったところ…。
原作と映画本編との違いの中で。原作だと、桐生の逃走経路の部分は、読んでいてもとても曖昧だったのですが。その辺りは映画の中で、防犯カメラ等を駆使した逃走経路は観ていて分かりやすい。その反面で、特殊警察(SITE)のだらしなさや、原作同様の都合の良さだったり時間経過の希薄さ(常に画面下に映るのに)は否めない。
但し、それに勝るくらいに。A Iの暴走から、社会全体が混乱する様相をしっかりと見せているのは、原作にはそれほど描かれていないだけに素直に評価したいと思います。
尤も、映画本編に於ける。犯人を追い詰める1番肝心な場面は…。
観ていても「お・前・は・バ・カ・か・?!」と、思わず出川の哲ちゃんばりの声を挙げそうになってしまった(´-`)
原作だと映像がないだけに、あまり感じなかったのですが。流石に映像として画面上に提示されるとなると。その間抜けっぷりの凄さに「だから日本映画はダメなんだよ!」…って言う(それ程は日本映画を観ないくせに)人が多くいそうな気にさせられるのが、ちょっと残念なところでした。
この時に協力を仰ぐ雑誌記者の重要な人物。
原作だと、この人物が様々なところから桐生・西村の2人を信頼し、事件解決へと奔走する。しかし、映画本編だとその様な描写は最後のみ。逆に、三浦&アリスの刑事コンビが、この人物の役割を兼ねている様にも見られた。
だがそれにより。この人物と、心との《友達関係》が映画本編では描かれてはいなかった。
元々は(原作では)愛煙家だけに。A I【のぞみ】の発達から、愛煙家にとって厳しい社会になってしまったA I社会への流れには、大きな憤りと忌々しさを持っていた。
それが、(原作だと)桐生の愛娘である心との《友達関係》から、「心を救いたい!」…とゆう強い思いが生まれる。原作を読んでいると納得出来るこの雑誌記者の協力関係。その1番肝心な場面での説得力が、映画本編には感じられなかったと言わざるを得ない…と。
…と。って言いつつ💦これだけエンタメに特化し、分かりやすい作品にした入江監督の手腕を評価したいと思いますね。今後もこの路線でお願いしますm(_ _)m
何ならば、山崎某よりも入江監督で撮影依頼をされてはいかがでしょうか?映画関係者の方々。
2020年1月31日 イオンシネマ板場/スクリーン8
人工知能は人を幸せにできるのか
近年、ビッグデータの解析やディープラーニング等の技術開発により、大きな注目を集めているAI。人々の暮らしを便利で豊かにするこの技術は、これからますます発達し、私たちの生活と切り離せないものになっていくでしょう。そして、AIに頼りきった近未来、そのAIが暴走したら…という、いかにもありそうな設定が興味をそそり、公開初日に鑑賞してきました。
序盤はスロースタートながら、近未来の舞台設定や、大沢たかおさん扮する桐生浩介の人物背景をきちんと描いていたので、AI「のぞみ」がどのような思いをもって開発されたのかがよくわかりました。主要な登場人物もここで出揃い、それぞれの立ち位置や相関も描かれ、事件のお膳立ては整いました。
そこから、突然のAI暴走で、一気に緊迫感が増します。すでに重要な社会インフラとなっているAI「のぞみ」の暴走は、人々の生活に大きな混乱をもたらし、命までもが危険にさらされます。そんな様子を、大がかりなロケで多数のエキストラを動員したと思われる映像で描き出し、決して映画の中だけのことではなく、現実にも十分起こりうることだと感じさせます。
そして、その騒動の容疑者として桐生浩介を追う、警察のAIがこれまたすごかったです。現在の技術があと少し進歩し、法律があと少し味方すれば、実際にできそうな追跡劇でした。技術のすごさはもちろんですが、それ以上に管理社会の恐ろしさを感じました。
ただ、これほど優秀なAIをもってしても、神がかり的なご都合主義による逃走にはかなわなかったようです。AIはデータ収集と解析で追跡をしているのですから、桐生も神の御加護ではなく、自身の知恵と腕で勝負して逃げ切ってほしかったところです。それがないままの逃走劇が長く描かれていたので、ここでややテンションが下がってしまったのは残念でした。
しかし、いよいよ黒幕と対峙するために動き出す場面では、序盤から張り続けたさまざまな伏線を回収し、桐生の才能を活用した見事な逆転劇が描かれていたのがよかったです。この点においては決して悪くない脚本だったのですが、序盤の伏線がわかりやすい、真犯人が容易に予想できる、桐生の逃走がご都合主義すぎる等の難点が多く、終盤のよさが生かしきれてないのは、とてももったいなく感じました。
「人工知能は人を幸せにできるのか」 人工知能を扱った作品としては、表現は違えどやはりこの問題が投げかけられます。答えはわかりませんが、そうであってほしいと願います。仮に人工知能を車のアクセルに例えるなら、私たちの人生をより豊かで快適なものへと加速させてくれる一方、いざというときに減速や停止するためのブレーキと、ハンドルを握るドライバーも絶対に必要です。「人は技術を安全に制御できるのか」 人間の為すべき役割はここにあるように思います。本作を通じて、そんなことを考えさせられました。
何を以て崩壊とす
予告で推してたのでほんならと鑑賞
大沢たかおは高校生の頃深夜特急をよく見てました
感想としては
色々な理由で
なんとも見辛い映画でした
AI研究者桐生浩介は共に研究をしてきた妻望がガンを患い
どの程度のレベルだったのか知りませんがAIによる治療認可が下りず
車いすでその後車輪の掃除が大変そうな砂浜に入りながら
あえなく妻はAI技術が進歩して世の役に立つことを願いながら亡くなります
それから数年後…
娘"心"はなぜ父がAI技術を母に使って救わなかったのか
疑問に持ちながら移住したシンガポールで複雑な気持ちを持ちながら
日本で進歩し医療医術を革新させた「のぞみ」の新データセンター
式典に呼ばれた浩介を焚きつけ日本行きを決意します
そもそも妻が闘病している時点での作中でのAI技術は
いかにもそれを使えば絶対助かるかのように妻の弟西村悟は
言ってましたが果たしてわかりませんし
あたかも万能かのように描写しているのが気になります
専門家じゃないんであんまり言えませんがAIというのは
並列化されて蓄積したビッグデータから状況に応じて(人間からの命令で)
妥当な判断を自動で実行するか判断してくれる技術だと思います
人間らしいあいまいさやもっと深く積層した思考を行わせる
研究もあるようですがとりあえず社会に期待されている
のは人間をサポートするための前者でしょう
まあいいや
その「のぞみ」が暴走して総理大臣がコロッと死んだり
急に預金がゼロになるなど大混乱になります
原因不明の落とし物をしたこころもサーバールームに
閉じ込められ部屋を冷却され生命の危機を迎えます
この作品のAIはそのへんがよくわからんのですが
何か腕に巻くだけで健康管理や行動管理が全部出来るように描写されますが
自分はてっきりナノマシンを飲み込むとかしてるのかと
思ったらあくまで外的な管理をしているだけのようなのです
じゃあそれ外したら影響なくなるのと思ってしまうんですが
ともかく桐生しか作れないって世界中が絶賛してたはずの
のぞみプログラムにじゃあ誰が作れたんだよとツッコまざるを
得ないマルウェアによってのぞみは暴走、人間の価値を評点し
必要ない人間を殺す選別を始めます
しかも桐生はそのマルウェアを放り込むタブレットを
「持っていた」だけで指名手配犯にされ追われます
俺のじゃないですって証明すれば終わりそうです
あ、そう
この映画時間軸がわけわかりません
サーバルームに閉じ込められてもつのが24時間とか言われてる心
のぞみが選別を終わるのが6時間
コロッと死んだ首相の後すぐ発足する国民を管理する法案を
通す野心がある新内閣
外では大混乱がつづいてそれどころじゃ無いと思うんですが…
時間が無いって言ってるのに仙台まで行くフェリー乗っちゃう浩介
会話シーンの内容は呆れるほど抽象的
急いでる気配が全く感じられません
こういうとこがほんと見辛くなってきます
んで色々あってAI「のぞみ」は浩介が廃止された大学に
なぜか通電して使えるパソコンから取り出した試作プログラムを
使って元に戻せます
っていうか復元バックアップもなしに国家プロジェクトで運営
させていたのだとすればAIは悪くありません
そう
この映画結局AIは全然悪くないです
勝手に期待した人間
勝手にずさんな管理をした人間
勝手に悪用した人間
人間が崩壊させたのです
ただのビッグデータの使い方を巡るサスペンスです
人類にとってはAIも火と同じで道具です
人を幸せにするかどうかは使い方次第
そんなまとめで締めると思ったら
「AIは人をを幸せにすると思うか」
「親が子を幸せにするのと同じだ」
??????
もういいや
大沢たかおの演技もなんか空回りで
仰々しい割に中身がなく胸やけがしました
黒幕の警察官僚メガネも出て来てすぐセリフをかみ
バカにしか見えませんでした
自然に演技してたのは三浦友和だけだったです
髙嶋政宏はもっと良い役で出ろと思いました
望が事切れるすんぜんのシーンもしつこく三回出て来ます
もう感動させようと言うより松嶋菜々子が無理やり
ねじ込んだだけにしか見えません
事務所の要求でしょうか
年代設定も2030年にした意味があまりなく
ちょっと進んだ技術とか出したいんだろうけど
出てくるクルマは現代と同じ物だし
ムルティプラやビークロスは作り手の趣味っぽすぎ
あと特殊部隊がハマーH2とか2030年のセンスじゃない
身もだえするほどダサい
これくらいボロクソに書いてしまうくらい
入り込めない作品でした
大沢たかおはもっと自然に演じれる作品に
出た方がいいとおもいます
AIの仕事をしてる身として恥ずかしい
これ観た。クソ過ぎて脱糞しそう。
まがりなりにもAIの仕事してる身として看過できんよ。
AI暴走ものなら、
サマーウォーズが10年以上前に、
あんなに面白く素敵に作られたのに。
これまたドン引きなのが、
AI技術監修に、東大の松尾先生、
はこだて未来大の松原先生、
筑波大の大澤さんが名を連ねてること。
松尾先生にいたっては出演までしてる。
大澤さんはまぁもともとアレだから期待してないんでいいとして、
松尾先生は日本のディープラーニングの第一人者、
松原先生にいたっては日本の人工知能の研究者の中でも最重鎮の人物だと思うんだが、、、
なんなのこれ?
日本のトップ研究者がこんなくだらんことしてるとは、
日本の人工知能研究が世界で存在感を示せないわけだわ。
こんなにクソみたいな誤解を世間に与えるなんて、
人工知能学会とかが何か動かないといけないんじゃないの?
と思って人工知能学会の倫理委員会のページ見たら、
松原先生はオブザーバーで、
松尾先生は過去の役員じゃねーか!
絶望するわ!
でもまじで学会がなんか声明出すべき事案だと思う。
倫理委員長の武田先生はこれ観たらどう感じるんだろう?
想定していたより良かった
予告編を見た時はちょっとB級くさい作品かな、と思いましたが実際見ていると結構見ごたえがありました。ただ、こういう題材なのでオチは想像しやすいかな。本作品はかなり製作費が掛かっていると思われますので回収できるのかがちょっと気になります。岩田剛典が掛けていた眼鏡がカッコよかった。
技術的な設定が穴だらけで入り込めない
原作はなく、監督のオリジナル脚本だそうである。AI の専門家に取材を重ね、自ら人工知能学会に入会して知見を広めたという。しかし、この完成版を見る限り、肝心な部分の科学的リアリティがかなり欠如しているのではないかと思われてならなかった。
時代設定は今の 10 年後になっており、少子化が更に進んだ世の中のあり方や、自動運転車やネットワークなどの技術の進展はなかなかリアルに描写してあったと思う。今までなかった技術を世の中があっという間に受け入れ、やがてなくてはならないものに変化していく過程は、既にスマホなどで経験済みなので、映画の導入はよく出来ていると感心させられた。
だが、システムを作り上げた主人公が開発の現場の一線を離れて 10 年のブランクがありながら、最先端のシステムにソースレベルで関われるという話にはかなり疑問を感じた。今の世の中で、ネットや AI の開発現場にいた者が 10 年も現場を離れれば、使っている OS から開発言語までまるっきり変わってしまうはずである。それが苦もなく復帰できてしまうところにまず違和感を感じてしまった。
次に、仮に AI が人類一人一人を選別して生きる価値のある者かどうか判別したとして、殺害すると決めた人間に対して積極的に行動を起こせる人は非常に限られているはずであり、投薬などを一切行なっていない人には手が出せないはずである。そもそも、判別終了までの時間をわざわざ人間に向かって表示する必要はない。
設定としては面白いが、町中の監視カメラや車載のドライブレコーダーが全てネットに繋がっているというのもあり得ない話であり、更に警察の要請もなく動画や静止画のデータを提供するなどという話は、密告制度が徹底されているチンペー国や豚朝鮮などならともかく、日本では想定が困難な設定であると言わざるを得ない。
そもそもこの脚本は、機械学習というものを誤解しているとしか思えない。学習とは、与えられたデータに依存して分類境界を書き換えるなどの機能を言うのであって、プログラム自体には一切の変更を行わないのに対し、プログラムのハッキングは実行形式のカーネルの一部を書き換えることであり、この両者は全くの別物である。また、テキスト形式のソースプログラムを実行させるにはプログラムのコンパイルが必要であり、稼働中のプログラムを停止させずに上書きすることは出来ない。
コンピュータのプログラムを一度でもやったことがあれば常識的なこうしたことが、脚本では非常にいい加減に扱われているのにかなり面食らってしまった。コンピュータ関連の技術に関する描写は穴だらけというべきである。文系の人が考えた脚本なのが丸わかりである。このため、非常に技術的なリアリティを欠くことになってしまい、問題の解決のための行動がかなり釈然としないものになってしまったのが残念であった。
出てくる警察官が非常に安易に銃を使用して被疑者に肉体的なダメージを与えようとするのも全く釈然としなかった。爆発物を持ち歩いているテロリストを相手にしているわけではないのだから、被疑者を殺害してしまえば解決するというような事件ではないのに、あんなに簡単に被疑者の生命を危うくするような行動を起こしてしまっては、問題の解決を遅らせるばかりであり、最悪の場合は解決が不可能な事態に陥るだけである。
また、最終的な手段もテキスト形式のソースプログラムに依存したものであったが、仮に百歩譲ってあの方法が有効だったとしても、それをコンピュータに見せたければ、映像の全てをカメラのレンズ内に入れなくてはならないのに、大部分がレンズの外に漏れていたのには頭を抱えた。あれではソースプログラムのほんの一部を虫眼鏡で拡大して見たというだけになってしまう。
逃亡劇はそれなりに見応えがあり、協力者が出てくる理由も納得できるのだが、あらゆるプログラムが容易にハッキングされて上書きされるという話にはどうにも付いていけないものを感じてしまった。犯人らが行おうとしたことも実に馬鹿げた話であり、少子高齢化の対策に更に人口を減らそうというのであるから、もう何を言ってるのかというレベルの話になってしまっていたのが残念であった。
(映像5+脚本3+役者3+音楽3+演出3)×4= 68 点。
言いたいことはわかる
最初から最後までシリアスで暗めなシーンが多め。途中主人公がおいつめられすぎて辛すぎる思いをしましたが大沢たかおはかっこいい!!
人の命と人工知能というそそられる
題材であるが全体的に割りと暗い印象。
ラストは納得いくようないかないような。。
人工知能に疑問を抱いてる方はぜひご鑑賞を!
初デートというより、よく知った人と見て
感想を言い合うのがいいですね。
前時代的なSFサスペンス
人工知能の技術が進歩し生活の基盤となりつつある2030年、開発者の桐生が日本に戻った時AIの暴走が始まり…。
近未来を舞台としたSFサスペンス。最新技術で主人公を幾度となく追い詰める描写は良いものの、包囲を知らない警察や2000年代初頭のSF映画感が強く新鮮さは感じなかった。
ゲー吐きそうなほどチープな内容
氷点下の中でも凍えるどころか寒そうな素振りひとつ見せない強靭な少女と、同じく冬の海に飛び込んでもビクともしないこれまた強靭な男が、5分に一回は「そんなアホな!」と叫んでしまいそうなリアリティが欠如した世界で、頑張ってますよとアピールするみたいな映画です。
マジでゲー吐きそうなくらいチープな話でした。
フィクションなので荒唐無稽な話でもいいんですよ。
でもそこは脚本の巧さだったり演出の妙だったり、圧倒的な画力だったり、役者の存在感や力量なんかでその世界に引き込んでくれないと、見ていてただただシンドイ、、、
こんな映画を見ようと思ってしまった自分に責任取らせるために最後まで我慢して見ましたが、、、
金はいいけど、時間は返してくれ!と思った映画でした。
松嶋菜々子さんが好きで見ました。
皆様の演技がすごくいいです。感動しました。
確かになぜのところもありましたが、限られてる時間に細かく演じられないですかね!
人間がAIを悪用しなければ、人間に役に立つものだと思います。
【愚かしくも唾棄すべき選民思想の暴走を描いた意欲作且つ色々な意味で問題作。】
前半から、突っ込み所満載である。
・近未来での、最終的には、とても”原始的な”鬼ごっこ。
・何故、心ちゃんはあんなに大切な”写真”をあんなところに落とした?
ここらへんで止めておく・・。
いや、矢張りもう少しだけ、
・前半で真犯人が推測できたが、”いやいや、そんなに単純じゃないだろう” 単純だった・・。
到来するAI社会の負の部分に焦点を当てたテーマはタイムリーで分かり易いが、如何せんラスト近くまで響かなかった。
福島の老漁師(蛍雪次朗)の桐生(大沢たかお)を助けた時のさり気無い台詞や、毎熊克哉が演じたAI社会に疑念的な思想を持つ記者の行動(だが、しっかりと描かれていない)と、彼と桐生が最後に交わす台詞などは良かったが、この二人は今作では端役である。
三浦友和演じる定年間際のベテラン刑事の活躍も良いが、行動が少し強引過ぎるし、偶然度合が高すぎる・・。
優れたコメディ映画には必ず涙する効果的なシーンがあるように、今作でも、もう少しAI否定派の思想的背景(特に、桜庭(岩田剛典))をきちんと描いて欲しかった。
監督・脚本が現代邦画をメジャー・マイナー両面で牽引する入江悠監督であるので、お叱りを受けるようなレビューになってしまったが、お許し願いたい。
入江監督には、常に現代邦画界に波紋を投げかけるレベルの映画を作って頂きたいのである。
<今作を近未来への警句と観るかどうかは一人ひとりの考え方次第だろう。
が、私には響かなかった。心が荒んでいるのだろうか?
いや、そうは思わない。>
人と機械が調和出来る世界。
人間の世界は機械に染まり切ってはいけない。
そんな事をこの作品から、感じました。
勿論、機械を完全否定をすることは出来ません。
実際、私たちのいる世界は機械なくしては成り立たない世界なのだから。
あらゆる可能性があるAIや機械をどう、人間の世界に上手く調和させられるか、
そして、人間自身は、決して、「人間臭さ」を失ってはいけない。
そんなメッセージもこの作品に込められていると想いました。
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