天気の子のレビュー・感想・評価
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【タイトル変更】「君の名は。」の劣化コピー
最後の下りまでは星4でもいいくらい、良かった。めちゃくちゃだけど気持ち先行で動いていく登場人物が愛おしく好きな作品だった。
しかし最後に言って欲しい言葉はそうじゃなかった。もっと言えば言葉なんかいらなかったのに。数年後・・・みたいなやり方も焼き直し感。「君の名は」ではあのセリフで成立したが、二匹目のドジョウはいなかった。終わり良ければすべて良しの逆。せっかく良かったのに、タイトルドーンで頭を抱えて終わった。
あと、途中までは良かったの程度だが、「君の名は」程ではない。あれが良すぎたから比べるべきではないが。
エヴァ破に通じるような、主人公が願った事は叶うが、その後の大きな副作用って筋は目新しくも無く、イマイチ救われなかった。どちらも消えた女の子を救い出すって筋。
終わり方はすごく大事だと思った。
【2022年11月8日再度視聴後の感想】
(タイトルを変更しました。)
Netflixで配信されたので見直してみた。いい具合に記憶も薄くなっていたが、感想はほぼ変わらないし評価も1.5で変わらない。
「僕たちはきっと大丈夫だ」
改めて書く。そうじゃないやろ。。。
最後の台詞、張り切ってそれ?!
台詞無いほうがよかった。引きで駆け寄るまででいい。
君の名はのクセでなんか言いたかったのだろ。要らんよ。
他にも映像で出来ることが増えたせいで間違った選択をしてる箇所がいくつもあったように感じた。
帆高が警察を振り切り廃ビルの非常階段を駆け上がるシーンで何故引きの絵になるのか?3Dモデルを作ったからスケール感を出したかったのか?
そこは帆高の寄りでいいんじゃ無いの?
3年経って見返したら感じ方も変わるかと思ったが、やはり観せる側の独りよがりに見える作品との評価は変わらなかった。
ただ3年後のパートまではテンポも良く、展開も良く練られた良い作品だと思う。それだけに3年後パートが残念でならない。
お客の入りは晴れと出るか雨と出るか。
めっちゃ良い
説明不足で入り込めないもどかしさ
名作「君の名は。」から3年目に公開された新海誠監督の新作である。公開3日目ということもあって劇場は満員であった。私が新海作品をしっかりと見たのは「君の名は。」が最初であり、今作が2作目である。
比較をするなというのは無理というべきで、どうしても前作の影を探したり、引きずってしまうのは、我々見る側もそうだが、監督もかなり引きずっているのが感じられる作りであった。前作の人物の何人かがカメオ出演しているところなどにもその一端が見えているが、これは別に貶しているのではない。モーツァルトが歌劇「ドン・ジョヴァンニ」を書いたのは、前作「フィガロの結婚」を熱狂的に受け入れてくれたプラハの劇場のためであり、サービスのために、前作のアリアの一部を引用したりしているのである。
ただし、引用はオマケのようなものであり、肝心な本編の出来が良くなければ、楽しめるとは限らない。本作をファンタジーとして楽しめるかどうかは、おそらく観客の年齢層によってかなり違ってくると思われる。前作でも、変電施設を爆破したり、虚偽の内容を村の放送設備を使って行なっているが、あくまで村民の生命を守るためという大義名分があったので、観客の多くは目くじらを立てなかったのではないかと思う。今作にも非常に多くの触法行為や犯罪行為が出て来るのだが、大義名分が個人的な都合でしかないので、全く同情できなかった。
特に、警察官に追われて逃亡を図るというのは、最近似たような事件が現実として立て続けに発生しているせいもあって、個人的には全く同情できない行為としか思えなかったし、これは私に限らないのではないかと思った。市街地で爆発や水害などを発生させてしまえば、必ず誰かの財産にダメージを与えることになる。「シン・ゴジラ」では、そのリアリティを貫くために自衛隊が一発発砲するのにさえ徹底的にこだわりを持っていたのに対し、どうやらこの監督は、自分の信念を貫くためなら多少の違法行為は大目に見てくれという主義のような危うさを持っているようで非常に気になった。これは、100 年前の共産主義にも繋がる危険な考え方なのである。
脚本は、非常に説明不足が気になった。まず、主人公が東京に来た理由が薄弱であるし、都合よく住居と飲食物を手に入れるところなども、あまりに現実離れしていると思った。怖い世界の人間にカモにされ、下手をすれば臓器や生命まで奪われるかも知れないという都会の危険性を直視せず、偶然にもいい人達と知り合えましたというだけでは、突然宝くじが 100 万円当たりましたという話とそれほど違わないような違和感を感じた。
また、天気の子が悲劇的な結末を迎えるのが定めなら、なぜあの方法で救えることになるのか、というのも全く説明されていないので、観客は宙に投げ出されたかのような疎外感を感じることになる。結末を見ても納得できる人はそんなに多くないのではないかと思った。ひょっとすると監督は、説明しないのが粋だとでも考えているのかも知れない。芳賀の薬指にはまっている結婚指輪が2本なのは、おそらく亡妻が天気の子として悲劇的な結末を迎えたためではないかとは思うのだが、時々意味ありげに2本の指輪をキラリと光らせるだけで観客にそれを察しろというのでは、酷ではないかと思った。
あのヤバい武器については、最初に構えた時は本物かどうか分からなかったという理由も付けられるが、2度目は本物だと分かっているのであるから、開き直った凶悪犯以外の何者でもない。主人公の一方的な価値観のせいで、巨大な都市までがあんな姿になるというストーリーには、全く入り込めなかった。
役者は、本業の声優を使って欲しかった。小栗旬も平泉成も、本人の顔がチラついてしまって、ますます世界観に入り込むのを邪魔してくれた。折角ジブリと違う会社なのに、このまま行ってしまうと、ジブリの二の舞になってしまいそうで非常に気がかりだった。
音楽も前作と同じ担当というのは、やはり前作を引きずったものではあるまいか。結尾部とエンドロール中で「愛にできることはまだあるかい」という歌詞が大音量で流されるが、これを単純に愛という言葉で済ませてしまって良いのだろうか?という疑念が最後まで抜けなかった。
全編を通じて描かれる自然現象は、前作同様非常に見事で、特に花火をドローンで撮影したようなシーンや、雪が舞うシーンなどでは鳥肌ものの感動を味わった。それだけに、ストーリーやキャラの薄さと説明不足が非常に残念であった。
(映像5+脚本2+役者3+音楽3+演出2)×4= 60 点
面白かった。
素晴らしい
一言で言って満点。素晴らしい!!
前作大ヒットの[君の名は]でかなりプレッシャーがあったのかとおもいます。
みる前日にネタバレを食らわない程度にこの口コミを見ていたら、賛否両論あって大丈夫かな?、と思ったけど、今日見てみたらすごい!!
ネタバレになるから、あんまり内容は言えないけど終盤の方からラストにかけてが本当にカッコいい。演出なども最高。LADWINPSも期待通り。いや、期待以上に映画とマッチングしてた
主人公2人の声優と脇の本田さん、小栗さんなどなど(自分が1番好きな声優の梶さんも出ていました)声優もかなり役に溶け込んでいて文句の言いようがないです。
泣けるシーンもありました...
君の名は、 は自分的にかなり感動したものでもありながら、天気の子はそれをこしました。
今まで見てきた映画の中でいっちばん面白かったです。
是非みなさんも見てみてください
須賀の奥さんも
青空は人の願いから現れるもの
「君の名は。」が邦画歴代2位の興行収入を叩き出し
監督の名前で集客が見込めるほど新海誠自身の名も広めた。
3年の月日が流れ日本では梅雨空に覆われた
この時期に「天気の子」が公開された。
ぜひこの時期、梅雨が明ける前に劇場で見て欲しい。
離島で暮らしていた穂高は親元を離れ船で
東京へ向かう途中、大人の男性・須賀に出会う。
穂高は東京で暮らすが、うまくいかず早速路頭に迷い出す。
そこで頼りにしたのが須賀であり彼の仕事を手伝うことになり、
都市伝説となっていた「100%晴れ女」を探すことに。
「君の名は。」でも描かれた「神道」的モチーフや
大自然と人間とのつながりが根本にある。
また今作は大人たちが作り上げた社会へのアンチテーゼも含まれ
穂高がネカフェで読むのはサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」
親元から離れ一人で生きようとする部分も加えて
今の大人社会への反抗が内側にあることを思わせる。
ヒロインの陽奈と弟の凪は親を亡くし子供だけで
生活しており、大人社会に馴染めずにいる。
須賀や夏美、警察、ポン引きの男など大人たちは
自らの生活を守るため、ただ生きている。
この映画を観るにあたり、穂高のように直感的に
直情的にすべてを投げ捨てて走り出すことは
今の大人たちにはできないのかもしれません。
世界が狂ったとしても自分のわがままで走り出せるのか。
その答えは本編内で大人たちが答えてくれます。
IMAXで鑑賞しましたが、挿入される音楽も非常に素晴らしく
後半の流れでは音楽が流れるたび鳥肌モノでした。
名作アニメには必ず美味しいモノを食べるシーンが
あると言っても過言ではないと思うが
今作も間違いなくそのシーンがある。
「時をかける少女」「君の名は。」のように
まっすぐまっすぐ一生懸命走る姿はなんと見ていて
気持ち良いのだろう。
天気の子
君の名はと同様の音楽だなと思ったら同じバンドが担当していたりなんとなく女の人がセクシーだと言うのも前作に似ていて二番煎じな感じは否めなかった。
街の風景や雨の描写は素晴らしく人物よりも背景の方が良い印象を持った。
ファンの方には申し訳ないがストーリーは前作もこの作品もそれほど良いとは思わなかった。
前作では音楽がとても良いと思ったが今回は慣れてしまったせいか期待度が高かったせいかそんなには思わなかった。
主人公が離島出身で就職難など社会問題にぶつかっている店はたくさんの人の共感を得るのではないかと思った。
京都アニメーションの件もあるので日本のアニメーションにはこれからも頑張ってほしいと強く思った。
素人なのでアニメを作ることがどれだけ大変かわからないが日本の文化を牽引しているのがアニメと漫画ではないかと思って期待しているのでこの産業に関わる人々すべてファンの人も応援しています。負けるなアニメ産業!
私は小さな存在だけれども何かできることがあれば募金と協力して今回犠牲になった方々のご冥福を祈りつつこれからもアニメ^_^映画で興味深いものがあればどんどん見ていこうと思う。
君の名は とは違うということを踏まえて観てほしい
賛否両論あり、否定的な意見を見て鑑賞を悩まれている方も多くいると思います。私が断言したいのは、この映像美と音楽を体験するだけでも十二分に価値があると思います。君の名はの大ヒットにより相当なプレッシャーもあったことを考えると、この完成度は素晴らしいの一言です。
過去の作風とか関係なく、今これを作りたいと思った新海誠監督の思いを素直に受け止めて鑑賞することをおすすめします。
ひとつ思ったことは、1度観るだけでなく、観たあとに設定資料やここのネタバレレビューにある興味深い考察を踏まえてもう一度鑑賞すると、より一層楽しめるのではないかと思いました。
最後に、主要人物以外の人も注意深く観るとニヤニヤするタイミングがちりばめられています。そこも楽しんでください。
須賀圭介のスピンオフ作品を望む
前作の経験から暗闇のでかいスクリーンでこの新しいRAD&新海ワールドを観れば感動させられるであろうことは十分に分かっていたし警戒もしていた。劇場予告編で「愛にできることはまだあるかい」と何度も聴かされなんとあざとくうざったくズルいとさえ感じていた。離島から家出して東京にやってきた高校生が空を晴れさせる能力を持った少女に出会う、前知識はそれだけでなるべく余分な情報を入れずに観ようと思ったしそれはかなり正解だった。傑作である。比較でき無いとは思うが「君の名は」より作る意義というか新海監督の訴えたいテーマがこの時代においてしっかりはっきりしていて私は大好きである。主人公の帆高は家出少年でそれ以上でもそれ以下でも無い「・・僕たちに何も足さず、僕たちから何も引か無いでください」と祈るのだ。このまだ明けぬ長梅雨を予見していたような展開にまず驚かされ、おじさんにとっては少年をかまわずにいられ無いバイプレーヤーの「東京の大人=須賀圭介」がたまらなく良い。
議論こそが深海さんの狙い
この映画はどうぞ意見をぶつけ合ってくださいと言っているようなもの。だから言わせて欲しい。
世の中理不尽なことだらけ、周りに迷惑かけず、黙って社会に飲み込まれろ。本当にそれでいいのか?少なくとも自分はそう思わない。社会の悪い面から目をそらし、ルールの意味もろくに考えずに守ることしか考えてない大人たちで日本は溢れている。なぜ家出はダメなの?なぜ子供だけで生活してはいけないの?そういう子供の内なる声に対し、大人は決まって言う。「社会のルールだから。常識だから」と。ルールや常識によって一体いくつのものマイノリティが奪われてきた?若者にとって生きずらい世の中なのは確か。同時に、社会の理不尽から目をそらし、戦いもせずに諦める若者が多いことも問題。そういった若者の主体性を殺してはいけない。この映画には現代社会へのメッセージが込められていると思った。登場人物の設定なんて最低限でいい。大事なのは、作中の人物の考えや生き方を見て、想像を膨らませ、何を感じとり、どう考えるかである。
改めて好きだった
観なきゃ始まらない。観て良かった!
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