アスのレビュー・感想・評価
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ホラー映画をアップデートする秀作
近年の映画で言えばデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の「イット・フォローズ」を鑑賞したときに似た、新時代のホラーに出会っているというワクワク感が持続する、巧みに構成・演出された秀作だ。例えば自分そっくりの他者・ドッペルゲンガーや、つなぎ服を着たヴィランなど、恐怖の諸要素はある意味使い古されたものが多いのだが、入念に作り込んだ設定と、笑いを絶妙に織り込んだバイオレンス描写、変幻自在でありながら不思議と統一感のあるBGMなどによって、ホラーというジャンルをアップデートすることに成功している。
監督デビュー作「ゲット・アウト」で高評価を得たジョーダン・ピール、2作目も期待に応えた。ただ、前作に比べると非現実な設定が恐怖の核心に関連することと、終盤でそうした核心部分の情報が観客への講釈よろしく一気に開陳されるあたりが、ちょっともったいない。ラストは大好き。
❇️『ラストありきの退屈と騙された自分に腹が立つ💢』
アス
❇️『ラストありきの退屈と騙された自分に腹が立つ💢』
★彡ラストありきでもほぼ全編で退屈感ハンパない。
自分には合わなかった⁉️
1986年🇺🇸カリフォルニア州サンタクルーズ
🔵かーるくあらすじ。
幼少期家族で遊園地に来た女の子アデレード(主人公)好奇心で浜辺沿いのミラーハウスで恐怖体験してしまう。
時は現代。家族を持ったアデレードが家族旅行で数年ぶりにサンタクルーズに。
当時の記憶が時間軸を使った恐怖ストーリー
◉18点。
★彡ラストまで気がつけない自分の不甲斐なさと赤い服の家族の身体能力と為の甘い殺意などラストまでほぼ一貫性のない展開に退屈でした。
🟢感想。
1️⃣❌『怖いけど一貫性に欠ける?』
★彡絶妙に強く無い影達や同じ顔を持つ影だが、これといって一貫性が薄いと思う。
2️⃣❌『退屈過ぎる展開』
★彡どんなにラスト凄い展開でも全編ほぼ退屈なので取り返せないと思う。
3️⃣❌『どんなに色んな映画オマージュやメッセージがあろうと…』
★彡ストーリーがつまらないし、くだらないと思った。スリラーとか手を繋ぐイベントとか赤い服の意味とか双子などしらんがな💢
4️⃣❌『施設の出入りや生活環境もやや不明』
★彡なぜ女の子は入れ替わって施設から出れたのか?
5️⃣🔺『父親の行動や言動がオモロい』
※父親の妻に対する慰めやアドバイスが逆に笑えた。家族で逃げるのにもみんなまとまらない感じも良い。褒めてませんけどね。
✋🏿🤜🏿👩🏿🦱🐰🐇🎡🏖️✂️
また期待しちゃいます
ドッペルゲンガーのオチは
家族が自分そっくりの"もう一人の自分"に襲われる恐怖が描かれる衝撃...
凄い面白いわけではないが、つまらなくもない
キューブリック!
序盤の雰囲気は不安感あってイイ。
自分の影になる存在が入れ替わりを目論んでいるとしたら恐ろしいことだ。
という恐怖を描いた作品。
格差社会についても描かれてるらしいけど、よく分かんなかった。
登場人物の”もう一人の自分”が軒並み登場するわけだけど、「政府の実験」「クローン」ととっても物理的。
クローンって遺伝情報が同じなだけなので、一卵性双生児と同じものなんだよね。
それがオリジナルと等しく成長させるなんて恐ろしくコストがかかることなわけで現実的ではないよね。
オリジナルと同じ組み合わせで番わせて同じ子供が生まれるわけないし。
しかもアメリカ全土で同様のことが起こってるって…どんな巨費を投じれば出来るんだろうか…
そんな感じで、なんだか真相の部分が規模の割にペラペラでとっても貧相なのですごく冷める。
まぁ、本作の監督は「ゲット・アウト」と同じ方のようなので、何か納得しちゃう。
正直、「ゲイブ」と「レッド」だけで十分だったのでは?
他のクローンは物語上そんなに役割が無いって感じたので…
痒いところ
タイトルなし
オープニングの娘ほったらかしでモグラ叩きに夢中の父親にイライラ、そんな父親に娘を任せてトイレに行ってしまう母親にイライラ、そして勝手にフラフラ歩き出して遠くまで行ってしまう娘にもイライラ。こんな感じのイライラが最後まで繰り返される作品。
ホラーではあるが怖さ控えめでコメディ色が強いのかなと思ったが自分にはストレスでしかなかった。
主人公家族には全く魅力が無く辛気臭いばかり。ずっと足を引きずるだけの親父を始め誰も好きになれない。登場シーンは少ないが全滅してしまった友達家族の方が興味をひくレベル。
入れ替わりのパターンは絶対にやってくると思っていたが最後の最後にオチとして使われた程度。また入れ替え前の彼女を知る両親が話に絡んでこないと効果の薄い設定なんじゃないかと思った。
"わたしたち"の謎
予告やタイトルからも、ドッペルゲンガーである"わたしたち"が登場するのはすでに分かっており、その正体ばかりが気になってしまう映画なんですが、その謎を暴こうと冒頭から最後までずっと、ヒントを探し続ながら鑑賞しました。すべてのシーンが何か意図があるように思えてしょうがないのです。
一家と自分のトッペルゲンガーとの闘いが非常に面白く描かれてます。少し笑えるシーンもありますが、そこはホラー、きっちりグロめシーンもありで見どころ十分でした。しかし自分の姿の人間を自ら殺すって、どんな気持ちになるんでしょうかね?
知りたくて知りたくてうずうずしていた、謎が後半で一気にネタバレになります。が、これはすぐに理解するのは難しかったです。結構理由が、こじつけ感が否めない気がしており、その点は少し残念に思いましたが…。
そして、ラストのラストで持ってきました衝撃の一撃!いや~驚きました!う~~と唸りを上げたくなりました。と、同時に一気に色々つながっていった気がします。。。
かなり不気味
ノープより面白いよ
社会の分断を描いた刺激的作品
凄いけど謎も多きスリラー
そんな馬鹿なが最も当てはまる
赤い衣服に身を包んだ目的が謎の集団が襲い来るという、ジェイソン・ブラムが好みそうなネタで攻めてきた本作、まさに新世代のホラーに相応しい作品だと思う。 奇をてらった作品の中でも本作のレベルは桁違いだ。本作で描かれる人権を無視した異常な実態に驚かされるや否や、それに巻き込まれた人物による更なる衝撃。「そんな馬鹿な・・・」思わずそんな言葉がこぼれてしまった。
序盤は「赤い服の人」第1号の存在や主人公の生い立ちを含めてかなり王道なホラー的展開からスタートする。ここでも主人公夫婦の友人として登場するリッチな白人一家にやや嫌味的な事を言われ、もはや白人の心には常に巣食う様にも思える白人至上主義を感じ、迎えた夜。家にやってきたヤツらの登場から物語が激しく動く。
殺害シーン等があるためR-15+指定だが、コメディアンの顔も持つジョーダン・ピール監督のこだわりで、どこか喜劇を見ている様なテンポとノリで進んでいく。恐れおののく様なシーンでも怖くしすぎないところが返って怖い位だ。ヤツらの行動にどこまで自由が効くのかはイマイチ分からない所だったが、特性を生かした撃退方法などの観客の感情を高ぶらせる様な上手い演出の数々で2時間ノンストップの面白さを味わうことが出来る。 皆で手を取り合うシーンが挿入された冒頭のテレビコマーシャルから伏線が貼られており、それらも分かりやすく描かれている為、理屈っぽくなることも少なく、純粋に楽しむことが出来る作品たろう。
今度は格差社会への警鐘
やはりジョーダンピールの作品はエンタメを超えたメッセージ性が卓越している
映し出される映像全てに意味がある作り込みが、どのカットでも見て取れて引き込まれる
全てのセリフ、着ている服や持っている物からしても細部へのこだわりが伝えたい気持ちの熱として伝わってくる
見終わった後でもアレはどういう意味なんだろうとか、あのシーンはどこに繋がるとか、会話と考察が弾む数少ない天才監督作品
すごい映画、だけど
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