屍人荘の殺人のレビュー・感想・評価
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原作が面白かったという知人の言葉を聞いて、予告編を観たところ期待が...
原作が面白かったという知人の言葉を聞いて、予告編を観たところ期待が高まったので映画館に赴いた。
浜辺美波の映画は「センセイ君主」以来2回目。こんなに可愛かった!?と初登場シーンでゾクッとした。歯の矯正かなんかしてるのかな、さ行が酷かったけど。
演出かと思いきや誰も突っ込まないからガチなのか…と…他の俳優なら「滑舌なんとかしろ!」と腹が立つ域だけど、彼女は可愛い。
というかその滑舌の悪さすら面白かった。
高い声で演技する印象だったけど、アルトな声もとても良かった。
話の展開が酷いとか
犯人がすぐ分かるとか
テロについての後の描写が皆無とか
ゾンビの描写が雑だとか
(ウォーキングデッドなんかと比べると)
中村倫也はあの扱いで良かったのかとか
ひるこの葉村への特別な感情がいまいち共感出来ないとか
色々思うところはあるけど何だろう…
退屈しなかった。
神木くんと浜辺美波ちゃんがとにかく良かったので、それだけで観る価値あったなと。
原作見てたら印象は大分違ったんだろうな…
続編がありそうなラストだったので
期待します。
映画は告知して
偶然冬休み突入して行きました。小学生高学年女子3人組で来てたグループは「イヤダイヤダ」って怖がってた。R指定しないとダメですね。
原作をどう表現しているのかと思ってましたが、色々と設定変わってたり説明省いていたりして残念でした。
バランスの悪さが引っかかる映画
神木隆之介くんと中村倫也さんが出るので期待を込めて観ましたが、ゾンビの映画とは思いませんでした。ゾンビが主体と分かっていれば観てないと思います。
浜辺美波さんはキミスイの時と顔とか歯並びが変わっていて、顔だけ見たら直ぐに浜辺美波さんと分からなかったです。
内容的にはテンポもよくて程よく怖くて楽しめる映画でしたが、中村倫也さんがあっけなかったです。
最後、ゾンビの中村倫也さんが刺されるシーンで、神木隆之介くんはさほど驚いてもなく、かといってさほど悲しんでもなく、そのワンシーンがより一層中村倫也の脇役感を強調しているように感じて、好きな俳優さんだけに配役的に残念でした。
原作未読ですが
クローズドサークルの設定としてゾンビを使うのは面白いけど、トリックにまで絡ませるのは、ミステリーとしてどうなんだろう?
あと、3人目の犠牲者が目薬さす描写いる?あれで犯人わかってしまう。目薬貸す描写があるだけで伏線としては十分だから、わざわざさすのまで客に見せんでも。
予告で騙し、子供を恐怖に突き落とすゾンビパニック映画
予告では痛快エンターテイメントムービーだと謳っており、コメディタッチなミステリー映画だという印象を持っていました。
R指定もついておらず、小学校から持ち帰る新聞のチラシにも子供も楽しめると宣伝が載っていました。
そして楽しみに映画を見てみれば、冒頭からゾンビパニック映画で、ミステリー要素はあるものの、いつゾンビに襲われるかという緊迫したシーンの連続。ゾンビの描写も子供が見慣れている訳もないホラー的なもの。
うちの子は途中でキャパオーバーして退席したいと泣いてしまった為、映画館を出ました。
完全に予告詐欺です。
お金返して欲しいです。
日本の子供はコナンや金田一でミステリー慣れしていますが、ゾンビパニックものに免疫のある子って多いとは思えません。
ゾンビものだという事がネタバレになる映画だとは思えません。
冒頭からずっとゾンビありきで進んでいるのですから。
なのにその情報を完全に隠して、子供には楽しい映画だと期待させて、ゾンビものだと事前に心構えもさせずに恐怖に突き落としても平気で、
入場者数を増やそうとする宣伝方法には心からガッカリしました。
情けないことです。
内容は、事前にゾンビ映画だとわかっていたら面白く見られたのかな、と思いますが、途中退出したのでわかりません。
浜辺美波と神木隆之介の新コンビ誕生か?
殺人事件を題材にしたコメディとして見れば、案外楽しめるかもしれない。推理力はあるが見当違いな脱線もある名(迷)探偵と、ミステリーオタクだが推理力ゼロの相棒との自称ホームズーワトソンコンビに、お嬢様風の奇抜なファッションに似合わず実力派名探偵の女子大生の取り合わせはそれだけで何か面白いことが起きそうである。神木隆之介と浜辺美波以上に適任は思いつかない。
途中でゾンビが出てきて「えっ?」と思うが、うまいことドラマに組み込まれていって違和感はない。孤立した洋館で密室殺人が起こるのはよくありそうな話だが、外からのゾンビの襲撃と中で起こっている謎の連続殺人がうまくマッチして効果的だ。
原作は本格ミステリーの評価が高いそうだが、この映画はそういう要素はほとんどない。心理戦もないし人物の裏表も全くない。深みを求めるのはないものねだりで、ひたすら軽いタッチのコメディ映画として見るべきだろう。
浜辺美波さんがひたすら可愛い、、
中村倫也さんと神木隆之介さん目的でこの映画を観ましたが、浜辺美波さんの可愛さに惹かれました。
ストーリーは完全に読めてしまうほど単純ですが、豪華な役者陣のおかげで成り立っている感じがしました。
何も考えずに見れて、笑える映画です。
流れを止める演出
原作既読済み。
なので、ゾンビが出てくること自体には驚かず。
原作に比べて思いっきりコメディに振り切った映画化だった。
見てて、TRICKとか堤作品ぽいなぁと思っていたら、堤監督の助監督をしてた人だった。
ただ、演出がとてもぬるい!
堤演出の特徴であるテンポの良さやキレはないし、ギャグをやろうとしてるけど空回りしてる感じ。
ライブシーンの盛り上がりのなさとか、ゾンビの動きとか、全体的に本物らしさがなくて下手くそな印象。
浜辺美波が推理する時に雲龍型の動作をするのだが、何か特徴をつけたいのはわかるけど、それが取ってつけただけでなにもキャラクター性に結びついてない。
プロレスラーがゾンビになるギャグも話の大事な流れに入ってくるので、物語の流れの邪魔になってしまっている。
邪魔といえば、何より気になったのが、ゾンビたちを殺す時に入るレントゲン図の演出。
あまりグロくならないように(18禁とかにならないように)しているのだと思うのだけど、これがいかんせん、物語の流れを止める。
最初はギャグとして機能していたと思うけど、悲しい場面や切ない場面で毎回これが入るので、物語の流れがそこで途切れてしまう。感情が途切れてしまう。
それ入れなくても槍刺しましたって演出出来るでしょ。
もうウンザリ。
役者陣は良かった。
中村倫也はコメディアンとしての才能があるし、神木隆之介は流石としか言いようがない。
そして、浜辺美波は声質が良いなぁと思った。あまり高くない声が今回のキャラにあったいたように思う。(少し聞こえづらい感じはあったが…)
(これは完全に偏見なのだけど…)エンドロールで自分の名前を止める監督の作品は駄作だと思っているのだが、今作は自分の名前だけ手書きという新たなジャンルの登場に度肝を抜かれてしまった。しかも真ん中にニコちゃんマークみたいのが入って!つのだ⭐︎ひろみたいに!
ゾンビ×ミステリーの夜
CMで謎解きエンターテインメントみたいな紹介していたのに!その実はゾンビ映画!ゾンビと本格ミステリの融合!
ゾンビを謎に組み込んだミステリーだと気づいた瞬間、脳をよぎったのはひぐらしシリーズだったが、ゾンビはただひたすらに単なるギミックで、ゾンビという特殊性がトリックに影響を与えることはなかった。金田一でいう伝説・伝承やTRICKでいう怪しいオブジェや信仰と同レベルの扱い。それがいい。
私はゾンビ映画がとても好きで、次々と要素を取り込み広がり続けるゾンビ映画にきらめく希望を感じている。コリン LOVE OF THE DEAD、高慢と偏見とゾンビ、ゾンビの中心で愛を叫ぶなど、死人がよみがえってパニックになるだけでなく、これらのプロットを超えた新しい機軸を打ち上げたゾンビ映画はたくさんある。
この屍人荘の殺人もそうなる可能性を秘めている。この映画におけるゾンビの扱いは非常に淡白で、情に流されて命を落とす人間が情緒たっぷりに描写されることはない。ゾンビ映画らしく疑心暗鬼や団結などは描写されるものの、それらがそのまま殺人鬼に怯えるというミステリの土台として生きているのがとても面白い。
ミステリ部分も、ちゃんとしたトリックが使われていてよかったのではないか。
ただ、手放しでは絶賛できない。ストーリー全般がどうも甘い気がしたからだ。
まず、登場人物が出そろったあたりで標的と犯人がわかってしまう。そして、標的と犯人がわかってしまうと、なんとなく動機も想像がつく。じゃあ、それをどんなドラマチックに明かすのかと言うと、ものすごく淡々としていて、あっけなかった。
殺人のひとつひとつはとてもドラマチック。演出が活きていたと思う。謎解き最中のちょっとしたギャグ描写もかなり好き。なのに、肝心のクライマックスで盛り上がらない。クライマックスで盛り上がってさえいれば絶賛したのに。
最後にもうひとつ。なんでゾンビ映画と銘打たなかったのか。これが不満。ワールドウォーZのときもそうだったけど、売れそうなビッグタイトルほど劇場公開時にゾンビ映画だということをひた隠しにする傾向にあるのが好かない。そのくせ売れてない映画はゾンビと関係ないのに、DVD販売時にパケやタイトルにゾンビと入れたりするんだ。
再生 再生 再生 再生 再生成
館モノ謎解きミステリ×ゾンビ。
まさかのトンデモハイブリッド、屍人荘ってそういうことか!!
宣伝の仕方が上手だし、私にネタバレを喰らわせないでいてくれた先人たちに感謝。
未だかつてあっただろうか?ゾンビパンデミックで孤立する館というものが。
館モノのテッパンは豪雪や地崩れでしょう?
繋がらない電話、個性豊かでクセありのキャラ達、一人また一人と出る犠牲者。
王道スタイルにゾンビを混ぜ込んだアイディアに脱帽。絶対に原作小説を読まなければ。
まさに新感覚。
迫り来るゾンビ達によって、普通では絶対に味わえないスリルが加わる面白さ。
慕う人がゾンビになってしまった切なさ、噛まれた直後のどうしようもない遣りきれなさ。
今も覚えているの、人でいたときの頃。
最大限界生きたいわ。全身全霊で向かうわ。
だから行かなきゃ、行かなきゃ、すぐに行かなきゃ、行かなきゃ。結局ぜんまいは巻かれた。
ただ、それをきちんと味わい咀嚼し楽しむには、あまりにもポップすぎた。
謎解きモノとしてもゾンビモノとしても中途半端で扱いが軽すぎる。
ゾンビ退治の際の肉体破壊描写、ゾンビモノには欠かせないこれが、レントゲン映像という分厚いオブラートで包まれていたことがとても悲しい。
パンデミックを引き起こした集団は何なのか、剣崎が明智&葉村を招待した理由は本当にそれで良いのか、明智へ抱く寂しさをどこに持っていけばいいのか。
コミカルに全振りしているので、どうしてもシリアスさや重さに欠け、消化不良が残りまくる。
これだけ新鮮な設定なのに、本筋は王道でしかないので驚きの無いところに収まってしまうのが非常に残念。
伏線の張り方もあからさますぎて萎えてしまう。
最後にもう一つ仕掛けが欲しかった。
別に夢オチでもいいし、パンデミックを起こしたのが実は剣崎とか明智とか、なんなら葉村でもいいし。
葉村が黒幕だったら叙述トリックっぽくて良くない?
テンションの高さと細かいギャグに癒される部分も大きく、普通に面白い作品ではあるだけに、締まりの無さが気になって仕方なかった。
それにしても、濱田龍臣くんが大学OBとか無理あるでしょとか、酒タバコやらせるのはアウトでしょとか思っていたら古川雄輝だった。似すぎでしょ。
あと神木隆之介と浜辺美波の若さ加減に差がありすぎて、剣崎にデレデレしまくる葉村が少し気持ち悪かった。浜辺美波は終始肌が白すぎて発光していた。
屍
予告の雰囲気はそのままで裏切られる事はなかった。テンポがよくコミカルで、しっかりミステリーしてる。
だけど…ゾンビ??
このファクターは確かに物語の根幹に関わってはくるのだが…ここを楽しめるかどおかで評価は別れそうだ。
ちなみに俺のテンションはだだ下がりだ。
実に明確に。
その事象が起こり出した時、眠気に抗う術を失う。
それまではワクワク。
人物紹介を含め軽い事件が起きるのだけど、実にテンポよくキャストが描かれ、魅力的なトリオに気分が上がる。
神木氏のキレのいいボケとツッコミが心地よい。たったの一言、視線の投げ方、それだけのアクションでそのカットに明確な輪郭を与えてくれる。…恐ろしい俳優さんだ。
中村氏と浜辺さんの浮世離れ感も嫌味がなく楽しい。いったいこれからこのトリオはどんな難題に立ち向かっていくのだろう?
その矢先にバイオテロ。
いや、え?どして?
原作を知らない俺には出会い頭の事故のようだった。
スピーディーな会話パートも、ミスディレクションをも含んでるであろう思わせぶりなカットも、想像を掻き立てる人物の仕草も…その事象がノイズに思え集中しきれなかった。
そこ以外は全てお気に入りだ。
物語の構成も、仕掛けも、人物も。
神木氏は観てて楽しいし、浜辺さんは何をやってもやらなくても美しい。
セットに差し込む照明も美しいし…この編集は大好物なのである。
しっかりとしたミステリー
でも、アプローチはコミカルに。
ああ、それだけで良かったのに。
ストレートで勝負できてたのにと、いささか興醒めの感想であった。
…ラストの中村氏再登場は特に。
上出来です!
原作は知らないが、この映画はすべての要素が詰まって、バランスがよく、たいへん楽しめた。配役もよかった。特に浜辺美波は素晴らしかった。今後の活躍が楽しみ。久しぶりに女優らしい女優が出現。
この手の映画は手の込んだ作りになりすぎ、観客が消化不良に陥り、一度見ただけでは理解できないこともままあるのだが、本作は納得の出来栄えで、流れるように楽しめ、鑑賞後の余韻もよかった。
おもしろかったけど誰か教えて下さい
全体的には面白かったと思います!
皆さんが仰っているように、最後はえーっっ!?って感じでしたが…。
ところでそもそもゾンビテロを起こした集団は何だったんでしょう…?
犯人もそこには関係ないと言っていましたし、誰が何の目的でやったことなのかの種明かしがなく、かなりモヤモヤしました。
それは原作でも出てこないことなのでしょうか?
もし分かる方がいらっしゃれば教えて頂きたいです。
え、結構好きでした
原作未読、予備知識を一切入れずに観に行きました。
まさかの序盤からの展開に何度もびっくり。え?嘘でしょ?ラストに自衛隊が対応策持って現れてきっと復活するんだよね?と葉村くん目線で最後までどこかで信じていました。
テロの謎には一切触れていないことは、あの手のホラー映画ではあるあるだし、今回は密室の条件に過ぎないので別に気になりませんでした。それにしてもインパクトありましたが!
帰ってから原作を手に入れて一気に読みました。だいぶ雰囲気が違いますね。これを読んでいらした人は、確かにあのコメディータッチはちょっとやりすぎでうざいかも…いろんなことがカットされて単純化されていますが、見る人がみんなミステリー好きとは限らないしわかりやすくするためには仕方ないのかもしれません。
私は、ラストは映画版の方が良かったと思いました。
確かにあんな他の人たちがいるところに一人佇んでいたこと自体は変ですが(そこはもう少しなんとかすればいいのにと思った)、映画ならではの設定(残っていた仕草の癖、ラストに動いた唇の意味など)が運命に巻き込まれた彼の無念を表しているようで、でもそれを分かった上で優しすぎる葉村くんにかわって断ち切った比留子ちゃんの思いなど、深いものに感じられて切なかったです。
エンディングソングのPerfumeの「再生」はポップな曲ですが、歌詞を改めてラストで聴いて、これは明智さんのための歌だったんだと思いました。
原作はテロの謎にも触れ続編があるので、それがこのキャストで映画化されたらぜひ観に行きたいです。
予告ムービーの力業
上映開始30分位で、観客の雰囲気がかわったのがわかるほどで、それだけで観たかいがあったかな。
そっちかーと思いながらも、楽しめたのは役者さん達の力でしょうね。何より神木くんは本当にいい俳優さんになりましたね。これからも楽しみです。
原作と違いすぎる
余りにもあり得ない展開で無理がありすぎる。ミステリーとは言えないレベルのトリックや、ネタがすぐに分かってしまう。神木さんを始め演技については、流石の集団ですが、台本が面白くないので映画としてはひどい出来栄えと思いました。
「この映画好き」
今年137本目。
登山の心得で「登った者だけ人生観が変わる」とあります。見る価値はあると思います。
神木隆之介が「フォルトゥナの瞳」の演技が凄い良かったので好きな俳優になって、彼と中村倫也が出ているので見に行きました。
ZIPの2人の対談で年齢差はあるんですが、活躍し出したのが少し近いと言う事で、お互い意識して切磋琢磨して来たと言っていました。
そんな2人を存分に見れるのと、浜辺美波の3人の融合を堪能しました。
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