「ライト層のきっかけには充分」Fukushima 50 Ka NAさんの映画レビュー(感想・評価)
ライト層のきっかけには充分
大前提として、
テーマがテーマだけに、
観る人の考え方によって印象が大きく変わる映画だと思いました。
ヒーロー物語的な印象は否めません。
映画ですから。
現場は団結して決死の戦い、
官邸は無能でマヌケ、
本店はいちいち邪魔、
徹底して、そんな描き方です。
勿論、原発で戦った方々が命をかけたことは事実であり、恐ろしい。私にすれば頭が下がるばかりです。
これがどう、ではなく、
この映画をきっかけに、
原発社会や原発に従事している人間に
考えを巡らせるきっかけになればいいのではないでしょうか。
現に、この映画を観てから、
原発事故関連の本を3冊は読みました。
コロナ禍でなければ、もっとたくさんの人が観る作品だったはず。
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