新聞記者のレビュー・感想・評価
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シム・ウンギョンさん良かった。
公開からずいぶん遅れてAmazonプライム鑑賞。
期待があっただけに、もう少し内容は攻めて欲しかったが、このような作品が製作されるのにも、大変な勇気と労力がいるだろうと想像できる今の日本の現状が憂鬱。
比べるのはどうかと思うけど、森達也監督の「i 新聞記者ドキュメンタリー」の方がおもしろかった。
邦画にしては大健闘
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東都新聞記者、吉岡の元に新大学創設に関する極秘資料が送られてきて、内閣府で働く杉原と共に事態の真相に迫っていく話。
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この大学創設はたぶん森友学園と加計学園問題をモデルにしてて、私はこの問題について全く分かってないけど映画内に出てくる記事の話とか知っていると似てるような感じなのかな?.
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ハリウッドや韓国でこういう話最近よくあって、それに比べたらまだまだだと思うけど邦画にしては良いじゃないか。最初の1歩だよ。
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あとは最初らへん話を追うのに精一杯で途中から気づいたんだが、登場人物たちが正義に基づいて行動している時光が顔の真正面から当たっている気がする。そして政府の黒い方へとおちてしまう時は光に背を向けているような。
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だから、内閣府の人達が窓の方(光がさしてる)を見ることはないし、真実に限りなく近づいている時吉岡の顔に過剰に光がさしてるのかなぁと。
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私はおもしろかったです。
社会派(風)ファンタジー映画
「もしかして裏でこんなことが起きていたらエモい!」という妄想を「事実をもとにしてます」風に描いてる
なんちゃって社会派映画。
絵作りはちゃんとした映画だけど
北朝鮮などのプロパガンダ映画と同じ手法で作られてる感じ。
これを見て「日本の政治はなんてだめなんだ!」みたく熱くなる人がいるのでしょうか?
深くて重かった。。
松坂桃李の演技は良い
この国の民主主義は形だけ!
「この国の民主主義は形だけでいいんだ」。
田中哲司扮する内閣調査室長多田智也の最後の台詞。
ジリジリとした怒りと日常化した政府・マスコミへのイライラ感を募らせ、この国の余りにもリアルなドラマを見ながら、この台詞に出くわし、唖然とした。
この映画はよくある権力の闇をテーマとしたものではない。
そして気がついた、我々の日常のイライラと怒りは、内閣調査室へでも新聞記者へでもない、我々国民一人一人へ向けられていたのだと。
内閣調査室長にこのような最後の言葉を吐かせてしまう、我々の日常こそ、このドラマのリアルな背景であり、この映画を創らざるを得なかった理由であろう。
そんな貴重なテーマを持った映画の制作に、多くの日本人俳優が尻込みをしたというニュースは情けない。
古くは藤村や漱石が、戦後は森有正や加藤周一が問題視したこの国のテーマ、司馬遼太郎の形とは全く異なる話なのだ。
正邪に酔った演出で本質が見えにくくなる。
どこまでリアル?
ファンタジー
現実とシンクロするリアルに・・・(^^;;;;
西宮での公開なかったので観れずだった・・・
日本アカデミー賞、作品賞・主演男優&女優の三冠獲った『新聞記者』をNetflixで鑑賞
画面は終始ブルーで暗いので、寝不足で劇場ならオチてたかも!?って、思いながらも・・・・
ここ数年の日本社会の裏側を見てるような描写に、引き込まれると共に、こりゃ大手シネコンで上映されなかったのも分かる。
半沢直樹もそうですが、左遷だけならまだしも、家族の事を言われて、白を黒っていう判断に迫られる描写は多い。
今回の安倍政権の裏側にもとんでもない犠牲が伴ってるんだろうなって思ってしまいますが、平和や安定政権って、それが土台に出来てるんでしょう。
帰国子女って設定のシム・ウンギョン演じる吉岡の日本語は確かに気になりますが、その部分のズレ感が、逆に鉄の意思をリアルに見せる。
最後、杉原を演じる松坂桃李さんの死んだ目演技に、その後を考えずにいられない。
コレ系好きなら”現実とシンクロするリアルを観る価値あり”のオススメです!
ストーリー、映像、音楽が好印象なサスペンス!!
この内容を日本で映画化した
チャレンジに拍手です👏✨!!
国民側の立場にいる記者が
国家権力に立ち向かうという
サスペンスフルな話は、
非常に面白かったです🤔!!
○良かった点○
①ストーリー!!
良く構成されたストーリーで
展開のテンポも良くて
引き込み度は非常に高く感じました💯!!
ダブル主演の二人の
国民側と政府側という
対象的な立場の交わり方も
凄く分かりやすくて
実際に政治に詳しくなくても
付いていけない事は無かったです✌
僕なんて政治に凄い疎い方の部類に
入ると思いますが、
この作品の終わり方は、
少しでも政治に興味が持てるように
ある程度、
解釈を観る手に委ねるようになっているのも好印象でしたね😎!!
②映像&音楽!!
国家の闇の部分をテーマにした
作品ですから基本的に
暗く冷たいトーンの映像と音楽の
印象がありますが、
主人公に転機が起きた時には、
明るく光がさした印象を
強くしたりしていました✧\(>o<)ノ✨
この映像と音楽の緩急が良かったです!!
静かに引き込み、
静かに盛り上がって行くような
気分的な高揚も感じましたщ(゜ロ゜щ)
内閣情報調査室の部屋は特に
青暗く冷たい闇のような印象を
強く持たせてくれますが、
「電気つけなさいよ、目に悪い」
って、
冷静に思っちゃった部分でも
ありました!! (笑)
○まとめ○
良く構成されたストーリーに
挙がるテンポ!!
緩急の付いた映像&音楽表現!!
国民側である記者が
国家権力に立ち向かうシンプルな
構図も分かりやすくて、
政治に疎くても楽しめる
サスペンス作品でしたヾ(*’O’*)/
しかし、
実際に作品のように
国家って闇があるのだろうか‥‥.
実際の所は分からないけれど、
僕ら国民からも興味を示していかないといけないなって思いました⊙.☉!!
政権の小物レベル動機とのギャップが…
題材がリアルタイムで興味深く鑑賞。
主役の女性を日本人女優でキャスティング
出来ないという
自由主義社会ではあってはならない
制約の中での制作に努力された
スタッフ・キャストの皆さんにまずは敬意
を表したい。
しかし私には現実との
乖離性が大きすぎて、
せっかくの高尚な制作意欲が空回り
してしまったように思えた。
政権が大学新設で隠すのは国家による
秘密研究のためとしてしまったが、
内閣情報調査室の不気味なシーンも含め
何かとデフォルメが強すぎ、
特にこの大学新設目的の拡大設定は、
観客を現実の世界に留まらせるには
必要以上に許容範囲を超えてしまった。
何故なら、政権の犯罪性は重大だが、
実は動機は全て小物レベルだと思うからだ。
森友学園や加計学園、桜を見る会、
レイプ容疑者の逮捕取り消し、
検事長の定年延長問題等々、多岐に渡るが、
その本質は、
政権の周りで闊歩している連中に利益誘導を
図るためというのがせいぜいで、
例えばある総理の5億円のように、
良い悪いは別にして、それ裏金として
次の政治活動のステップにするという
大きなレベルではなく、
単なる仲間意識の中での“逆忖度”
の結果に過ぎなかったのだろう。
それよりも政権の最大の罪は
公文書の破棄で、
国家として最大級の犯罪に値するが、
これも己の犯罪の隠蔽のためであって、
動機はやはり小物レベルに過ぎない。
劇映画が持つドラマチックに描かざるを得ない宿命と、
現実の政権の小物レベルの犯罪動機との
ギャップがこの作品を成功させなかった
原因なのだろうと思う。
よく分からなかったです
映画にするよりドキュメンタリー作品として製作すればよかったのでは?と思った。
自分に理解力がなかったのかな。
主人公があんま動かない上に「このままでいいんですか」「諦めるんですか」と精神論?ばかりで萎えた。
この作品に現実とフィクションが入り混じるのは当然だけど、観た側の感想も右とか左とかばかりで、ますます萎えるなーと。
チャレンジは買うが・・・
なんか色々と違和感を感じる映画
機能せず民主主義=独裁
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