ヒックとドラゴン 聖地への冒険のレビュー・感想・評価
全89件中、21~40件目を表示
ここに完結
ヒックとドラゴンシリーズ3作目
シリーズそのものは2年ほど前に知ったので、ファンとしての暦はやや短めです。
ですが、前2作品を鑑賞した時からすぐさま本作の世界観に取り込まれ、3作目はいつ来るのだろうかと心待ちにしていたほど、本作の完成度は高いものでした。
同時に前2作は自身の想像を大きく超えた完成度であったが、だからこそ3作目はこれを超えられるのだろうかという不安がわずかにあったのも事実です。
ですが、これに関してはやはり杞憂に過ぎませんでした。
2の時点でいかにこのヒックとドラゴンという世界が大切に創られているのかということを実感した通り、完結篇となる本作もドリームワークスの最高のクオリティで最後まで丁寧に、なにより美しく描かれていました。
当たり前といえば当たり前かもしれませんが、3作品ともここまで完全な仕上がりを見せる映画というのは実はかなり希少です。
あくまで個人的な評価ですが、この作品は最終作にふさわしいという域を超え、最後にして歴代最高傑作であったと言い切れます。
物語そのものはいつも通りあくまで王道で、真新しい展開もほとんどありません。
ですが、このあくまで奇をてらわない王道をひた走り、単純な映画としての実力だけで魅せる、というのはやはり気持ちがいいものです。
ヒックとトゥース、この魅力的なキャラクターたちとの出会いはまだ間もないですが、それでもその別れがとても惜しくて仕方なく、二人の別れにはどうしようもなく強い抵抗と切なさがつきまといます。
その映像美にただただ圧倒され、言葉をなくし、魅入り、ドラゴンたちとの別れには涙が自然と溢れ、そして感謝を述べたくなります。
ありがとう、ヒックとドラゴンたち
会うたびにもっと好きになる
近所の映画館、1日1回になっちゃったんだけど
一番大きいスクリーンでの上映にしてくれたの。
分かってらっしゃる…!
ありがとう!
本日で4度目の鑑賞。
何度見ても飽きるどころか新しい発見と感動があり、
映像、ストーリー、音楽、キャラクラーの表情や感情表現などなど
全てにおいて良くできてるなぁーーと感心します。
犬と猫の可愛いところを両方持ってるトゥースが大好きです。
今回はより人間ぽく表情豊かになっていて
期待とか不安とか口惜しさとか、くるくる変わる表情が
本当に生き生きしていて、激しく感情移入してしまいました。
最後にヒックを抱きしめる時のあの顔…
何度見ても泣けます。
三部作の終わりとして大満足
アクションシーンや映像の美しさもとても良かったのですが、何より三部作の完結編として相応しいストーリーが良かったです。
ヒックとトゥース、人間とドラゴンが一緒にいることで争いが起きることは避けられない。
そして犠牲になるのはいつもドラゴン達。
バーク島の人間だけでは物理的に全てのドラゴンを助けられない、人間の中にはどうしたってドラゴンに対する憎しみを抱く人や悪用する人がいる。
人間とドラゴンとの共存をするには、まだたくさんの壁がある。
そのことを厳しい現実として描かれていたのがとても良かったです。
今作の悪役であるグリメルはドラゴンと共に暮らすことはできるかもしれないが、争いの種を生むことには変わりないことを理解していたからこそ、元凶であるドラゴンを根絶やしにしたかったのかもしれません。
さらにグリメルは過去にナイトフューリーを殺したことで英雄になったことがあります。
その時にナイトフューリーを一体殺すだけでどれだけ人々が喜び、安心して暮らせるか実感したのかもしれない。
ナイトフューリーはドラゴンの王になれる程の力を持っているため、生かしておくだけで脅威になる。
だからナイトフューリー殺しに力を入れていた、人々の平穏を守るために。
もしかすると一作目でヒックがトゥースを逃さずに殺していたら、グリメルと似た様な結末に辿り着いていたかもしれない。
グリメルは細身で、戦闘よりも発明家タイプとヒックとの共通点も多いです。
グリメルはかつてヒックが憧れていた姿を体現している存在なのです。
今作ではトゥースのドラゴンの世界で生きる道が開かれると同時に、互いの幸福を尊重し、いつの日かまた一緒に生きていくことを願いながら人間とドラゴンは別れを告げます。
ドラゴンは世界から姿を消し、お伽話の存在になったころ、ヒックがトゥース達に会いに行く。
ヒックは長として村を守り、トゥースはドラゴンの王として聖地への入り口を見張り、別々に生きてきた。
けれど何年経っても二人の絆は絶えず、互いの子供達が仲良く触れ合っている。
まだ共存できないかもしれない、けれどそんな未来は遠くない、そう予期させる結末でした。
もっと多くの人に広まってほしい作品です!
最終回だから高評価にしたけれど。
私は、1も2も大好きでサントラも毎度すぐ買っている
ヒクドラの大大大大大大大ファンです。
その立場からこの作品のレビューをします。
最終話ということで、私の期待がとても高かったのが悪いんでしょう。
正直、3が一番イマイチの出来だな、と思ってしまいました。
1は、トゥースの愛らしさを犬的な要素で徐々に引き出しつつ
飛躍するシーンはこれまでの空飛ぶ系の映画史上、最高の高揚感と
すばらしい映像で魅せてくれる映画でした。
2は、1ではオーディンやらなんやらと
バーク島の民族感をかなりアバウトに描いていたのに対し
音楽によって民族性をかなり表現したように思います。
新しい種類のドラゴンもどれも魅力的で、ヒック自身の成長と
トゥースの強さを全面に出す物語の流れでした。
1をうまく引き継ぎつつも時間の経過を自然に視聴者に納得させつつ
新しい物語展開ができていました。私は2が一番好きです。
だからこそ、日本のDWが日本で広報活動をせず
映画館上映しなかったことを恨まずにはいられません…
3は、アナ雪の2のように、作らなければならないから作った、
という感じがとても悲しく思いました。
「別々の世界で暮らす」というエンディングのために
無理やりストーリーが練り上げられたように思います。
他にも、
・追加キャラの説明が浅すぎる
・前作からの展開が無理やり
が気になりました。
例えば、孤軍奮闘していた前作のドラゴ・ブラットフィストに、
人間の仲間がいるとは到底思えませんでしたが、
本作それらしい人たちが出てきます。
ところが、そういった人たちについての描写は大変少なく
悪役グリンメルや彼が服従させているドラゴンについても
イマイチ説明が弱いので、見入ることができません。
2のドラゴについては、ドラゴンによって村も腕も失い
ドラゴンへの憎しみがドラゴンを服従させる強い思いになったこと、
孤独さや力に取りつかれたことから、人もドラゴンも
力でねじ伏せようとしたというのはわかります。
プライドが高いから、自分よりドラゴンをうまく使役する
ヒックにライバル心を抱き、つぶそうとするのも分かります。
本作のグリンメルの信念の内容はわかります。
相容れないから今までの争いの歴史がある、
信用はできない、というのもわかります。
でもなぜトゥースにこだわるのでしょう?
ナイトフューリーをなぜ殺したいのか?
ドラゴンを捕まえますが、
殺さず捕獲する理由はあるんでしょうか?
トゥースが最後、なぜドラゴンの世界の入り口に
家族でいたのかもわかりません。
奥さんと子どもたちは地下世界にいればいいのに。
分からないことが大変多いのです。
ストーリーとして、ヒックの最後の選択に
重きを置きたいのであれば
ヒックが結婚し、統率するようになった
新しいバーク島の様子を描写してほしかった。
じゃないと、ヒックの選択が正しかったのか
見ている側は納得しきれないんです。
ドラゴンの世界も、平和なんでしょうか?
トゥースはきちんとリーダーをできている?
そういう、ハッピーエンドだったよ、という描写も
丁寧に描いてほしかった。本当に。
3作までみて、この映画はキャラクターデザインが
とっても秀でていたんだなと思います。
ドラゴンもどのキャラクターも、とっても素晴らしいんです。
あとは時間経過による描写の変化がとてもうまいです。
主人公は勿論、その周りの個性あふれるキャラの
成長っぷりが自然ではあるものの、確実に大きく変わっているのです。
(ばば様はなぜか1の時が一番よぼよぼですが。)
そして音楽が、本当に素晴らしい。
ジョンさんは、DWの音楽の多くを手掛けていますが
ヒクドラほどジョンさんに助けられた映画はないでしょう。
音楽と映画はセットだと思っているので、
近年の映画音楽の中でもトップクラスの出来の本作品郡は
音楽によって助けられている部分が大きかったと思います。
ヒクドラにここ数年情熱をささげていたため
正直、あまり楽しみ切れなくてすごく残念でした。
それでもこの評価をつけるのは、
上記のキャラデザインと音楽がずば抜けて
近年のアニメ映画の中で素晴らしいからです。
本作の日本語キャッチコピーに、会えばきっと好きになる
というコメントを付けてくださいました。
これは、この作品ではなく1にぜひつけてほしかった。
この映画を見たことない人は、映画館で3をみなくてもいいですが
家で、レンタルして1と2を見てほしいです。
絶対楽しめます。会えばきっと好きになります。
ドラゴンの映画なので、男の子向きと思われがちですが
女の子も絶対に大好きになれる映画です。
ぜひぜひぜひぜひ、ご鑑賞ください。
すばらしい!
予告の興味で見に行きました。
シリーズの最終章に当たる形の内容でしたが
これは、、すごい。すばらしい。
映画の魅力、ストーリー、構成、音楽、
かっこよさ(^^)、、ぎっしり詰まって
まさに手を抜かないプロの仕事ってところでしょうか。
俺みたいにシリーズを知らない人のために
最初にこれまでの話の要点を魅力的に簡潔に教えてくれるし、かといってストーリーを急いだりエンディングが尻切れトンボみたいになってないのは見事としか言いようがない。
最近の映画が、いかに駄作か!よく解る一本です。素晴らしかった。
1と2を観てるとさらに楽しめる
ヒックとトゥースの友情に感動!
映像がとても綺麗で感動!
キャラクターもストーリーも本当に良くできた最高の作品です!
ラストは涙止まりませんでした。
エンドロールでヒックとトゥースの出会いからの歴史が流れてさらに泣いてしまった。
ただ2人で飛行するシーンは、未だにシリーズ1作目が一番だと思いました。
1のスピード感ある美しい映像と、ハイセンスな音楽との融合感は神!
シリーズ未見でも大丈夫ですよ。
『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』鑑賞。
*声の出演*
田谷隼
*感想*
2020年、最初の劇場鑑賞は「ヒックとドラゴン」!
前から知ってましたが、一度も観たことがなくて本作はスルーしてしまいましたが、あまりにも評価が高いので観ました。
シリーズ未見なので不安でしたが、本編前に1~2までのあらすじ映像が流れてて、シリーズ初めての方でも見易かったです。
最初はドラゴンを差別化されてたみたいですが、ヒックのおかげで人間とドラゴンを共存させることに成功し、さまざまな危機を乗り越えたことがあらすじ映像みただけで解りました。ご親切ありがとうございます。(^^)
さて、今回はドラゴンを狙う知的なドラゴンハンター・グリメルが現れたことでバーク島に危機が迫ります。
シリーズ未見で不安でしたが、普通に面白かったです。他のアニメと違って、メッセージ性が伝わりやすいし、上手く描かれてるような気がしました。
ドラゴンだらけで楽しいし、バイキングのメンバーがみんな個性的だし、松重豊さんのグリメルは上手かったなw
映像が神秘的だったし、綺麗だったな~w
特にトゥースとライト・フューリーが可愛い。現実的には無理だけど、飼いたい!(笑)それぐらい可愛かったw
王道のストーリーで個人的には普通でしたが、ヒックとトゥースのそれぞれの想いとか成長とか上手く描かれてて、ヒックとトゥースの友情に感動しました!
シリーズ未見でも大丈夫ですよ。
そういえば、ドリームワークスの演出変わってたな~w
1を観れば、きっと好きになる。
1作目を家で鑑賞した時、エンドロールで思わず「面白い!」と拍手してしまった。そしてこの作品に出会えた幸運をかみしめたものです。
『プロメア』の製作秘話にも『ヒックとドラゴン』の名前が出てきたりして、うんうんと頷きニヤニヤしたり。
3部作の中では平凡と言えるかもしれませんが、大人の事情で続編が途切れ風に吹かれたままの寂しい作品が少なくない中、ヒックとトゥースレス、仲間との思い出をまた作れたこと、物語をキレイに纏め上げてくれたことに本当に感謝しています。
持ち時間は長くなくても、仲間たちそれぞれの個性がしっかり描かれ、笑わされました。ジョナ・ヒルが声優のスノット大好き!w
映画館の大画面でのドラゴンとの飛翔、壮大なテーマ曲は初めて体験しました。
今を逃すともう無いだろうし、残り日数も少ないので3をご覧くださいと言いたいところですが、
実は多くの人にまず1を観てほしい!というのがいちばん伝えたいことかも。
幸せな気持ち
ナイトフューリーのトゥースレス。一頭しかいないと思われてたのに、漆黒の彼に対して純白の彼女。
野生?人馴れはしてないんだけど、気高い感じで美しい。
お互いを頼ってたヒックとトゥースレスが独り立ちしていく成長と別れ。
ヒックの子供時代も可愛い。
お父さんとの別れがあったからこそのいろんな感情があるんだな〜
最後は本当の終わりって感じでした!シリーズ完結ですね。
大好きでした!
ヒックの成長ぶりに目を見張る
前作から1年後を描く、三部作完結編。
さすがにビジュアルが進化してて、見応え充分(^^)b
とにかくキレイな映像が多い印象でした。
ストーリー的には、人間とドラゴンの未来を賭けて悪と戦うという、前作と似てるっちゃ似てるような内容。でも、ラストをキレイにまとめた分、前作より良かったかな(^^)b
とにかく、ヒックの成長に目を見張る活躍ぶりでした。強くなったなぁ~(しみじみ)
「あえてどこが凄かったか伏せたい」
明けましておめでとうございます🎍
今年1本目。
元日からいい物見れました。凄過ぎ。書きたい事はあるんですがネタバレになってしまうので、あえて伏せたい。書く事が無くなってしまうので、DREAM WORKSの過去作を調べると、「ボス・ベイビー」や「ファーストマン」、戦争映画で一番好きな「プライベート・ライアン」などもあります。
アニメ、実写問わず作品作ってるんですね。「ボス・ベイビー」がかなり良かったので今作も納得の出来。
今年はどんな素晴らしい映画が待っているんでしょう。
個人的に大注目は5月1日公開の「ブラック・ウィドウ」。早く見たい。
イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
1作目を映画館で見て、2作目は未見、久々の完結編での再会だが、相変わらず映像の陰影表現が素晴らしい。
ジークフリートの昔から龍退治の英雄譚は定番だが、本作ではしょっぱなから人類と龍の融和が前提であり、迫害から逃れるために大移動するという展開は、旧約聖書のエクソダスを連想させる。聖地の光と影の描写も圧倒的だ。
ドラゴンの中でトゥースとライトだけが顔立ちやしぐさが猫的なのは、ちょっとずるい(猫は火は吐かないが)。人物はアナ雪ほど目がでかくなく、ほど良い作画なので、落ちついて見ていられる。
おおむね満足だけど、完成度では1作目ほどではないかな。エンドロールでバイキングのおじさんが各スタッフの案内をしてくれるのが楽しい。
ドラゴンの帰還
友情の物語からファミリーの存続へ。みな大人になってリーダー的な責任を負って!
新たな旅立ちに向けたスッキリするエンディングがとても良かった。ほっこりとする暖かな気持ちで!
皆さま、良いお年を❗️
ヒックの成長に涙がとまらない…(T^T)
シネプレックスで吹替版鑑賞。
1と2を地上波でやっていたので、なんとな~く観たら…面白かったので、最新作は劇場で。
めちゃくちゃ面白かったです!!
幼い頃のヒックが可愛かった♡
恋するトゥースもとっても可愛い♡
恋や結婚に対するクスっと笑える名言もいくつかありました。
そしてなにより、ヒックの成長に涙がとまらず…号泣(*T^T)
息子の成長が嬉しいけど寂しい…ママの気持ちです…
初めは子ども向けの作品かと思っていたけど、大人だからこそ感動できる場面がたくさんあって…本当に大好きな作品になりました。
続編、番外編…作ってくれないかなぁ!?
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