新聞記者のレビュー・感想・評価
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国の闇
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内閣府勤務の桃李の親しい先輩が自殺。理由は不明だった。
新聞記者のシムはこの事件を不審に感じ、追っていた。
新聞記者だった父も過去に内閣府に事実を握りつぶされ自殺してた。
そして桃李と接触、共に協力する形で謎を解いていく。
結局、政府が大学を作り、そこで生物兵器を開発しようとしてた。
そのことはスクープとして新聞に掲載された。
内閣府がまたしても事実を握りつぶそうとすることは予想できてた。
その場合は桃李が自分の実名を発表しても良い、と腹をくくってた。
しかし上司から将来の出世的なことをちらつかされ・・・。
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最終的にどうなったのかは分からない。
でも桃李自身がエリートなんだし、何の得もない正義感より、
自分の将来を選んだ可能性は高いんやろうな。
それに国を敵に回すようなことを、どこまで続けられることやら。
そういう無力感を感じた映画だった。
一番大切なものは何か
政府の軍事案件に関して
政府側につくか
マスコミ側につくか
官僚のこころの動きを
描いた作品でした。
罪を被った先輩の
やるせない結末を
知った杉原は
正義感から
政府側の情報を流し
軍事案件の暴露による
建設阻止を企む。
自分だったら
どうするか。
仕事に
どこまで
信念を込めて生きているか。
世の中を正しくするために
どこまで犠牲にできるか。
スクリーンから
問われる覚悟に
胸を締め付けられます。
特定の悪人の問題だけでは
なく、
仕組みとして機能している
現代の闇を暗示しているのが
恐ろしい。
闇に触れてしまったとき
強大な闇の圧力にさらされ
どう振る舞うだろうか。
深淵を覗くとき、深淵もまた
こちらをのぞいている。
この作品を見て
あなたは
どう生きるか。
そんな重いボールが
渡されたように
思いました。
日本の政治の闇に切り込もうとした
安倍政権が画策した、獣医学部の設置問題を題材に作られていると思われる。確かネットの中でも、ウイルスや細菌兵器の開発のためではないかと囁かれていたのを思い出す。その後に、新型コロナウイルス感染症の全世界への拡散があり、ワクチンが半分義務化の状態で打たされ、現在に至っている。ネットでは、新型コロナウイルスワクチンは、米国の軍事機関が意図して作った人工の遺伝子兵器ということが海外を中心に広がっている。これらの流れから類推すると、アメリカが日本政府に圧力をかけて、これらの獣医学部を新設させようとしたとみるのが妥当なところだろう。そこまでは、さすがに描けないとしても、真正面から日本政府の闇に向かい合って描こうとする姿勢に共感した。
最後、新聞記者と道路をはさんで対峙したところで、松坂が何かつぶやいた後、新聞記者が大きく目を見開くのは、車への飛び込みを示唆したものか。明日に希望が持てないような終わり方であった。
それ故に、制作が許されたのかもしれない。
ごまかされるな
映画館で観た。以後何回もTVで視聴している。
シン・ウンギョンさん、『ファン•ジニ』の子役のときのひたむきさ、本作でもしっかり出ている。だが、なぜ日本人を起用しなかったか?
邦画としては、珍しく政治的要素が含まれていて、女性俳優の事務所が出演を懸念してなかなか決まらなかった、とか聞いたかも。
もう一人の主役、
松坂桃李さん、どの役もピタリとはまる芸達者。これは当時はっきり聞いたというか目にした。
「松坂桃李、勇気あるぞ。」←揶揄気味。
評価どうなるかなぁ、と全く関係ない自分でもちょっと引っかかっていながら忘れていた。
情勢がどう変わったのだろう?
二人とも賞をもらっているじゃないか。
政治色の濃い本作に出演したことによりダメージになるかと思ったが、反対になった。
(政治色が濃いのは韓国の作品である)
本作、何回観ても内容がしっかり入って来ない訳がやっとわかった。国のことも政治のことも関心も無く何も知らないからだ。
芸能人のクスリ絡みの逮捕に、なぜ今?で、国民に知られたくない大きな出来事を隠蔽するタイミングらしい、とかよく聞く。真実かどうかは知らない。
国という大きな組織が本気で隠蔽したりデマをでっち上げたりしてあちこち真づめを合わしたら一国民には何もわからない。
新聞社はどうか。こちらこそ一営利企業であり国も民間も世論も味方につけないとしんどい。
新聞社の陣野のセリフに何度も、圧力圧力と出て来る。
圧力には逆らえない、新聞社と言えど真実なんてその時勢に合わせて色々変えているかもしれない。
こんな中でまともなニュースなど無理だ。
(ふと我にかえり周りを見回しTVニュース、ホンマやろか?と思う自分)
あの大学建設の話、いくらなんでも嘘にしか聞こえないだろう。いや、それともどこかでつくられているかもしれない。
杉原は負けた。あのまま行くと、神埼のような末路になると気づいたのだろう。最後の口パクは、ごめん、かな。
吉岡は、まだ希望を持っていると思うが、陣野に言われたように前途多難。どこまで行けるかは未知数。
記録用
暗い。画面が暗い、雰囲気がくらい。わざとだと思うけど
庁内はまさに白黒映画だ。働いてる人は皆、無表情で淡々と文字を打ち込んでロボットみたい
ストーリーはよくある話。そこにどう肉付けするかだが、、、
左派ポルノ
伊藤詩織→後藤さゆり
謎の情報捜査機関、内閣情報調査室。
暗ーいオフィスで、違法な労働環境だろ?ほんとに安っぽい演出。
吉岡エリカ役のシム・ウンギョン、口をポカンと開けた表情が馬鹿っぽい。飄々とした演技で好きな役者だが、この配役は向いてない。
良心の呵責に怯えながら任務をこなす内閣情報調査室の杉原拓海(松坂桃李)。
演出が稚拙すぎて見てられん。左派ポルノとか揶揄されているのを見たが、言われても仕方がない。
多田智也(田中哲司)「お前、子供が生まれるそうじゃないか」と、杉原に言う。絵に描いたような悪役。
神崎俊尚(高橋和也)は赤木俊夫さんがモデルか。
そしてとうとう生物兵器製造の陰謀まで匂わせた。
原案の望月衣塑子記者の妄想というべきか、願望というべきかが酷すぎる。明らかに現実の出来事、人物を題材にした映画でこの創作はやり過ぎ。こんな映画を作りながら望月衣塑子記者は赤木氏の妻である雅子さんとは突然連絡を絶ち、取材もしていないという記事が文春に載った。
安倍政権を批判していたオレから見ても駄作と言っていいと思う。
2.7微妙
正直ポスターを見たときにこれは面白い気がするしかない!と思った。女優も韓国映画で最高に素晴らしい演技を見たことがあるし、社会派サスペンスとくれば外れようがないと思った。
ただ正直ALLTIME BESTに選ばれていようとも「これもしや微妙なやつでは」と思ってしまった。微妙だった点は女性記者の設定、演出不足(予算足りなそう)、脚本だろうか。
話の大まかな流れはいい。ただストーリーの流れが突飛すぎるし、伏線も少ない、感情も盛り上がらず平坦な感じがした。何よりも女性記者に感情移入できなかった。なぜアメリカ帰りのジャーナリストなんだ。しかもそれを醸すシーンに出てるくるアメリカ記者が、日本で常連の外人モブなのでかなりげんなりした。ナビタイム!のCMを思い出した。もっと韓国と絡めて自分のテリトリーの持ち味を生かしたほうがいいと思った。。。
しかも生物兵器って。。もっとあるじゃろ!!ただこれも予算があればMOZUみたいに化ける可能性もあったのかな。Twitterの画面だけではなかったのかなと思うと日本映画の先行きを不安に感じた。またよくこういったジャンルは韓国映画にも多いが、そちらのほうがエンタメとして刺激的に感じた。
最後に映画の中身を見て思ったことは、新聞記者というものがいなくなってしまうのかもなということである。ジャーナリズムが崩壊し、何が真実かもわからない。どこからでも印象操作ができてしまう時代に少し怖さを感じ、権力とお金と守るものを持つものは社会的に弱いなと感じた。
権力の闇の中へ
2019年。藤井道人監督作品。
硬派の社会派作品でした。
東京新聞の記者・望月衣塑子の同名ノンフィクションを
原案としている。
日韓ハーフの女性記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)と、
エリート官僚・杉原(松坂桃李)の2人の権力への対峙と葛藤を
描いている。
内容は政府の認可した新設大学についての極秘情報が記された
匿名のファックスが、吉岡の所属する東都新聞社会部に
届きます。
(この設定は、ひと頃世間を賑わせた、森友学園問題と、
(家計学園問題を思い浮かべます)
ファックスの主は内閣府の神崎(高橋和也)と判明する。
ところが神崎は数日後に投身自殺をしてしまうのです。
(この設定は、「森友学園」への国有地売却を巡り、
(財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した赤城俊夫さんを
(思い浮かべてしまいましたが、この事件を踏まえてるかは不明)
神崎の死の原因を調べるうちに、神崎が若手官僚の杉原の
元上司だと分かり、吉岡と杉原は協力して神崎がどんな秘密を
抱えて自殺したのか原因を探り始めるのでした。
そして判明する恐ろしい国家の策略・・・大学は隠れ蓑で、
危険な研究のために学校は新設されたのではないのか?
(そして更に杉原の仕事が主に現政権の不都合なニュースを
(隠蔽するのが仕事だったり・・・
(身重の妻=本田翼=に寄り添う時間が殆ど取れなかったり・・・)
杉原の上司・多田(田中哲司)の視線があまりにも鋭くて、
私までびびるほどでした。
(杉原もプレッシャーを感じた筈)
エリカ役のシム・ウンギョンは父親の過去とも向き合う日韓ハーフの記者を
真摯に体当たりで演じて日本人より日本的でした。
この素朴さは今の日本の女優に見当たりません。
オチは松坂桃李のラストの表情です。
《苦渋》と《後悔》うーん、《諦め?》《保身?》
どれとも取れる表情に、政府の闇を暴く事の困難が、
とことん身に染みる映画でした。
いつの時代も、
《悪い奴ほどよく眠る》
ということでしょうか。
リアリティ
この作品は、冒頭から現実なのか?フィクションなのか?と考えさせられる。レイプ事件や政府の隠蔽など実際のニュースになった事が多い。現実としてもそれを公にしてしまうと日本の秩序が保たれないとして調査機関が動いて色々と隠蔽や情報操作をしているのかもしれない。いま、世間で見ているものは、本当に全て正しいのか?それを疑わずに今のままでいいのか?自分が気づいていないだけで世の中の大部分では、何か大きなものがあるのかもしれない。
知らないことの幸せもあるかもしれない。
知る事で怖いこともあるかもしれない。
だけど、僕自身は、それでも知りたいと思ってしまう。
挑発的作品
当時の参院選前というタイミングでの封切り。
そして、実際の疑惑やスキャンダルをモチーフにとても挑戦的に仕上がった本作は時代や国家が違えば公開などされないし、かなりの問題作だろう。
個人的にはこういう攻撃的な作品は大好きだし、この寛容な時代と国家に生まれたことについては感謝している。
物語の中身はマスコミの情報操作対策として動くことを建前とする内調が官邸主導の元、権力への反逆者や都合の悪い人物たちを潰すため、公安も動員してのスキャンダルをでっち上げSNSで拡散。
あくまでもフィクションであると信じたいが、
なかなかそうは観れない。
世の中の政治不信の風潮と浸透により生まれた本作。所詮、我々一般市民は三次情報たるマスメディアでしか捉えられないという限界があるし、賢く生き抜くのに疑うに越したことはない。
そんなリアルともフィクションとも捉えられる設定の中、若き女性記者と若き内調職員の勇気ある行動により、国家のとんでもない陰謀を炙り出す。
正直、政治に正しい間違いはわからない。
というか、どんな仕事にも完璧な正解は存在しない。
正義と悪の境界線は曖昧な部分もあるが、超えてはならない一線は必ず存在する。人々が血を流し、飢えることのないように。
今までの歴史で犠牲になった人々からの教訓。
そんな命に代わって今日がある。
ただ、残念ながら物語の結末は余白を残しつつも、「希望からの抗えそうもない絶望」という解釈が妥当だろう。
われわれ有権者の限界と与えられた問い。
そして、こうしている今も日々公益と知る権利を武器に奮闘する方々がいるのだと痛感させられる作品だ。
権利の上に眠っている場合では無い。
なにか、物足りない
初めての鑑賞
タイトルの新聞記者があまり活躍できてない(苦笑
若手官僚も協力を申し出るのだが・・・
最後のシーンんも謎を残す終わり方
ストーリ自体は私の好きな内容なので少し残念だ
これってドキュメンタリー?
いや、コロナ禍の折、それは生々し過ぎましょう、せめて言うならセミドキュメンタリーとかモキュメントとしておきましょうか・・。
それもその筈、原案者が望月衣塑子 (東京新聞・社会部記者)さんだから納得です。嘘と詭弁で真実を語らない権力者には毒をもって毒を制す、同じ手法で切り返すしかないと考えたのかも知れませんね。
映画なら状況証拠で十分だし、リアリティのある悪役を登場させれば信憑性は厭でも高まる、その点で内調の多田室長役の田中哲司さんは真に迫って怖かった。主人公がシム・ウンギョンさんというのも思慮深い、馴染みのない方がリアリティが増すとかは有るだろうが、ひょっとして政府に弓引く事務所が無かったのかも知れませんね。
結末をあえて暈すあたりも、あとは現実社会に続くと言わんばかり、秀逸でした。
大ヒットしたハリウッドのスクープ映画は大体が実話だが、実話風でもハリウッドに負けないポリティカル・サスペンス映画が成立することを示した点でも本作の功績は多大でしょう。河村光庸さんはじめ製作陣、出演者の勇気と覚悟に頭が下がります。
ケネディ暗殺も未だ闇の中、モリカケ問題も似たりよったりかも知れません、せめて記者さんたちは○○学園獣医学部がBSL4の研究施設を作ってないかウォッチして欲しいですね。
もう少し切り込んでくれ
アマゾンプライムで観賞。
正直ガッカリした。
「何故神崎が自殺したのか?神崎は何をしでかしてしまったのか?」のミステリー部分は面白かったが、肝心の元凶である官邸にまで切り込めていないのがすごくモヤモヤする。内調は所詮官邸の言いなりなわけだから、そんな下っ端の所業を暴露したとしても…だから何?ってなるんだよね。(官邸の人間は誰も登場しないし総理大臣すら出てこない)
パソコンの光が煌々とした暗い部屋で作業している様は流石に笑ってしまった。如何にも悪い人たちですよと言わんばかりの見せ方だが安直に感じた。
少し単調すぎたかな
メッセージも感じる重たい作品です。
ラストも見た人に委ねるような作り。
うーん。僕には思いの外刺さらなかったかな。
内閣府の怖い部分が見れた事は勉強になりました。
でも、個人的にはもう少しだけ映画として抑揚のあるものが好みかな。
つまらない訳ではないんです。
新聞記者
映画は自分と違う世界を体験できるから楽しいという部分があると思う。この映画ではもしかしたら存在するかもしれない自分とは違う世界を描いている。
杉原の正義感や復讐心と、家族や自分のこれからの人生。この2つの間で揺れる杉原の気持ちが容易に想像できるし、共感できる。
そしてラストの『ごめん』。結局、自分や家族の生活をとったという結末か。この日本の内閣にはなんの希望も残っていないという風刺のようにも感じた。と同時に人間の弱さも描かれている?
最後の杉原の表情は今にも自殺してしまいそうな感じだった。最後道路に飛び出して自殺したのでは?
簡単に印象操作される国民も描かれていた。そんな人間を育てる教育をしてはいけない。
タイトルがミスリード
「新聞記者」というタイトル。
正直、これは作品を正しく表していないと思う。
この作品の主人公はどちらかというと官僚の方だろう。
作品自体は、森友・加計問題をベースにしてると思われる。
私は「記者たち」「ペンタゴン・ペーパーズ」や「大統領の陰謀」、マイケル・ムーア氏の作品など、アメリカのジャーナリスト精神を描いた作品は好きで何本も観ているが、その精神を日本の新聞・TVのマスメディアに期待するだけ無駄なので、そこは全く期待して観なかった。脚色もされてるだろうし。なので、変な期待外れはなかった。
主人公は韓国の方が演じられてたのね・・最後のスタッフロールで知った。やけに拙い日本語だなー、と思ってたら。ただ、海外で暮らしてて、いきなり日本で働き始めた人は、だいたいあんな感じの日本語なので、そこはリアリティを感じた。
取材の仕方に関しては経験ないからわからないが、あんなに簡単ではないのでは?と思う。もっと取材や調査が必要だろう。ただし、今の記者は政府の意向を無視した記事書くような気概のある人がほぼいないから、若い記者もたいした経験積めないだろうし、この主人公は大学でジャーナリストを学んだという設定でもないようだから(父親の死がきっかけでこの世界に入ったっぽい)、案外リアルでもこんな感じでネットで情報を集めてるだけなのかもなーと、逆にリアリティを感じた。
ストーリー的には、内調の随分な脚色はあったけど、今は内閣府に人事権限が集まって首相の応援団になってるのもその通りだし、普通にあり得る話だとは思う。
ただ、1点ちょっと考えさせられたのは、この若い官僚。
最後ああいう結末になったのは仕方ない。それこそ、普通にありえそうだし。まぁ、覚悟決めたなら最後まで意地を通せよ、とは思うけど。
私が気になったのはそこではない。
今の官僚制度の在り方だ。
私はIT業界でずっと働いているので、転職は当たり前だ。
だから、この官僚の葛藤が全く理解不能なのだ。
「何故、転職を考えない?」
50過ぎになっているならともかく、この官僚は30前後だろう?別の業界の別会社で十分に再就職できる。奥さんや子供がいるとかは全く関係ない。こんな自分の意志を曲げてまで、アホな上司の言うこと聞いて、何故内部告発した後で、官僚辞めて新しい人生を歩もうと思わない?そこが本当に理解できない。
まぁ、実際の官僚もこんなもんだろうな。
プライド高い上に、その世界しか知らないから、別業種がどんな働き方なのか、とか想像も付かないのだろう。それで「働き方改革」とか言われても。。。。
本来は、「政府の仕事」と「民間の仕事」を自由に行き来できるくらいがちょうど良い。しばらく政府の仕事やったんで、次は民間に行くかー、くらいのノリで転職できれば良い。そうすれば、こんな葛藤はまず生まれない。ドラマにはならないだろうけど、ドラマになるよりも、そっちのほうが圧倒的に良い社会だと思う。私も少し政府の仕事してみたいとも思うし。
その考えに至ったのは、観た甲斐があったと思う。
ストーリー的には不満はあったけど、俳優さんの演技は良かったし、今の日本のメディア状況の中でこの映画を作った気概は素直に評価したい。今回の参議院選挙の報道を見るにつけ、本当にNHK含めて民法もどうしようもないもんな。。
だから★4つ。
ただし、最後に付け加えておくと、今のどうしようもない内閣を支持しているのも(選挙に行かないのも)、くだらないワイドショーやお涙頂戴劇を見たがってるのも、過去の戦争で踊っていたのも、すべては「国民の責任」である。バカな国民がバカな政府やメディアを生み出している。政府批判もメディア批判も結構だが、まず行うべきは自己批判だ。自分の都合が良いだけのバカな情報を信じていないか?既得権益者に騙されていないか?「自分を信じて疑え」とは、そういうメッセージでもあるのかもな、と最後に感じた。
この国の民主主義は形だけでいい。
まず、この映画が作られると聞いた時に
真っ先に頭を過るのはいったい
誰が出るだろうという疑問でした。
何回も門前払いされたらしいですね…
結局それがシンウンギョンさんだと分かって
なるほどと言わざるを得なかったです。
※個人的には望月さん本人でも良かったん
じゃないかな…(笑)
最近の日本の映画はアニメ、実写、恋愛か
コメディばっかりだから正直にスルーして
ますが万引き家族などの映画らしき映画が
もう希にしか見掛けられないのが現状ですし
※コナンとか銀魂とかを
バカにしてる訳じゃないです(汗)
やっと日本にもこんな映画が作られるのかと
感心しました。
映画は本当によく出来ていて素晴らしいと
思っております。
途中の「私達このままでいいの?」と
ラストシーンで思わず泣いてしまいました。
いいはず無いですもんね…嘆かわしい
個人的に最後杉原は自殺をしたと解釈してます。
吉岡の開いた口で胸が張り裂けそうでした…
映画を観る間、ずっと頭の片隅から沸いてきたのは一番悪いのは権力者より私達傍観者じゃないかという考えでした…
気になるポイントが多かった
観ている感想としてはフィクションと現実の微妙な線引きによって、きっと狙いではあったのだろうが、その差分が気になって集中できず、主人公にも感情移入が難しかった。特に主人公のカタコトも気になるポイントが強い。最後の終わり方の解釈は色々と意見があり、それを観て最後の「ごめん」に対しての解釈は面白みを感じた。内容については人の意見なので調べてもらいたい。
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