火口のふたりのレビュー・感想・評価
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賢治と直子と極秘任務
生活感があって、会話が楽しい。
賢治(柄本佑)が、ひとりでビール飲んで食べる描写は、ひとりでやってることを表現していて、直子(瀧内公美)と数年ぶりにやってからは、ふたりで一緒に食事をする。
直子だけが腹痛になるのは、将来の妊娠を描写しているようにも感じる。
小学生の3人組に見られていたことに直子は氣付いていないというシーン、「見ても何をしてるかわかんなかったと思うよ」と賢治が言っていた。極秘任務を覗き見した直子は富士山噴火の情報を知るが、自衛隊はセキュリティが甘くはない。翌日に自衛隊が避難誘導等をしているかのようにTVでやっているが、それは表向きの活動。きっと、本当の極秘任務が何なのかは知られていない。
ふたりはいつも後から本当のことを知るのだ。
ふたりに限らず、自分だってそうかもしれない。
ちょっと見たところ、ふしだらで不真面目そうな主人公達だが、素敵な関係であった。
他の登場人物は完全に脇役で、まるで二人が世界の中心であるかのようなラヴ・ストーリーであった。
良い宵酔い
色々と負われているものから逃げ出すような、解放されるような激しいセックス
内容は官能的で刺激的
写真もエロティックで良かった
お祭りも良かった
※尻切れとんぼっぽいカットが気になったけど
切羽詰まった2人が向かう先、火口
山場のはずなのに、肝心の火口のシーンは少し拍子抜け
もう少しドラマティックにして欲しかったな
最後の噴火もギャグっぽくなってしまった感
CGでも良いので動きが欲しかった
マリッジブルー…
カラダを忘れられないと言うより、やっぱり元彼賢治が好きで、忘れられなかった直子。子供が欲しかったから、結婚したかった感がありありで、これで結婚していたら自衛隊の旦那も可哀想だし、生まれてくる子供も可哀想、結婚は上手く行かなかっただろうし、かえって良かっただろう。ラストの富士山噴火と互いの絶頂を重ね合わせる描写に最後まで、何か深いものがあるのではないかと見てきたけど、拍子抜けというか、そもそもライトな作品だったと改めて認識。最後まで、その日暮らし賢治の態度も煮えきらないし、まあ、現実っぽいのか。
やっとたどり着いたふたり
紆余曲折を経て自分を傷つけ他人を傷つけながら、やっとの思いで結ばれる二人の物語。近親者という恐怖から逃げ続ける2人。どんなに愛し合っていても、子供を造らない、造れない思いが2人に溝を作るがそれでも尚惹かれ続ける想い。絶対に結ばれてはいけないという思いが2人を熱くさせているその熱量を感じました。「中に出してもいい?」2人にとってはとてもとても覚悟が必要な言葉だったに違いありません。一度はその覚悟が信じきれず断った女性。後半にいたり複線回収されていきます、最後に本物は見つけられるのでしょうか?なんとも言えない余韻を残す良い物語と感じました。
生きるということかな?
よく食べ(ラーメン、アクアパッツァ、ハンバーグなど)、よく寝て、排泄し、よくいたす。
震災でたくさんの人が亡くなったけど、富士山も噴火しそうだけれど、最後に中出しで命をつなぐ、ということかな。
生きてますよ、っていう。。。
夜中に見たのだけど、起きて朝からラーメン食べちゃったよね。
私もちゃんと生きてるな。
意味不明
小説だったら、その行動をした理由が書かれているだろうけど、映像だと台詞か表情などで表現しないと伝わらない。何故に、この二人がセックスに溺れるのかが分からん。
一度目は成り行きって事もあるだろう。元々、肉体関係があったから。
一度目のセックスを終え、自宅で昼寝していて勃起で目覚めると、そのまま女の所へ向かって半ば無理矢理にセックスをする。単純な、入れて動かすだけで一分程度で射精。女は全然気持ちよく無いだろうし、男の右手かダッチワイフ代わりにしか思えない行為。が、その後も連日何度も行為をする。それも女が結婚する相手と暮らす新居で。
田舎だから近所の目があるだろうが、そういう事は一切無視。三十路過ぎくらいの男女でも、性に溺れる事は有るだろうけど、この二人のセックスが気持ちよさそうには見えない。相手を想っている様にも見えない。単に相手の身体を使っての自慰行為をしあっているだけ。でっ、何かオチがあるのかと思えば何も無く終了。
十代の青い性を描いた映画でも何か有るぞ。
何となくわかる
いとこと結婚しても別にいいんだけど、やっぱ聞いたことないもんなぁ。身内だと気持ち良すぎる、ってなんかぞっとした。その背徳感がその場所であり、写真であり。若気の至り、とは違う、二人が抱えてしまったもの。だからこそ盛り上がる。母親に許されていたことを知って公的に認められた気持ちになる。
蛇のような体、と言っていたけど、なんかわかる気がする。美しい肉体よりもよりリアルだ。
でも二人は最後は離れて欲しかったかも。一度落ちてしまったらもうダメなのか。
理解に苦しむ
主演ふたりしか出てこない映画。柄本佑はとても好きな俳優だか、これは柄本佑である必要があったのだろうか。。
女優さんは体はって頑張ってたけどどうしても真木よう子と被るのは私だけだろうか。。
いとこ同士が近親相姦にあたるのかはわからないけど、そういう経験のないほとんどの人には共感できないと思う。
誤解を恐れず言うと、セックス以上に魅了されるものを見つけられなかった人間のつまらない人生の話。
こういう時期は10代そこそこで経験し終えておかないと…こんな30代以上きついなって思ってしまった。。
ラストの富士山噴火の絵…笑
なんじゃそら。
あと挿入歌もあえて昭和っぽい曲なんだけど、それもなんか合ってない。
ある種のコメディと捉えれば納得できるのか?いや、好きじゃなかったなー
とてもよかった
従兄妹どうしでやってハメ撮り写真まで撮っていて、それを10年くらいして見るとか地獄だし、そこの事についてずっとああだこうだと話しているのもつらい。しかしそこから目を背けずに掘り下げ続けるのがすごい。
主人公は子どもがいるのに、子どものために結婚するのは不純だと言うのは全く解せない。原作者は子どもがいないのか、子どもに関心のないタイプなのだろうか。
一回じゃ我慢できない…2回、3回、永劫回帰のエロ世界に陥る二人…
OPは二人で撮った過去の写真を眺めるシーン。モノクロ写真だとエロから芸術へと昇華するごとく、精神的な関係に退屈さも覚えてしまったのですが、イージス・アショア反対の立て看板を見つけてから目が覚めた。
直子の結婚相手が自衛隊三佐というから、将来的にはあちこちの勤務を経て…などと、やたら詳しい賢治。二人の住む秋田県が東北の中でも地震の被害が少なく“負い目”を感じてるという話題になり、自衛隊員を結婚相手に選んだのもそうした負い目の潜在意識があったためだと納得する。子供を産むために結婚という建前でもあり、子宮筋腫を患っていることで早く産みたいということも彼女自身の決断の一つだった。
賢治は反論する。なぜ相手が自衛官なのだ?と。集団的自衛権の行使により、いつ戦争に参加するかもわからない自衛官。いつしか災害救助隊のような自衛隊と勝手にイメージを固定化していた直子の心情もよくわかる。
基本的には従兄妹同士である二人のセックスライフみたいな内容なのだが、エロが徐々に社会派メッセージを作り出していくのが面白い。ビルの谷間、バスの中、どこで行為に及んでも没頭する二人。フィアンセが帰ってくるまでの5日間の中で、明日にでも地球が滅んでしまうかのように貪欲さを曝け出していくのだ。
体当たり演技の柄本佑と瀧内公美。他の相手だと「恥ずかしい」のに、賢治なら恥ずかしくないというセックスの構図がそのまま観客へと投げつけられる。声が出るとかオーガズムを感じるとかもエロ全開ですが、「べちゃべちゃ」とか「スカートに沁みがつく」といった表現にゾクっとさせられた。賢治とすれば6年間おとなしい生活を送っていたから、ここぞとばかりに燃え上ってたのでしょう。
そうしたやり過ぎセックスの後、別れがくると思っていたら、フィアンセが特別任務のために結婚式が延期になったという。世界の終わりが来るかのような厭世観もなく、ただ悲観主義的傍観者となってしまう様子が痛烈だ。富士山火口のポスターがとてもエロチックにも思えるし、再び駆け落ち心中してしまうんじゃないかとも予感させる。しかも、爆発が3日前にも予知できるという事実には、東日本大震災も何とか出来たんじゃないか?とか、色んな疑惑をも投げかけられてるような気がしてならない。ただ、エンドロールのあの富士山の絵はいただけなかった…
体あたり演技 素晴らしかった
朝の情報番組で紹介されてたので、観に行きました。朝の番組で紹介されていたくらいだったので、露出が多いと言いつつも、たいしたことないんだと思ってたんですけどね…。正直、ここまで激しいとは思ってませんでした。
結局、この二人って、いとこなんですよね。だから、お互い、心も身体も離れられないのに、いつか終わらせなきゃと思ってたんでしょうね。再会して、一度だけと思っていた関係だったのに、お互い、人生を振り返った時に、心も身体も一番だったって気付いちゃったんでしょうね。やってる事はヤバかったけど、そう思える相手がいるって、素晴らしいことですよ。そのヤバいプレイも、相手がいとこだという罪悪感の現れなんだと思いました。
それにしても、全裸披露で、がんばってました。この女優さん、どこかで見たことあると思ってたら、ドラマなぎのお暇に出演してた方ですね。オープニングで、写真集の映像が流れましたが、私は、街ゆく人かと思ってたんです。でも、劇中にも出てきた二人の写真でした。本当に、体張ったなあと思いました。
そうきたか。。
期待しすぎたかもしれないです。
SEXシーンが稚拙で雑で気持ちよくなさそうで痛そうとしか思えず、だからか、ケンちゃんの直子への愛を感じられなかった。
もっと丁寧にベッドシーンを描いてほしかったな。
理性がとまらないくらい離れられないくらい気持ちよくて求め続けてしまう、2人にとってとても重要なことだから。
あのSEXシーンでは何も揺さぶられなかったな。
音楽も私的には演出の邪魔になるくらい浮いてて違和感があった。あれなら無音でいい。
あえてはずしてきてるのかなと思うくらいの恥ずかしさだった。
ただ、ベッドの中と普段でSとMが逆転してる2人の関係性だけは共感できました。
期待していただけにちょっと厳しめの評価をさせてもらいました。題材がとてもよいから観た後、余計に悔しさが残ってしまいました。
瀧内公美さんは本当に美しい
2回観ました。瀧内公美さんは本当に美しかった。
ただ、最後のあの絵の場面は「釣りバカ日誌」の「合体」って字を思い出してしまって…
瀧内公美さんは頑張ったね。
映画の入りは斬新で非常に良かったが、写真が上手すぎるし、神様目線。
映画を盛り上げる筈が、逆に映画にケチをつけてしまい、
アイデアは良かったが、残念。
ちゃんとしたプロのカメラマンではなく、携帯写真か
アルバムにしないで、回想シーンでのスチル扱いにした方がよかった。
両演者の演技は非常に良かったが、公美さんはすべて、柄本さんは何シーンか食事のシーンで左手を使わずに映画の質を落とした。
映画の中まで、そんなことしなくていい
明るい未来である結婚と富士山の噴火という明日をもしれぬ日々、
に対して食事と行為を重ね合わせたいのだろうが、脚本は力不足。
挿入歌・BGMおよび、撮影はかってのATG映画のようでよかった。
この映画を観たら、ショーケンさんの「恋文」が観たくなった。
そして、写真集は買ってみたくなった。
身もふたもないけど
瀧内さん演じる女の方は、最初から婚約者と別れるつもりで柄本くん誘ったんじゃないかな。
柄本くんが秋田に帰って来てるって聞いて、ふと思いついたのか、タイミングは分からないけど。富士山の件も既に知ってて、本当に好きな人と一緒にいたいと思ったか。
女の方は一回関係持ってしまえば、いくら一日だけとか言っても男が絶対に食いつてくる自信があったと思う、ゲームみたいな感覚で。あれだけ魅力的な美人はそうはいないよ。
最初からえらい薄着だし、結婚直前に自分の生活圏内でいとことは言え男と親密に出歩くのはあんまりしないよ…田舎だと(都会でも)人の目が一番怖いから。
とにかく柄本くんは瀧内さんの想いに全て絡め取られた感じはした。
大体、あんな写真大事に取っててアルバム作ってる女なんてめちゃくちゃ怖いよ。本当に結婚するつもりならもっと前に捨ててる。忘れられない男だとしても、普通の女なら割り切って捨てると思う(私なら捨てる)。
でも魅力的なんだよな。不器用だけど自分の欲望が分かってる。自分に出来ないから憧れるのかも知れない。
「忘れてはないけど思い出すこともない」
原作は未読。印象的なキービジュアルがそそり、鑑賞意欲が湧いた。鑑賞前に付近で開催している関連写真展を覗く。出典数は少なく、内容もこれといって気を惹く印象は薄い。かなり振れた画像もあり、この辺りも何か意味付けしているのだろうと予想はつく。
二人劇で進行する本作は、一言で言えば“ダメな男女の爛れた5日間の会話と性愛”という事に凝縮される。従兄妹という関係性、羞恥プレイ、野外プレイ、そしてハメ撮りと、セクシャリティの度キツさが目立ち、そしてオチがあまりにも素っ頓狂な、富士山爆発という設定の乱暴な飛び方が風味を濃くしているが、実は話す内容は明け透け無い本音の気持のぶつけ合いである。他人ではなく、一時期は兄妹同然に育ち、きっかけは分らないが男女の関係に陥る。その中で感じてきたお互いの思いを、その後のそれぞれのついてない人生を経てやっと語ることができたというストーリーなのである。通常モードならば、5日間若い頃の自分達を振り返りながら、諦めながら、そして期間限定の恋愛というか労り合う行為を享受しながら、けじめをつけるラストなのだが、突然の状況変換に於いて、自分達が一番自然でいられる居場所がお互いの隣だった事に覚悟を決める展開はかなり斬新であり、原作に於いてもレビューでその辺りは相当叩かれているのを調べると出てくる。確かに今作品は、真面目で誠実な性質の保守系からすれば決して赦される人物ではない。そこには感情移入も共感性も微塵もない。スクリーンで描かれているのは官能的とは言い難いリアルを表現しようと努力している俳優達だけである。恋人通しの肌の重ね合いというより、兄妹での悪戯が度を超してしまい、人間にとって通常備わっている生殖本能、それを補完する“快楽”機能の扉を開いてしまった雰囲気を漂わせているのである。いわゆる“立ちバック”での挿入シーンのオーバー演技(あんなまるで銛で魚を突き刺すようなリアクションならばお互い怪我するだろうw)の真意も多分、同意を基での近親相姦ならばこうなのではないかという表現なのだと思う。すっかり歳を取ってお互いが空気みたいな存在の倦怠期の夫婦の枯れ方に相似していると感じる。それより遙かに若いのだから、性欲に対してはどん欲であることのバランスの悪さがこの作品の居心地の悪さに由来しているかもしれない。そう、この作品は観客に敢えて負のイメージを投げかけることでそのアンバランスさを印象付けるアトラクションなのである。メッセージが強烈な程、印象度も又高い。一種の炎上演出とまでは言わないが、表現の自由を保つにはこれも又総合芸術なのである。兄妹ではなく従兄妹という絶妙な立ち位置の中で起きる奇妙な“繋がり”はそれでも家族としての“繋がり”を大事にしたいこの二人にとって自然な成り行きなのであろう。東北大震災の際にそれ程天災を被らずに済んだ“秋田”、富士山が爆発しても火山灰の被害は最小限で済む“秋田”、そんな微妙な立ち位置の地元住民達は、そんな中途半端さに苛まれつつ、それでもうらはらであるその隠さねばならぬ“幸福”を密かに愉しんでいる逞しさを感じさせる、そんな作品であった。ちなみに原作での舞台は九州とのことなので、また意味合いも違ってくるのであろう。自分は舞台設定の変更は正解だと強く思った次第である。
ありがちな主題だと思うけど
タイトル前のプロローグがつまんないんだよね。「こりゃ駄目かな」と思ったんだけど、段々と作品に入っていけんの。
この二人、身体が求め合ってるだけじゃなくて、心も求め合ってるよね。特に女の人はそう。
でも『いとこ同士だし、途中からは一緒に住んでたようなもんだし』ってタブー感があったりして、色々考えすぎて、過去には別れましたと。
お母さんが『一緒になれば良いなって思ってた』ってことが解って『なんだよ、別に、タブーじゃないのかよ』って後悔すんの良かった。でも、そんなこと気にしてたから別れたんだろうな。そして「結婚ってタイミングもあるよな」って思ったし、この二人が結ばれないのはしょうがないと思った。
そしたら、ここからドカンといって、なんだか結ばれる話にしてきたね。ここの描き方は小説家はすごいなと思ったよ。
観てて「誰かに対して強い性衝動を抱く」って、別に悪いことじゃないと思った。でも、なんか、おおっぴらにしちゃいけないとこあるよね。
そして、その性衝動と既婚か未婚かってのは、関係ないんだよね。性衝動は人間が本来持ってるもので、結婚制度って後から社会の安定のために作られた制度だろうから。でも制度やそこから導かれる常識にしばられちゃう。
その辺も観てると考えて面白かったよ。
新しいアダムとイブの物語
「性欲」「食欲」「睡眠欲」をストレートに描いていて色んな意味で気持ちいい作品でもあり、刹那的で寂しさが残り、見終わったあともずっと2人のことを考えてしまう。
1度は火口で死んだはずの二人が亡者踊りのように死に切れず彷徨い続け、最後は富士山と共に成仏したのか、それとも生き返り新しい命へと繋いだのか。
セックスシーンもリアリティがあって良かった。ここまでセックスの滑稽さも含めて描写するのって珍しく、宣伝文句の印象とは違い、笑えるシーンも多く2人のかけあいを楽しむ映画でもある。
瀧内公美は「彼女の人生は間違いじゃない」「日本で一番悪いやつら」に続いての熱演。ハードなセックスシーンが必要な作品なので、やっぱり瀧内公美ありきの映画と言える。もっといろんな作品に出演しててもよい凄い女優だと思う。
舞台挨拶で拝見しましたが、映画での印象とは少し違う可愛らしい方でした。監督が「人には男、女、女優の3種類がいる」という話をされていましたが、まさに瀧内公美は女優なんだと感じた。
ちなみに監督にお聞きしたところ賢治が実家で読んでいた本は柄本佑の私物でたまたま持っていたジェイムス・エルロイの「ホワイト・ジャズ」とのこと。
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