新聞記者のレビュー・感想・評価
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ラストがとにかく素晴らしい
日本映画でも、やれば出来るじゃん!という事を示すと同時に、日本映画の限界も示した映画。
でも、そこら辺は他のレビュワーの皆さんが語っているので違う所について言いたい。
ラストがとにかく素晴らしい!
吉岡が走り始めてからのシークエンスは日本映画史上に残る名シーンだと思う!
俳優、演出、撮影、編集、全てが絡まって、「映画は総合芸術である」という言葉を体現した名シーンだ!
特に松坂桃李の表情!
この人こんなに凄い俳優だったんだ!
権力者側の悪意の真実の一部を映画化
政治デモに何回か参加したことのある老齢者の立場から本映画を鑑賞しましたが、内容的にはこれまでの情報源から予想されるものであり、復習・再確認する感じで鑑賞しました。 世界全体が自国第一主義に突入した国家主義の嫌な雰囲気の強い時代に、このような映画が製作、公開されたことには敬意を表します。あったことをなかったことにし、なかったことを平気であったこととする、今の権力者の嫌らしい際立った特性に特に若い人たちももっと考えてほしいと切に願います。
周知の事実か?印象操作か?
封切日に観ました
幕張イオンの小さい方のスクリーン、平日昼間だけど半分くらい入ってたかな
中年以上の人が多かった
参院選始まりましたね
出来るだけ沢山の、色んな政治思想の人が観たらいいと思った
わたしは今の自民党は全く支持しないけど、
自民党、公明党などの支持者の人がこれ観たらどんな風に思ったのか教えてほしいと思った
こんなのねつ造だ!印象操作だ!というのか?
いやこんなの周知の事実だけど、それでもこうやってずっとうまく日本を回してきてるんだからいいんだよ!というのか?
あ それ以外もあるか
知りたいです
別に勝ち負けつけるようないい争いがしたいんじゃない
無理に思想を変えろとも言わない
素直にどう思ったのか?
田中哲司の冷たい目 怖っ
「この国の民主主義は形だけでいいんだよ」
「事実かどうかは国民が決めることだ」怖っ
我らが男闘呼組高橋和也も渋かった
最近気になっていた岡山天音くんが出ていて嬉しい
あ この素敵な声は♪と思ったら、前川さんも!
もう限界なんじゃないか!?そう思った。 改ざんとか、揉み消しとか、...
もう限界なんじゃないか!?そう思った。
改ざんとか、揉み消しとか、都合の良い様に情報を操作するなんて。
映画という形で発信されていくこの姿に、微力ながらの理解と関心が湧いてきました。
発信し続ける、常に意識する。
情報に流されない時代がくるかもしれない。
全国規模で公開した各方面の努力に…
平日朝イチ上映回。
レディースデーということもあるが、客席は高齢者の皆さんでかなりの混雑。
ここ数年で起きた実際の疑惑や事件を折り込み、現内閣の闇にあらためてスポットを当てた。
そして、同時にそれを見張る大手メディアの不甲斐なさにも激を飛ばす。
確かに今、テレビは放送法や様々な利権を人質に取られ、SNSに目配せし、独立した報道としてのパフォーマンスは見る影もない。
今一度、新聞というメディアが本来の機能を取り戻そうと一人の記者が奮闘する。そして内閣府に席を置く官僚もその意識に触発されて動き出す。
「記者としての挟持」
「親としての誇り」
一人の国民として、未来へ繋ぐ世代として。
松坂桃李・本田翼といった人気俳優を起用してもなお、各方面への圧力や忖度からメディアでの紹介はほぼないこの作品が、この選挙シーズン目掛けてちゃんと全国のそれもシネコンで上映され、初週の興業成績で10位とは。
もちろんもっとたくさんの国民に見てもらいたい気持ちはあるが、まずはこの独裁政権に負けることなくここまでこぎつけたスタッフの方々に敬意を表したい。
そして作品。
やはり主人公のシム・ウンギョンの素晴らしいこと!
あえて日本語が流暢でない彼女を起用したからこそ出る、あの真っ直ぐなメッセージ。
脚本にはいろいろ言いたいこともある(ミステリとして事件の真相が明確化されていく結果、本来現実世界で取り沙汰された国家全体の問題がむしろ限定的なものに矮小化されてはいないか。今回明かされる陰謀はちょっと非現実感とエンタメ感が強くて…)が、とにかくこの内容でこのキャストでこの規模で作り上げたその事実に、★4つを差し上げたい。
この作品は、「(描かれたことが)事実か?フィクションか?」という視点ではなく、「メディアやSNSに溢れる情報を、目に見えることだけ受け止めていないか」そして「あなたは、一人の社会人として恥ずかしくない仕事をしているか」を考えさせる。
そしてそのテーマはこのあと、我々観客に投げられている。
まず、子供たちへと繋ぐ働き盛り世代がしっかり観て考えること。そして、動くこと。
まずは選挙だ。
映画 新聞記者
参議院選挙前に絶対に見るべし
安◯◯三 ◯民党政権の悪事を暴いています
タテマエはフィクション しかし これはドキュメンタリー映画
正直 怖かった 真実を知るべき
これ以上 やりたい放題 させるべきでない
久々の骨太のポリティカル・スリラー
「新聞記者」は日本映画では久々の骨太のpolitical movieだった。日本映画の秀作は人間の内面を描いているものが多くて、社会全体の問題をあつかうことは少ない。たとえば、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」は大好きな傑作だが、背景に現代社会の持っているさまざまな問題は描かれていても、社会問題が正面から描かれるわけではない。見ている人間には格差社会という日本の現実がひしひしとは伝わるわけだが、映画のテーマではない。今年一番の秀作だと思っている「愛がなんだ」や「町田君の世界」の社会性はもっともっと低い。
日本映画のレベルは決して低くはない。しかし、エンターテインメント性と社会性政治性を兼ね備えた傑作というとほとんどない。韓国映画だと、たとえば「タクシー運転手」などはその両方を兼ね備えた大傑作だ。ところが日本映画でそういう作品があるかというと、なかなか思い浮かばない。そういう意味では、この映画はその両面を兼ね備えた久々の傑作だ。よくここまで思い切って描いてくれた、良く公開にこぎつけた、メジャーな役者さんたちがよく出演してくれたと感動した。
この映画に描かれている出来事をフィクションだと思うか、現実にもありうることだと感じるかは人それぞれだが、そういう問いかけを投げつけてくれるだけでもすごいと思った。
この映画を見終わった後に爽快感はない。告発する側の一応の勝利という決着をつけることをしていない。そのあたりに、さらにこういう映画を作りにくくしている日本の政治の現実があるのかもしれない。
映画館に行って見るだけの価値のある作品
いや、素晴らしい出来の映画でした。
映画の持つ力に圧倒されました。
とはいえ、実は正直に言えば、途中いくつかのエピソードにこれでいいのか? と思わせられるところがありました。
でもその後の展開が、その疑問を洗い流し、逆にリアリティを増すという、そういう作りになっています。
見に行くかどうか迷っている人がいれば、見に行くべきだと強く言いたくなる、そんな映画でした。
ラスト、仕方ないとは思うけど
あのラストの分だけ0.5点減点。でも、それ以外は本当に自分が普段Twitterで政治に関心を持った中で違和感のあることばかり起きていた。ノンフィクションにとても近いフィクションだと感じた。
『主戦場』でも扱われていたが、悪気なくセカンドレイプする日本人には心底うんざりする。
今の日本の現実を痛切に描き出した意欲作。本当になるべく早く劇場で見てほしい。そして参院選投票しよう、特に若い人。
新聞記者
フィクションだとなっているが、ノンフィクションだと思う内容。よくこの映画が作られ公開されたと思う。
ただどういう訳なのか、新聞社での映像は素人みたいに微妙に動いているので気分が悪くなりそうだった。何故そのような撮り方をしたのか理解できない。
そして女性記者を何故韓国の女優にしたのか?演じる勇気のある方は居なかったと言う事なのか?父親の遺体に対面した時の演技には心打たれ一緒に泣きそうになったが、日本語のセリフには無理があり、違和感が残る。
終盤に向かっての盛り上がりがピークになった時に
あの終わり方、いやでも余韻が残るだろう…
この作品に、政治的な思惑が込められているのかどうかは正直どうでも良い。俳優たちの抑えた演技が胸に迫り、素晴らしかった。
余談だけど、新聞社の社内でのカメラワーク、狙いは分かるけど狙いすぎ。酔いそうだった…
邦画としては及第点。だが惜しい!
社会派の作品が好きなので、全体的な世界観、緊張感は素晴らしかった。
役者の芝居も良かったし、空撮や国会議事堂を入れ込んだカットは素晴らしい物が多くあった。
だが惜しい部分も多い、アメリカ帰りの記者という事でカタコト感があるが、ある程度物語が進んでから分かる為、最初の方は違和感が多く、話しに乗り切れない部分があった。あと、これは脚本の問題でもあるが、吉岡と杉原の二人が協力する辺りからが面白くなるので、政府が情報操作しているという描写を減らし、自殺までをもっと早くに展開して欲しかった。これは個人的な好みかもしれないが、自殺→協力→資料奪取→記事→新聞をじっくり描き、その記事が出たことで世論が動き、現政権が危うくなる所までを描いて欲しかった。その流れからのあのラストであれば、文句なく傑作だったと思う。あと、大学の軍事利用は突飛過ぎてついて行けなかったので、もう少しリアリティのある理由が欲しかった。
とは言え、作り手のこだわりや想いは十二分に込められており、一度見て欲しい。
真実を知りたい
藤井道人監督の描く映像の美しさが好きで、この映画は楽しみに見に行きました。
人と景色の映し方がほんとうに詩的で美しい。
まずは、期待していなかったのだけど、松坂桃李がめちゃいい演技だった。
表情で語るシーンが多かったのもあってとても難しい役どころだったと思いました。
もう1人の主役のシムが、猫背で低くゆっくり話す感じが鬼気迫る演技ですごすぎた。
常に心の中が葛藤と悲しみとで重く苦しい時間でした。
松坂桃李とシムが接点を持ち始めたところから息が苦しかったずっと。
ラストシーンが映像の美しさと、松坂桃李がどっちなんだというのと、シムが何かを察知したのと、「ごめん」の意味をどっちに取るかで見る人によるところが大きい。
私は、彼も真実に目を背ける方を選んだのかと捉えました。
産まれたばかりの子供と奥さんのために。
内調の情報工作が怖すぎです。
カタカタとSNSに拡散されてゆく様が恐ろしすぎて、もはや映画だからという目では見られません。
現実にも真実を知りたいと思いました。
もう一度、観て見ようと思っています。
映画の力を感じる素晴らしい作品
普通の一般人はメディアを通して知る情報が全てだし、情報が全て正しいわけじゃないことも理解しています。それでも、国が、テレビが、大手メディアが、大勢が発した言葉を7割型信用して受け止めてしまう。というか、情報の信憑性を都度確認する程、興味が無い。
そんな日々なんとなく暮らしている私に、この作品がガツンと「もしかしてこうかもしれないこと」を提示してくれました。本当のことなんて分からないからこそ、一つの可能性を知っておくことが必要なのかもしれないなと感じました。
家族がいるから信念のまま行動することに葛藤する杉原、守るものがないから信念のままガムシャラに正義を叫びたがる吉岡、家族がいても自ら死を選んでしまった神崎。この3人が選択する行動は理解できるけど、理解できない。流れに身を任せてしまえばラクなのにとも思う。それくらい、苦しそうでした。
この作品は答えを出して終わるわけじゃないし、メディア・官僚、そして国のどれが正しいとか悪いと言ってるわけじゃない。一見すると情報コントロールする国が悪者にも思えるけど、国の平穏を保つ事が目的だし、現に当事者以外は平和に暮らせてるんだから、悪いとも言い切れない。
だからこそ、ズシンと来ます。
観て良かった。日本でもこういった作品が制作されて、公開されることが嬉しいです。
胡散臭い日本が見れる
ほぼこれは真実ではないか。
よくぞ作ってくれた‼️
久しぶりに映画らしい【日本映画】を見た。
出演俳優の方々全て
そしてスタッフの方々全てに
感謝と拍手喝采しかない‼️
客席は満席とまでは言わないまでも、ほぼ埋まっていた。
ヤクザ以上に極悪な政治屋に国民はウンザリなのだ。
【日本の民主主義は形だけでいいんだ】
だから、丸山穂高のスケベ政治屋がアホんだらな発言をするのも大いに頷けた。
近年稀にみるクソプロパガンダ映画
右にも左も誰も得せず、日本政治に分断だけを残すクソ映画。
一言でいえば、「反アベで固まった左翼年寄り達の内輪映画」。
むしろこれを参考にすれば、少しはまともな政治映画が作ることができるのではないかと思い、長文で以下言いたいこと。
▼すごーい巨悪として内調が描かれていますが、現実は数も規模も少ない組織。少し調べればわかるのに、あまりにも取材不足。官僚がツイッターで人海戦術?そもそも若者がネトウヨ化して政権擁護のツイートしている現実にまず向き合ってください。海外の政治ドラマってそこをリアルに描くからこそ、勉強になるし、説得力があるんですよ。
▼そもそも、善悪の二項対立で政治・社会映画を書くことが間違い。現実は、正義にも悪があり、その逆もしかり。一見してまともな組織として内調を描いたほうが、はるかに怖みが増したはずです。悲しいかな、映画では「ぼくのかんがえたあくのそしき」でした。
▼現実の事件を勝手に解釈するのは結構ですが、人が死んでいる事件を都合よく利用するのは、関係者に失礼ですよね。
▼身内しか信じない公安警察が外務官僚を重要任務に使っている違和感。いや、こんなんやられたら、出向元の外務省激おこだろ。
▼メディア側への批判が不足しています。記者クラブの話は?消費税8%据え置きだよね?そもそも現実のスキャンダルを追い込めないメディアの力不足を描かなければ、まったく意味ないです。
▼落ちが荒唐無稽です。相手に知られているからこそ抑止力を発揮する生物化学兵器をこっそりって。。そもそもオウム事件を知っている国民が許すはずないし、国際社会の厳しい目がある中で、政権は何故生化学兵器を導入するの?そこが描けていない。現実はもっとしょうもない理由のために国民の税が使われているんですよ。。
▼そもそもこの時期の公開って、ただの選挙活動ですよね。観客も動員されているお年寄りだらけでした。
現政権はクソですが、こんな連中が野党側を固めている限り、政権交代なんて永遠とないなぁと思った映画でした。
で、この映画作るのにあたって「圧力」ってやつはあってのですか??
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