記憶屋 あなたを忘れないのレビュー・感想・評価
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良く出来た面白い映画だと思います。
あり得ないかもしれないがあり得るかもしれない事情、単なる都市伝説を人間ドラマに仕立てた面白い映画だと思います。主演を始め脇役の皆さんまでが、きちんと役割を果たし、最後は自然と涙が出てしまいました。
泣けた。
小難しくなくわかりやすく
そして演技もよく泣けました。
記憶屋さんがいるいないではなく
消し足りたいツライ過去をこの先もどう向き合うか考える事が大切だなと改めて考えさせてくれる内容でした。
老若男女問わずの作品だと思います。
深みがない。設定がチープ
原作未読だが、タイトルに惹かれて観賞。
重厚でミステリアスな展開を期待したが、それぞれの消したい記憶が全くのありがちな理由に、そんなの世の中に溢れていて、映画にするまでもないと興醒め。確かに本人にしかわからない辛さや忘れたい記憶であるのは理解できるが、全体的に安っぽいつくり。
山田涼介主演だからというわけではないが、テイストがナミヤ雑貨店の奇蹟に似ていて、見終わった後のスッキリしない感じも同じ。
芳根京子が溌剌として可愛げがあることが救いだが、山田涼介のO脚との対比で芳根京子のX脚が目立つのが気になってしまった。
最後が、、、
なかなか興味深いストーリーで楽しめます。ただ終わり方が綺麗すぎるのです。わかるんですよ、綺麗に終わりたい気持ち!でももっと荒々しくてもいいのでは?記憶は一人一人残るんですよね!?それであの終わり方はないのでは?
記憶屋に興味をもつ前くらいでいいと思いました。そこがとても惜しいと思いました。
映像と顔が綺麗。ツッコミどころはある。
原作読まずに観ました。
キャストの皆さん好きな人ばかりで美しいなぁーと。あと景色とか綺麗。ストーリーは後半に行く程展開が読めてしまったので泣けはしなかった。ラストはそうなるのねー、まぁそうかねぇ、と考えさせられました。
マキちゃん可哀想。
ツッコミどころというか、気になって仕方なかったのは、
脳に腫瘍があって、いつ何が起きてもおかしくないって言われてる人が車運転してるの怖いってことと、さわやか大学生が自宅で親の前で酒を作って飲んでる姿には違和感。そこはサイダーくらいが自然じゃない??
つまらなかった。 途中で展開読めちゃったし、全体的に話がよくある流...
つまらなかった。
途中で展開読めちゃったし、全体的に話がよくある流れだったので飽きてしまった。
主人公と幼馴染の恋愛要素がまず要らんなー。
原作は読んだことないからわからないけど、文字で読んだらもっと面白く感じたのかな?
芳根京子の演技力が素晴らしい
特にファンという訳ではないのだが、どの出演作を見ても彼女の演技には心揺さぶられる。
主演より二番手、三番手の役をやると尚更、物語を引き立たせる。
個人的には現在、若手の女優さんではNo.1だと思う。
観る者に何を感じさせたいのか、それがわからないのです
展開や結末については、前半でわかってしまったのですが、誰が記憶屋か、なぜ愛する人を忘れさせたのか。
だから、それでどうなのか。
あれほど二十年近く一緒にいて、好きですの意思表示をしていて、好きにならない人が、その人の好きな人の記憶を消して、自分になびくと考えること自体が、どうなのかな、そう、思います。
多分、原作はホラーだから、しつこいんだと思うけど。
芳根京子の演技が素晴らしいだけに、単なるかまってちゃんの不器用純情純愛物語で終わってしまって残念でした。
☆☆☆★ 原作読了済み。 これは一体?…。 《記憶屋》とゆう原作の...
☆☆☆★
原作読了済み。
これは一体?…。
《記憶屋》とゆう原作の設定はそのままなれど。これはもう、原作の中身を思いっきりかき混ぜ。ミキサーにかけ。全部をおにぎりを握る様に丸めて更に叩き潰したかの様な感じでした(どんな感じだよ!)
それくらいに、同じ話であるのに。観ていると、全然違う内容の様に見えてしまう。
但し、原作を読んでいると。大して魅力的な中身でもなく。「これ、シリーズ物なのか〜。でもこれ1冊でもういいかな!」…ってくらいに、興味が湧かなかったのは事実でした。
それだけに。原作では4つに分かれていたエピソードを↑の様に1つに纏め。若い2人の恋愛模様を縦軸に置き。横軸として、親子愛の話を新たに加えたのは悪くないかも知れないとは思いました。
…と言うより。原作を大幅に改訂した事で、ある程度はスンナリと話が入って来る(分かりやすく)内容にはなっていると感じました。
尤も、シリーズ化されている事からして。原作ファンは確実に多く居るでしょうね。
それを考えると。何人かの(原作に於いては)重要と思えるキャラクターは登場しないし。ストーリーの途中に於いて。記憶屋自身が、自ら正体を明かしたり…と行った話の展開は。果たして原作ファンにはどう映るのか?…ってところではありますけど。
それにしても。人の記憶を消す事が出来る能力が何故出来るのか?…は。原作を読んだ際に、サッパリと訳が分からずにいたのですが。映画を観てもやはりサッパリと分からずじまいで…。
ひょっとして、シリーズ化されている続編らしき原作に、はっきりとした理由が書かれているんでしょうかね〜?
正直言ってしまうと。続きを読む気持ちはちょっと…なんですが(-_-;)
芳根京子ちゃんが。過去1と言って良いくらいに可愛いかったのは、はっきりと言っておきたいとは思います。
2020年1月19日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン12
恋人から変人に変わるってこともあるじゃろ。などと書くと誤解を招くじゃろ。じゃろってなんじゃろ…JAROに相談してください。
劇場内で一人で笑ってしまったのが15年前の山崎事件。犯人の名前が山崎たかしって…もしや監督も『ユア・ストーリー』に腹立てたくち?などと、細かなところにも反応してしまいましたが、とにかく無くしたい記憶についての泣ける話でした。
人間は忘れることのできる唯一の生き物ではありますが、あまりにも悲惨で苦しい記憶はなかなか忘れられません。しかし、トラウマとなってしまった記憶を消して、PTSDが治療できるようになるのも遠い未来の話じゃないのでしょう。また、認知症なんてのは最初はつらいし、周りもつらいけど、最終的には幸福なのだとも誰かが言ってました。
都市伝説でもある記憶屋さん。辛いことや悲しいことを全部消してしまうのを良いことだとは言っていません。戦争や災害、子孫に語り継ぐことによって二度と起こさないように、対処できるようにすることが必要だと言います。ただ、辛すぎて生きていけない。そんな人にだけ記憶を消すという施術(どんな方法かわかりません)を行うのです。
【ネタバレ】 プロポーズして「卒業まで待ってる」とほぼyesの返事をもらった遼一(山田)は、自分のことをすべて忘れている杏子(蓮佛美沙子)に驚愕します。都市伝説でもある“記憶屋”に聞けば記憶を取り戻すことができるかもしれない!と考えた遼一。幼馴染みの真希(芳根京子)や大学講師で弁護士の高原(佐々木)とともに記憶屋について調べていくのです。レイプ被害者の女子高生も記憶を消してもらったという展開から、もう犯人、いや記憶屋の正体はわかったようなものです。女子高生の件からも、杏子も同じく被害に遭ってることも想像できるのです・・・
高原も切除できない脳腫瘍を抱えていて余命宣告が出されている。離婚した妻とのあいだの子のエピソードも泣けるし、その子の記憶を消すかどうかの選択でも泣ける。パパの記憶が成長するまでの美しい記憶にもなるのです。高原本人に頼まれたとは言え、この真希の選んだ“消さない”決断は正しかった。そして、杏子の記憶を消したのが真希だとわかった遼一の答えも・・・「赦す」。許しはするけど、今後彼らが付き合うためには大きな障害ともなる事実。とにかく真希は遼一のことを大好きなんだから、単なる嫉妬と思われてもしょうがないのです。そして真希がここで選んだのは遼一から自分の記憶を消すことでした。これも悲しい。真希にとってみれば、大好きな遼一の記憶は残ってるんだもん。
ここで公園のシーンで即座に思ったことは、二人で広島のじいちゃん(田中泯)のところまで飛んで、遼一から杏子の記憶を消してもらい、杏子の記憶を消した事実や真希のことを記憶屋だと認識した遼一の記憶も消してもらう。とにかく真希の都合の悪い記憶さえ消し去れば、今後の二人は順風満帆。何なら真希の記憶屋である運命さえも消してしまえば、彼女の辛さもなくなるのです。他人の辛い記憶が全て映像として残るんだから、こんな能力も無くしちゃいましょうよ。そのうち医学が発展するじゃろうから・・・
君は、どれだけのものを抱えて生きて行くつもりなのか。
なんなん、これ。易い松竹の悪さ全開やなぁ、お涙頂戴にもなっとらんぞ、こりゃ。な、半端無いガッカリ感。小松高志さんのゲージュツ的な絵画感バリバリな画が救い。こんな調子で前半終了。
これがこれがこれが。佐々木蔵之介さんの演技に惹き込まれ、ネタばれし、山田涼介と芳根京子の芝居がトドメで、気づいた時には、松竹の狙いの半分くらいは涙が滲んでました。
記憶を食べるのって「みがわり観音」なんじゃね。ヘビーすぎひん?それ。
冒頭の芳根京子の、わざとらしいキャピキャピはしゃぐ芝居に、「何故に芳根京子ともあろう者に、こんなクサイ演技をやらすん?」なんて思いましたが、そこまで計算して演出してますか?やられた、全く。
公園の緑色のベンチの前。遼一が真希を抱きしめれば全てが上手く行く、なんて思ったら甘かった。「一度で良いから私を好きになって」。遼一を抱き寄せる真希、っと、待て待て待て待て!何をする気なん。やめろ!って事で、また、芳根京子に泣かされる羽目に陥ってしまいました。
良かった。期待以上にヘビーで。
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4/29 追記
「一度でいいから、わたしを好きになって」
遼一の記憶の中からも、目の前からも消えてしまう事しか考えられなかった真希。遼一とは二度と会えない。たと会えなくとも「真希の事が好きだ」と言う、遼一の想いさえあれば。それを食べ、自分の中に引き取り、それだけを支えにして生きていける。この頭の中で、いつでも遼一の想いを再現出来るから。
だから、一度でいいから、わたしを好きになって。
この真希の、最後の願いが切なかった。
メルヘン
佳い作品だと思います。温かい気持ちが残ります。キャストの演技にも好感が持てました。
でも、すこし軽い感じです。例えば、主人公が雨に打たれて号泣するシーン、色とりどりの傘の中で地面に突っ伏している絵は綺麗だけど、メルヘンチックになってしまって、折角の切迫した演技が緩くなってしまったかと思います。良くも悪くも全体的に少しそんな印象がありました。
記憶屋は必要かな…❓
誰もが、過去の消し去りたい記憶があり、でも、その記憶と向き合いながらも、逞しく生きている。そして、その記憶はいつしか、嬉しい事や素敵な出会いによって浄化されていくものだとも思います。
記憶を消し去りたい人も、その人を大切に思う人からから考えれば、一方的な理由から、記憶を消す事は許されない事なのでしょう。
その意味でも、最後に、記憶屋が娘の記憶を消さなかったのは、よかったし、記憶屋としての運命を背負い、去って行く背中には、エールを送りたくなりました。
山田君のハニカムような演技と芳根さんの遼への届かない思いを秘める演技の掛け合いが、ホントの幼馴染みのようで、自然体でよかった。
途中から、記憶屋の正体は見えてきたので、ミステリーというよりは、人と人との絆がテーマのヒューマンティックな作品だと思いました。
原作者の織森さんは、ホラーを得意とする作家さんだそうですが、本作は記憶を消すという、オカルト的な要素以上に、人間味溢れた内容だと思いました。
ツナグ・・・ではなかった
予告編を観て、勝手にツナグのようなエピソード散りばめる感じかなと思ったが、違った。
ストーリーの作りが非常に雑で、台無しだった。
記憶屋の正体もすぐに予想できてしまい、動機も含めそのまんまだった。
細かくはネタバレになるので書かないが、もし真希が私的欲望で行動したのなら、
よほどのバカでない限り遼一の記憶も消すはずだ。
ツナグとは異なり、そもそもの記憶屋になる動機も曖昧で、
せっかくの田中泯の存在意義が希薄だった。
ツナグでの樹木希林のようないぶし銀の輝きを期待していただけに、大いにがっかりだ。
キャスティングも山田が幼く見えるだけに、恋人が蓮佛というのには終始違和感があった。
とは言え、高原の娘を想う気持ちには胸が震え、涙を禁じ得ない。
子役の演技も秀逸で、心が痛んだ。
また、上記のような矛盾があるとはいえ、最後の真希の選択は切ない。
芳根という女優は、役によって私の中での評価は大きく異なる。
今回は本当にかわいらしく、心惹かれた。
真希はこれからどう生きていくのだろうか。
ラストシーンでの遼一の笑みを苦々しく思いながら観終えた。
登場人物の誰に感情移入するかで見方の変わる映画
私は主人公の幼なじみのマキちゃんに感情移入しながら見てました。物語が進んでいき真実が明らかになっていくなかで、マキちゃんの気持ちも分かる気がしてとても切なくなりました。特に山田さんと芳根さんの最後のシーンは胸が熱くなりした。キャスト様方の演技、とても素晴らしかったです。次にまた違う角度からこの映画を見たとき、きっと別の感情が生まれているんだろうなと思います。ぜひまた観に行きたいです。
薄め
それぞれの役者さんの演技はよかったのに
どうも感動が薄味だったのはなぜだろう?
そして最後の告白、、
それはやっちゃいかんだろう、
それは言わなくていいだろう、
な告白に、感情移入の行き場をなくす。
最後、急に中島みゆきの歌っていうのもなぁ。
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