天気の子のレビュー・感想・評価
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くらえっ最高のボーイミーツガール
ボーイミーツガールって最高だろ?ね?ね?
ってごりごり押し付けてくる。もう、わかったから!!
ふたりとふたりが一緒にいる世界が全てで、それ以外のものはこの尊い愛の前に些事であるんだろうな。そういう、最高の映画でした。
前作の焼きなおし?そんなことはないです。これは彼らにしかできなかった物語です。
圧倒的な絵については、語れる言葉がありません。最高です。映画館の大きなスクリーンで私の心は一緒に空を飛びました。雨をきれいだと腹の底から思って、きっとこれからの雨の日は楽しくなる。
そして、
これは創作の物語だからこそ意味がある。
現実とは違うからこそ意味がある。
だって、私にはこんなことできない。
だからこそ、この、素敵な色彩や音楽で、幻想的な夢のような時間を過ごしたことが、とても嬉しい。
この映画を見てよかった。
さらに!ここで語るには難しい、
最高の人々が出てくるので加点がすごいことになります。正直、弟と猫で500億点です。でも素敵な人はまだまだいます。☆は5つでは足りません。
大筋がどうあれ、愛すべき人が出てくるというのはとても大切ですよね。
ぜひ、映画館で浴びて見て、色んな感想を叩き出してほしいです。良いでも悪いでも。きっと心が豊かになる良い作品でした。
期待通り
率直な感想は「ひねりがない」でした。
丁寧に配置された伏線、フラグを順番に回収していくだけだったので衝撃的な展開が一切なく、「まあこの後はこうなるだろうな」って思ったことが5分後に実際に起こるような感じで、作品にぐっと引き込まれるような場面がありませんでした。
最初に残念だった点をあげてしましたが良かった点もいくつかありました。まず絵がとてもきれいでした。今まで見たアニメの中で1番雨がきれいでした。ストーリーに関して言えば展開があからさまだった分わかりやすかったです。なので普段アニメを見ない人には面白いと思います。
最後に。良くも悪くも「期待通り」の作品になっていると思います。ここまで厳しいことを書きましたがまだ見てない方には1度見てほしいとも思います。絵がきれいなのでそれだけでも1000円払う価値は十分ありますし、人によってはストーリーも感動的に映ると思います。
実写でやれることをアニメでやる意味は?
さっき観てきた。
関東が梅雨明けという日に観れたのはよかったとおもった。しかも、明日から2泊3日で東京に行くという日だった。時間があったのでたまたま観たのだが、いいタイミングだった。
ウィキを見ると、2021年という設定みたいだけど、7月の終わりまで梅雨が明けず、最後は台風が東京を直撃するという今年が映画の設定に似ていると思った。
しかも、漫画喫茶で流れていたCMがどんキツネだったし、ラブホでのカラオケの選曲からも2021年より今年というせっていのほうが自然だな。
令和元年から東京が水没し、それが3年も続くとしたら、オリンピックは中止だな。東京オリンピックへの呪いを込めた映画なのか。東京オリンピック、僕も中止になって欲しいと思っているわ。8月の東京でスポーツの祭典なんて、何を考えているか、わからないわ。
いつも新海アニメは実写のほうがいいのではないかと思っていたが。今回も実写のほうがいいのではと思った。主人公やヒロインにいい役者を起用できれぱ゛、スターを誕生させることがてぎる映画だとおもった。
というか、実写でできることをアニメでやる意味って、何? 実写でやれることは実写でいいじゃない。 もちろん今回の作品を実写でやるには特撮技術を活用することにはなると思うけど。
こういう作品をアニメでやるのって、アニメのほうが安上がりだからということなのかなと思ってしまう。
警察からオートバイで逃れるシーンや、雲海上で2人か出会うシーンなどには、パヤオが入っている思った。
観客に想像させたいのだろうが、主人公やヒロインにとっては天気を操れる能力は現実なのだろうが、大人にとってはそれは妄想で単なる温暖化による異常気象ということなのだろうか。
伯父に怒られていたが、天気の子が生け贄というのは、数ある取材の中の一つの仮設に過ぎないのに、それを本人に行ってしまうのは?? そういうことを吹き込まれた少年少女の妄想というのが全体像なのか。
主人公の出身地は小笠原諸島か、伊豆大島ということかな。「本当は問題だ」だと言っていたけど、母と死別したヒロイン姉弟が2人で生活していたのは不自然。その時点で、親戚か児童相談所が動くはず。
ヒロインがスカウトに絡まれていたのは最初はAVかと思ったけど、キャバクラなのかな。いずれにせよ、15歳を使ったら、摘発されたら言い訳できないな。
「雨乞い」ではなくて「晴れ女」?
見終わった後の満足感は相当高い。前半の軽いノリのPOPな場面で楽しませた後、終盤の息詰まる展開で見る者の心をグッとつかむやり方は「君の名は」と同じ感じである。少年少女の単純なラブストーリーが、天地の不思議な営みや社会の壁みたいなものと絡み合って増幅され感動的なものにしている。古来、天気に関して言われるのは、日照りの時の「雨乞い」の儀式である。しかしこの作品では逆の「晴れ女」である。「雨乞い」が直接命に係わる深刻なテーマであるのに対し、「晴れ女」は人々に喜びをもたらす明るいテーマに見える。しかしながら犠牲が必要だということでは両者は同じである。このあたりの展開が実に巧みで、ファンタジーなんだけど本当の話だと思わせてくれる力がある。
「晴れ女」というありきたりのテーマから、これほど見る者を魅了する作品に仕立て上げるなんて、思わず「新海誠は天才か」と心の中でつぶやいた。
傷だらけの天使を思い出した
決して悪いものの訳では無いが…
以前,話題になり捲った「君の名は。」当時,私絶対に観ないだろう,と思っていたが、
どうしても車に乗って,映画館に行き何かしらの映画作品を観たい!と思ってた矢先に“コレは意外に面白いんじゃ無い!なんて思った記憶が蘇った事から,鑑賞。
前回の作品の話題ヒットをした後は,もっと上(って何だ?)へもっと面白いものを求めてしまうものだと私は思う。
ハッキリ言って全くの別物の作品なのに(拘りの1つ何であろうが)、音楽も全く同じのRADWIMPS(悪いとは言っていない事だけは云っておきたい所)を起用した事自体(違いが解らん⁈)1番言いたい事として,一般受けする作品を似たような作品を立て続けに2本創りたかったのかよ⁉️という疑問が生まれて終了…
この映画と主題歌がマッチングしていて泣きそうでした。
10代の子どもと鑑賞しました
この監督の作品は初めてです。
冒頭、家出して上京するため船に乗った高校生の主人公・帆高と、マイナーな雑誌編集者・須賀との出会いのシーンがあるのですが、そこから突飛で、その後の人物の会話にも現実味を感じられず。
今の中高生ってああいう話し方をしてるかな?手足は伸びてきていても、判断を次々に迫られた時に、意外とあやふやで思考停止したりしないかな?
特に男子は女子と違って発達がゆっくりなので。
監督(大人)の頭の中で考えた中高生がこんな感じなのかなと思って観てました。
人物像が掴めないまま、最後まで置いていかれた感じです。
ジャンルとしては中高生向けのラブストーリーだと思いますが、一つひとつのシーンがどこかで見たような、聞いたような既視感のあるもので、スポンサーの宣伝のための小物(即席麺など)のアニメCMを繋ぎ合わせて一本にしたような映画でした。
親に子どもたちを映画館に連れて来てもらわないといけないので、通信教育大手のあの企業にも協賛してもらったのかな?なんて雑念も湧いて来ます。
良かった点は、東京の街を繊細にトレースして画の作り込みがしっかりなされていたところ。
監督が風景描写にこだわりを持っておられる方だそうで、脚本家の方の力を借りて人物描写やストーリーに厚みを足せば、2時間ほどの映画としてのバランスが良くなり、大人も満足できそうです。
子どもはちょうど理科で気象の勉強をしているので、三年も同じ場所に雨が降ったらもっと大災害になるのでは?植物が枯れるはずでは?あと晴れ女・雨女の設定など分からないところが多かったようですが、画が綺麗で音楽もかっこ良かった!と喜んでいました。
ただ、先日鑑賞した『名探偵ピカチュウ』の方がもっと感動したし、ピカチュウの正体も面白かった、とも付け加えていました。
等身大の16歳主人公
身の丈にあった16歳を描いていた
個人評価:3.8
少しずつ少しずつ新海作品が良くなっていく。
それは川村元気によるものなのか、新海誠の成長なのか。後者である事を期待する。
人間描写が圧倒的に不得意だった過去作からは進歩し、本作の登場人物たちは、身の丈にあった年齢の言動や考え方をしており、しっかりとキャラクターを掴む事ができる。
ストーリーとしては君の名は程のエンターテイメント性は無いが、今、伝える必要がある現代を描いており、旬な要素も含んでいる。
挿入歌と映像を絡めた演出が非常に上手く、大事なシーンで見る側の心に訴えかける作り。その部分は秀逸であった。
あとはキャラクターを見る側が愛せるような作品を作って頂ければ、日本のアニメ会を担う監督になると信じている。
全員一致の折衷案
今や何でも実写が可能になってきたから出来た作品。子供から大人までの女子全員が飛びつくキラキラ画法は世界最高峰であり夏休みに入ったばかりの娘達を連れてママのバイト代で観に行く…乙☆前半の屋上から陽菜が祈って大事な試合を晴れにするシーンで小1の娘が涙。お天気になったのが感動したそう!後半は私の方が胸にせまって涙。きっと親世代はこれに似た思いをした人はいっぱいいるはず!後ろの女子高生達もしっかり泣いていたし各世代ここが丁度いい折衷案だったのだなぁと思います☆RADWIMPSの主題歌は愛を愛だと感じづらい時代における『これが僕らのマスト』♪。三浦透子さんの歌も作品の意図する感性を忠実に再現し透き通っていて音楽の高揚感にピッタリ♪観賞後は光のプリズムに魅了されグッズを買って帰宅☆監督はいつだって新しい海なのだと再確認出来ました!
ブラボー
完璧な映画だと思いました。個人的には新海監督作品でNo.1。
過去作のファンの為の小ネタや、事情は良く分かりませんがプリキュアが出たり、遊び心がありつつもツボをきちんと押さえた秀逸なストーリー。色っぽいお姉さん枠(?)のキャラが今回もいて、オタク的展開のポテンシャルも秘めている。挿入歌も良く、最後まで集中して見てしまいました。新海監督とRAD WINPSはいい仕事をしますね。
新海監督作品の特徴として、ラストが完璧なハッピーエンドではないというのを今回も踏襲している。愛する者の為なら悪にもなれるある種の純粋さを、鑑賞している大人も違和感なく受け入れられるし、しらける事なく応援したくなるのは凄いことだと思う。
ハレハレの実
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