イエスタデイのレビュー・感想・評価
全630件中、261~280件目を表示
レノンの命日にまた見たい
もしもスマホがなかったら、インターネットがなかったら? このくらいは思いつくけど、ビートルズがいなかったら、とは!
その発想がすごい。
でもそれだけの映画じゃないんです。
いろいろ考えさせられました。
もしかしたらクリエイティブな人って、こんな名作があったはずだけど、って思い出すみたいな感じで創造してるのかもしれない、とか。
ジャックとエリーの恋物語も良かったです。
あそこで二人が結ばれなかったからこそ、この結末になるわけで。
そして、私はビートルズ世代ではありませんが、終盤のあのシーンでは鳥肌が。
エンディングのあの曲では涙が出ました。
ひさびさにイイ映画に出会った
面白い映画は数多あるが、これは本当に"いい映画"を観たと観後観にしばらく浸った。
「トレインスポッティング」や「ザ・ビーチ」でキレッキレの作品を創ってからややディープに迷走している感があったダニー・ボイル監督、「スラムドッグ$ミリオネア」でガラッと一変正統派のヒューマンドラマを描き大ヒットした。その流れで本作を仕上げたのは納得だし、改めて素晴らしい監督だと実感。
心じんわり温められるストーリーはさることながら、クライマックスに向かってじわじわと積み重なる興奮。
そして、これを観るとビートルズは名実ともに偉大なアーティストだと改めて思わされる。物語のメッセージが見事なまでに歌詞に込められていて、人生の酸いも甘いもあらゆる局面を歌い上げている。
抜擢された主演もいい味だしてる。
新しい音楽映画の金字塔だ。
ファンでもないのに・・・
ポール・マッカートニーの
ライブに行った時に、
強く感じたのは、何故、涙があふれるのか?
熱烈なファンでもないのに、何故、涙が止まらないのか不思議だった。
考えられる理由のひとつは、
小学生の時に飲んでいた三つ葉サイダー。
(大阪市住之江区の駄菓子屋はぱちモンだらけだった)
CMでやってたのは三ツ矢サイダー。
サイダーの中に溶けていた、炭酸、ラブミードゥ、友だちの顔、
がビートルズの他のナンバーと共に頭の中で弾けるからだろう。
中学生の頃は、
ビートルズ、ストーンズ聴いてんの?
カッコ悪うーという風潮だった。
UKニューウェーブ、パンク、聖子ちゃんの声と歌詞と曲が周りでは流行っていた。
その後、パンクもニューウェーブも一発屋、当たらず屋と呼ばれ、頭の中ではなく、音楽シーンから炭酸のように弾け飛んでいった。
そんな時間を重ねながら、様々なシーンのバックグランドで鳴っていたビートルズ。
一曲一曲にこびり付いていてなかなか消えない記憶に泣かされている人は多いに違いない。
そんな世界中で起こっているだろう頭の中を踏まえて、ダニー・ボイルの見事な起承転結。
4人、そして世界中のファンへの敬意も忘れない。
ヘイ・ジュードにも涙涙だった。
ジョンがシンシアと別れて、
下を向く息子ジュリアン・レノンを気遣って、ポールが作った曲。
ポールがジュリアンに捧げた曲。
ダニー・ボイルが世界中の観客に捧げた曲。
Hey Jude don't make it bad〜
涙涙。
素晴らしかった
ビートルズの曲を歌詞の字幕付きで聴けるのがすごくいいし、演奏もアレンジも歌も素晴らしい。「ミスターカイト」がめちゃくちゃだったと言われていたのだけど、どんなだったか聞いてみたい。ジョンが世捨て人のような生活で、しかし生きていて泣ける。どんなに圧倒的な才能があっても世に埋もれている人はいると言いたいのかな。ヒロインが一点の曇りもない気持ちのいい美女で、ハッピーエンドが気持ちいい。負の側面が無さすぎて絵に描いた餅みたいでもある。マネージャーのおばさんもあれはあれで正しくて、ああいった人が世間をかき回していろいろな刺激をくれるのだろう。
ビートルズの凄さを確認するための映画
映画的な評論だと、役者はいいが、脚本はありがちで先が読めてしまい退屈、という風に簡単に書けてしまいそうだが、この映画の真価はそういったところにはない。
役者や脚本やカメラワークなどはまあ、どうでもよいのだ。
モスクワのライブハウスでエド・シーランと作曲バトルをするシーン。
シーランの演奏する「penguins」はまず非の打ちどころのないフォーキーなラブソングだが、そのあとにピアノソロで演奏される「The Long and Winding road」。
これは、もうイントロから勝負ありで、格が違う。というか、品格が違う。
シーランが「おめでとう。僕はせいぜいサリエリで、君はモーツアルトだ。」とつぶやいたとき、この映画はもう完成されてしまった。
欲を言えば、彼女と寝るシーンで「Happiness is a warm gun」を入れてほしかった、とだけ書いておこう。
好きな映画が増えました。
もしも世の中がミスチルを知らない世界線だったら
めちゃくちゃに面白かった。元々僕はダニーボイル映画が好きで、音楽が好きかつビートルズもそれなりに好きとくれば、はまらないわけもなかった。ただ、「目を覚ますとそこはビートルズを知らない世界!?ヒャッホゥー!」という映画なだけでは終わらないあたりが、ダニーボイルのダニーボイル足りうる所以なのかもしれない。
もし、ある日目が覚めて、世の中がサザンやミスチルを知らない世界線になっていたら?いやいや、僕には「涙のキッス」や「終わりなき旅」を歌って天下とってやろうなんて思えるはずもない。怖すぎる。メルカリがなくてフリマアプリを開発することも、ソフトバンクがなくて犬に喋らせて携帯売ることも、ZOZOがなくて月に行こうとすることも、きっとしない。毒杯をすする勇気は僕にはないのだ。その点、ジャックは音楽に対してはとてもとても勇敢で真摯な男かもしれない。回りが見えなくなるほど(※いや、見えてはいたのだが...)、ある日手に入れたひとつなぎの財宝ワンピース上等の世界屈指・史上最強・人類の至宝に当て込まれた。そりゃ普通の人にとっちゃ身に余りまくるものであることは、自分が、文字通り世界中の誰よりも、一番分かっていた。けれど、自分は音楽が好きで、ビートルズが好きだから。だって「Yesterday」も「Hey Jude」も「a hard day’s night」もみんなしらねぇんだぜ?やっべーだろ。あのエドシーランに認められて、アビーロードのこんな横断歩道で写真は撮らないし、軽井沢にも旅行にいかない。ワオ。マジで「HELP!!」だよ。でもこの音楽は、スタジアム一杯の人を幸せに出来ても、あの夏の歌には出来た、たった一人の隣人を笑顔にすることは出来ないらしい...え...?...。さて、お後が宜しいようで。
つまるところ、人間、目の前のことに、いつなんどきいかなるときも全力で真摯で実直であれということなのだよな。そう、いつだって「Let it be」だ。大事なのは音楽ではない。ビートルズはきっかけで、それはある日告げられる転勤かもしれないし、交通事故かもしれないし、拾った財布かもしれないし、まさかの宝くじかもしれない。今の環境がガッチャガチャに吹っ飛ぶなんて、何も映画の世界だけの話ではないのだ。そんなとき、ちゃんと自分の隣にいる人ぐらい、ちゃんと幸せにしてやる。男としては、そのくらいの度胸とパンチ力ぐらいは常にもっておきたい。見終わってから、ビートルズとエドシーランばっかり聞いてる。すごくいい映画だった。
ビートルズを知らない人も楽しめる
愛こそはすべて
ビートルズの存在しない世界とは、
あくまでバンド結成していない世界。
要するに、ビートルズのメンバー4人は
世界のどこかで暮らしているという概念。
劇中でビートルズの楽曲が流れるたびに
体の芯が震える感覚がして、自然と涙が流れた。
自分はまだ20代だが、
こうしてビートルズの存在を知れること
そして世界観に触れることができるのは
父親のおかげなのだなぁと黄昏ました(笑)
主人公ジャック・マリクのビートルズに対しての
尊敬と愛が伝わってくる作品。
映画では、主人公がビートルズの楽曲を
歌うことへの罪悪感と愛の葛藤が描かれている。
コメディ要素も多数盛り込まれており、
最後まで飽きることなく観れる。
期待を裏切ることのない
ハッピーエンドで映画は終わる。
この映画を一言で言うと
「All you need is love」
というレビューをビートルズのイエスタデイを
聴きながら書き、そしてまた泣く(笑)
ps.エドシーランも最高です👏
マッカートニー、パテルをコンサートに招待して一緒に歌うべきだ
イエスタディYesterday
監督ダニーボイル
偉大な遺産、ビートルズを忘れるなという警告の映画だと勝手に思う。
この映画を観ながらおかしてくて、笑いぱなしだった。
ヒメーシュ パテル( Himesh Patel) のアビーロードスタジオでのサウンドラック版を聞いた。彼はかっこいいね。Yesterday, I wana hold your hand, Let it be, 彼の声はビートルズのマッカートニーのこれらの曲にぴったりの声だと思った。ロシア訪問している時Back in the USSAの曲を歌ったけど、イマイチだったね(マっカートにの方が声が太くて声量がある)。怒鳴っているだけのようにきこえたからね。I wana hold your hand がシンプルで力強くで一番好きだ。
ビートルズを知らない世界があると聞いていたから、観てみたが話の内容より、ビートルズの方が懐かしかった。この映画を製作するための権利、に10ミリオンドル払ったんだから、よっぽどこの作品が作りたかったんだね。この映画を機会にどのくらいの人がビートルズを聴き始めたり、振り返り聞き直したりしただろう。私、個人は 1968年代のホワイトアルバムから彼らを聞くようになったけど、また聴き始めるつもり。当時、知り合いの人がビートルズ公演に行ったと聞いてどんなに私も行きたかったかと思ったかをよく覚えている。
マッカートニー、パテルをコンサートに招待して一緒に歌うべきだ。
人はいろいろ経験をしながら、(嘘をつきたくなくても嘘がつきやすい状況に陥る)自分にとって大切なものを見つけていくんだね。でも、Jack ( Himesh Patel)はジョンに会いに行かなかったら、踏ん切りがつかなかったんだよね。人の声により、何が正しいか否か気づいたり、自分の心の中の本当の声を知ることもあるんだ。John のいうhappy Life はJohn にとってのsucessful life なんだよね。Jack はそれに気づけてよかったね。
人との会話(それが知っている人とでも知らない人とでも)は大事だと思った。
夢落ちではなかった
平和で優しい映画
体が重くて映画を見るか迷ったけど、ちょうどいい時間は次の週はないかもしれないので、思い切って見に行った。結果、気分良く映画館を出られた。
主人公も地味、設定もよくあるパラレルワールドもの、派手な演出もなし。でも、地に足が着いてるというか、普通の人間が共感できる映画だった。しかも、誰も死んだり傷ついたりしない。気持ちがほんわかした。
ビートルズの曲ありきの映画なので、バンバン名曲が流れる。あーいいねぇ、やっぱ。確かにこれら名曲たちが聴けない世界は、つまらないわ。
自分的にツボだったのは、やり手マネージャーのデボラ。言うこともやることも、まさにギョーカイ人。海を見下ろす豪邸のベランダでヨガ(笑)
バスにぶつかって違う世界に飛ばされたジャック、元の世界ではどうなったのかな。元のままだったら、ビートルズを結成しなかったジョン・レノンのように、音楽をやらない人生になってたりして。
どういうラストになるのか、ちょっと不安でした。 主人公に感情移入す...
素敵でした。
出直したい
予告が公開されてからずっと観たかったので、1人でレイトショーにて鑑賞!!
シンプルなストーリーですが、沢山の愛に包まれた素敵な映画でした。
特に海辺のライブで冴えない主人公が歌うシーンでは、歌声に感情が流れ込んでいたので激しい曲を聴きながらとても切ない気持ちに、、
主人公は正直あんまりかっこよくないのに、映画後半になるとヒロイン視点でちょいちょいかっこよく見えてきてしまうのもいいですね〜
ビートルズは音楽や英語の授業でちょっと歌ったくらいで、2・3曲しか知りませんでしたが映画はすごく楽しめました。ただ知っている曲がもっと多ければこれ以上に楽しめたのではないかな、と、思うたびに悔しいので、ちょっとプレイリストにビートルズ入れてDVDに備えようと思います。
久しぶりにレイトショーを観て爽やかな笑顔で出てこれました〜。やっぱりハッピーエンドっていいな。
ビートルズの偉大さ
ビートルズの偉大さを再確認。
パクリであることを責められるかと思ったら、ビートルズを残してくれてありがとうという考え方にやられた。
ジョン・レノンがもしも生きていたら… 愛する人に愛を告げればいいというのもジーンときた。
エド・シーラン、よく出たな。
エリーかわいい。
日本語歌詞が良かった
全630件中、261~280件目を表示