天気の子のレビュー・感想・評価
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繊細で美しく描かれる雨や新宿
圧倒的な映像美!
さすが新海先生。
また今作も音楽とのリンクが最高に素晴らしい!!
あっという間に感じるエンターテイメント性の高い映画。
内容は、君の名はと比べると中高生を狙った感じで、世界観に入り込むのはちょとできなかった▪▪▪
東京で育ち、働いてきた者にとってはちょっとツッコミどころが多い。
現実的に無理があると考えてしまうと止まらないので、ファンタジーだと思えば、すごく面白い作品。
でもやっぱ、警察とか児童福祉の関係で働いてる人から見たら、ツッコまずにはいられないかもしれない。
声優は、俳優陣が増えたけど、佐倉綾音や木村良平など、いいメンバーを揃えてくれたのが嬉しかった。
人が選べる選択には限界がある
#天気の子
この作品を観て、往年の新海誠先生を彷彿とした系譜を感じ得た。
冒頭の始まりは先生特有の世界観、背景の説明
起承転結におけるベースとなる起・主人公、ヒロインと
それを取り巻く事情を語り始めた
今回は最近の作風と違くベースとなる場所を定めるところからだった
その中で出会う人々がキーマンとなっていく
特に冒頭に出会う男性はこの作品において重要であり且つ考察をしている皆様においても重要となっていく
承では、出会ったヒロインをとおして彼らの日常に変化を起こしていく先の未来に何が起こるかわからなくとも漠然とした前進であっても彼らは喜んで進んでいくだろう、その選択が正しいと思うのだから
転では自分達が行ってきたことが、触れてきたものが
結果として帰ってくる
自分が選んだからこそ見落としていた
まさに近くにヒントは、答えに近づき気づき得ることは多かったというのに
ここで未成年である彼らに人が敷いた法が、自然に於ける摂理が重くのしかかって
選択を強いる
結においては、彼らの答えがそのまま未来へとなる
人としての結果を自然に現れる結果を受け止めてゆく
その中で傲慢である答えは世界においては儚くも自身を取り巻く世界においては想像を絶する重しがある事を知るが同時に自身を動かす原動力であることを認識する
答えを決めるのは、動くのは自分なのだと…
昔が好きだ〜と語る自分からすれば
歪んでいても美しく、選択肢があるようで何もできない結果を映し出す先生の世界観に魅せられていた
今作においては、人は人であり
ある意味純粋であった
その上で世界を歪めおとしいれた
その結果が、昔の作品を観た時に感じた魅力に近く
個人的にはとても好み、節目で見ていきたい
浄化であり振り返りさせてくれる好みと一本となり得ました。 末筆
素敵な出逢い そして 大人になること
誰もが、大人にならなければいけない時がある。
人によって抱える問題も、環境も違うが、乗り越えなければならない。
そんな時、もし大切な人と一緒に乗り越えることが出来れば、乗り越えた先の世界がどんな世界だとしても、良い事なんだ。と感じさせてくれた作品でした。
帆高は、変わり果ててしまった東京の姿に責任を感じていたが、陽菜と再会することで、この世界を受け止め生きていくことを決意したと思います。
そんな素敵な出逢いをしてみたいものです^ ^
私も目を背けていた問題に、どんな形でも良いから行動を起こそうと思いました。
新海監督にしか出来ない表現を観に行っては?
絵も美しく音も美しい。それでいて内容は美しくなく反骨精神を感じさせる(笑)。それでも若者の心には良い物語に写る。この作品で多くの人が『新海誠はアニメーション映画界の第一人者』と認識したであろう。次回作にも期待。
晴れ女
主人公の取る選択に賛否が分かれそうな映画。
個人的にはしゃあないよね、っていう印象で、支持派です。
とにかくタイトルにもある「天気」の描写が凄いです。
リアルというよりリアルを超えた何かです。
劇場で観れて良かった。
壮大なPV、残念
新海さんの映画は前作以前からほぼ観てます。
それらの圧倒的な映像美と、せつないストーリーが好きでした。
前作は思いっきりエンタメ方向に舵を切って、あれはあれで正解いや大正解だったのは言うまでも無いが、今作ではまた新海節に戻ると思ってたらなんか中途半端になった、そんな感じだ。
セリフ回しがむず痒く、中二病丸出しと言うかそんなの今時の中学生でも使わんだろうと。
映像美も規模が大きくなった分、スタッフに任す部分も増えたせいか、ジブリっぽい描写も増えてなんだかなぁって感じだ。
ストーリーも荒唐無稽で、背景の見えない登場人物に感情移入もへったくれもないまま水没した東京の前で呑気に愛を見せられても、ねぇ?
新海さんは小規模な短編をやるのが向いてるように思えて仕方がないけど、業界がそれをさせないんだろうなぁ。なんか切ない。
何回も行っていたら見飽きる前にお金が底を尽きた
何度見てもやっぱりもう一度見たくて、時間が有り余っていたので9回ほど行っていたら先にお金が無くなりました。今でも見たいと思っています。人の言っている感想、設定等何も考えずにとりあえず見ることをおすすめします。私個人としては死ぬ直前にもう一度見たいと感じました
どの視点で観るか
この作品は、どの視点〜換言すれば
自分のバイアス〜によって捉え方が変わる。
1つには、
『君の名は。』の成功例を基にした二番煎じと感じ取れる要素が多々あった。
2つには、
温暖化による異常気象と、歴史的事例がいくつもある「人柱」という観点を融合させ、現実との共感性をベースに構築されたストーリー。
どの視点で観るかによって捉え方が変わる点も含めて、なかなか面白い作品だった。
あおはるでした。
前回の「君の名は」は
個人的にそんなにヒットしなくて
期待せず鑑賞。
終始、キラッキラしてました。
大人になると色んな意味で純粋さを無くしていきますが
そんな大人に振り回されたり振り回したりで
とにかく…
あおはるでした。w
前回と一貫して言えるのは
やっぱ
画がキレイってとこかなー。
自分が子供だったら純粋な気持ちで観れたかな
観ている途中で気がついたが
大人視点で観ている自分が嫌だなぁ
って思いました。
個人的なことで
本筋から少々離れてしまいますが
自分は佐賀県在住でして
大雨で沈む東京と
先日、佐賀県を襲った大雨の記憶が
重なって少々胸が苦しいかった
また時間を置いて改めて見ると
今回感じたものとは違う感想が
感じられるような気がします。
頭が固いとついてけない
愛にできることはあるんだろうけど、ここまでやっちゃっていいのかよ、愛のためって言ったら何やってもいいの?
って思ってしまうくらいには、自分は頭の固い大人になってしまったのかなと感じてさみしくなった。
新海誠といえば、普通の人が考えもつかないくらいロマンティックでドラマティックな思想の持ち主だってことは他の作品も観て予習済みだったし、現実でどうかってことより、より美しく派手に表現する新海誠ワールドにどっぷり浸るための心の準備もできていたはずだったのに、結局は全部が終わった後に「これでよかったの?」って思ってしまった。負けた気分だ。
天気の子
▷ 天気の子 (2019)
あまり期待せず見に行ったら、まさかのおもしろーい!
確かに「君の名は」と比べちゃうと微妙っていう声も
ちらほら聞くけど、これはこれで私は楽しめた☺︎
RADWIMPSの音楽の持ってき方がうまい!
私は気に入りました🎵
忘れていた「青い春」にキュンとし涙腺が緩んだ自分に驚いた・・
「感性の老化」はまだまだ大丈夫かなぁ
なんて思ってしまいましたわ(笑)
観て良かった!
本当の愛なら、言葉はそんなにいらない
内容は大人向けだけど、子供にも分かりやすいようにという親切心からか、登場人物の気持ちや行動を補足するような説明的セリフ(例えば「僕は彼女に会いたいんだぁ~❗」とか)が多すぎます。
そのせいで彼ら彼女らの言動に深みがなく、何だか軽い感じになってしまい残念でした。
また、東京の環境を激変させるほど「世界を変えてしまった」自覚がありながら、そんな世界ででも「僕たちは大丈夫」と、抱き合って再会を喜んでいるのには、「お前ら周りが見えないバカップルか❗」とツッコミたくもなります。
ただ「時に若さ故に、盲目的に突っ走ってしまう男女の愛」というのを隠れたテーマとしているとすれば、さすがは新海監督だぜ……と恐れ入るところなのですが😥
あとついでに、警察の無能さを、徹頭徹尾・遠慮なしに描いてフォローもしない、という反権力的姿勢は、わりと格好いいと思いました
君の名は。と比べられない
期待していたような映画ではありませんでした。君の名はの監督と同じということで見に行きましたが、君の名はよりもストーリーより作画重視な感じがしました。
絵は本当に綺麗でしたが、あっという展開がなく、先が見えているようなあらすじでした。
大人になっちゃったけど、この映画が好き
中学生の頃というのは、この作品の言葉を借りると人柱というものに弱いと思う。
弱いというかある種のかっこよさを感じてしまうというか。
世界が誰かの犠牲のうえに、成り立つということへの妙な憧れである。
家出をした少年が猥雑な東京の街で出会ったのは、祈ると天気を晴れにできる不思議な力を持った少女だった。
しかし、当然のことながら天気はタダでは晴れにならず、彼女は力を使い果たしてこの世界からは消えてしまう。
彼女が消えるぐらいなら、天気なんてずっと雨でいいと強く願った少年は、少女を世界果てから引きずり戻すのだった。
たったこれだけの内容。
でもたったこれだけが、ストレートに伝わってくる。
そして、中学生の頃にこんな映画があればよかったのにって思っていた、まさにそのもの。わくわくする気持ちがよみがえってくるような。
怪しげな仕事をしている地下のスナックを事務所がわりにしているおじさん。そこで働くちょっとセクシーで破天荒な姉さん。
歌舞伎町の夜、新宿の目ネオン、廃墟の非常用階段。
そして、世界と関わる重大なちからを持った少女。
キャラクターの行動の根拠がない、いつ好きになったのかわからない 、発砲はいかがなものか、などツッコミたくなる気持ちも分かる。
けれど、たまたま出会った二人が、
世界をちょっと狂わせてしまったことぐらい大丈夫なのだろう。
世界はもとから狂っているのだから。
そう思わせてくれる良いファンタジー作品だった。
私は好きです。
余談ですが、ラスト近くでアントロポセンについて調べていたようなので、彼なら真剣にあの世界の気象の謎に挑んでくれるのかも。てるてるぼうずを作っていた彼が、彼女を救って物理で雨を解決する未来も悪くない。
リアリティーが邪魔
この作品は「君の名は」を見ている見ていないで評価に差が出ると思います。このレビューは見た側の一個人の意見です。
展開や手法が前作とかなり似ていると感じました。同じ監督なので当たり前ですが、それにしても似過ぎていると感じました。
期待せずに見ましたが、期待せずに見て丁度良いかなと思います。「君の名は」を見ていない人からすれば、映像も綺麗だし音楽も良いので楽しめると思いますが。
恋愛描写が前作より色濃かったかなと思います。
少しそこがクドく感じましたし、その描写が雑だったかなと思います。
勢いのあるどうしようもない「感情」を「物理的」に表現するためだったのかな?と思いますが、それでも拳銃を軽く使っていたと思います。「重そうで軽い」ではなく「軽そうで重い」様に描いて欲しかった。難しいんですかね。
あとこれは前作を見た時は良い感じましたが、あまりにも実在の物を使い過ぎかなと思います。
リアリティーを出すのは良いと思いますが、それで作品に入り込めなかったです。
個人的にですが、思いっきりスポンサーなのかなと変に勘ぐってしまうほどだったので嫌なところでした。
結構悪い点を書きましたが、前作同様料理の作画やBGMを含めた音楽はとても良かったです。
それだけにもったいない作品だったと思います。
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