「ラストシーンには、映画「サラの鍵」の製作陣と同様の想いにも感じ…」イエスタデイ KENZO一級建築士事務所さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストシーンには、映画「サラの鍵」の製作陣と同様の想いにも感じ…
何とも人を食ったような荒唐無稽な展開で、
真剣に観ていて良かったのか
判らないような作品だった。
しかし、主人公の秘密を知っているような
初老の男女は結末にどのような影響を
もたらすのか、
また、いずれ、ビートルズソングが尽きて
しまったらどうするんだ、等々、
ハラハラしながら観させてくれたので、
最後まで興味深く鑑賞は出来た。
我々には自ら生きている世界とは
微妙に異なるパラレルワールドがある
との説がある。
だから、主人公がビートルズの記憶を
持ったまま
彼らがいない並行世界に移る設定に
意外性は無かったし、
終盤にジョン・レノンが現れることにも
驚きはしたものの不思議さは無いのだが、
そのパラレルワールド性を手段として
自由奔放に使っている印象だった。
そんな中、主人公の野外ステージでの
真相と彼女への想いの告白という
感動のラストシーンには、
最近観た映画「サラの鍵」で感じられた
“全ての希望は真実の上にあるべき”との
製作者陣の共通した想いだったろうか。
いずれにしても、
数あるビートルズ映画の中でも、
彼らを“神格化”するという視点では、
パラレルワールドという
特異な手法を駆使して成功した作品に
感じた。
KENZO一級建築士事務所さん
コメントを頂き有難うございます。
リリー・ジェームズ、愛らしい笑顔がたまりませんよね 😍
読書好きのKENZO一級建築士事務所さんに是非お薦めしたい映画が、「 ガーンジー島の読書会の秘密 」です。上品で愛らしいリリー・ジェームズの魅力が炸裂 ✨ 機会がありましたら、是非 🎥