「ジブリみたいになれるのか?」天気の子 しばもんたさんの映画レビュー(感想・評価)
ジブリみたいになれるのか?
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「言の葉の庭」以外の新海誠作品を視聴しています。
「君の名は」以降、ウジウジ感がなく、
楽しくテンポよくみられるようになった気がします。
新海作品の好きなところは、背景の空気感と色彩の豊かさ。
本作でも、雲の切れ間から光が差す場面の空気感の描写、雲の上の世界が目前に広がる場面の豊かな色彩(雨が続く暗い世界との明白な差)に感動しました。
さて、「天気の子」は、スタジオジブリのように、5年後・10年後に繰り返し見られるのか…
5年後、10年後の視聴者が、少年・少女の心理に共感できるか、設定を楽しめるかが重要と思います。例えば「魔女の宅急便」のキキの心理には、いまだに共感できます。
アラサーの私は、「天気の子」の主人公たちの出会いや居候生活、最後の捕り物などに荒唐無稽さを感じ、少し鼻白んでしまいました。
ヒロインが中学生だったという展開も、びっくり以上に、「え?そんなキャラクター設定無茶苦茶じゃない?」と混乱してしまいました。
繰り返し見て楽しめるか、というと私は「うーん」というところです。
皆さんはいかがでしょうか。
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