火口のふたりのレビュー・感想・評価
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自然体の男女関係でしょう
瀧内公美さんのフルヌード作品で注目されるんだろうけど、物語としては非常に理解が出来るし、彼女の体当たり演技があるからこそこの映画の質は上がっている。
誰だって自分たちの性癖やセックス感をあけすけに語ることはしないが、理解し合える男女ならこれは当たり前の事。
セリフにおいてもその辺りがしっかり語られて「ふむふむ」と頷きながら納得感が増していく。
ただの男女だけでなく、従兄弟同士と言う設定も絶妙だ。
フィジカルで求める事は当然だがメンタルも伴ってこそなんだと言う彼女のセリフ「あなた以外で感じた事はない」と聞いて心に沁みた。
抑揚がある映画ではないが大人なら納得感を得られる、そんな映画でした。
エロいつもりでエロくない
これもまーったくエロくない。AV業界出身だけが自慢の監督がSEXシーンをこんなにへったくそに撮って、恥ずかしくないのかね? 美術も照明もダメだし脚本は支離滅裂という悲惨。俳優二人は体を張って演技してるんだが、監督があまりにバカなので痛々しいだけだったな。
生きる力について考えさせられた
レビューが辛口だったので覚悟して見たけどそんなに悪くなかった(2度目はないが)。一言で言うとマリッジブルーに巻き込まれた男と女の話。でも思ったよりがっかりな感想ではなく切ない気持ちになった。好きなのに近親だから結ばれないと思ってる2人。だからこそ燃え上がるのかもしれないけど。欲求のまま生きてる時が1番生きてるという気がするかも。
女優滝本公美の度胸もすごいし柄本佑改めて良い俳優だなと思った。
共感できる人生は歩みたくない
理性を働かせず、欲望に忠実に
そんな人間も人生もあっていいと思うけど、
一人の人とセックスして気持ちいい&愛してるには期限が付きものだと思ってるので、今は楽しくてキレイだけど。。って冷めた目で観てしまっていました。
フィアンセ目線で考えたら、胸が痛いし、直子とは結婚しないで正解かなと思う
想定外
タイトル、イメージ画像、18禁(笑)、荒井晴彦。これらの情報しかない状態で、見逃していた本作をNetflixにて鑑賞。のっけから想定外の明るさ、コメディータッチとも言える雰囲気に驚いた。勝手にシリアス一辺倒な暗いものを想像していたのが、いい方向に裏切られた。その年に見ていたらベストテン上位に入る面白さだった。自衛隊絡みの落とし前のつけ方は少し残念だったが、ラストの瀧内公美の笑顔ですべて流そう。
これがキネ旬ベスト1?? 懐かしのATGを思い出す。
まあ、アダルトビデオより良くできているポルノ映画という感じで、映像も日本映画っぽく暗めな感じ、二人芝居でもまずまずよくできた構成。懐かしのATG映画を思い出すような内容、私としてはジャンル的には好きでないので、採点は辛いが、主演女優・瀧内公美の体当たり演技は評価してあげたいし、映画としては良くできているとおもうのだが、この映画がキネマ旬報ベスト1ということが一番の驚き。
日本の映画評論家はミステリ小説評論家と並んで、何の参考にもならないガラパゴス的代物だが、これじゃ、いつまでたってもグローバル化はできないし、興行収入ランキング1位はアニメ映画だし(そんな国、他にあるのか?)、日本映画界の現状を如実にあらわしており、残念。
「今夜、世界からこの恋が消えても」とか、「夏への扉」とか、「KAPPEI カッペイ」とか、「キングダム2」とか、「ゴーストブック」とか、エンタメ的に頑張っている邦画もあるんだけど、結局「ONE PIECE」が興行収入1位だから大変残念。日本映画界の実写に携わる映画人はもっと頑張っていただきたい。でも、日本の映画評論家は全然だめだから、切磋琢磨されないので、だめかもなあ。。。ガラパゴス邦画はVODで観て、映画館には「トップガン」を観に行こおっと。
エロいけど
エロいということだけ前知識にいれて鑑賞。
観終わってクレジットで白石一文原作と知り納得。
ドロドロではないが生々しい男女の話の代名詞。
格好悪い男女の繋がりがリアルで自分に刺さってくるから直視したくない反面、会話や間のリアルさが心地よくもある。
画になる風景は美しかった。
東北の不遇と、そこに生きる人たちの辛抱強さには同意。
主演2人も役にあってた。
不思議な魅力のある作品
どうしても都合がつかなくて観に行けなかった作品。
オープニングの昭和歌謡がすごく良い。
それと地味にケンちゃんのパイ毛がリアル。
ボカシが大袈裟すぎて不思議な感じだったけど、これも昭和感の表現を狙ったのでしょうね。
ありのまま過ぎて、実に自然。いやらしさがない二人なんですね。
一言で言うと「焼け木杭に火がついた」って物語なんですが、なぜか不思議な魅力のある作品でした。
歪んだプライド
内容は元カノに略奪愛する話。物語全体を通して何が言いたかったのか伝わって来なかった。地上波では放送出来ないポルノ映画で設定も含めて作り込みが甘く突っ込み処満載で痛い!痛いっっ!!作品でした。最後の場面で風車のある構図は綺麗でした。玉にはこんな作品もあり?!
E E E キモち E E
人との繋がり方のひとつ
身体の繋がりがダイレクトに伝わる作品ではないでしょうか
70年代であればもっと汗のにおいが伝わるほどの生々しさになっていたでしょうね
この作品はもっともっと爽やかでよりセックスが私達の身近なもので誰しもが当たり前にやってきたことなのだと思い知らされました
オープンに誰とでも話せる話題ではないにしても昔ほど隠さなければならない陰の行いでは無いはず
好き同士が身体を求め合い絡み合う二人は美しい
柄本佑さんもさることながら瀧内公美さんの演技と体に魅了されました
私ですか、好きですよ
そりゃねー 生身な人間だし心の闇も人並みだと思いますよ
こんな女性がいたら止めどなく求めてしまうかもしれないな
裸のままで普通に話せる関係に憧れもします…
映画は、「映画館」で見るもの
ほとんど使わないのに、毎月500円をアマゾンに払っている。たまに、年に1-2本プライムビデオを見る程度。鬼滅の刃も途中で脱落した。WOWOWのドラマ「荒地の恋」はアマゾンで見ることができてよかった。
前置き長すぎた。夏休み、自宅で子も妻もいないとき、たまたまアマゾンで見つけて鑑賞。ただ、ネット配信ゆえ、まぐあいの接合場面やヘアヌードっぽい写真も紗がかかっており、それがかなり興ざめ。ネット上でR-15指定になってるけど、仕方ないね。
それはともかく、作品的には性愛をじっくり描き、ちょっとしたユーモアもからめてそんなに真剣になっていないところもよい。柄本佑がしっかり芝居をしており、相手役の瀧内公美ももったいつけずにヤルことやっている女優魂は立派。
男も女も、もったいつけて格好つけて、自分をさらせない俳優が多すぎる。演出家=監督も何を遠慮しているの、と言いたくなる…。もう何年も何年も前からの話だが。
キネ旬でベストワンを取ったのもうなずける作品だ。
にしても、テレビで見たらいかんは、映画は。
濡れ場が自然過ぎて気にならない
予告どおり濡れ場が多いものの、大胆過ぎて、逆にそれが自然に感じた。
ストーリーが無いようで実は2人の語りの中からゆっくりと滲み出てきて、飽きなかった。
個人的には好きな結末でしたし、音楽も良かったよ。
淋しかったの?
マリッジブルーですか?
この映画を見ると、これから結婚する相手に探偵をつけたくなります(笑)
「男と女の極限の愛を紡いだ小説」を実写映画化となってますが、私には婚約者に構ってもらえない淋しい女の物語にしか見えませんでした。
これから結婚する人が元カレとチョメチョメなんてダメです!!
しかも最初に迫った時に断られても、しつこく追いすがってるし。
心の隙間を埋める為に言い訳しながら体を重ねてるように見えました。
エロい気分になりたい時とか暇潰しに見るのはイイと思います。
大胆で性欲強すぎで。。
2人が幼い頃からの関係性があっての深い愛情、ただ近し過ぎる禁断とも感じてしまう故なのか、セックスへの反動?が強すぎて。。仕事せず2人とも時間が余りすぎてこういった流れだったんだろうな。。
演技的にでなく、好きな男の求めるセックスに応じてしまう感覚はわかるが、いまひとつ男の魅力が伝わってこなかったです。
稀に見るクソ映画
稀に見る最悪な映画。
小学生でも作れるわ。小学生が作った方がまだ感情の描写とかあるんじゃない。
ただ男と女がセック◯するの見させられてるだけ。
この映画がひどいってレビューを投稿するためだけに映画.comに会員登録した程。
今回この作品、荒井晴彦監督がメガホンを取っているわけだが、どうやらこの監督自身で脚本も書いたっぽい。
なーんか柄本佑のセリフが古臭くて、観てて違和感を感じると思ったらそういうことか、と納得。
演じづらそうな言い回しばっかりで俳優さんが可哀想。
つまり、要は監督のオ◯ニー作品。
自分のオ◯ニー用に作ったとしか思えないひどい出来。
終始何を伝えたいのか全くわからないし、原作読む気も失せた。ホントにこんなのが公開されている日本に住んでいることすら恥ずかしく思えてくる。
荒井晴彦監督には一生メガホンも取らず脚本も書かないでほしい。
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