ジョン・ウィック パラベラムのレビュー・感想・評価
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日本かぶれ
日本かぶれの監督が作るとこうなっちゃう、いい例ですね。日本人が見るとまぁまぁシラけてしまう演出を真面目にやってるのが痛々しかったです。正直こんなに引っぱるシリーズだとは思ってなかったので、ちょっと間延び感というか飽きが出てきた感がありましたね。もちろんキアヌはカッコいいのですが、〈この人本当に強いの?〉という疑念が沸々と湧いてきました。前回でも普通に捕まってたし、今回も何度となく殺されてもおかしくないシーンがあったので、皆が恐れ慄く伝説の殺し屋に見えないんですよねぇ…。カンフーもガンフーも動きが遅いので相手が待ってくれている殺陣が多くてあんまり凄みも感じられなかったし。まだ後2作あるそうですが、キアヌがピエロにならないようにしっかり演出してほしいもんです。
特殊能力無アクションの新たな可能性
コンチネンタルホテルの掟を破ったことで全世界の殺し屋から命を狙われる身に陥ったジョンウィック。
絶え間なく襲いかかる暗殺者を躱しつつ、かつて血の誓印を交わしたソフィアを頼りにカサブランカへと飛ぶジョンウィックを描いたシリーズ第3作目。
冒頭血だらけでニューヨークの街中を愛犬と共に駆けるジョンウィックの姿により前作のラストから数時間ほどしか経過していないこと察せられる、のっけから相変わらずの異常なスピード感で幕開けた今作。
前作から懸賞金も襲いかかる暗殺者も2倍超、逃走の手助けをしてくれたコンチネンタル支配人のウィンストンや地下犯罪組織の王バワリーキングにすら危険が迫るなど八方塞がりの状況下で前作を凌駕する緊迫感に包まれた続編となっている。
その中で2人の新たな登場人物がシリーズに新たな展開と要素を与えていた。
まずはコンチネンタルホテルモロッコの支配人かつジョンと血の誓印を交わしていることでジョンの訪問を受けたソフィア。
演じるは名優ハルベリー。
短い出演時間ながらも深い悲しみと強い意志を纏った暗殺者を熱演。
過去のいざこざの詳細に触れないのはもはや当然のジョンウィック節笑。
まだまだ面白くなりそうなキャラクターのため続編以降の登場にも期待したい。
そしてアジア系の暗殺者のゼロとその弟子たちが今までシリアス一辺倒だったシリーズにコミカルな風を呼び込む存在感を放っていた。
にんじゃりばんばんが爆音で流れる寿司屋を営む破茶滅茶な登場から一転、忍のような身のこなしでジョンに襲いかかる腕利きの暗殺者ながらターゲットであるジョンに純粋に憧れていると無邪気に話しかけるなど茶目っ気な面も覗かせ、1作限りの敵役にはもったいない存在で正直和解してジョン側についてもらいたいくらいの存在だった笑。
終盤のガラスの部屋での戦闘にて弟子も含めジョンへの敬意を忘れない振る舞いをとったり、ゼロが背後へ回る足技を見せたと思ったらジョンもできるという背後の取り合いが突然始まる件が面白かった笑。
あと執拗に割られるガラスケース笑。
ド派手に壊すところが見え見えなのに、終盤につれ壊すのを焦らされる謎の演出が妙にツボだった笑。
また本シリーズは一貫して特殊能力の無いとにかく強いジョンウィックを描いており、画一的なアクションに収まりがちになるかと思っていたが、本もヘルメットもベルトも馬も全て武器として利用し、長回しのシームレスなアクションで流れるような展開に飽きを来させない演出で近年乱立している特殊能力系アクション映画と一線を画すアクション映画としてのポジションを今作で確立したのではないかと感じた。
正直3部作で終了かと思っていたがまさかの5まで作ると宣言した上に早くも続きが気になるラストですっかりハマってしまった笑。
いよいよのマトリックス師弟コンビの大暴れに期待したい。
VS殺し屋連合。ひとつひとつの戦闘におけるアイディアが秀逸。
次々に襲いくる殺し屋と戦う映画。
殺し屋との戦闘はひとつひとつにアイディアがあり、飽きることがなかった。
同シリーズの1や2に比べても進化した内容で大満足。4にも期待。
シリーズ視聴済みならアクション作品として楽しめる
ジョン・ウィックシリーズは一通り見ている。
第一作を見て大ファンになったあと、第二作で超がっかり
そんなわけで第三作が出ても見ないまま
アマゾンプライムで無料配信、視聴に至る
第二作が何から何までがっかりだったので
あまり期待していなかったが
格闘シーンや画作りがしっかりしていて、
映像作品としてはとても良かった
・濡れたアスファルトが美しい暗闇の世界が舞台
・戦闘する場所はしっかり選ばれていて、第二作の無差別戦闘っぷりは払拭されている
・ナイフ投げを駆使した戦闘
・ゴア表現は落ち着いている
・犬を使った戦闘は熱い
・シルエットでの戦闘は暗闇での戦闘だが見やすく、服装で敵もわかりやすい
・登場する敵は多いが、味方の動線が一方向、横スクロール風なので見やすい
・バレエとのカットつなぎ暗殺シーンが面白い
・動と静で画面上の敵味方とモブの違いがわかる演出
・コンチネンタルでの戦闘
・防弾性能が上がっている敵との戦闘
・ファンとの戦闘
格闘内容的に目新しい動作が増えたのはナイフ投げとショットガンくらいかな
単純にカメラ演出が良くなったので、より映像的に面白くなった
シリーズ見ていないと意味不明であるのは第二作同様で
ストーリーはもはやオマケだが、オマケならオマケで良い
アクション映画を見たいのだから
第一作の「敵対している顔見知り同士」という面白みが復活したのは良かった
シリーズを見ているなら、アクション映画として楽しめるかな
これで次回作もやるつもり!?
いかがなもんかと思いますよ、僕は。
アクションがいまいちなアクション映画って、それ何よ?と。
キアヌが老いたせいなのか、とにかくたるい展開でうんざりした。
”はい寸止めです”って感じの格闘もそうだし、必然を感じない展開もそうだし。
そういや日本語セリフは噴き出すレベルでアレでしたね。
ともかく作品のベクトルは必然性を捨ててまで
”いかにアクションを見せるか”ってとこに向かっているんだけど、
その一番見せたいもののクオリティがそこまでじゃないっていうね。救いがない。
何度も言うけど、寿司屋に”信州味噌”の看板かけたり、カウンターで猫がエサ食ってたり
そういう細部の甘さが、作品全体のツメの甘さを表しているようだった。
あの寿司屋はすごかったな…
1・2作と期待させる終わり方だったので3作目が楽しみだったのですが、今回は、敵役である、カタコトの日本語を話す日系人(?)・ゼロの言動が気になって、イマイチ引き込まれなかったです。
中でも見どころは、ゼロが包丁捌きを披露している、あのヘンテコな寿司屋です。
店のカウンターの上に愛猫を侍らせ、きゃりーぱみゅぱみゅをBGMに流しながら、アラブ人みたいな中国人のような弟子ばかりを従えて、フグ刺しを作るゼロさん…。
お品書きとかも、どことなくおかしい。
そこにジョン・ウィックを追い詰める、「裁定人」と呼ばれる人が現れるのですが…あの人、あんなうさんくさい店でフグ食べて、よく無事で帰れたなぁ…。
映像はキレイでした。
次回に期待!
評価はキアヌのみ
キアヌリーブスが使われているという一点でしか評価出来るポイントがない。
追われているのに目立たない様にするどころか街を馬で走り回り、血だらけで歩く主人公
主人公を確実に殺せるタイミングで余裕を見せまくり殺されていく敵。
刺されても殴られても何十人殺しても動き続ける無尽蔵の体力を持った主人公。
自分は他人を巻き込み他人を不幸にするが、自分がされたら絶対に許さない腐った性格。
主人公が絶望的に魅力がない。
ストーリーが入ってこない。
監督に本当に才能がないと思う。
今回も大暴れ
ストーリーについては展開が早くて良いし、アクションシーンも多くて飽きずに見れました。今回はガンアクションだけでなく、動物を戦闘シーンに組み込んだり、バイク上での戦闘、ガラスを上手く使った戦闘シーンがとても印象に残りました。
でも、今一つジョン・ウィックに好感がもてないのはなんでだろ?人間性の問題かな?散々人を殺してきた殺し屋なのに変に人間味があって、自分が殺される側になったらめちゃくちゃ生き汚く、周りを巻き込みまくって被害を広げてるからかな?
今回も相変わらずジョン・ウィックと他の登場人物との関係が深掘りされてないのがちょっと残念。少しでいいから過去の回想シーンがあれば分かりやすくなったのにな。
彼の昔取った杵柄かーってことで納得するしかなかった。
キャストについてはハル・ベリー、タイガー・チェン、ヤヤン・ルヒアン、マーク・ダカスコス等モブ含め中々豪華。特にマーク・ダカスコスとヤヤン・ルヒアンのアクションはヤバい。ハル・ベリーのアクションもレベル高いし、犬を使った戦闘シーンはスピーディーで迫力あって良かった。
個人的にかつてキアヌと共演したタイガー・チェンが早々に退場したのが悲しかったな。
なんか、ゾンビゲームを見ているような。
出演者のアクションには目を見張るシーンがあります。
一方で、雑魚キャラがやられるシーンはゲームを見ているような同じシーンの繰り返し。血しぶきや効果音が単調、ガラスが割れる音は効果音のように単調に感じます。犬が戦うシーンもCGっぽさが有りますね。
敵役の日本語は不自然だけど、海外映画では良くあることなのでマイナスポイントにはならないと思います。
少しづつ面白味が下降
ちょいちょい出てくるちょっと笑いを掴むシーン多すぎ、要らない。
観客視点を考慮したようなそういうのは不要。一気に面白くない。
ストーリー構成が何だかちぐはぐに感じたのは気のせいだろうか。
あと、不死身すぎる流石に。
観終わって。まだ続くんかぁ…って感じ。 最初の現役復活から時系列で...
観終わって。まだ続くんかぁ…って感じ。
最初の現役復活から時系列で考えると数日の出来事だよね?
濃すぎるし、睡眠不足で死んじゃうよ、頑張ってジョナサン!
待ちきれないのとこっちが観てて疲れて過労死しそうだよ。
怒り
ジョン・ウィックシリーズの3作目です。
今作は、前作の続きとなり逃亡生活がメインのため、
ひたすら狙われ戦うと言う点が良いアクションは見れるが、
単調すぎて減点要素かと思います。
もう少しストーリー性が欲しいところです。
次回作にて完結まで持って行ってほしいです。
他の作品のようにダラダラと継続は避けてほしい。
本作の好きなところが、ランス・レディック演じるホテルのフロント。立ち姿がかっこいいのと1作目にあった武器選定が今作にもあったのがうれしかった点です。
少し、「キルビル」に似ていますかね・・・似ていないかな?
前作で組織を追われた主人公が、組織が差し向けた追手と激闘を繰り広げる物語。
公開当時54歳のキアヌリーブスが、映画全編でアクションを繰り広げます。
スタントマンも使っているのでしょうが、それでもこれだけのシーンを撮影するのは大変だったろうと、感心します。
そのアクションシーンも、迫力があるものだと思います。
ただ、アクションシーンが余りにも多すぎて、メリハリを感じません。また、相手が多すぎて、TVゲームのように感じられるシーンもチラホラ。
ガンファイトと格闘シーン(ナイフ等を含む)が混在しているのも見どころなのでしょうが、個人的には分けた方が良いように感じています。
その方が、アクションシーンにもメリハリが付くでしょうし。
ストーリーは、世界観について行ければ「あり」。ついて行けなければ「なし」で、アクションだけを見る映画になるように思います。
私は、ついて行けなかったので、映画として微妙と感じました。
1作目はこんな世界観ではなかったと思うのですが、少し変えましたかね。
寿司屋を営むゼロ役は、日本人にやって欲しかったですね。キアヌ・リーブスは日本贔屓ですし。スキンヘッドの風貌は、大葉健二を想像してしまいますが、流石に年齢的には無理なんでしょうけど。
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