イエスタデイのレビュー・感想・評価
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ビートルズファンにはハッピーな映画(でしょう)。そうでない人にはビターな映画(私はこっちの方)
①この映画には2つの側面があると思う。1つは一風変わったビートルズ(とその歌)へのラブレター或いは讃歌。もう片側は他人の褌で相撲を取ってしまったことへの後悔・苦しみ・閉塞感をかなりヴィヴィットに描いていること。②私はビートルズの熱烈なファンではないので途中から幸福感よりジャックの悩みにかなり共振したビターな気持ちになってしまった。ジャックの落とし前のつけかたは予想できたし、最後はハッピーエンディングになるのはこの手のファンタジーではお約束ではあるが、齢60を目前にすると、あの暴露のあとエライ騒ぎになっただろうと現実的な心配をしてしまいます。でも映画として良く出来ていると思う。③リリー・ジェームズはエラが隠れるととても美人だということがわかった。④ロッキーはコメディリリーフかも知れないが私にはウザイだけだった。⑤でも昨日から頭の中で「Yesterday」が繰り返し鳴っているところを見ると私もそこそこのビートルズファンなんでしょうな。
ビートルズって何。
ジャックは売れたいと思っているところにビートルズを知らない。(世界に)??? 本当に。
でも。いざ売れはじめると嬉しい。が。本当にこれでいいの。(彼女との関係も考えると)悩みはじめる。
幸せは自分に嘘をつかないで生きること。
アレンジされたビートルズの曲はよかった。
私はビートルズのペニーレインやザ.ロングアンド.ワィンディングロードなどが好き。
初めて知った曲はHelpです。
誰もが思ったことがある夢想
もしもあの人が、あのグループがこの世に存在しなかったら…それは誰もが一度は考えたことがあること。ましてやそれがビートルズなら。こんな面白いアイデアを形にしたというだけでもワクワクする。そしてこの作品では主人公を売れないシンガーソングライターにしたことで、もしもあの作品が自分のものだったらという一捻りを加えた。そこにこの映画の悲喜交々が生まれてくる。主演のヒメーシュ・パテルは歌も含めて好演。たが、なんといっても魅力的なのは、パートナーのリリー・ジェームズだ。
かつてジョン・レノンはビートルズなんてコンセプトさと歌った。ビートルズがいない世界では当然、あんな事件やこんな事件も起こらない。あの場面にはファンの中から批判をあるようだが、あれは確かに一つの願いではある。
タイトルなし
R&R、ポップスをかじってれば誰でも一度は思うだろう、Lennon / McCartney 級の楽曲を世に送り出せたらどんなに素晴らしいことかと。それが現実になる気分をちょっと疑似体験できます。ああうらやましい。気になる女性に後ろ髪引かれつつ、もっといい女がいくらでも寄ってくる、富も名声もついてくる、となればそりゃあ前進あるのみ。人生、超絶勝ち組決定のはずが...。
当代の有名アーティストを騙し世界を欺く罪悪感。他人の曲での成功で捨て去る幼馴染に対する良心の呵責。こんなに有名になってしまって、もしバレたらという不安感。こんなことはもう続けられないよ、Help Me!そんな主人公を救ったのは誰あろうあの人でした、って憎いね憎いね。
序盤から小ネタ連発で笑えます。JohnとかPaul とか普通の名前ですもんね、ビートルズがいない世界でググればそうなりますわな笑。
主人公同様、微妙にイケてない感を醸し続ける気の毒なヒロインのはじける笑顔とオブラディオブラダのコンボで最後は撃沈っす。
基本、劇中歌は主演者のいわばビートルズカバーな訳でそれはそれで悪くなかったけど、やっぱりジョンの1/fゆらぎボイスとかポールの首筋血管浮出し系絶叫シャウトとかリンゴのスチャスチャしたドラムとかがないとビートルズじゃないよねってエンディングテーマを聴きながら思ったのでした。
全体的にはすごく面白かった。
がなんとなく、焦ったさを感じるギャグなのかなんなのかわからんシーンがあってそこは見てられなかった。
時空歪み系だから最後どうするんだろうとか思ったけど、
全体的にはまとまってたし、ハッピーエンドでよかった。
音楽もすごくよかった。
ビートルズは偉大
正直ナメてた。だけど良い意味で期待を裏切る、すごく良い作品だった。
言っちゃえば異世界転生みたいな「ありがち」な内容を、
構成やら演出やらの見せ方でここまで斬新に仕上げられるのかと。
安易に対立構造にしないというか、基本的に登場人物がみんな善人なのが心地いいし
主人公への共感を深めさせるストーリー進行もちょうど良いテンポ。
「勝ちとか負けとか言うなら、自分の幸せを掴み取った奴が勝ち。」
時代を超えて奏でられる名曲と、普遍の命題をさらっと提示するような作品だったと思う。
いやしかし、もろもろすべてを受け止めた後、最後のオブラディオブラダは泣けた。
いま思い出しても目頭が熱くなってくるくらい。
エリーMy Love so sweet~♪
ビートルズ人気は凄まじかった、ファンはもとより影響を受けたミュージシャンも多かったはずだし映画で彼らの曲が出てくるたびに妙な高揚感に襲われてしまう、もうそれだけで観る価値十分でしょう。原案・脚本のリチャード・カーティスさんは「愛おしい時間(2013)」でも過去を変えているので思いついたのでしょう、消えたのはビートルズだけでなく影響を受けたオアシスやコカコーラに煙草、ハリーポッターとだんだん消えたものが分かってきますが何か脈略はあるのでしょうかね。40歳で不慮の死を遂げたジョンが78歳で生きていたシーンには驚きました、全く別の人生を語っていたのでやはり困惑しました。主人公の俳優さんが地味目なのは惜しい気がしましたが物語上の必然性なのでしょう、なんといっても幼馴染のエリーの存在が素敵で心洗われます、ラストステージで思わず「愛しのエリー」を口ずさんでしまいました、「エリーMy Love so sweet~♪」。
人生損してる
ビートルズ。
バンド名、ジョンレノン、ポール・マッカートニー、リンゴスター、イエスタデイ、レットイットビー、オノ・ヨーコ。
僕がビートルズについて知っていることはその程度。
そんな人生すごく損してることがわかる作品。
彼らがこの世界で何をしてきたのか、あの世代の二人の男女が教えてくれる。
『ビートルズがいない世界は退屈』だと。
僕はそんな退屈な世界を生きてきた。
でもジョン・レノンは言う。
『愛する女性に愛を伝え、自分にウソをつかずに生きていく』
それが幸せに生きるってこと。
ビートルズがいなくても幸せに生きる方法はある。
人の時間は限られてるから、幸せに生きていける方向を見ていこうと思う。
ビートルズを知らなくても、積極的に前向きにさせてくれる映画。
最高におもろい音楽映画
ビートルズのいない世界でビートルズの歌で有名になる主人公の葛藤を描く作品。音楽シーンが最高で、エドシーランの本人役もすごかった。リリーもめちゃくちゃ素敵だし、真実を伝えることの重要性がとてもいいメッセージを出してるし、ロマンスもとても素敵だった。イギリス映画としてここまでの出来はすごい。ダニー・ボイルらしく人間の皮肉を痛快に描いているのがとても良かった。
楽しかった!
楽しい作品です!
ビートルズの曲もたくさん聴けるし、愉快です。
設定が雑、といいますか、伏線がいまいち回収されていないといいますか、そんな部分は少し感じましたが
あまり深く考えずに
そういうものなのね!
と思いながら鑑賞するのがいいと思います。
それでいいのかみんな?!(ライブのシーン)
とか
大切にしてもらってくれよ本当に…(次の女が既にいたシーン)
とかつっこみたいところはありますが、それも流しましょう。
そんなに内容について深く語るところはないような。
ビートルズに関しては、今までにはない視点からの関わり方によって
改めて偉大さを感じました。
世界中の歴史に刻まれていますね。
英語はわからなくても、洋楽に興味はなくても、きっと日本人の体にもビートルズの曲は染み込んでます。
そしてエンドロールで使われるフォント。
意識していませんでしたが、あれらのフォントを見ると
あぁビートルズ
と思ってしまいます。
ジョンレノンのメガネ、髪型
Sgt.peppers…の衣装
黄色い潜水艦
見るとわかる。これはビートルズだって。
ビートルズへの愛と感謝の思いが強くなる作品でした。
ビートルズ
ビートルズの居ない世界!ビートルズの曲の無い世界!
その後のビートルズから影響受けたひとたちを考えると、ビートルズ無しなんて想像出来ないけど・・・
1人だけビートルズの居ない世界に入り込んで、覚えてたビートルズの曲をさも自分が作ったようにして大人気になる売れない歌手。
まぁ、ありえない世界だけど、一見の価値ありかな。
65
ストーリーは単調やけど少しハラハラ感も感じながら観れた。盗作がバレたときにどうなるかという期待と不安が、まさかの感謝されるという展開にいい意味で裏切られた。ビートルズを歌うことを否定する人物は誰一人あらわれず、教師に戻ってもビートルズを歌う姿には本当にビートルズの素晴らしさを伝えたいという気持ちや敬意が感じられた。
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