天気の子のレビュー・感想・評価
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新海誠と、RADWIMPSは、もはやテッパンだなと思った。 内容も...
新海誠と、RADWIMPSは、もはやテッパンだなと思った。
内容もおもしろかった。
少年少女たちよ
天気の子に出てきた帆高、陽菜をはじめとする少年少女たちの行動がどれも生き生きしていた
帆高と凪の陽菜が人柱になったときの行動が感動的だった
凪
カナとアヤネの力を借りてまで救いたい大切な人がいる
帆高
いろいろ罪を犯してまで会いたい人がいる
二人の愛はそれぞれ別だけど願いは一緒だった
本当の感動はこのことだと思う
誰にだって愛にできることはあると思う
「俺はただ、もう一度あの人に会いたいんだ」
と叫ぶ帆高や
「姉ちゃんを返せよっ」
と叫ぶ凪。
これを見て私は、いつの間にか泣いていた。
かれらの言動が、行動が、私の心を動かした。
怖いという恐怖心にも負けないくらいの愛があるっていいな。
それくらい愛せる人が欲しい。そんな人の大丈夫になりたい。
何回見ても感動的な映画。
『意味のない人なんていないんだ』と思い直させてくれる映画だった。
彼らがくれた勇気を自分のために使いたい。
愛にできることはまだあるよ。僕にできることはまだあるよ。
人生を棒に振るとは
自分が高校生の時に人生を棒に振ることに恐れがあったと思います。
自分勝手なことはせず、世間の価値観や周りの視線に逆らうことが出来ずにいたのではないか。
それで何もせず今に至ってどうなったか、何もしないことが人生を棒に振ることなのではないか、この映画を観てそう思うことがありました。
映画はご都合主義なところもあると思います。しかし、現実であの時自分勝手なことをもしやったとしても、結果は大したことにはならなかっただろうと思うこともあるので、映画が完全なご都合主義でもないかと思います。
映画としてはフィクション部分も強く感じさせつつ、世界観やキャラクターにリアリティを上手く出しているなと思います。
ストーリーの展開とキャラクターの行動に意見が分かれるとは思いますが、若い時の得体の知れぬ息苦しさや世間の冷たさ、個人の小ささを上手く描いていて、私としては観て良かったと思える映画でした。
もうこれ以上、新海の映画は観ません。
ただのアオハル映画です。
全体的にあまりにも抽象的で漠然としすぎている。
中高生は大喜びの映画でしょうが、大人は騙せません。
純粋な主人公への感情移入ではなく、音楽と間と雰囲気で漠然と泣かせようとしてきますが、ほぼ泣けません。
ストーリーではなく、映像美を楽しむ映画です。
世界観に頼りすぎ
映像を綺麗にして壮大な感じに見せているが、内容は至極普通に感じた。これといった意外性もなく、最後に終わって自分の中で何も残る物が無かった。ただ、世界観や人物自体には魅力があったように思う…自分の琴線には触れなかったが、好きな人は好きだろうな、という感じ。中高生や若い人が好きそうなストーリーに感じた。感動させたい感が見られる。
この映画は何を伝えたかったのだろうかと考えた時に何も特別なテーマが見えてこない。
自分的には印象はかなり薄い映画だった。
綺麗な皿に盛りつけられたサラダ(味付けは塩のみ)
賛否両論との前評判を把握して鑑賞しましたが、
全体的に薄味で、特別不快な点もなければ掘り下げたくなる要素もない映画。ただし、絶秒なバランスゆえ総合的には面白く感じる。
空・雨・光の描写は美しく、この映像は映画館でぜひ体験すべきだと思う。
東京の街もかなりリアルに描かれているのだが、ここまでリアリティのある風景がくると登場人物(人間達)とのアンバランスさも感じた。
Vanillaの求人トラック、ヒロインの売春未遂、実は15歳だったなど、本来なら悲壮感を感じる部分に全く重みがない。何のために必要な描写なんだと思えるほど薄いのだが、よくある事だし悲壮感を感じない(感じさせる必要がない)という表現なのかな?とも受け取れるが、大人・子供の比較対象となる須賀も同様の薄さなのはいただけない。
ストーリーのキーとなる人柱・東京水没でも同じことをやっているので、結局全体的に薄っぺらくなっている。
これらが続くので、クライマックスのー世界なんてもともと狂っているーという台詞は上滑りした印象で、映画の中で一番冷めてしまった場面だった。
ここまでくると、サリンジャーや時代遅れを感じるリーゼントの警察官、深みのないSF・ファンタジー感などは流せてしまう。
帆高という10代の男の子の純粋さ・一途さ(悪く言うと青臭さ)の描写は好感を感じたし、銃をメタファー的に使っているのも悪くない。
童貞臭いとも称されるが、性的要素・視点が大変薄いため、宮崎駿の女性描写に不快感を感じるタイプの女視点でも、不快感はなかった。(あぁ、またこれね、はいはい…と流せる程度)
天気・雨を用いたコンセプトは良いと思うが、もう少し神秘性の描写に重きを置いてもよいのではないだろうか。
映像6、音楽2、シナリオ2の作品だと思うが、全体が絶妙なバランスでまとまっている不思議な作品。
私は好みではないが、新海さんの感性に大勢の人が惹きつけられるのは理解できる。
雨が重くて優しい
雨、雨、雨に煙る東京にひたむきな若い二人の愛がひた走る。自然を侮ることなかれ、子供の純粋な心を侮ることなかれ、きれいごとでは世の中上手くはゆかないけれど、こんな気持ちを忘れないでいたいな。
RADWIMPSの曲もとても似合ってた。
なにが大丈夫なんでしょうか?
子供のわがままを終止見せられていた。
何もできないしできてないのに大丈夫とかなんとか口だけの子供に不快感しか感じなかった。
あと完結した話を蒸し返すようなことはやめてほしい、せっかくの名作に泥を塗られた。
スケール大きい
映像がとてもきれい。強い雨、弱い雨、ガラス窓をつたう雨、色々な雲、それから太陽の日差し、青空。
内容も飽きることなく最後まで鑑賞できた。でも、同じ監督が作ったものだよな〜と。作品が違うから同じな訳ないんだけど、クライマックスへの盛り上がり方とか同じ空気感。意外性はありませんでした。
続編に期待してしまう
ストーリー自体は単純明快で、驚かされることもなくエンディングを迎えました。
異常気象が永遠に続く事と引き換えにヒロインを救う穂高の決断に対しては、特に異論はないです。
そしてヒロイン救出後から永遠と降り続く雨。
数年ぶりに再会した2人のシーンで物語は終わりますが、
「僕たちは、きっと大丈夫」
このラストのセリフが気になりました。
若さ故の安易な決断、そして根拠のない希望。おそらく今後数年, 数十年、同じように雨しか降らない天候が続くなら、
「彼らは、きっと後悔する」
私はこのように思いました。
あの決断を後悔し、絶望し、それを乗り越えて最終的に新たな決断をする、そんな続編を期待せずにはいられない作品でした。
わかりやすさとメッセージと
君の名は。より面白かったです。
東京のリアルな景色、警察に追われる、あたり、親近感がわいて、観ることができました。
物語も起承転結がしっかりしており、非常にわかりやすかったです。
自己中心的な行動に対しても、若さと、その行動に対してしっかり向き合って生きていく、というメッセージとがわかりやすかったです。
作画が安定しているのも安心して観れました。さくがのおかげで感情移入できるし、伝わりやすくなる、アニメ映画のお手本のようだと思います。
今日、📺で監督の作品の作り方を見た。
絵コンテの作り方はど素人の絵も書けない私にはわからないけど
以前から監督が独自の動画を作りキャラクターのセリフを全て入れたのを見て
役者は声を入れる。のは聞いていたが
今日、監督のセリフを入れたのを見た。
セリフは勿論、声のトーン笑い声までも
監督が入れた通りだった。
声優(役者)声を演ずる人がいる意味のない監督一人で作れば?
と思ってしまった。絵の動きなどすごく手の込んだ作品とだけはわかった。
まず、なぜ東京に家出したのか知りたい。
前作に隠されてるとか、深く観ればわかるのですか?
最後、同じ強度にしか見えない違う建物で同じ生活をしてる。
見て疑問だけが残りました。
東宝のマイレージが貯まって無料で見れる1作品として見ました。ポイントもお金も使わずに見てよかったです。
他に無料で観た作品はこんな事を思ってません。
すごく良かったです。感動してしばらく言葉がでなかった。もう一回見た...
すごく良かったです。感動してしばらく言葉がでなかった。もう一回見たいと思った。今まで見た映画の中で五本指に入る私の中での傑作。
新海さん、まいりました。
【メモ】
凹んだ。
私はこの主人公達の親世代。
雨ばっかの世の中にして、
ごめんよ。
”何もない僕たちになぜ夢を見させたのか
終わりある人生になぜ希望を持たせたか
なぜこの手をすり抜ける物ばかり与えたか
それでもなおしがみつく僕らは醜いかい
それとも綺麗かい 答えてよ”
答えられなかったよ。
私達が降らせた雨で、
若い世代が犠牲になる。
そして、
春や秋の美しさを教えられなかった親世代の私は、
かなり凹みました。
この雨は、
雨のままでいい。
若い人達には、好きに生きて欲しい。
新海さん。
まいりました。
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