犬鳴村のレビュー・感想・評価
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後半が…
物語の前半はホラー映画としてまあ楽しめました。が、後半から「ん?」という場面が多くなってきました。特に気になった点↓
○霊と話せる&触れる ←ここからだんだん面白くなくなっていった…
○車に乗って家に帰っている途中、車内に3人の霊が無言でただ乗っていた 。
↓その後
○家に着いてなぜか車の中で眠っていて、いつの間にか夜になっていた。
○ラスボスの女の人が犬の化け物?になるのに時間かかり過ぎだし、それを逃げもせず化け物に変わるのを見守っているお馬鹿三人兄弟。さっさと逃げろやとイライラしながら見ました。
○そして極めつけは兄の遺体にしがみついていたあのお2人…←え?ナニコレ?と思いました。
ずっと弟だと思っていたら兄でした。。
後半が雑、、?ちょっと話の内容的にもわかりにくい部分がありました。。
実際にある心霊スポットを題材にしていますが、なんだかリアリティがなかったのであまり怖くなかったです。
残念。
まさかの予想通り
日本有数の心霊スポットである犬鳴トンネルの向こう側にあると言われている
犬鳴村を舞台に、ある女性の血筋にまつわるホラー映画 だったら良かったのに........
良い点
初めの冒頭シーンの手持ちカメラによる撮影映像は、かなりリアルの心霊動画に見えて
鑑賞中はかなり緊張感を持ってみることができた
以上
悪い点
幽霊が出てきて、脅かすシーンはただの雑なCG(車に乗っているシーンは、普通にシュール過ぎる)
自分の息子が本当は自分の息子だと気づかない母親
逃げる気があるのかよくわかないヒロインの棒立ち
犬との混合血を受け継いでいるはずのヒロイン兄弟たちだが、他の兄弟はその変化一切見られない理由説明なし(おそらく女系しか発現しないのか?と思われるが最後に男の子も発現したので、その線は薄い)
そして、混合血は孕んだ子供達からのはずだが孕んだ母親の犬化を遂げるが理由説明なし
急に現れた説明役、案内役の幽霊
そして、なぜか時空を超えてしまうトンネルの向こう側
他にも不満点はいくつかあったが、刹那で忘れた
もうこの村からは逃げても、逃げられない恐怖。
村に行ってから行方不明になった主人公の兄と息子が生きて帰れないと知りながら恐怖の村に行く姿を観たのですが、もう、恐怖シーンがやばすぎて見ちゃいけないとこもありましたが、ラストシーンが衝撃でした。
面白半分でこの村に行ってはいけない場所と知りました。
細かなところの脚本がヒドい
アイデアいいと思うの。
ダムに沈んだ犬鳴村の人たちにいわば「末代まで祟ってやる」と言われた家系に主人公がいて、しかも母親は犬鳴村出身っていう。
時空を歪めて、お母さんを犬鳴村から救ったのは、実は、主人公でした!っていうSF設定も面白くて納得。
恐いシーンも画角やカメラアングルうまくて、しっかり恐いんだよね。
でも観てると単なるシュール展開にみえて寧ろ笑っちゃう。脚本の詰めが良くないと思う。
なんか色々考えて改稿してるうちに、ちょっとおかしいなって部分も出てきたんだけど、時間もないしまあいいかって踏み切った感じがするのね。
お兄ちゃんの友達がやられてくのは「なんで?」と思うしね。ホントなんでやられるんだろ、あれ。
そういう細かな点のおかしさは、見逃す度量を持てば、結構面白い作品だと思うよ。
過去と今を繋ぐ最恐の村
"実録!恐怖の村シリーズ" 第1作。
通常スクリーンで鑑賞(レイトショー)。
ノベライズは未読。
心霊スポットには詳しくないので、犬鳴村に関しては知識ゼロ。本作についてはノーマークだったので予告編さえ観ず、あらすじも調べないまま映画館へ足を運ぶことになりました。
正直、怖くなかったです。むしろ、本作とコラボしたお化け屋敷の方が怖かった(上映開始まで時間があったので先にお化け屋敷の方へ行ったのですが、本作を観たことでそこで起きた怪異の数々の答え合わせが出来ました)。
何故そんなに怖くなかったのか。オーソドックスな恐怖演出のために、アングルや展開から起こることが簡単に予測出来てしまい、事前に身構えられたからでした。
物語にのめり込めなかったのも原因じゃないかな、と…。と云うのも、犬鳴村の謎について、冒頭辺りで「なんだ、そう云うことか」と分かってしまったからです。
分かった時点で気持ちが冷めてしまいました。上記のように怖くはないし、どうしたらいいのかとなんだかぐったり…
その他、イマイチだと感じた点を徒然なるままに…
その1、奏が幽霊の腕を掴んで普通に会話を始めたこと。
その2、幽霊と行動を共にしたことで、奏がいとも簡単に犬鳴村の秘密に肉薄してしまったこと。
その3、亡霊たちがゾンビにしか見えなかったこと。
その4、奏の母親があっさり回復していたこと。…
ここまで、微妙だった点を書き連ねましたが、ここからはラストの、ある種ファンタジックな展開について観賞後に思ったり考えたことをつらつらと述べていきます。
これって最終的に、かなりえげつない呪いなんじゃないかなと思いました。己の中に流れる血からは、誰も逃れることが出来ません。「犬鳴村の血脈を絶やすな!」と言われ、生まれたばかりの赤ん坊を母親の元から無理矢理引き離す形で、自分たちの祖父になる男の子の家に届けてしまった奏たち。
そのせいで、忌まわしき「犬殺しの血」が森田家に混ざることになってしまいました。一度混ざってしまったら消し去ることは不可能。しかもそのことがあったおかげで、今の自分たちがいる。奏は感謝しているようでしたが「そんなにありがたいことではないんじゃないの?」と思いました。
森田家だけでなく、犬鳴村の血脈は密かにその種を撒いていたようですし。過去・現在・未来―全て呪ってやると云う凄まじき執念の業と考えると怖気が走りました。テクニック的な怖さじゃなくて、根底に潜んでいた恐怖に戦慄しました。
※修正(2024/06/28)
ポスターが遠目に見ると人の顔
感想は前半と後半で大きく異なります。
前半はひたすらに怖い、何が怖いかというと雰囲気そのものが怖い。
冒頭に出てくるねーちゃんの無意味な突撃力から始まって、
カメラの端々に浮かぶ霊現象(?)は凄まじく恐怖を掻き立ててくれます。
意味深な父親の言動と母親の行動、やぶれかぶれになっている兄、好奇心からやってはいけないことをした兄の彼女、
好奇心からやってはいけないことをやろうとしている弟、
血脈に伝わる謎の因果、患者の少年とその母の、、、などなど。
ホラー映画として史上最高といってもいいほどの起・承シーンです。
しかし後半になると雰囲気が一変します。
明らかに何かを言いたくて姿を見せる霊魂の腕をつかんで(!)ひきとめ、
記録映像を見せられ(霊?え、霊!?)、とりあえず人を殺しておけといわんばりに雑に殺られるモブ、
結局、その呪いは村人のモノなのか、イヌのモノなのかどっちつかず。
ホラー映画で謎解きも解決も求めてはいないのですが、
中途半端に謎を解明させてしまったがために余計に後味はすっきりしません。
さらにはわんわんダンス、、、あのダンスシーン必要でした???
これがジャパニーズホラーだと言わんばかりにものすごく良質な前半パート(文句なく★5)と、
何をしようとしているのかよくわからない後半シーン(★2くらい...)。
評価が両極端に分かれてしまうのも納得します。
ところで映画館の中で「ひっ」と声をあげてしまったシーンが三つあります。
・特に鉄塔の上からかかってくる電話の「今から行くね」のシーン。
・そのしばらく後、車で帰る途中のシーンからそこを通りがかるまでの一連のシーン。
・ラストの「本物の犬鳴トンネルの風景」のシーン。
ラストは「うわ、本物だ」と思った後、
何故、自分は行ったこともないこの風景が本物だと知っているのか、と言う記憶から恐怖を味わいました。
この三か所はホラーとして本当に上質だと思います。
あ、本物を知っていた理由はイナジュンのDVDでした。
怖さは置いておいても微妙
怖さの視点だと、すでに色々とやりつくされているので、見る側も慣れており、Jホラー独特の怖さは感じられなかった。
単に急に「わっ!」っとやって脅かすよりも、恐怖としての怖さが欲しかった。
ただ、これは単純に慣れの問題もあると思うし、自分側も年齢的に鈍感になっただけだな側面もあると思うので、映画館で日本のホラーをみられただけで満足かなとも思う。
ただ、劇場公開はされないようなB級作品ならまだくも、映画館で上映する作品であれば、もう少しがんばってほしいと思うところも多かった。
意図的な理不尽なのかもしれないが、感動的な要素を詰め込もうとした部分は台無しだと思う。
最後に殺されるお兄さん。ひ孫のはずなのに何故?
父親があの場にいて殺されるなら理解できるけど。
最後はひいおじいさんと、ひいおばあさんに見守られているけど、お兄さんを殺した人だよね。
お兄さんの友達はあまり悪い事していないのに殺されたけど、犬鳴村の人達が殺されたこととは何の関係もないので、犬鳴村の人たちが被害者であると同時に悪者にもなるので、犬鳴村の人たちも可哀そうとは思えない。
主人公を見守っているはずの、ひいおじいさん(本当に血のつながりがあるのかは断定できないかかもしれないけど)も、主人公を守っていたとは言い難い。
登場人物の誰にも感情移入できなかったから、死んでほしくないような人もいなかったし。
深い内容にするつもりがなかったのであれば、最初から怖さだけを追求すればよかったのではないかと思う。
それでも、ひさびさに日本のホラー作品が上映されたことは喜ばしと思う。
??「わたしのお金を返して(><)」
2020年映画館鑑賞17作品目
ホラー映画を映画館で観るのはチャイルドプレイくらいで邦画では初めて
『ダンスウィズミー』以来ファンになった三吉彩花が主演ということなので観ることにした
彼女の表情や太い眉毛に萌えた
いくら映画は虚構とはいえ設定がぶっとんでいる
それもこれもホラー映画なんて例外なく古今東西邦画も洋画もB級だから当然といえば当然
そのB級映画を受け入れないとホラーは楽しめない
それでもつっこみたい
まず犬と交わって子供は絶対にできない
チンパンジーのオリバーくんでも無理
動物園でライオンとトラとかの子供をつくられても生殖能力がなかったり病気で短命だったりする
それとも野犬の呪いか
ダムを建設するために村が沈むにしてもあれは絶対にありえない
コンビニとかで売っている消えた村を特集した本とか石川達三の『日陰の村』とか読んだことあるし
他にもキン肉マンなみにいろいろつっこみどころがあるが割愛
でもそれなりにうまくまとめたと思う
犬鳴隧道がタイムトンネルになっている
当時赤ちゃんのおばあちゃんを子供だったおじいちゃんの家に連れてきたのがヒロインという設定は好き
ヒロインの兄がダムで遺体として発見され足元には二体のミイラ化?した古い死骸がセットになっているのも好き
高島礼子の犬人間になっちゃう熱演ぶりは褒めたい
最後はヒロインも犬人間になっちゃう
犬の呪いってちょっと斬新かな
これが子供騙しなら全てのホラー映画は子供騙しだ
ポップコーンにソフトドリンクを抱えて椅子に座り適度の室温湿度で最高の音響で大画面のスクリーンでゆったりと観る環境に本当の恐怖なんてあるわけがない
もしホラー映画が物足りないならタイにでも行って地雷処理でも手伝ってこい
そこに本当の恐怖があり恐怖が虚構でなく日常になっている
映画で世界的な賞を獲得するより地雷を一個でも除去した方が人間として価値がある
悪いことをしたらバチが当たるんよ〜
何が一番怖いか?ズバリ人間。ズバリ権力。
一応ホラー映画だけどドラマ要素強め。
ホラーの怖さはあんまない。
でも社会派としての面、電気会社や人間が怖い。
電気会社VS犬鳴村住民
電気会社も狂気じみてるが村民はもっと狂気じみてる。
犬と人間のハーフってなんだよ!
タイムスリップするな!
ある意味でSFでした。
Jホラーのジメジメ、そろりそろり、ドッカッーン!パターンではなかった。
でも斬新!
対して怖くないけどストーリーはちゃんとしていて面白い!雑なのは考えないようにしましょう!
ぼんやり観て血筋に頭を使う。
これが正しい見方だと思います。
見た人に質問です
まだ見てない人は読まないでください。
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私もたった今見終わったのですが、
これって結局、
犬を食べていたから犬に呪われているのか、
それとも
本当に犬と交わったハーフなのでしょうか、、
皆さんの見解を聞きたいです。
期待し過ぎかな
最恐の心霊スポットで有名な犬鳴トンネルを題材にした、清水監督で期待していました。結果としてはホラーとしては怖くなく、横溝正史の線を狙ったわりに、おどろおどろしくなく、淡白。過去の設定も、映画を見ただけだと分からない。パンフレットを読んで、わかる次第。謎解きもあっさり、どれも中途半端。森田家の兄弟の年齢設定も?期待していただけに残念です
真実の過去
最初はただのホラー映画と思いきやストーリーが進んでいくにつれて犬鳴村がどのようになくなっていったかの真実が分かった時は人間の残酷な面が見える映画になってます。
また、ストーリーが進んでいくにつれて主人公の家族関係とかも非常に深くなっているので見応えはあります‼️
ただ、その分怖さもかなりあります。映像なども古く作られているので映画に引き込まれます。
怪奇
うーむ、復讐なのかな?
不思議なタイムスリップが起こる物語だった。
導入の動画撮影的な下りは結構良くて…生っぽい感覚にドキドキする。
何気に佇む何かの表現は結構好きで、主張し過ぎず控え目な感じにゾワッとする。
ただ、話の展開に少々強引さもあり、その都度「?」と躓く感じが鬱陶しい。
結局のところダムに沈んた犬鳴村の血脈を救い出したのは主人公なのだけれども…どおにも本筋が分かりづらい。
主人公を子供の頃から見守っていた霊に誘われるように主人公は犬鳴村に突入する。
その霊の進言により、赤子を救い出し、その赤子が自分の祖母にあたるわけなのだけど…だからなんなんだと。
現在巻き起こってる凄惨な事件は、この犬鳴村が原因だったりするんだけど、無差別感が強くて、この血脈の存在の意義がよく分からないのだ。血脈が残ってるのと、呪い自体は関連が無さそうに進んでいくので、その辺の座り心地が悪い。呪いへの抑止力になるでもなく、復讐の核になる事もない。
憑依され妖怪化するようなラストではあるものの…その目的もあやふやで、切れ味が悪かった。
それなりに怖くはあって秀作だとは思うのだけれど、付属品が多くゴテゴテした印象で残念だった。
これホラー映画??
開幕からまるで緊張感なし。
ただびっくり系に頼らない映画を作ろうとした点は認めるが、演出が絶望的に下手。
ストーリーはわからなくもないが、首をかじげたい点がちらほら。
とにかくホラー映画の要であるホラー演出シーンがショボイのが致命的。悪い意味での日本の映画らしさがでてる。
わざわざ映画館で見る程のものでもなかった。
これに限らず、今年の映画は酷いものばかり。
もう邦画はダメなのかな…
視界の隅に…
王道の「視界の隅に居る」って感じが良かったですね。
ジブン的には、赤ちゃんを取られちゃったお母さんが、怒りじゃなくもっと悲しみを出しても良かったのかなあ…なんて思いました。
あとは、霊魂がハッキリ映ってしまうと怖さが半減してしまう気がするので、ずっとぼかしでも良かった気がします。
ストーリーが録画から入ったのに対し、そこから収拾することが少なかったのが、あれ?って感じだったかな。
よくある導入部になってしまったし…💦
でも、何だかんだで、やっぱりJホラーが好きです。
高評価には至らないが、低評価でも無い。
⚠️ネタバレ注意⚠️
見終わった感想、思ったよりよかった。
レビューの低さを見て、身構えていたせいかどんな茶番が待っているのかと思いきや、そんなことは無かった。
序盤での、登場人物の出し方や彼らの人物関係はよく描かれていたと思う。
犬鳴トンネルや、犬鳴村といった心霊スポットもリアルに、そして不気味に描かれていた。
残念に思ったのは、怨霊たちの演出。怨霊たち、ツッコミたいところは沢山ある。とりあえず一つだけ…、あんなにぼこぼこ出されたら怖いものも怖くなくなる。怨霊大量発生で思わず笑ってしまいました。
人間ドラマはよく描かれた映画だと思います。タイトルにも偽りはないと思います。興味がある方は1度鑑賞してみては?
犬が白けりゃ🎵
最初の掴みが良かったのに、物語が進むにつれて怖くなくなっていく不思議な作品だった。
個人的にはキャッツを2週間前に観ていたので、最後のトンネルのシーンで笑ってしまった。
低予算でつくられていたっぽいシライサンの方がホラー度は上かな。
でもまあまあ楽しめた。
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