ヒックとドラゴン 聖地への冒険のレビュー・感想・評価
全89件中、1~20件目を表示
見事な結末
常にほろ苦い勝利と成長を描いてきたこのシリーズだが、最終作である本作のほろ苦さは格別だ。ドラゴンと人間の共生というテーマへの決着のつけ方として、とても納得できる結末だったし、その結末が大人になるとはどういうことかを描いていて、ヒックの成長物語の結末としても大変素晴らしい。
前2作では、主にヒックの成長が描かれたが、今作では相棒のドラゴン、ヒックの成長物語にもなっている。愛するドラゴンと出会い、不器用な愛の表明を経て、ヒックもまた大人になっていくのだ。セリフなしで描かれるドラゴン同士の求愛シーンは本作一番の見所、動きもライティングで見事で見惚れるほど美しいシーンだ。
本作のライティングは大変素晴らしい。炎のゆらめきも光の反射もほとんど現実世界のものかと見紛うレベル。飛翔シーンも相変わらず爽快感満載。米国の3DCGアニメーション映画でも格別の出来栄えのシリーズとなった。
トゥース
2024年7月14日
映画 #ヒックとドラゴン 聖地への冒険 (2019年)
人間とドラゴンが共存する世界でバイキングの若きリーダーとなったヒック
バーク島で平和に過ごしていたがドラゴンが増え過ぎて島がパンク状態に
相棒トゥースたちと共に“幻の聖地”を探す
ドラゴンって和洋問わず魅力があるな
これでお別れ?納得と少しの感傷
個人的には、やっぱり最初のオリジナルが好きだけど、この映画に文句つけるのはよっぽどの頑固者かドラゴン嫌いの人ぐらいか。
あらゆる角度から見て、隙がない造りになっていて、たとえば誰かに映画のおすすめをする時にも安心してしゃべれる。なおかつ、ディズニーじゃないのでちょっと傍流というか、「意外と知られてないけど、こんな面白い映画があるのよ」みたいな話題にもなる。レビューも、これほど好意的なコメントが寄せられているとは、予想もしていなかった。見た人の数が少ない分、辛口コメントも少ないということか。
あえて文句を言わせてもらえば、ヒックもトゥースも成長していて、まわりとの距離感や、役割が変わっているという変化を受け入れることが嫌だということ。落ちこぼれの男の子が、同じく飛べなくなったドラゴンと絆を結び、世界を変えていくというテーマが、思い入れのポイントだった。ところが今作ではすでにヒックは王様になっており、民衆の生殺与奪を考える責任を負わされている。もちろんその部分は軽めに描写してあるだけで、新天地を目指す方針を打ち出したときに、強いリーダーシップを発揮するための方便だ。
本当にそんな王がいたら、民族はすぐに滅亡してしまうし、ドラゴンという最強の武力を持つ村が、世界を征服してしまうのは歴史的に見て必然だろう。軍を組織して、他国を侵略していくことこそが、本当のリアル。もちろんこのシリーズにふさわしいストーリーとは言えない。
たとえばヒックの親戚のドラゴン嫌いの少女とか、仲良しで体の不自由な男の子とかが主人公なら、もっとストーリーに感情移入できたかもしれない。ヒックがあまりにも優等生すぎて、自分から見て随分遠い存在になってしまったな。なんて感傷に浸ってしまった。ドラゴンとバイキングという、ファンタジーな設定が係っているだけに、現実離れした路線を引っ張る物語はより身近で深刻なものがふさわしかったはずだ。
シリーズの流れで言えば、落ちこぼれが周囲から認められるストーリーに独自の世界観を打ち出した一作目。そこからの続きを描き、父親越えという難しいテーマに向き合った続編。(予定されていた劇場公開が中止になったのは残念でならない)ドラゴンの世界観も膨れ上がり、テレビシリーズも好評で着実に広がっていった。どうやらこれでお別れになりそうだ。それにふさわしい作品になったと思う。
平和に暮らすバーク島にまさかの危機が!!
ヒックのチカラでドラゴンと仲間になったバイキングたち。
ドラゴの背に乗り、大空を羽ばたいてのんびり暮らしていました。
そんなある日、遠出をしたヒックは、はじめての島を発見します。
そこには巨大なドラゴンを操る凶暴なドラゴと言う悪党がいた。
そしてその前に・・・死んだとばかり思っていた母親とヒックは再会するのでした。
一作目は父親との確執・・・出来損ないと思われていたヒックが、
………………………………………なんとドラゴン乗りとなり、共生する道を開いた。
この続編では母親との出会いが描かれています。
母親が父親を見捨てた理由・・・それも好戦的な夫を批判してのことだったのです。
前作に続いて、《大切なモノを失うヒック》・・試練は続きますね。
それにしても、トゥース。
《トゥースはドラゴの魔の手に掛かり大変な事態を招いてしまう》
ここが、クライマックス。
ドラゴンの住む島は、無数にあって、悪い人間に支配されて戦争のの道具にされているドラゴン。洗脳されて言いなりになるドラゴンが哀しい。
だからヒックのような平和主義的リーダーが大事なのですね。
世界中に《考えの違う人間の住む人間界》・・
核や武器で脅して言いなりにさせる。武器イコール、ドラゴンです。
地球と同じ構図ですね。
それにしても映像が美しく、前作よりドラゴンの数が3倍くらいになった感じです。
ドラゴンに乗って大空を羽ばたくヒックたちやドラゴンを、無心で楽しみました。
ラスト・・・やはりトゥースはドラゴンの王者ですね、
強かった!!
2まででよかったのに
ヒックとドラゴン1に小学生でどハマりして、2もレンタルで観て、最近になってEテレでやっているアニメシリーズにより愛が再燃し、3をやっと観た、2のヒックと同い年の私。
吹き替え陣がずっと変わらないのが嬉しすぎて、特典で付いている字幕のみの短編でもキャラの吹き替えが脳内再生余裕なぐらいこのシリーズが大好き。
再び1から観直して2のストイックの死で案の定号泣した挙句3を観て、急にあくび連発。
何だか、中途半端というか?主軸のストーリーがあまり見えない。今回の悪役グリメル?グリンメル?のあまり意味をなして無い感じ。前作のドラゴは色々な因縁というか、本当に最凶最悪な感じでラストも死んでいくところをヒックがストイックの仇として見送る感じが良かったのだが。
松重さんの吹き替えメッチャいいのに、結局何がしたかったのか?という。ふつうに弱いし、特に信念的なのが分からないまま死んでしもうたw
で展開として、人間と共存していくのは正しく無いんだよ的な。よくあるパターンですけど。
それの理由の一つとして、トゥースはナイトフューリー最後の個体だからいつか彼に寿命が来れば種族は絶滅するだろうし、だからこそドラゴンの聖地に暮らして反映していって欲しいという感じなのだろうけど。結局、あの白いドラゴンは同じ種族なのか違うのか?ライトフューリーと名付けていたけど、トゥースの種族でもメスだから白なのか?そのわりにプラズマの中を通っただけで透明になるという違う能力を持っているし、結局トゥースとの子供は謎のミックスになっていた。ならナイトフューリーじゃないんじゃん。と。純血のナイトフューリーは結局トゥースで途絶えるような?
で最後も、ドラゴンの聖地は誰にも見つからないのだから手放したんですよね。でも数年後にヒックたちは普通にたどり着いて、何やかやで再会してまた乗っちゃってる。w
最低でもそこだけはいらなかったんじゃ無いかな。ドラゴンたちが居たということを子供にも語り継ぎました、で、あれからトゥースたちはどうしているのかな。みたいなのでええやんと。二度と会えてないけど、でも何となくナイトフューリーの気配は感じている的な感じでいいんじゃ無ないか?どうせならそこまでこだわってくれよ。ドラゴンとは別れようって決断した意味。
それと同時に、ドラゴンと戦ってきた→ドラゴンと共存するという進化を遂げたバイキングたちは、この先何をして生きていくのかなあと。バーク島を失っても新しい島でそれ相応のすげえ発展を遂げれちゃうのもテキトー感が。。
こうなるなら続編は作らなきゃ良かったのにな…てのは沢山あるけど。ディズニーだがトイストーリー4とかアナ雪2とかマレフィセント2とか。。DWで3作目まで素晴らしい集大成を見せてくれたのってカンフーパンダぐらいです。
ヒックとドラゴンは、2で終わって良かった。2は、ストイックのことは悲しいけど、それこそが映画の展開って感じに言えるし、エレットの改心とか新しいタイプの敵にどう立ち向かうかという、良い点が沢山あるし。
確かに前作の最後でヴァルカの元からドラゴンを連れてきた結果、増えすぎて目立つから現実的に1年後にはこうなるだろうなという考えはあるかも知らんけど、そこを敢えて突っ込んで作っちゃったから、こうなったのか…
私は2か、むしろ1のあとのアニメシリーズの時代に依存していたかった。ドラゴンと人間は仲良くなりました!新しい島を探して冒険しながら、平和に暮らしています!という単純な感じで良いじゃあないか…
そんな感じで、トイストーリー4と同じぐらい無理やり作って無理やり終わらせた感のあるものでした。なんか残念。1は何度も観たし2も2回、アニメシリーズももう一周したいけど、これはまた観たいとは思わない。
でもヒックとドラゴンという作品、そのキャラクターたちは、ずっとずっと大好きです。
ビターエンド
ヒックの成長譚を描いてきた本シリーズもついに完結。
涙なくしては見られない結末は、よくある都合の良いハッピーエンドではない。
ヒックが自己肯定の末、真の自立へとたどり着く姿に感動。まさかそこまで踏み込むとは、というところに落とし所を持ってきた手腕にバンザイ!
とは言っても、前2作にあった大ドラゴンバトルがなかった分、子供からすると、少し物足りなさが残りそう。
トイストーリー4もそうだけど、大人の鑑賞に耐えうる作り込まれたエンディングって、子供にとってはスッキリしないものかもね。
聖地
ヒックとドラゴン3作目。
1作目が特に好きで待ち望んでた続編。
かつてはひ弱だった主人公も相棒のドラゴンと共に
たくましく成長した姿に嬉しくなった。
冒頭ははちゃめちゃ感があり少し疲れけど、
トゥースのマヌケな求愛行動にくすりと笑い、
中盤の聖地の映像美に鳥肌が立ち、
終盤のドラゴン救出シーンでは
冒頭とは真逆で息ピッタリの攻防で見応えがあった。
BGMもすごく良くて特に
「Test Drive」は何度聞いてもわくわくするし感動する。
もう少しドラゴンの、特にトゥースの活躍を見たかったけど、
テーマは主人公の「自立」のような感じだったので
そこはしょうがないのかな。
最後は納得のいく見事な結末だと思った。
エンドロールも過去作の映像が流れまた感動。
この作品に出会えて良かった。
また一作目から見直したい!
ヒックの、ドラゴンのことも考えて、ドラゴンを放した決断は、正しかっ...
ヒックの、ドラゴンのことも考えて、ドラゴンを放した決断は、正しかった。でも、ヒックはとても悲しかっただろうな。でも、それはそれでスッキリしたかもしれない。
どうしてみんな、ドラゴンを狩るんだろう。ドラゴンを狩ってどうするんだろう。意味はないのに。
ヒックとトゥースはやっぱり王様だから、それだけのことはあるな。
ライトフィーリーのおかげで最後は助かったから、ちゃんとお礼を言わないと。
その時に、ヒックが義足を外したのが自分だったらそんな事考えられないから、頭いいと思った。
最後にヒックの子供が無理矢理っぽくトゥースの方に手を伸ばさせていたけど、ちゃんと触れていたから、やっぱりヒックの子供だな、と思った。
昨日、万葉の湯劇場にて。吹替版鑑賞。 シリーズ物なのね、どれもすご...
昨日、万葉の湯劇場にて。吹替版鑑賞。
シリーズ物なのね、どれもすごい高評価ですね。全然知りませんでした。
さて、本作面白いのは面白かった、が、それはフツーの面白さ。白黒ドラゴンのラブラブを長尺で見るのはやや辛い。
どうして共存できない?今までしてたんだろ。あの悪役のせい?たいして強そうには見えないが。事実、おそろしくプーだった(笑)
1、2を見てないからなんでしょうね。シリーズはやはり原則、順番に見ましょう。
GO to のせいか、万葉の湯も街中も人だらけ。コロナって何だったの?って感じ。「ただの風邪」とか言ってた人が1番正しかったのかもしれない(笑)
Train Your Dragon
両ヒューリーが戯れるシーンのアニメーションが素晴らしい。その時が来たことを観客に伝える説得力。道中がどうであれ、行き着く先はこの時点で必然である。
最後のシーンは余計かな。
ヒックの成長譚
1作目から続く幼なじみたちのキャラクターが成長したのかしてないのか解らない粗暴さ、幼稚さを残していて、「もうちょい成長するだろ?」とは思う。
比して映像はレベルアップを続けており、滑らかに繊細に進化している。
物語もヒックたちの成長とともに歴史も作られていくのは上手く作っていると思う。
策士のグリメルは中々嫌らしい強敵で変革を願う若者と従来の在り方を望む者たちの対比は、現実社会でも同様だ。
「ヒックとドラゴン」を観てきた観客も時間を経て作品を見続けた事で感じる事もあると思う。
蜜月だったドラゴンと人間の関係が、甘い理想だけではないと言う答えも作品は示している。
この辺はディズニーとは違う展開を見せてくれるので嬉しい。
ただ恋愛ムードが広がっており、ヒックはアスティとイチャイチャ、可愛かったトゥースまでが青春真っ盛り…と独身者には目の毒である(笑)
共存出来る日は必ずやって来る
ドリームワークスの人気アニメーションの第3弾で、完結編。
当たり外れの差があるドリームワークス・アニメーションの中でも最も好きで、数年置きに見てきた本シリーズも遂に見納め。
思えば、1作目は傑作ながら日本ではヒットせず、2作目も傑作ながらまさかの劇場未公開! そんな不遇に見舞われながらも、最後は再び劇場公開。
一度は劇場で観たく、今作は地元の映画館でも上映(1作目はこちらでは上映しなかった)。念願叶って、やっと!
…が!
昨冬仕事が忙しく、『男はつらいよ』『SW』を優先し、結局また観れぬまま…。
時間を割いてでも、やはり劇場で観るべきだった!
長としてバーク島の平和を守るヒック。
まだ亡き父のような偉大な長ではないかもしれないが、あの気弱だった男の子が立派な青年に成長したもんだ。
アニメーションとは言え、ずっと見続けている者からすれば親目線で、しみじみ感慨深く…。
トゥースとの絆も変わらず。
ある日捕獲されたドラゴンたちを救出中、トゥースだけと思われていたナイト・フューリーの生き残りを見付ける。
白いメスのナイト・フューリーで、“ライト・フューリー”。
トゥースくんはあっという間にフォーリン・ラブ。“彼女”の事で頭がいっぱいで、初恋にウキウキ♪の少年状態。
ヒックの目下の問題は、周囲から薦められている幼馴染みのアスティとの結婚ではなく、増え過ぎたドラゴン問題。
そこでヒックは故郷を出、亡き父が探し求めていたドラゴンの“幻の聖地”へ移住を決意。
地図にも無いその聖地へ総出で冒険が始まるが、最強のドラゴン・ハンターが付け狙う。
目的は、ナイト・フューリーを殺す事…。
実在しない生き物、ドラゴン。
しかしそれを、まるで実在するかのような生き物感たっぷりの仕草、ヒックの愛くるしい表情は健在。
ライト・フューリーと少しずつ距離を縮め、お互い恋に落ちる様は、アニメーションのドラゴンと言うなかれ!
感情移入必至!
ヒックとライト・フューリーが共感ならば、その対極にあるのが、今回の敵。最強のドラゴン・ハンター、グリメル。
前作のドラゴも強敵だったが、グリメルは頭が切れ、用意周到。抜け目の無い知能派。ハンターとして常に相手や獲物の先を読み、ヒックたちの先手も手中。
吹替で見たのだが、松重サンの声も見事な憎々しさ。
悪役は憎々しければ憎々しいほど。こういう悪役を最後の最後にギャフン!…と言わせる為に!
今回も多彩なドラゴンが登場。
映像の美しさ。聖地への入り口、そしてカラフルで幻想的な聖地のイマジネーション。
本シリーズの魅力の一つ、飛翔シーン。トゥースに乗っての飛行、トゥースとライト・フューリーのランデブー、クライマックスのグリメルとの空中決戦…圧倒的な浮遊感を、今更ながらやっぱり劇場で体感したかった!
実を言うと見る前は、ラストの決戦は前作に劣るんじゃないかと。だって前作は、ゴジラ級の超巨大ドラゴンが現れたから。
何の何の!
その浮遊感に加え、入り乱れるヒックとトゥースと仲間たち、グリメルや敵ドラゴン、ハラハラドキドキと迫力のアクション。
このシリーズは裏切らない。
ドラゴンと友達になれたら…?
童心くすぐる設定に、ワクワクの冒険とアクションのエンタメ性。
映画としてのクオリティー。
締め括りも良かった。それは言うまでもなく、高いドラマ性。本作の最大の魅力。
気弱だが心優しい少年と生き残りのドラゴンが出会って始まったこの物語も、いよいよその時が…。
このままずっと一緒に、共存出来ればこの上ない幸せだろう。
が、まだ今は、人間とドラゴンが共存するには難しい世界。難しい時代。
必ず、狙う悪が現れる。
そんな奴らから友を守るには…。
別れ。友を守る為に自由に。誰も知らぬ幻の地で。
例え離れていても、絆や友情はずっと。
またいつの日か再会するその日まで。
皆が共存出来る日は、必ずやって来るーーー。
まあまあ
シリーズとしては1がかなり出来が良くて、2は全然ダメで、3は普通って感じでした。
背景等の描写は全シリーズを通して綺麗で、見応えはあります。
今回は保護したドラゴンが増えすぎてしまって、島が過密になりすぎた上、ドラゴンハンターの襲撃もあって安心して暮らせなくなってきたため、全員が安心して暮らせる場所に移動しよう、というのが主旨になったストーリーでした。
また、ナイトフューリーのメスが登場してトゥースに春が訪れます。
が、言い伝えられているってだけのあるかどうか分からない場所に取り敢えず向かうのはちょっと冒険し過ぎでは無いかな。
ライトフューリーもドラゴンハンターの罠なんだけど、どこまで操っているのか良く分からなくて、ちょっと都合良過ぎる動きをしてたかな、と。
ドラゴンハンターとの戦闘をはじめとして、全体的にどんな場面でも、終始軽口を叩きながら進行しているので、緊迫感はあんまり無くて、演出なんでしょうけど、もう少しシリアスでも良かったのでは無いかとおもいます。
会えばきっと好きになる。
中々時間取れず今更ながらのレビューになります、、、
2019年公開映画No.1はアベンジャーズで決まりかなあ〜なんて思ってたけど、最後の最後ででかいの来ましたな。
ずっと作品追ってる身としたら1.2公開されてなかっただけに今作の公開が決まっただけで大歓喜もんです。
字幕も吹き替えも観に行っちゃったもんね!
個性豊かなキャラクター、かわいすぎるドラゴン、綺麗すぎる映像美。
ここまで魅力溢れる映画はそうそうないでしょう。
滝壺のシーンなんて実写かと思いましたわよ。
映画の冒頭には過去作のおさらいがあり初めて見に行く人にも優しい設計でどこまで素敵なんだドリームワークス!!
会えばきっと好きになる、ほんとこのキャッチコピー通りです。
もちろん元々知ってる人たちへのサービスもたっぷり。
過去作のあのシーンに似せてきてるなあって思うシーンがあったり、アニメシリーズに出てきたドラゴンがちょいちょい出てきたり、何より主人公勢の成長の集大成が見れたのがうれしすぎるっ、、、!
頼りない少年からバイキングの長になったヒック。
ヒックを支え続ける紅一点アスティ。
ついにドラゴンのパパさんになっちゃったフィッシュ。
キチガイにキチガイさが増し更にイカれに磨きがかかったラフとタフ。
とスノット(ごめん彼はそんな成長してなかった)
大きくなったら彼らを子供を自分の見るような目で見てましたよ。
新キャラグリメルもまあ狡猾な奴。
でもラフとの会話のくだりは笑っちゃった。
吹き替え担当してた松重豊もいい味出してたよ。
昼下がり一人定食食らってるサラリーマンもいいけどこういう役もたまにはいいのではと思っちゃったり。
1が出会い、2が成長、3で別れとバディムービーとしても完璧すぎる構成だったヒックとドラゴン、終わってしまうのが悲しすぎる、、、
と思いきや後日談の原題how to train your dragon home comingなるものがあるらしくそれも楽しみでござんす。
3の円盤出たら擦り切れて向こうが透けるまで見てやっかんなまじで。
最高の締め括り
この作品ほど、シリーズを観ていて良かったと思える作品はないと感じました。
幻の聖地の幻想的なデザインやカメラワーク等も素晴らしいのですが
なにより人とドラゴンの離別の決断の瞬間に心を打たれました。
中盤あたりで、別れることを選択するんだろうな・・・と思わせつつもそのシーンになると涙を堪えきれませんでした。
愛に溢れた、とても前向きな別れと物語の締めくくりだったと思います。
上映期間が短いことが残念でなりませんが、何はともあれ素晴らしい作品をありがとうございました。
啓蒙してくれる
1.2.未視聴
tohoフリーパス
どんな生き物であろうと関係であろうとお互い分かり合えて信頼関係になってもいつかは袂を分かつ時がくる
ヒックは自省を込めて決別を決意する
3しか観てないけど、大河な成長譚を感じさせられた
ドリームワークスを始めとして向こうのファミリー向けCGアニメにはいつも感心させられる
(*^ω^*)
素晴らしい着地!
いつも公開タイミングが悪く大作の陰に埋れてしまい日本ではなかなか注目され難い「ヒックとドラゴン」シリーズ。やっぱり1作目がダントツに大好きですが、本作も3作目にして完結編的立ち位置で、しっかりと着地してくれました。
最初はひ弱で自信のなかったヒックがたくましく独り立ちしていく姿、同時に成長するトゥース、頼もしくてユーモアたっぷりの仲間たち。登場人物皆が愛すべき個性を炸裂させているのも、この作品の魅力の一つです。
そして今回は映像の美しさ、飛翔シーンの爽快さがパワーアップしていたのも印象的。雲の中を自由に飛び回るナイト・ライトの両フューリーはとても生き生きしていて、見ていて楽しかった!
お話の結末もファンタジーとして素晴らしい解釈で、とても良かったと思います。
全89件中、1~20件目を表示