「もったいない」火口のふたり つきみさんの映画レビュー(感想・評価)
もったいない
大好きな役者さん二人の映画。
特に、瀧内公美さんが美しすぎて見たかった。
しかし、オープニングから
あまりに古くて驚いた。
曲も、演歌ぽくて古い。
火曜サスペンスかなんか?
という印象。
作り込まれていない自然体はいいとして
音楽やセリフの言い回しとか、
すべてが古いのが残念。
古書のようなアンティークショップのような
異次元な古さを感じて
思わず、公開年月日を確認してしまった。
作りが古すぎて感情移入しにくい。
意図があってのことだとは思うが
柄本さんのヘアスタイルとファッションが
あまりにも色気がないのも残念。
さらに、女性の気持ちよさを
わかっていない絡みのシーンがほとんど。
この映画の監督は絶対に
おじいさんだと思った。
シチュエーションも
がっついてしまうことも
離れられない関係も
全部、受け入れられるし理解もできる。
でも、観ていて不自然ではなかったのは
二人の素晴らしい演技力の賜物だと思う。
非常にもったいない。
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