天気の子のレビュー・感想・評価
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「もう大人になれよ、少年」の意味。
以前の新海誠監督作品「星を追う子供」では新任教師の森崎竜司が失くした妻を蘇らせる為に「一途に手の届かない者(=星)を追う子供のような大人」の物語だったと思っている。
今回の天気の子のライター、須賀圭介さんの「もう大人になれよ、少年」というLINEスタンプにもなっている名言が出てくるが「失くした妻を想い続ける子供のような須賀圭介さんが須賀圭介さん自身に言い聞かせている言葉」でもあったと思う。須賀圭介さんも「星を追う子供」の森崎竜司さんと同じように一途に失くした妻を想っていたのもあっての、あの行動だった。
人を一途に愛し続けることは、沢山の犠牲の上で成り立っているのかもしれない。
何かを犠牲にしてでも、自分を犠牲にしてでも、「好きになった人を一途に本気で守って愛し抜けるのか?」それを伝えたい為の映画だったと思っている。
賛否両論というより
主人公の選択や瀧君の祖母の言葉など。多数のために少数を犠牲にするのでなく、多少不便であっても誰も犠牲にしない社会の在り方だってあるのではないか、というテーマが根底にあるように感じた。
天音氏の「ハートへの哲学」に描かれているような、一人ひとりのかけがえのなさ、生命の尊厳と調和に開かれた新しい社会を示唆する作品だと思う。
相変わらずとても美しい映像に感動した。
大丈夫
世界の形を決定的に変えてしまった
という言葉でこの映画は始まる。
しかし、それに嘘はなく、世界の形は変わってしまった。
この映画を見たのが今回が3回目で、
少し別の感想が浮かんだ。
最初は感動した、、という感想だったが、
果たして、2人の幸せのために別の人間の幸せを奪っていいのだろうか。確定したことではないが、君の名はの瀧くんと三葉もおそらくラストシーンの再会が叶わないことになっている。(時系列的に)
全世界の人の幸せか
2人の幸せか、、
天秤にかけるということは、難しいのかもしれない。
マーケティング的に攻めてきた?
登山の予定が台風で流れ今更ながら「天気の子」初鑑賞。新海ワールド全開は勿論、前作「君の名は」にあったタイムトラベル物にある座りの悪さ(過去を改変する)が全く無く、脚本は充分練られた感じ。世界観が繋がっていてキャラが出てくるのも良い。MCUかよと思いますが(笑)。映像は美しく素晴らしい。前回同様、主題歌も映画と一体化している。この延長で三部作目を期待します。
まあ偶然が多用されたご都合主義的展開全開ですが(苦笑)、物語の随所...
まあ偶然が多用されたご都合主義的展開全開ですが(苦笑)、物語の随所に小さいカタルシスを仕掛けて観客を引っ張っていくのは、映画的パフォーマンスとしてGJでしょ。こういうのやってるのは、実写を含めても、新海誠ぐらいしかいないです。
一番気になったのは、主人公が故郷を出奔した理由。親との確執が描かれるかと思ったが、ついに描かれなかった。ということは、普遍的なビルドゥングスロマンとして描かれたといことでしょう。
セリフ回しに若干不満があるのと、前作に引き続き挿入曲がうるせえクドいので星一つ減点。
深いテーマが込められてる..のかな?
単純にファンタジーとして物語を楽しめるし、相変わらずの素晴らしい映像美と音楽との調和も楽しめる!!!所々実写と見紛うような精密さとか、どれも主題歌のような劇中歌。
世界の平和か個人の幸せかを問われ、その結果どうなる歌って話しなのかと思ったけど、他の方のレビューを読んだら、とても共感できてその目線で映画を振り替えったらまた感動!
気象神社の神職の話は印象深かった!“天気とは、天の気まぐれ”かぁ。
君の名は。のふたりが出てきたのもよかった!
これぞ深海節!!
君の名はを連想させる構成で、まさに深海節!
爽やかな恋愛からの、世界を巻き込むシリアスさへの大きな展開。そしてRadの音楽はさすが。
最終的な主人公の決断と雨が降り続けるという展開は君の名はと違い、今の世相を反映させた気がする。
新海さん…
ものすごく個人的な感想です。全然面白くなかったです…
自分がアニメ大好き映画大好きのせいなのですが、内容が薄すぎて中身が無さすぎて曖昧な部分が多すぎて。
主人公がピストルを拾う設定はいらなかったのでは?主人公が家出をした理由が曖昧(結局帰ってる)だし、ピストルを使ってまで彼女を守ろうとする理屈が腑に落ちない。主人公の理性を失った様々な行動に共感できないんです。ピストルを使うというのは全く罪のない人を殺そうとしてるわけなので…
ちなみに「君の名は」は観てません。
新海さんの初期のアニメ作品が大好きです。
今回は映像と音楽が素晴らしかったので評価2.5です。
ほんとに個人的な感想なので観てない方は是非観に行って下さい!感想は人それぞれです。
新海さんの次回作に期待してます。
うーん
結局意味も分からなければ、意味を理解するためにもう一度見ようとも思わなかった。
主人公がひなさんの為にただの犯罪者になる上に、更にどんどん罪を重ねていってく様が見ていて疲れる。
それがラストスパートをかけるように罪を重ねるからその印象が色濃く残り、あまりスッキリしないままエンドロール。
「なんだったんだろうね」と夫と話しながら映画館を後にしました。
映像美はほんとに素晴らしい!
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