「弱さではなく強さの自殺」新聞記者 カメさんの映画レビュー(感想・評価)
弱さではなく強さの自殺
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個人評価:3.5
社会派映画だとは思うが、真相がウィルス兵器なのでリアリティは薄く、よくあるエンタメ系サスペンス映画になっているのが残念。
正義と真実を追う記者と、エリート官僚の正義と人間の弱さの葛藤を対比させ描く。いい作品ではあったが、日本アカデミー作品賞を取る程の、深みのある内容とテーマでは無いと感じる。もう少し自殺をした真意。家族を捨て死んでいく事への理由。弱さではなく、正義への強さ、人間らしさを守り死んでいく価値観を掘り下げてほしかった。
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