「「フクシマ50」の映画」Fukushima 50 ムハタスさんの映画レビュー(感想・評価)
「フクシマ50」の映画
震災自体よりも福一を巡る東電の人々のドラマにフォーカスしたような映画。ああいった危機的な状況になった職場で、放棄せず危険な現場に行くことは、かなりの勇気が要る。この映画はそういった部分が推されている。
震災のリアルな描写、社会風刺的なものが見たい人はあまり期待しない方がいい。しかし、感動系映画としては良い出来だと思う。実際、ボロ泣きしてしまった。
タイトルの由来を寡聞にして知らなかったが、海外メディア発信とのこと。そのことから、海外向けのメッセージ性を高めてるのか知らないが、妙に白けてしまった。
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Takasiさんのコメント
2020年3月10日
しかし、震災のリアルな描写なくして、東日本大震災の映画と言えるでしょうか。人が亡くなるシーンすらないんです、最後の病死以外は。
大震災を風化させない!って言うなら、後世にも正確に伝える映画にすべきだと思うんです、津波そのものの惨さ、恐ろしさを。