劇場公開日 2019年10月11日

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「ビートルズファンにはハッピーな映画(でしょう)。そうでない人にはビターな映画(私はこっちの方)」イエスタデイ もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ビートルズファンにはハッピーな映画(でしょう)。そうでない人にはビターな映画(私はこっちの方)

2020年8月31日
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鑑賞方法:VOD

①この映画には2つの側面があると思う。1つは一風変わったビートルズ(とその歌)へのラブレター或いは讃歌。もう片側は他人の褌で相撲を取ってしまったことへの後悔・苦しみ・閉塞感をかなりヴィヴィットに描いていること。②私はビートルズの熱烈なファンではないので途中から幸福感よりジャックの悩みにかなり共振したビターな気持ちになってしまった。ジャックの落とし前のつけかたは予想できたし、最後はハッピーエンディングになるのはこの手のファンタジーではお約束ではあるが、齢60を目前にすると、あの暴露のあとエライ騒ぎになっただろうと現実的な心配をしてしまいます。でも映画として良く出来ていると思う。③リリー・ジェームズはエラが隠れるととても美人だということがわかった。④ロッキーはコメディリリーフかも知れないが私にはウザイだけだった。⑤でも昨日から頭の中で「Yesterday」が繰り返し鳴っているところを見ると私もそこそこのビートルズファンなんでしょうな。

もーさん