天気の子のレビュー・感想・評価
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これが噂の「新海誠」、か・・・。ほーん( ´_ゝ`)
まず、「天気」は嘘をつきません。自然現象ですから。
ありのままを、私たちに訴えてきます。
しかし、アニメは人がつくりますので、自然ではありません。
そこには、私たち人間の野望や邪悪、虚偽や犯罪、偏屈や理不尽が混沌します。
それに対して、本作の主人公、深海真君は映画の最後にこういうらしいです。
「ふざけんなー!人間! ふざけんなー!地球!」
どうやら、現代社会に生きる我々は、作者の新海誠監督を含め、疲れているようでした。
と、
冗談はさておき、なるほど~。これが噂の新海さんですか。
「君の名は。」に続き、2019年も、大ヒットの予兆を見せていますねぇ。
まず、なぜ新海作品はヒットしているのか。
1、背景美術の美しいディテールにより、作画中毒者をわしづかみ
2、ラッドウィンプスの独創感あふれるサウンドトラックと挿入の良さ
3、アニメーター 田中 将賀による、大衆受けにもってこいキャラクターデザイン
4、青春×日本舞台×SFを100分以内、自然な流れで、展開する脚本のうまさ。
5、そもそも新海誠やラッドウィンプスが哲学系
6、俳優、女優、声優をバランスよくキャスティングし、それぞれの声を違和感なくキャラに乗せてくる演技指導
特に5は、注目すべきかな。新海誠だけじゃなく、ラッドの曲にもメッセージがありますから、憎いですねぇ。
憎い組み合わせです。
観客は「自然な哲学」が好きなんですよね~。
人とは何か。社会とは何か。「愛にできることは何か」、ってね。
でもー。
私は、ぶっちゃけ。あまり、好きじゃないんですよ。新海さんが、ではありませんよ。ラッドさんが、でもありません。
この作品が、です。
なぜ、好きじゃないかっていうとね。
「個性」が薄いんですよ。
それは、映画だからってのもあるかもしれません。映画はだいたい100分でおさめなきゃいけませんからね。
美しく細かい背景美術はそれだけで、見る人を魅了させます。
しかしながら、「細かすぎで伝わらない」んです。
細かすぎて、リアルすぎて、超現実的じゃないんです。シュールじゃないんです。
アニメって感じが、しないんです。背景が、きれいに加工された写真なんです。
奇麗なのはもちろんいいんです。しかし、アニメっぽさがないんです。これ、わかる人、いるかなぁ。まあ、アニメを良く見てる人なら、わかる人は解ると思います。
そして、「キャラクターの個性が薄いですね」
アニメって、何が一番大切なのかっていうと、「キャラクター」なんです。まずは、キャラクターを好きになってもらうことが、味噌なんです。
しかし、新海さんの作品は、「キャラが好き」ではなく、「背景や音楽が良い!」っていう、観客が多いんですよ。皮肉なことに。
つまり、キャラが弱いんですねぇ。
好きなのが、キャラクターではなく、美しい美術やラッドさんの音楽が目立っちゃってるんですねぇ。
これは、アニメとしては、うーん・・・。ですねえ。
だから、敢えて辛口に言いますと、
「少年少女が言葉だけ伝えてる」
「大事なセリフをキャラクターがキャラ自信のものにできていない」
「キャラクターに大事なセリフをしゃべらせてる感」
なんですよねえ。
キャラと言葉が別々になっちゃってるんですねぇ。
意味わかるかなぁ。
私が、新海さんの作品(君の名は。以降)に違和感を感じたのはそこなんですよ。
だから、好きじゃないんです。
私個人としては、もっと癖のある、キャラが欲しいんですよねえ。
ってか、癖があるキャラが、アニメなんですよねえ。
まあ、癖が強すぎると、敬遠しちゃう人も現れるんですけどねえ。
それでも、自分は、「個性のあるキャラ」が好きですねえ。
新海誠さん。そして、このアニメをつくった関係者さん。
その他、ここを覗いてる皆さんも、覚えておくといいですよ。
新海さん、アニメ、頑張って作ってくださいね。
ふんわりしてる…これが今の若者?
「君の名は」と比較すると、前作超えません。
率直な感想は、
・スポンサー付きすぎてカオス
・東京に縁がない人が見ても面白いのか?
以下、ネタバレです。
映画を観ての疑問点を羅列すると、
・帆高があれだけの家出をした理由が最後まで明かされない。
・須賀が帆高の故郷(島)に滞在していた理由が語られない。
見ていていまいち感情移入できないのは、拳銃を拾って携帯している帆高に信念やらが感じられない点。社会への反逆でもないし、ただ一人の女の子を守るためにしても所持している意味が弱い。
それと、警察から逃げまくるのは非現実的すぎますね。シティーハンターかと(笑)
陽菜が晴れ女の力を手にした理由も都合がよすぎる…それを言ったらキリがないが、「君の名は」のキャラクターを登場させる意味はなんだろう?せっかく瀧たちが守ってきた世界はなんだったんだ?と思わざるをえない。というか、たった一作のヒットで新海ファミリーって早くないか?いつからCLAMPの世界になったんだ。
新海誠がもっているのは、映画の世界と2019年の気候が似ていたという点。雨ばかりで異常気象、そこのところは今年のためにあるのではないかと思う冒頭だった。
映像と音楽は絶品、でも感動できない自分がいる
少年が出した答え
気分爽快🌥️
世界は元から狂ってる
見てよかった!君の名は。よりストーリーは単純でファンタジー感が増したなーと思いました
瀧くんと三葉出てきたの気づけてめっちゃ興奮しました笑てっしー出てたことは、エンドロールで気づいたのでどこかわからなかった...
ヒナさんとほだかの声はいい意味で特徴がなくて、なににも染まっていない少年少女という感じがしてすごく好印象でした。小栗旬さんの声も対比で垢まみれのおじさんって感じがしてよかった笑
君の名は。の時にすごくストーリーが作り込まれていて、ファンタジックな題材ではあるけどアニメなのにリアリティを感じていたので、今回はそのリアリティはあまりなかったかなという感じ。なんでそうなるの、え、展開早っというところは多かった印象。加えて、前半部分がシーンが展開する変わり目で音楽流しちゃうのが舞台の場転みたいで違和感ありました。でも映像とか終わりかたとかがすごくよかったので結果的にあまり気になってないです笑
新海さんの空と天気描写好き
映像や音楽自体は最高でした
いい意味で変態なんじゃないかと思うほど丁寧に丁寧に描かれている絵は素晴らしいのですが、演出がどうしても音楽に寄りかかってしまっているように感じてしまいました。
「ここで良い曲が、かかります!!」
みたいな帆高の台詞が際立ち過ぎてる気がしました。
確かに素晴らしい曲なんだけど、二回ほど気になって「お、おう…」となり、直後のシーンは素直に浸れなかったです…。
恐らく考察してもらうためだと思うのですが、描かれてないバックグラウンドが多すぎて、感情移入がし辛かったかな…
しかし、16歳くらいの頃は「大人が居なくても生きていける」とかいう考えに至るほど、自分への謎の自信があったなぁと思いますし、直向きになにかへ取り組む熱意などは持っていたように思います。
君の名は。などもそうでしたが、作品が若い子たちにウケるのは、そういった姿が主人公たちへ共鳴する部分もあるからではないでしょうか。
あと「これは提供だから出てるのか…?」という商品などが多過ぎて、大人になってしまった私にはその辺り素直にみれませんでした。。笑
SF(少し不思議)なラブストーリー
天気の子、と言うより…
もうちょっとなんとかならんかったか
取り返しのつかないことから、もう逃げない物語。
新海さんが『君の名は。』に、自分に返した"答え"だった。それも避けれぬ賛否両論、大いに上等作品だった!
それは"開き直り"じゃない。
ラドクリフ="ハリー・ポッター"とどこか似ている"受け入れ"だった。
そもそも世界は自分の預かり知らないところで動いている。"運命"とか"必然"とか"偶然"なんかは後付けだ。
主人公は"間違い続ける"。映画.comの評論からだ。確かに彼は間違い続ける。批判されても仕方は無い。でも一人を救うために、間違うことから彼は逃げない。世間でいう間違いで、女の子を助けるために。
彼の周りもそれに答える。
"共犯"に馳せ参じる。
自己の無い"正しさ"だったり、"今"に一矢報いるために。そして招いたランドスケープにボクらはどう思ったか?
それこそが『天気の子』から手渡される贈り物で、思案せずにはいられない、一種の"ブラックボックス"だ。
ボクは、出会えてとても良かった。この映画に出会えて良かった。すべての演者も"生きていた"。
今年、最高峰かもしれない!
雨と光と音と
がっかり
今日、二子玉川109シネマで「天気の子」を見てきました。「君の名は」に続く新海誠監督の作品であり、期待していました。しかし、映画自体全く面白くなく、お金の無駄であると感じました。ストーリー以外の点で気に入らなかったのは、主人公の声と夏美役を演じていた本田翼の声です。あくまでも個人的な感想ですが、主人公の声優は変えたほうがいいです。また、本田翼の鼻にかかったような声を聞いていて腹が立ちました。正直ストーリーにもがっかりしました。雨と太陽を主題に扱っている映画であり、晴れを追求する人間模様を描いたストーリーです。とにかく雨が降りすぎていて、現実離れしすぎていました。主人公もなにかはっきりせず、正直東京になんのために来たのか、明確さに欠けイライラしました。主人公とヒロインの家族との結束も、よくある安っぽいヒューマンドラマを見ているようで、正直見飽きたという感想でした。始まって数十分、主人公がヒロインを“晴れ女”としてでなく、ひとりの女性として捉えていく心の変化には正直感動でした。まだまだ高校も卒業していないひとりの少年が「青年」へと階段を上る物語。そこには様々な紆余曲折があり、多少のもどかしさを感じるものの、最後にはまさに晴れた空のようなスッキリした気持ちの自分がいました。ここ数日で梅雨が終わりましたが、この映画を観ると、あれほど嫌だった雨が終わったことに、悔しさや寂しさを感じるあなたたちがいると思います。雨よりも晴れを好む人間が多くいるのは当たり前のような気がしますが、そんな当たり前を覆すような、そんな物語です。ぜひご覧になってはいかがでしょうか。
天気の見方や生き方を深く考える
この映画を観て、とても天気というものに考えさせられるし、心が動くようになった。今まではたまに空を見上げていたが、この映画を観たらとりあえず、空を一回見上げてみたくなる。そして映画に登場する人物全ての生き様が心にくる。自分はこんなに誰かを愛せるのか?自分はこんな決断を出来るのか?こんなにも守りたいと思えるもの一途になれる人がいるのか?様々な気持ちが浮かんでくる。きっとそれはこれから時間をかけていかないと分からないのだと思った。RADWIMPSの挿入歌やサントラは本当に映画の世界へとさらに引き込んでくれる。新海誠監督には今回すごいプレッシャーがあったと思うけど、そんなもの関係なくなるぐらい素敵な作品でした。ありがとうございます。
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