ギャング・イン・ニューヨークのレビュー・感想・評価
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ゴッドファーザーと比較される辛さ
実在のマフィアの出世からその終焉までの一代記です。
事実を基にしているだけに緊迫感もありましたし、中々良く出来た作品だと思います。主人公を演じたジョントラヴォルタは若者時代から老人役まで演じましたが、特殊メイクの凄さを改めて感じました。勿論、彼の力量もあるのですが・・・
ただ、どうしてもゴッドファーザーと比較してしまいます。映画全体の色合いが似通っているせいもあるのでしょうが。そして比較してしまうとキャラの存在感やストーリー全体の起伏など、大きく落ちると感じざるを得ません。彼の起こした行動の大義名分等も今一分かりませんでしたし。
2時間半程度の作品にして、もっとキャラをしっかりと描いた方が良かったように思えます。
ジョンゴッティ賛歌って感じが鼻につく
73年から1999年ジョンゴッティの半生をJトラボルタが一人で演じる
カルロガンビーノ
晩年の禿げ頭が自前か。いつものヅラで若い(若くも無さそう)
そこそこい出来
収監中もちょいちょい外出して殺し仕事
テレビでも顔が売れてる
下の息子のフランキーが交通事故で亡くなる
他にも娘が何人も7人家族
一人泣く親父を陰から見つける長男坊
轢いた犯人は仲間が報復
ポールカステラーノは嫌い
補佐役ニールは好き
糖尿病はたたない
父子のパート互いに
アンジェロルッジェーロテープ
盗聴テープ
ドン殺し
ウィリーはFBIの犬を19年も
ニールが死ぬ前にレクチャー
46丁目スパークス クリスマスシーズン
出来レースのドン選出会議
これで半分
マスコミが騒ぐリアルドン
良く思わない連中が
お決まりの車爆弾
アンジェロがガスパイプ暗殺に失敗 余計な抗争に
チンがクレーム
アンジェロが追放に。このままですむかな?1年後ガンで死去
まさか息子が気に掛けるとは(ミドルネームついてるのね)
テフロンのドン(不屈)
コーザノストラの加盟の儀式
盗聴でドン殺しで収監
服役が男を作る サミーがチクり屋
テフロンははがれ5回の終身刑
内部抗争の始まり 息子も標的に
全米のドンが起訴されるか収監
親父は足を洗うことを許さない
顔をあげろ 強く生きろ
1992年収監享年61歳
葬式映像は当時のニュース映像か
マスコミが持ち上げた人気者
息子は組織を抜け減刑され放免。粛清されへんの❓言及無かったけど
私は楽しめました。
そして忘れてならないのはこのジョンゴッティーがどんな人物だったか
というのが分かった事です。そう確かに一部の方が言うように
テンポが速過ぎ、抗争にかかわる人物の動きや関係が分かり辛い部分があり、
私もはっきりとは誰がどういう理由で誰についたのかなど把握できませんでしたが、
それはわざとではないかと思ったのです。そう一般人の安全に配慮し、
彼がどういう人物だったかのみ知りたい人向けに作って、という事です。
そうもしかすれば初めからそれこそが目的だったのかも知れず
そう思った私は、どんな男がどんな名言を残し、
どうやって戦ったのかのみを見るように心がけ、マフィア映画としては、
実際どんなに調べても裏社会の事を知りえない一般人が
雰囲気だけでも味わうようにと、楽しんだのです。だからあまり
詳しい人間関係などが分からなくても、苦痛ではなかったのかも知れません。
長々と失礼しました。
ラジー賞ノミネート(^^ゞ
リアルゴッドファーザーと言われたマフィアのドン、ゴッテイの半生を描く。
アル・カポネ以来の大物感が今ひとつピンと来ない。製作総指揮で8年かけたトラボルタ、姿形はゴッテイにそっくり!
他のマフィアと違って一般市民に何故人気が有ったのかを描きたかったのか?
何度も訴追されるも巧みな裁判工作で勝訴。陪審員買収や弁護士の自陣営への囲い込み、マスコミの利用・・・
さぞかし追うFBI側は地団駄踏んでいたことだろう。そちら側の話の方が面白そう。
教育
ニューヨーク5大ファミリーの一つガンビーノファミリーのジョン・ゴッディの話。
収監されガンで残された時間も少ない中で、司法取引を勧められている息子を諭すところから過去を振り返って行くストーリー。
軸を息子とのやりとりにしつつ過去と行ったり来たりでちょっと面倒臭い流れだし、漢臭さ全開でカタギには手を出さないとか格好良くみせたいのだろうけれど、エピソードに面白味が殆ど無く盛り上がらない。
ど派手な訳でもなければ哀しさややるせなさも余り感じず物足りなかった。
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