イエスタデイのレビュー・感想・評価
全623件中、261~280件目を表示
もしも世の中がミスチルを知らない世界線だったら
めちゃくちゃに面白かった。元々僕はダニーボイル映画が好きで、音楽が好きかつビートルズもそれなりに好きとくれば、はまらないわけもなかった。ただ、「目を覚ますとそこはビートルズを知らない世界!?ヒャッホゥー!」という映画なだけでは終わらないあたりが、ダニーボイルのダニーボイル足りうる所以なのかもしれない。
もし、ある日目が覚めて、世の中がサザンやミスチルを知らない世界線になっていたら?いやいや、僕には「涙のキッス」や「終わりなき旅」を歌って天下とってやろうなんて思えるはずもない。怖すぎる。メルカリがなくてフリマアプリを開発することも、ソフトバンクがなくて犬に喋らせて携帯売ることも、ZOZOがなくて月に行こうとすることも、きっとしない。毒杯をすする勇気は僕にはないのだ。その点、ジャックは音楽に対してはとてもとても勇敢で真摯な男かもしれない。回りが見えなくなるほど(※いや、見えてはいたのだが...)、ある日手に入れたひとつなぎの財宝ワンピース上等の世界屈指・史上最強・人類の至宝に当て込まれた。そりゃ普通の人にとっちゃ身に余りまくるものであることは、自分が、文字通り世界中の誰よりも、一番分かっていた。けれど、自分は音楽が好きで、ビートルズが好きだから。だって「Yesterday」も「Hey Jude」も「a hard day’s night」もみんなしらねぇんだぜ?やっべーだろ。あのエドシーランに認められて、アビーロードのこんな横断歩道で写真は撮らないし、軽井沢にも旅行にいかない。ワオ。マジで「HELP!!」だよ。でもこの音楽は、スタジアム一杯の人を幸せに出来ても、あの夏の歌には出来た、たった一人の隣人を笑顔にすることは出来ないらしい...え...?...。さて、お後が宜しいようで。
つまるところ、人間、目の前のことに、いつなんどきいかなるときも全力で真摯で実直であれということなのだよな。そう、いつだって「Let it be」だ。大事なのは音楽ではない。ビートルズはきっかけで、それはある日告げられる転勤かもしれないし、交通事故かもしれないし、拾った財布かもしれないし、まさかの宝くじかもしれない。今の環境がガッチャガチャに吹っ飛ぶなんて、何も映画の世界だけの話ではないのだ。そんなとき、ちゃんと自分の隣にいる人ぐらい、ちゃんと幸せにしてやる。男としては、そのくらいの度胸とパンチ力ぐらいは常にもっておきたい。見終わってから、ビートルズとエドシーランばっかり聞いてる。すごくいい映画だった。
ビートルズを知らない人も楽しめる
愛こそはすべて
ビートルズの存在しない世界とは、
あくまでバンド結成していない世界。
要するに、ビートルズのメンバー4人は
世界のどこかで暮らしているという概念。
劇中でビートルズの楽曲が流れるたびに
体の芯が震える感覚がして、自然と涙が流れた。
自分はまだ20代だが、
こうしてビートルズの存在を知れること
そして世界観に触れることができるのは
父親のおかげなのだなぁと黄昏ました(笑)
主人公ジャック・マリクのビートルズに対しての
尊敬と愛が伝わってくる作品。
映画では、主人公がビートルズの楽曲を
歌うことへの罪悪感と愛の葛藤が描かれている。
コメディ要素も多数盛り込まれており、
最後まで飽きることなく観れる。
期待を裏切ることのない
ハッピーエンドで映画は終わる。
この映画を一言で言うと
「All you need is love」
というレビューをビートルズのイエスタデイを
聴きながら書き、そしてまた泣く(笑)
ps.エドシーランも最高です👏
マッカートニー、パテルをコンサートに招待して一緒に歌うべきだ
イエスタディYesterday
監督ダニーボイル
偉大な遺産、ビートルズを忘れるなという警告の映画だと勝手に思う。
この映画を観ながらおかしてくて、笑いぱなしだった。
ヒメーシュ パテル( Himesh Patel) のアビーロードスタジオでのサウンドラック版を聞いた。彼はかっこいいね。Yesterday, I wana hold your hand, Let it be, 彼の声はビートルズのマッカートニーのこれらの曲にぴったりの声だと思った。ロシア訪問している時Back in the USSAの曲を歌ったけど、イマイチだったね(マっカートにの方が声が太くて声量がある)。怒鳴っているだけのようにきこえたからね。I wana hold your hand がシンプルで力強くで一番好きだ。
ビートルズを知らない世界があると聞いていたから、観てみたが話の内容より、ビートルズの方が懐かしかった。この映画を製作するための権利、に10ミリオンドル払ったんだから、よっぽどこの作品が作りたかったんだね。この映画を機会にどのくらいの人がビートルズを聴き始めたり、振り返り聞き直したりしただろう。私、個人は 1968年代のホワイトアルバムから彼らを聞くようになったけど、また聴き始めるつもり。当時、知り合いの人がビートルズ公演に行ったと聞いてどんなに私も行きたかったかと思ったかをよく覚えている。
マッカートニー、パテルをコンサートに招待して一緒に歌うべきだ。
人はいろいろ経験をしながら、(嘘をつきたくなくても嘘がつきやすい状況に陥る)自分にとって大切なものを見つけていくんだね。でも、Jack ( Himesh Patel)はジョンに会いに行かなかったら、踏ん切りがつかなかったんだよね。人の声により、何が正しいか否か気づいたり、自分の心の中の本当の声を知ることもあるんだ。John のいうhappy Life はJohn にとってのsucessful life なんだよね。Jack はそれに気づけてよかったね。
人との会話(それが知っている人とでも知らない人とでも)は大事だと思った。
夢落ちではなかった
平和で優しい映画
体が重くて映画を見るか迷ったけど、ちょうどいい時間は次の週はないかもしれないので、思い切って見に行った。結果、気分良く映画館を出られた。
主人公も地味、設定もよくあるパラレルワールドもの、派手な演出もなし。でも、地に足が着いてるというか、普通の人間が共感できる映画だった。しかも、誰も死んだり傷ついたりしない。気持ちがほんわかした。
ビートルズの曲ありきの映画なので、バンバン名曲が流れる。あーいいねぇ、やっぱ。確かにこれら名曲たちが聴けない世界は、つまらないわ。
自分的にツボだったのは、やり手マネージャーのデボラ。言うこともやることも、まさにギョーカイ人。海を見下ろす豪邸のベランダでヨガ(笑)
バスにぶつかって違う世界に飛ばされたジャック、元の世界ではどうなったのかな。元のままだったら、ビートルズを結成しなかったジョン・レノンのように、音楽をやらない人生になってたりして。
どういうラストになるのか、ちょっと不安でした。 主人公に感情移入す...
素敵でした。
出直したい
予告が公開されてからずっと観たかったので、1人でレイトショーにて鑑賞!!
シンプルなストーリーですが、沢山の愛に包まれた素敵な映画でした。
特に海辺のライブで冴えない主人公が歌うシーンでは、歌声に感情が流れ込んでいたので激しい曲を聴きながらとても切ない気持ちに、、
主人公は正直あんまりかっこよくないのに、映画後半になるとヒロイン視点でちょいちょいかっこよく見えてきてしまうのもいいですね〜
ビートルズは音楽や英語の授業でちょっと歌ったくらいで、2・3曲しか知りませんでしたが映画はすごく楽しめました。ただ知っている曲がもっと多ければこれ以上に楽しめたのではないかな、と、思うたびに悔しいので、ちょっとプレイリストにビートルズ入れてDVDに備えようと思います。
久しぶりにレイトショーを観て爽やかな笑顔で出てこれました〜。やっぱりハッピーエンドっていいな。
ビートルズの偉大さ
ビートルズの偉大さを再確認。
パクリであることを責められるかと思ったら、ビートルズを残してくれてありがとうという考え方にやられた。
ジョン・レノンがもしも生きていたら… 愛する人に愛を告げればいいというのもジーンときた。
エド・シーラン、よく出たな。
エリーかわいい。
日本語歌詞が良かった
見やすい
私がニワカ過ぎて、恋愛映画にビートルズをくっつけた感を感じてしまったが、ファンの方なら映画に出てくる場所のあれやこれやが宝石なんだろうなと思いました。
このままでもなかなか良いのにもっと素晴らしいと感じれたのかと思うと自分にガッカリしましたわ。
リリージェームズの献身に乾杯
なろう小説?
コーラもタバコも無い、そして多分ドラッグやテレビゲームもない現代なんて、確かにありえない
それとビートルズがいない、が等価値なのはバランスを保つ意味でも「成る程それは退屈だね…」と思う
音楽文化はあるけど、あるはずだった音楽(ビートルズ)が無い事によって影響を分かち合えなかった結果がこの作品世界にはある
確かにビートルズは音楽文化の歴史に欠かせない存在だし、この映画の作りや満足感で言えば申し分ないんだけど、しかしこれは「主人公が自分を取り戻すまでの長い物語」なのでビートルズの曲はアイテムだし、この映画の正体は、"SFを加味した恋愛映画"である(コメディではないよね)
しかし傑作
映画とはこうありたい
この世界では存在しなかった天才達の曲をこの物語の主人公、ジャックが自分の曲として世界に広めたところで罪悪感が生まれるか?
ここが秀逸なのは、その罪悪感を持ちつつも、名声にとらわれる…と言うよりも、ビートルズが偉大すぎてその感覚を凌駕している感じさえするのだ
作中、エドがプライドをかけてジャックと勝負すると言ったシーンが象徴的だけど、ジャックは10年売れなくて気持ち的には一度ドロップアウトしていた
これが現役バリバリのミュージシャンなら、ここぞとばかりに我を主張して周囲をガッカリさせるシーン
でも自分の曲はボツになってもそこはアッサリ諦める謙虚さがある
そりゃそうだよ、だって比べられてるのはビートルズだもの…
けど、誰が歌っても売れるなんて事はありえないんだから少なくともその点はジャックが評価されていい
だってボーカルを変える選択肢だってあったんだし
この世界では存在しないアーティストの名前を出したところで「精神科へ行け」と言われるだけだと思うし、そのジャックの自白を証明するのは無理なわけだから、この世界では"ビートルズ"ではなくて"ジャック"でいいと思うし、実際問題、ビートルズの曲は伝導できても肝心のビートルズ自体は伝導できていない
だって存在しないんだし、ジョンレノンは殺されずに老後を生きている
野暮な蛇足なんだけどもしかしてこれ「昏睡状態から目覚めていないパターン」かも…
余談だけど、"なろう小説"の異世界転移を「洋画の本気」でやるとこうなるのでは?とも感じました^^;
ついでに想起してやまないのは、この現代社会においても「もしかして存在した筈の文化」なるものがあったかもしれない
そう思うのもロマンチックかもね
(*^ω^*)
ビートルズ愛
ビートルズ愛は特になく、設定が面白そう&音楽好きだからという事で挑戦してきました。
うーん、ストーリーはまぁそうなるよねという展開。ジョンレノン登場には驚きましたが。
主人公が交通事故に遭遇したあと、世界はビートルズの存在しない世界になっていた。(ビートルズの影響を受けたバンドも存在しない)誰も知らない歴史的名曲を自分の曲として公表し、スターダムを駆け上がる。
でも、この世界のどこかにビートルズを知っている人がいたら?自分の創作じゃないものを偽り続ける葛藤が描かれる。
最後はカミングアウトと、ずっと側で支えてくれた幼なじみとハッピーエンド。。
カミングアウトされたレコード会社の人、可哀想すぎです泣
そして莫大な損害賠償でしょ、これ。こんな幸せに家庭を持てないって!
論点はそこではないでしょうが、ストーリーとしては安易だなぁと思ってしまいました。
側にあるものに正直に向き合うというメッセージとビートルズの名曲たちに星3つ。
鳥肌ッ!
なんと大胆な脚本か…見事なIFの世界に誘われた2時間だった。
今の現代にビートルズが無かったら。
この発想に至った事が目から鱗。
主人公が奏でるメロディを僕たちはどこかで必ず耳にしている。でも、作品の人達は聞いた事がない。ファーストコンタクトがもたらす衝撃…僕らは当時のビートルズがどれだけの爆弾を抱えてたかを追体験していく。
それまでの世界をぶち壊す程のエネルギーだ。こんなリスペクトの仕方があるだろうか?
ビートルズを知らない世代もきっと多い。
ビートルズの楽曲が、世界にどんな風に受け入れられていったかを知る事になる。
作中の現代のエド・シーランは言う。
「かなわない」と。
こんなリスペクトのされ方、いや、やり方が残っていたとは思わなかった。
良いものは良い。
だが、それをなぞるのではなく再認識させちゃうなんて…感嘆しました。
そして、この主人公がまたいい。
このキャラを大絶賛したい。
彼はずっといい人で、ずっと控えめで、ずっと自信なさげで…ずっと弱者だった。
その背景がビートルズの楽曲がもつ優しさや愛とリンクしていく。
至高のカップリングに思える。
そして…
ネタバレとの注釈をつけても具体的に書くのをはばかられる程に、とんでもない隠し玉を、この作品は用意していた。
海岸にポツンと建ってる静かなコテージ。
彼がその扉を開いた時、俺は思わず右手で口を押さえ座席の背もたれに貼り付いて、文字通り固まってた。爪先から一気に鳥肌が立つ感覚を明確に覚えた。
その慈愛に満ちた瞳を携え、少しかすれた声で話す彼に心打たれた。
もし、あなたが未だに愛を発信できていたのなら、この世界はいくらかマシな世の中になっていたんじゃないだろうか?
78歳…その架空の年月に目頭が熱くなる。
「yesterday」から始まったセットリストは、どれも耳に心地よく、終始僕の体を動かそうとする。
いや、若干リズムを刻んでたと思う。
海外の映画館なら拍手喝采の幕引きだったろう。スタンディングオベーションの文化のない日本が悔やまれる。
エンドロールに流れる「hey Jude」が終わり映画館が明るくなるまで、ささやかな拍手を送り続けてた。
優しさに満ちた作品だった。
全てのキャストとスタッフに感謝を!
期待した通りの好作品
ハッピー!
設定が面白くていいし、
すっごく楽しいコミカルな映画だった〜
両親も友達も面白いし…
この世の奇跡の例に、カンバーバッチが抱きたい男に選ばれたことをあげてたり、、笑
ビートルズの曲が良すぎて、もっとしっかり聞きたかった!不満とまではいかないけど、あー終わっちゃった!もうちょっとお願い!みたいな気持ちにはなった笑
ただ、すごい期待値高く見てしまったせいか、終わり方に物足りなさを感じてしまった…
元マネージャーのヒロインを、ライブの画面に写して告白するシーンとかちょっとこっちが恥ずかしくなってきてしまって…
何もかもが上手くいって気持ちいい終わり方だけど、ちょーっと物足りなさを感じた。
歌はうまいし、ビートルズの曲も最高だし、ヒロインはすこぶる可愛いし、素敵な映画ではあった!
なんのストレスなく見れるからまた見たくなりそう。
ビートルズの曲の良さを再認識。 物語自体は……うーん、無理やりエン...
ビートルズの曲の良さを再認識。
物語自体は……うーん、無理やりエンディングに持っていった感も;
空気読めない人をネタっぽく動かしてる……わりには笑えないのでただの嫌な人になってしまってのが辛かったかなぁ。
シリアス/コメディのどっちつかずな空気がちょい合わず。
ライトな作風だけど、最後の最後まで誰一人シアワセになってないなかなかシビアな話ですよね。
見てて”やっぱウソはあかんなぁ”としみじみと……。
と辛口なことばかり書きましたが良いところもあって、ビートルズの曲は素敵に響いてきました。
「イエスタデイ」の歌詞ってあんなによかったんだな、と。なんか泣きそうに。
「ヘルプ!」がめっちゃエモく歌われてるのはカッコよかった!
あのシーンのあとに「オール・ユー・ニード・イズ・ラブ」はグッとくる。
曲の使い方はかなり上手い!
全623件中、261~280件目を表示