機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイのレビュー・感想・評価
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クェスという棘を抱えて生きている感
『逆襲のシャア』クェスとの邂逅と別れが、ハサウェイにとって未だ抜けない棘になっていて、それを抱えて生きている、というのがよく理解できた。
だがそれは、彼にとってのマイナスではなく、前進していく原動力になっている。
人の貫こうとする正義には抜けや漏れがあって、決して万民に受け入れられるものではない、ということが明快に描かれていて秀逸だ。
そのほか特筆すべきは、怪物サイズのモビルスーツから逃げ惑う市民、単なるメカのカッコ良さだけでない、その巨体の動き一つで死んでしまう者がいる、ということがちゃんと可視化されていたこと。
単なる子ども向けテレビアニメではなく、立体感のある視点、価値観が感じられた。UCで、ジオンの残党狩り、ロニの怨讐のエピソードを思い出した。
洗練された絵柄、描き込まれたメカ、アニメ表現の向上による多彩で臨場感のある本作は、その見栄えより何より、きちんと人の心の動きが描かれている作品だった。
今後の展開を期待したい。
ファースト世代にはいまいちかもしれないが、今の若い世代には人気ありそうなアニメ
古いガンダムのしがらみをとって、新しいガンダムを作ってるなーという印象。
新規のガンダムファンを作り上げるんじゃないかなと思います。
何回か映画館に見に行ったけど、音楽、映像が凄く相乗効果があって、何回も見に行ってしまった。
多分見る人の好みで賛否両論が分かれます。
少なくとも私には、凄く良かった!
DVDで見るよりは、映画館の方が映像に深みがあります。
DVDとかオンラインで見ると、映像が薄く感じるかも。
でも、MS戦の迫力と、リアル感、不安を煽ったりカッコよさを強める音楽の絶妙な感じがいいです。
2部3部出ると思うので、1部で盛り上げまくっているのであとの作品へのプレッシャーは高そう。
次にも期待してます。
映像◯ 内容△ 音楽✖︎
映画の評価としては普通の映画よりマシということで3です。
ここ最近のガンダムでは一番好きかもしれません。gレコは富野御大が映画で大分立て直しましたが、tv版一、二話がつまらな過ぎて好きになれません。また、ucに関しては文句を言うのも馬鹿らしい。the originはシャアの解釈などこれも文句を言うのも馬鹿らしい。そうなるとこの閃光のハサウェイという映画は一番好きな作品でしょう。
映像はかなり綺麗で私の好みでした。細田監督や新海監督のような派手さがなくとても印象がいいです。最後のペネロペーとクシィーの戦闘シーンの爆発は残念でしたが、その他の映像は3dと絵の境がわからないレベルです。少なくとも1回劇場で見た時は3dを使ったシーンに結構気がつかなかった。このような映像美は押井守の作品のようでとても好きです。
しかしこの映画は押井守作品ほど構図がカッコよく感じませんでした。また、富野監督の過去の作品のバトルシーンと比べてもスピード感に圧倒される感じがなかった。
宇宙での映像や動き、緊迫感が良いだけに残念に感じた。
話の内容は三部作の一作目ということもあり、面白くないです。
そもそも宇宙世紀ガンダムという作品全体に言えることですが、面白さより深みとか社会性、リアリルぽさが重要視されていると思います。つまり、分かり易さは二の次なわけです。どんな名作でも面白さという点に置いては、評価が低いことがあるので気にしないでいいでしょう。この映画はジェガンが消化活動したり、機銃座が付いていたりと世界観を見せてくてるのでその辺を評価して△としました。あと一般市民の生活や環境も描いてましたね。
最後に音楽ですが、これがひどいと感じてしまった。
メッサーの登場シーンなんか特に酷い。BGMは音でかいし、合わないしで見ている最中「急にどうしたw」と心の中で思っていました。
あとは最後の戦闘シートのガウマン救出後のBGMも気に入りませんでした。
でも、冒頭のは良かったと思います。
BGMが気に入らないので❌です。
最後に
総評としては3ですがそれなりに好きな作品です。雰囲気的に押井守ぽさあが10%ほど入っている気がして「なんか宇宙世紀ガンダムなのに新しい雰囲気でてるなー」って感じられました。ガンダムはもう面白いとか、つまらないとか関係なく新しいことをしていきましょう。というのが僕の考えだったので結構好きになれました。
ucみたいに分かりやすさに囚われてニュータイプを定義したり、最終回でツヨツヨMSのお祭り騒ぎにならなそうなので安心できます。
注意ご自宅のtvでこの映画を鑑賞をお考えの方へ
私は有機eltvでこれを見ましたが、どうも画質が悪かった。しかし、映像モードを変えた途端画質が物お凄く良くなった。具体的には変な粒みたいなのがなくり、線が綺麗に出るようになりました。皆さんも違和感があったら明るさを上げたり、映像モードをいじりましょう。
もんのすごい映像!
と知能指数の低い台詞回し。富野監督に憧れた中二病がそのまま大人になって、上っ面だけ真似る馬鹿馬鹿しさ。薄いストーリー、一貫しないキャラ、どっかで見たことのあるキャラ。その上で文句無く今までのガンダムで1番凄い映像。2.3と観ますよ!
ギギが美しかった!!
初めに出て来たギギが美しく、心を奪われました。古い原作ですが、貧富の差が増大し、搾取と監視が横行する現代の方がアピールできる作品になれるのではと思います。内容は退屈で、やはりガンダムだなあと思いました。マフティーって何ぞ。台詞のやり取りは往年の田中芳樹の方が、歴史や政治批判もあって面白いと思います。戦闘もワクワクしませんでした。グラフィックが美しいので、TVアニメレベルの作品が溢れている近年の劇場では珍しい映画だと思いますが、映画としては一般向けではないし、つまらないです。
レビューに対するレビュー
レビュー眺めててガンダムという作品は本当に賛否がくっきり分かれる文学作品のような感性で人を選ぶシリーズだなとにやけてしまいます。
元々、ガンダムは文脈や行間を想像して楽しむ作品と思っています。
なので人によって感想が真逆なのも当然かも知れません。
文脈や行間を説明されないものを作品として見れなければそれまでです。
例えば、ミステリアスヒロインであるギギの心情は表情とセリフだけで推し量るにはあまるものがあります。
好意で動いてるのか、好奇心で動いているのか、たぶらかしているのか、気まぐれなのか、達観しているのか、
どれかは当てはまるのか、どれも当てはまるのか、どれも違うかも知れません。
初代ガンダムのランバラルとハモンも映像作中だけでは当時明確に関係性を言及されていませんでした。
内縁の夫婦という現実にいても事情を想像し難い関係性が、初代ガンダムでもセリフで説明するような野暮さは見せずに、行間を想像させるように当時の子供達に見せていたのです。
それを面白いと感じるかどうかはその人の感性だと思います。
ハサウェイのパーソナリティは
無重力でカクテルがこうなるのかとか、SF好きなら眼を見張る細かい芸が多彩です。
中盤はパニック映画ですね。街からのMS戦をここまで魅せるのはガンダムシリーズで他にあったでしょうか。
モビルスーツから眺めた街の光景がエゲツないですね。日常のシーンも含めて、高級感が楽しいです。
映像に関してはサンライズやるじゃねーかって感じです。
富野語はこれくらいの間で喋ってれば不自然さがないですね。表情もしっかりついてるから、味が活きるというか。
脚本は富野で上手い人が制作すればここまで喰い付いて観れるドラマになるんですね。
とりあえず完璧な第一部でしたが、結局ハサウェイは何がしたいのか、どんなパーソナリティなのか、何を僕達に投げかけるのかはこれからですね。
ずいぶんモダンになった
映画館で観そびれ、Netflixで視聴しました。
小説も読んでいないし、平成ガンダムしか観たことないのですが、いままでのガンダムと一線を画してるのは言うまでもなく、ガンダム興味なくても観れる作品になってるんじゃないかなと思います。
ニュータイプについては過去作品知らないと理解できないかもしれないけど、今までの作品の少年兵が世界変えちゃってきたガンダムアニメってよりキャラデザも洗練されてるしギギや大佐との駆け引きもオシャレにすら感じた。
ガンダム作品というにはまだまだ機体出てきてないので続編に期待だけど、この後ハサウェイがどう仕掛けていって最後を迎えるのか楽しみになりました。
戦闘シーンに関して言えばもっとガンダム見せて!と思ってるうちに終わってしまったので確かに見づらさはあった。
しかし何故かハマって既に3回視聴...なので美女に振り回されたい人には良いかと笑
コアなガンダムファンからしてみたらこんなの違う!ってなるのかな?
これぞ富野さんらしい作品
初見ではなかなか理解できない作品、そして原作者の富野さんらしいモビルスーツをあまり出さず人間同士の話をメインに話し方も癖のある初代ガンダムらしい言い回し。ただ単にガンダム作品が気になって観たって人には共感しがたい作品かもしれない。
原作もこれから読んでみて残りの二部作に備えたい
わかりにくい見づらい
小説は読まずに観賞
全体的に画面が暗く、見づらい印象。
ストーリーのわかりにくさはいつものことなので全然問題ないが、
ガンダムの姿も、どこまで隠すつもりなのか演出意図がわからない。
コンテナからガンダムが出た瞬間に
『かっこいいー!』って思えるものだと見ていたが、そのまま戦闘シーンに流れこみ、
正直、姿がハッキリとわからないままペーネロペーを倒してしまった。
迫力ある戦闘シーンではあったが、コックピット目線が多くて状況がつかみにくいのも難点
もっとハッキリとガンダム同士の戦闘シーンを楽しみたかったなと思った。
ハサウェイ新戦に立つ!!
アムロとシャアの最後の戦い、“第二次ネオ・ジオン戦争”を描いた『~逆襲のシャア』。
その12年後の世界を舞台にした富野由悠季による小説を3部作で映画化するプロジェクトの、第1作目。
パラレルワールド的に今も派生シリーズが作り続けられる『ガンダム』。
本作は“ファースト”から続く、所謂“U.C.=宇宙世紀”。
U.C.0105。主人公は、ブライト・ノアの息子、ハサウェイ・ノア。“第二次ネオ・ジオン戦争”でシャアの理想とアムロの意志を目撃した彼が、それらを受け継ぎ、新たな戦い、新たな出会い…。
一応の“宇宙世紀モノ”。『逆襲のシャア』も見てるし。
『THE ORIGIN』みたいに面白く見れるかと思ったら、
序盤の富野節には一苦労。
説明的な描写もほとんどナシ。小難しい台詞が続く。
考えてみれば、『逆襲のシャア』は何度か見てるけど、しっかりはっきりと理解はしていないんだよね…。
マフティーって? マンハンターって?
序盤はポンポン飛び出す用語にKO寸前。
でも、徐々に分かっていった。
マンハンターは、強制的に民間人を宇宙へ連行する地球連邦政府の非人道的な“人狩り”政策。
マフティーは、それに対する反政府運動で、連邦政府高官暗殺という過激手段で抵抗。
マフティーのリーダーは、マフティー・ナビーユ・エリン。実は彼こそ、ハサウェイ。
マフティーを騙るハイジャック事件に巻き込まれ、謎の美少女ギギと出会う。
マフティー殲滅部隊司令として新任したケネス大佐とも出会う。
ドラマを動かすであろう3人が出会い、やっと話的にも面白くなってきた。
だって、ハサウェイって『逆襲のシャア』の時、あんまり印象残って無いんだよね…。強いて言えば、“ファースト”のアムロみたいな面倒臭い感じだったような…?? それが本作では、『逆襲のシャア』のアムロのようにリーダータイプになっている。
ケネスは生粋の軍人。陽気で、漢気のある性格。当初ハサウェイとマフティーを同一人物と思っておらず、ハサウェイに好印象持っていたが…。
容姿端麗、不思議な性格、思った事も素直に口にするギギ。2人に気があるような素振りを見せたり、何かシリアスな面も見せたり、その一方でテロに巻き込まれ怯えたり…その動向から目が離せない存在。彼女は果たして、“女神”か…?
これまでの“宇宙世紀”は戦争がメインだったが、本作は悪政vsテロ。
開幕のハイジャック、マフティーによるダバオ襲撃…。
特にダバオ襲撃シーンがアニメーションながらテロリズムの恐ろしさを十二分に活写している。
その最中、本来の意に反してギギを助ける。
仲間の一人が連邦軍の捕虜に。
ケネスとも一旦別れ、マフティーとして仲間の元へ。捕虜救出に向かう。
ケネスもハサウェイ=マフティーという事に気付き、彼らの秘密基地がある場所へ。
ハサウェイもモビルスーツに乗り込み、クライマックスは捕虜救出と連邦軍のモビルスーツとのバトル。
ここはさすがの迫力!
ハサウェイ率いるマフティーvsケネス率いる“キルケー”。
本格的第一回戦。勝利の女神=ギギが微笑んだのは…?
次作『サン オブ ブライト』へ続く!
今後の2作に期待が持てる導入!
映像美、細部へのこだわりは、まちがいなくトップレベル。
原作を読んでないのでわからないけど、ストーリー展開がやや遅いと感じた。だって、後半に期待が高まるような映画の作り方にすればするほど、オチが期待の応えられるような内容になるのか気になるから。
個人的には、Zガンダムのようなスタイリッシュな感じが好きなので、クシィガンダムとかペーネロペーは、色んな物がくっつきすぎててカッコよく感じない。
ただただ退屈で苦痛な作品
ガンダム観てこんなに退屈で苦痛に感じた作品は初めてでした。
思わせぶりで回りくどい台詞の応酬で、物語を追うことが全くできませんでした。
(ニュータイプなら理解できたのかな?ただただ私の頭が悪いのかな?きっとそうだ!)
クライマックスのMS戦も夜間の戦闘なので、絵が全く見えず思いっきり興をそがれました。
しかもそのMSのデザインが、思いっきり「ひでぇ!」のなんの!
総じて全く楽しめない、ただただ退屈で苦痛な作品でした。
何部作かあるようですけれど、最初がコレでは続きを観ようとは思いませんね。
ガンダムはもう絞るだけ絞り切って、絞りカスしか残っていないジャンルなのかな?
これ映画館で観ていれば、確実に一時間半ちょっとも続く拷問でしたね。
観ようとは思いませんでしたけれど。
高評価レビュワーのみなさん、ボロカスのけちょんけちょんに書いてごめんなさい…
何もかもわかりにくい
絵のクオリティはすごかった。
あの絵が動くとか感動ものだったな。
近頃流行りの絵とはだいぶ違ってかっこいい。
ところで、逆襲のシャアでも感じた事だけど、作り手側は
見る側伝えようという意思がないんだと言うことがわかった。
思わせぶりなセリフや回りくどいセリフから読み取るには
会話のセリフでさらっと流されても追いつける人が居るのか疑問。
意味が分からなくてネタバレのあらすじを見ながら同時進行で
鑑賞したが、それでもすっきりしなかった。
特に冒頭でハサウェイがマフティのリーダーであるとか全く
読み取れず、あらすじを読みながらエエっ?と驚いてしまった。
どこにそれを思わせるセリフがあったのだろう?みんなあれで
理解しているのか疑問だった。
また、ハサウェイを迎えに来た仲間が市街戦をやるけど
あれも全くの理解不能だった。迎えに行くだけに何故
市街戦をしなきゃならないのか?
多くの市民を巻き込んでもハサウェイがマフティのリーダーである事を
隠さなきゃならないのであれば、到底ハサウェイに感情移入は出来ないな。
たちの悪いテロリストなんらかわらん。
まあ、続編があるらしいのでそこからどう変わるか、現段階で
評価付けるのもなんなんだが、1本の映画ということで評価するならば
決して高いとは言えないと思った。
レビュー
シリーズ完全初見で鑑賞。
綺麗な映像に加え、人間とガンダムの規模感がはっきり分かるアングルに感動しました✨
ただ、前後の話が分かるとよりカタルシスを感じられるだろうなぁと😇
続編も配信されれば観るかなぁ🦊
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